アップデートが終わらない

先日、とある学校へ上司ちゅん氏と外勤をしました。パソコン教室のパソコンにプリンタードライバをインストールして、使用できるようにするためでした。

現場に到着し、上司ちゅん氏がプリンターにIPアドレスの登録を開始しました。
今回のプリンターは本体に液晶パネルが付いていて、そこを見ながら設定するタイプではありませんでした。メーカーから設定ソフトウェアが配布されており、まずはそのソフトウェアをパソコンへインストールすることが必要なタイプでありました。設定ソフトウェアをインストールし、パソコンとプリンターをLANケーブルでつなぎます。すると、ソフトウェアの画面にプリンターが表示され、選択すると設定画面が表示されました。いろいろな設定項目が並んでいます。内容は自分にはよくわかりませんでしたが、上司ちゅん氏は「サササッ」と設定していきます。さすがです。今回は二台が配置になりましたので、もう一台の設定にうつりました。こちらもあっという間に終わりました。

プリンターの設定が終わりましたので、パソコンにプリンターの登録行います。
まず、パソコンの設定が崩れないようにするソフトウェアの解除を行いました。この解除を行わなければ、パソコンの再起動が行われた後には、事前に登録を行った時点まで戻ってしまうためです。解除の司令を管理端末から送り、全てのパソコンが一斉に再起動を開始しました。
全てのパソコンの画面を見てみますと「Windowsの準備をしています」の青い画面が表示されています。
しかし、その画面が、しばらく経っても変化がありません。丸がクルクル回っています。「アップデートの適用か何かで時間がかかっているのかな?」と思い、さらに待ってみます。やはり、その画面のままです。

結局、再起動が終わりデスクトップの画面が出るまでに「数時間」を要しました。その間に一度帰社し、所用を済ませ、再び学校へ。プリンターの設定を行い、帰社となりました。

再起動に時間がかかった理由は不明ですが、なんとか設定が完了した出来事でした。

準備中の画面
よく見る画面ですが、普通は短時間で終わる画面ですよね・・・。

(投稿者:ふろんと)

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NTPサーバの怪

ども。
先週日曜のあわびの里フェスティバルで後片付けを張り切りすぎて、体へのダメージが大きい担当ちゅんです。筋肉痛です。

行政の職場では、すごく専門的なシステム(ソフトウェア)が利用される場面があります。本日はそうしたシステムのうちの一つが「起動できなくなった」と問い合わせを受けました。

実は、思い当たる節がありました。当町のネットワークは先日から「強靭」なセキュリティ対策が行われるようになり、外部への不用意な通信は一切できなくなりました。外部との通信が必要なシステムがある場合は事前にフィルタ除外の手続きをしなければならない、と。昨今の情報セキュリティを取り巻く環境からすれば当たり前のことではありますが、やはり利便性が大きく低下している点は否めません。
で、そのシステムが起動しない理由が、おそらく起動時に外部のサーバに何らかのアクセスをする仕様で、それが失敗することでシステムの起動ができないものではないかと仮定したのです。

これがまさにビンゴでした。そのシステムは起動時にNTPサーバ(時刻合わせ用のタイムサーバ)にアクセスして、PC内部の時刻を正確なものに同期する動きをするようです。
早速業者さんと連絡をとり、実際にどのIPアドレスに通信をしているのかを調べてもらいます。これさえわかれば、「このPCからこのIPアドレスに対してのみ通信を許可する」という設定が可能となります。
・・・しかし、その回答は驚きでした。「システムを起動するたびに違うIPアドレスに通信しようとしています」。

そんなことってあるのかな?と思いながら、システムの開発元に問い合わせました。すると、システムで利用しているNTPは「pool.ntp.org」であると判明。何やら、URLがすでにあれですね。
調べてみると、このサービスは世界中にあるNTPサーバが登録されていて、上記URLにアクセスすると登録済みのNTPサーバの中から1つがランダムで選択されて接続されるという動きをするようです。とても便利なサービスですし画期的なものなんですが、我々のようなセキュリティ対策をしている人間にとっては困ってしまう動きです。

結局、ネットワーク的には対策の方法が無く、システム側で調整をしてNTPサーバを確認しない方法にすることで一件落着となりました。
それにしても、上記サービスはボランティアで運用されているようですが、セキュリティ的には大丈夫なのか、少し不安です。今回、これがブロックできたということは、それだけ強靭性の高いセキュリティ対策が行われているという証拠かもしれませんね。

NTP POOL PROJECT
間違いなく便利なサービスだと思いますが・・・

(投稿者:ちゅん)

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変換ケーブル

近日、取り組んでおります業務、ISDNモデムについて。
標準では、RS-232C接続で使用する物ですが、用意したノートパソコンにはポートがありませんでした。しかし、RS-232CポートをUSBポートへ変換するアイテムがあることが調査の結果わかりました。

翌日、前回の投稿を見た隣席の上司ちゅん氏から、「そのアイテム、あるよ!」と声をかけられました。しばらく待っていると、上司ちゅん氏は、自分の「宝箱」から自分の欲しかったアイテムを取り出しました。
「それです。それ!」思わず声が出ました。
その時の上司ちゅん氏の宝箱は、「○ラえもんの○次元ポケット」に思えました。取り出した時、某、有名な効果音が聞こえた気がしました。
某所の現場で使用されていない物を「担当職員の許可を得て」持ってきていたそうです。助かります!

さっそく、接続!
といきたいところですが、本庁舎の部門ではなく出先の部署であるため、日をあらためて接続にトライすることとしました。

ここで、さらなる疑問が・・・。
このアイテムの接続には、インストールするドライバが必要になるのかな?
モデムのドライバは、RS-232C接続用のもので良いのかな?

さらに研究が必要な案件となりました・・・。

変換ケーブル
身近にありました、変換ケーブル・・・。
(投稿者:ふろんと)

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第2世代テレビ会議システム稼働

ども。
しつこいようですが、週末はあわびの里フェスティバルをよろしくお願いします。担当ちゅんです。

先日、当ブログでそれとなく話題とした新しいテレビ会議システムですが、正式に「第2世代テレビ会議システム」と呼ぶことにしました。最近、こういう呼び名が流行っているので便乗してみます。
業務の合間で少しずつ構築を進め、本日ようやく全ての拠点に配備となり、本格稼働をスタートさせました。

システムの概要は前回の記事にも書いたとおり、Microsoft Skypeを使ってのビデオチャット。PCを大型テレビにHDMIで接続して、マイクとカメラは第1世代のものを流用したことで、更新経費を0円に抑えることに成功しました。本物のテレビ会議システムは今でも数十万するものがざらですが、我が社的には「安価なものこそが正義」の精神で、かつ「安かろう悪かろう」は許されないというのがスローガン。今回のリプレイスはそれをまさに地で行くものだと自負しております。

さて、システム構築自体は何の問題もなくスムーズにいったのですが、問題はシステムを現場に配備しなければならない点にありました。構築のため役場にテレビを集めてしまったのですが、これを実際に利用する拠点まで運搬する術を考えておりませんでした。
テレビはキャスター付きの台に乗っていますが、大きさ的に車に積むのは難しそうです。
・・・仕方がありません。覚悟を決めて、隣席ふろんと氏と2人で直接運ぶことに。キャスターがついているので簡単に動かせますが、屋外をテレビが移動する光景に、道行く人の視線が痛いです。想像以上に振動もあり、下手をすればせっかくのシステムが稼働前に壊れるリスクを抱えながらも、何とか目的地まで運搬完了。正直、これが一番大変でした。

今回、第1世代運用時の教訓「簡単に使えなければ使われない」を考慮して、なるべく設置はスムーズに、操作は簡単にするよう工夫したつもりです。これを有効活用してもらう日が来ることを楽しみにしています。

エレベーター
最大の難関と思われた某施設のエレベーターもクリアし、一安心しました。

(投稿者:ちゅん)

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RS-232C接続

先日のISDNモデム。調べてみますと、「仕様」の欄の「インターフェイス」に「RS-232C」と記載がありました。パソコンとは「RS-232C」ポートで接続するモデムのようです。

「RS-232C」。
懐かしい響きです。自分の若き頃、今では知らない人はいないと言っても過言ではない「インターネット」という物はなく、「パソコン通信」を一部の方が利用していました。接続料金は今のような定額制ではなく、「一分いくら」や「月○時間まで○円」の料金体系。合わせて、接続センターまでの「電話料金」が別に必要な世界でした。接続センターが市外になると電話料も市外料金となり、お高いものでした。通信切断を忘れ、放っておくと大変なことに・・・。
共感してくださる方がいれば幸いです。

当時、パソコンとモデムを接続する手段は「RS-232C」が一般的でありました。以前は「当たり前」にパソコンに搭載されていたもの。今では非搭載が当たり前ですね。やはり「USB」の登場が大きいですね。こんな便利なポートが生まれてしまっては、他のポートが消えてしまっても仕方がない気がします。同じシリアル転送(通信)なのですがね・・・。

さて、困りました。今回用意したパソコンには、RS-232Cのポートはありません。
しかし、そこに救世主の「アイテム」が。RS-232CのポートをUSBポートに「変換」するアイテムがあるそうです。古きと新しきを「つなぐ」アイテム。世の中には「需要」があるようです。

少し、光が見えた出来事でした。

ノートパソコンの後ろ
こちらのパソコンは、9ピンと25ピンが搭載されているモデルなのですが・・・。

(投稿者:ふろんと)

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