RS-232C接続

先日のISDNモデム。調べてみますと、「仕様」の欄の「インターフェイス」に「RS-232C」と記載がありました。パソコンとは「RS-232C」ポートで接続するモデムのようです。

「RS-232C」。
懐かしい響きです。自分の若き頃、今では知らない人はいないと言っても過言ではない「インターネット」という物はなく、「パソコン通信」を一部の方が利用していました。接続料金は今のような定額制ではなく、「一分いくら」や「月○時間まで○円」の料金体系。合わせて、接続センターまでの「電話料金」が別に必要な世界でした。接続センターが市外になると電話料も市外料金となり、お高いものでした。通信切断を忘れ、放っておくと大変なことに・・・。
共感してくださる方がいれば幸いです。

当時、パソコンとモデムを接続する手段は「RS-232C」が一般的でありました。以前は「当たり前」にパソコンに搭載されていたもの。今では非搭載が当たり前ですね。やはり「USB」の登場が大きいですね。こんな便利なポートが生まれてしまっては、他のポートが消えてしまっても仕方がない気がします。同じシリアル転送(通信)なのですがね・・・。

さて、困りました。今回用意したパソコンには、RS-232Cのポートはありません。
しかし、そこに救世主の「アイテム」が。RS-232CのポートをUSBポートに「変換」するアイテムがあるそうです。古きと新しきを「つなぐ」アイテム。世の中には「需要」があるようです。

少し、光が見えた出来事でした。

ノートパソコンの後ろ
こちらのパソコンは、9ピンと25ピンが搭載されているモデルなのですが・・・。

(投稿者:ふろんと)

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新規採用職員向けセキュリティ研修

ども。
今週末は熊石あわびの里フェスティバルが開催されます。私はステージイベント担当で司会者をやりますので、ぜひお越しください。担当ちゅんです。

昨日、情報セキュリティ対策の一環で、この春に採用となった職員を対象に研修を実施しました。人事部門が主催している新規採用職員向け研修の中に情報セキュリティの時間を設けていただき、およそ50分間、早口ではありましたが基本的な事項を説明しました。

情報セキュリティを取り巻く情勢としては、ちょうど「WannaCrypt」と呼ばれるランサムウェアが猛威を振るっているところであり、ニュースなどでも大きく報道されているところです。当町の情報セキュリティ対策とは比べ物にならないくらい高度であるはずの大企業でさえ被害が発生しているという状況にあり、研修会の冒頭にはこの事案に触れながら、情報セキュリティの重要性を説明。端的に言えば「怪しいメールは開かないで!」という話ではあるのですが、今回はこれを説明するときに「なぜ?」の部分に余計な説明する必要がありませんでした。そのくらい、脅威はすぐそこまで迫っているということです。

研修の中では「当たり前だと思うかもしれないけど、その当たり前なことをしっかりやってほしい」と何度も呼びかけました。その言葉は、新規採用職員の皆さんにはどのように届いたのかわかりませんが、実は自分自身に対する言葉でもあります。長く職場にいて、日々同じような仕事を繰り返しているうちに、疎かになってしまうことってあります。自分こそ、新規採用職員と同じような気持ちで、日々業務にあたらなければならないと気持ちを新たにするよいきっかけとなりました。

・・・さて、冒頭のあわびの里フェスティバルの話題に戻ります。どうやら週間天気予報によると週末の天気は良さそうです。私はこれまでずっと実行委員として運営側で携わってきていますが、一度でいいから一般のお客さんとして参加してみたいというのが夢です。そのくらい、ご来場者の皆さんは楽しそうですし、なにより、あわびが美味しそうです。もし週末のご予定がまだ決まっていないようでしたら、ぜひ「熊石」にお越しください!

あわびの里フェスティバル

会場でお待ちしております!

(投稿者:ちゅん)

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ISDNモデム

先日、特別な業務に使用していたパソコンが、この度のセキュリティ強化対策により、情報系ネットワークから抜けることになりました。
そのパソコンでは、特定の業務を複数行っていたのですが、個人番号を利用するシステムをそのままそのパソコンで行い、その他の業務を別なパソコンで行うこととしました。
それにともない、別なパソコンにその他の業務システムをインストールすることとなりました。

その他の業務の中に他の団体とデータのやり取りを行う業務がありました。「伝送システム」と呼ばれるもので、その業務用のソフトウェアをインストールしなければならなくなりました。
インストールを行うためにCD-ROMをセット。セットアップファイルを起動します。そしてインストールが開始されました。しかし、途中でエラーが発生しプログラムが強制終了となりました。「?マーク」が浮かびます。CD-ROM内の注意書きを読みます。エラーになった理由がわかりました。対応OSが「WindowsVista」まででした・・・。CD-ROMがこれしか無いとのことでしたので、職員の方に団体へ問合せをしてもらいました。回答は、Windows7までは対応しているとのこと。残念です。用意したパソコンはWindows10でした。取り急ぎWindows7モデルを準備。インストールを開始します。無事にインストールできました。良かった、良かった。
インストールが終わり、ひと安心。職員の方に伝え、一連の作業を終えました。

数日後、職員の方から電話がありました。内容は「伝送」できないとのことでした。自分の確認不足もありますが、ソフトウェアをインストールすれば伝送作業を行えるものと考えていました。
職員の方に状態を確認します。伝送ソフトウェアで送信に使用する機器を選択するメニューがあり、そこに「機器の名前が無い」とのことでした。使用している機器を聞いて驚きでした。「ISDNモデム」で行っているとのことでした。
対応に不安がありましたので、職員の方にお願いして、時間をいただくことに・・・。

職員の方には申し訳ありませんが、持ち越しとなった事案でした。

驚き
職員の方から聞いたとき、ビックリしました。
(投稿者:ふろんと)

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カメラのトラブル

ども。
このところ春とは思えない寒さが続いていて、どうも気分が滅入ってしまう担当ちゅんです。

肌寒い天候だからでしょうか。本日は出先部署でのネットワーク機器トラブルが多発する一日となり、午後からは急遽外勤となりました。

そんな中で、とある部署に設置している屋外のネットワークカメラが映像を送ってこなくなってしまったため、現場を確認することに。出発前、職場のデスクから事前に分かる範囲で原因を探ってみましたが、カメラの直前に設置しているルータまでは正常に通信できており、そのルータ配下に置いているカメラのみがPINGも返さない状況でした。カメラが不調になると「もしかしたら盗難にあったのではないか?」と毎回心配になるのですが、今回も本気で心配してしまいました。

現場に到着してまず一言「よし、あったぞ!」。車の運転席で隣席ふろんと氏が「当たり前でしょ」と苦笑いしておりましたが、冗談ではなく本気で安堵しました。
さて、今回の不具合は何が問題なのでしょうか。ルータは正常でカメラに異常、その中間にはカメラにLANケーブルで電気を供給しているPoEインジェクタがあります。とりあえず、見た目には全ての機器のスイッチはオンになっており、パワーのLEDランプも正常に点灯しているようです。

現場の段階であれこれ悩んでいたところで仕方がありませんし、まずもって寒い。そんなときは思い切って電源の入り切りを試すに限ります。電源ケーブルを抜き差しして、スマホからカメラ画像のURLにアクセスして通信を確認。ほどなく正常に映像が送られてくるようになり、急ぎ車に戻って暖をとりました。
結局、不具合の原因はPoEインジェクタだったようです。最近、カメラにトラブルが発生するケースのほとんどがこのインジェクタに起因しているように思うのですが、電源周りはやはりデリケートだということでしょうかね。
ネットワーク機器は、見た目には正常でも実は内部的には止まっているといったケースが稀に発生します。こういうときにはまず電源を入り切りしてみるということは基本中の基本ですね。

屋外カメラ
無事についていてホッとしました

(投稿者:ちゅん)
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リファービッシュ

先日、パソコンの修理の依頼を受けました。突然、起動しなくなったとのことでした。

まずは、普通に電源オン!
やはり、「旗」のロゴは現れません。ディスクを疑い、ハードディスクを取り出します。そして、外付けのハードディスクとして利用できるアイテムで、中が見えるかを確認します。幸い、中を見ることができました。と言うことで、ハードディスクのチェックと修復を試みます。
作業が終わり、ハードディスクを本体に装着し、再び電源オン!
残念ながら、「旗」のロゴは現れません。次にハードディスクの交換を試みました。複製を作成するアイテムで他のディスクに複製を作成します。
作業が終わり、複製を本体に装着し、再び電源オン!
残念ながら、「旗」のロゴは現れません。

本当に無念ですが、OSの再インストールを行うことにしました。
付属品を預かっていましたので、中身を確認します。しかしながら、「システムディスク」や「リカバリディスク」などの記載があるディスクではなく、窓七のディスクのみでした。海外製のパソコンでしたので、OSインストールとWindowsアップデートを行うだけで、ドライバが全て当たるのかな?と思い、インストール作業を開始しました。

インストール作業の最中に必ず通るのが「プロダクトキーの入力」ですね。今回もその場面がやってきました。
と言うことで、キーが記載されているものを探します。ありました、一枚の紙が。紙をよく見ると「購入されたコンピューターは、再生PCです。」との記載が・・・。何だこれは?さらに紙を読み進めると「リファービッシュ」との記載がありました。

調べてみますと、初期不良等でメーカーに返品された製品をメーカーで修理・調整して再出荷したものを指すようです。英単語としては、「磨き直す、一新する」などの意味があるようです。数年前からこの呼び名で出回っているようですが、自分は「初耳」でした。

パソコンは、OSの再インストールにより、復活しました。元のディスクも読み込みができましたので、個人のファイルを救うことも出来ました。
いろいろとありましたが、所有者の方の被害を最小限で抑える事が可能であった出来事でした。

再生パソコン
「新品よりは古いが、中古よりは新しい」と言うカテゴリーのようです。

(投稿者:ふろんと)

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