大学へ

皆様は「医療情報技師」という言葉を耳にしたことはありますか?

現在の医療機関には、電子カルテなどの医療情報システムの導入が進んでおり、医療機関にも技術者が必要な場面が増えてきています。そのような中、保健医療福祉専門職の一員として、最適な情報処理技術に基づいて提供できる人材として、登場しました。
医療情報技師は、一般社団法人日本医療情報学会が検定試験制度を作り、その試験に合格した者に与えられる資格です。現在は「初級」と「上級」の区分けがあります。

自分が病院勤務をしていた時期、同じく資格取得を目指している方に勧められ、自分も取得を目指しました。求められる知識の分野は、情報処理技術に関すること、医学・医療に関すること、医療情報システムに関することの三分野でありました。自分は一年に一分野ごとの合格で三年間かけて「やっとのこと」で取得することができました。

この資格。資格更新制度があり、五年間で規程のポイントを取得することが条件となっています。年に何度か各地で開催される「勉強会」やインターネットを利用した「e-Learning」を受講すること、医療情報技師が集まる「学会」で発表を行うことで、ポイントが取得できます。

この週末、「勉強会」と「学術大会」が開催されたため、参加をしてきました。
会場は「大学」の講堂。学生時代、自分の努力不足のため、大学には「門前払い」でしたので、大学校舎へ入るのはこのような機会がなくては無かったと思います。
午前9時から午後5時まで、昼休憩時間以外は缶づめ状態で「講演」や「発表」を聞きました。
内容は、情報セキュリティに関することや「改正個人情報保護法」に関すること、地域医療連携に関する事例の発表などでありました。

普段では得ることの出来ない貴重な話題ばかりで、とても勉強になった出来事でした。

大学
このような機会がなければ入ることは無かった「大学の校舎」

(投稿者:ふろんと)

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パソコンの電源が勝手に?(最終話)

ども。
本日で6月が終わってしまいます。下半期もよろしくお願いいたします、担当ちゅんです。

過去2回に渡り、パソコンの電源が勝手に入ってしまう「怪奇現象」の話題を書いてきましたが、本日が最終話、つまり「解決編」となります。お待たせいたしました!

前回までの記事にあるとおり、原因がはっきりつかめないまま、手あたり次第それらしい設定項目を弄って「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦」を決行した結果、学校から「1台だけ起動しないPCがありました!」という朗報がもたらされました。やりました!我々からすれば「網にかかった」という思いです。

しかし、どのPCなのかを確認して驚きました。そのPCに施した設定は、ネットワークアダプタのドライバ設定で「Wake on Magic Packet」と「Wake on Pattern Match」を無効にするというものでした。
なぜ驚くかといえば、PCというのは電源オフからオンにすると、まずはBIOSという基本となるシステムが起動し、そのBIOSが起動ディスクを認識した後にブート可能なOSが起動、今回の場合はWindowsが起動して、そのOS上でドライバが読み込まれて周辺機器などが利用可能になるという流れを辿るはずなのです(というか、少なくとも私はそう思っています)。今回の設定は、Windowsのデバイスマネージャから行ったドライバの設定であり、電源オフの状態からオンの状態に持っていく部分とは無関係ではないかと思っていたからです(実際、Wake on Lanの設定はBIOSにも存在する場合があります)。

しかし、事実この設定が効いたということで、無事に解決の運びとなりそうです。再び学校に出向き、全てのPCのドライバ設定を変更。これで勝手に電源が入る「怪奇現象」は終息するはずです。なんとか解決までたどり着けて、まずは一安心です。

ちなみに、その後色々と調べておりましたが、どうやら諸悪の根源は「Wake on pattern match」ではないかと思い始めました。通信用語の基礎知識では本機能の特徴として「この機能はなぜか誤作動することが多い。主因はLANカードのデバイスドライバーとされているが、このため不評であり、Wake on Pattern Matchで発生する最も多い質問は、残念ながら「無効にする方法」となっている」と書かれてしまっている始末・・・。それならそれでいいのですが、こんな設定は普通の人は使わないのだから、規定値で無効にしておいてもらいたいなと、しみじみ思うのでした。おしまい(であってほしい)。

Wake on Pattern Match
どうも釈然としません。本物のSEの方の降臨をお待ちしております。

(投稿者:ちゅん)

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いつかは・・・

近日調査を続けている「深夜にパソコンの電源が勝手に入る」案件。上司ちゅん氏と共に度々学校を訪れ、解決策を探しております。 なかなか「決定打」が出ない中、上司ちゅん氏が構築業者の担当の方に連絡を取って「現場」で一緒に調査を行うことになりました。

指定時刻に学校前で集合。一緒に「現場」のパソコン教室へ向かいます。 事前に上司ちゅん氏と担当者の方は協議をしておりましたので、すぐに検証に入りました。

まずは「学習活動ソフトウェア」について検証を行いました。
主に先生方の授業の支援を行うソフトウェア。自分が初めて見て驚いたのは、先生のパソコンから電源の入り切りが行えるところ。ワンクリックで教室にある生徒用パソコンの電源が一斉に入り、一斉に電源が切れる・・・。自分的にはとても不思議な光景であったことを覚えています。
次にサーバーの設定の検証を行いました。「グループポリシー」などなど(自分にはまだまだ理解不能な内容。)を確認していました。
そして、生徒用パソコンの検証に入りました。イベントビューアでシステムのログを確認したり、タスクマネージャの内容を確認したりしていました。デバイスマネージャでハードウェア・ドライバ関連も確認していました。

時間が許す限り検証を行いましたが、当日段階では結果は出ず、引き続き検証を続ける案件となりました。

検証の最中、構築業者の担当者の方と上司ちゅん氏は肩をならべ、話し合い(論議)をしながら検証を進めていました。
その光景を目にして「流石だな!」と思いつつ、「いつかは上司ちゅん氏のように仕事ができるようになりたい!」と思った出来事でした。

一緒に検討を行っている様子
本職の方と肩を並べ検証を行う上司ちゅん氏。流石です!

(投稿者:ふろんと)

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パソコンの電源が勝手に?(第2話)

ども。
今週から7月が始まるという事実から現実逃避したい担当ちゅんです。

さて、6月15日に隣席ふろんと氏が投稿した「パソコンの電源が勝手に?」という記事。要約すると、とある学校のPC室で特定のPCのみ夜間に勝手に電源が入ってしまうというトラブルが発生しているという話題です。記事では「いずれにしても、現場に出向いて確認を行う必要があります」と締められていましたが、本日はその続編です。

現場に出向き、まずは事務官さんにヒアリング。どうやら、夜間に勝手に電源が入ってしまうPCは特定の6台で、それ以外のPCでは症状は出ていないとのこと。Windowsのイベントビューア―でシステムのログを確認してみると、確かに深夜3時29分57秒に「毎日」PCが起動しています。ログを見た限り、何らかのタスクが起因した起動ではなく、誰かがスイッチを入れたときと同じようなログの出方に見えます。事実、タスクスケジューラ―を確認しても、それらしい項目はありません。隣席ふろんと氏も書いていましたが、まさに「怪奇現象」です。

次に怪しんだのはWindows Updateなのですが、仮にそうだとした場合も、スリープ状態から自動復帰するのであれば話はわかりますが、電源が切れている、つまりシャットダウンの状態から復帰させられるものなのでしょうか。Windows 10の高速スタートアップを利用している場合はシステムの一部はシャットダウンしていないと聞いたことがありますが、もしかしたらこれが原因でしょうか・・・。どうも腑に落ちません。

こうなれば、1回の訪問で問題解決するのは無理と判断せざるを得ません。残念ですが「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦」に切り替えます。

何をしたかというと、トラブルが起きている6台のPCに少しずつ手を加えて、翌朝、起動しているかどうか見てもらうという地道な対処方法。
今回のトラブル、私は薄々「Wake On LAN」が怪しいと思っておりました。なので、1台のPCは物理的にLANケーブルを抜いてみる、別なPCはNICのドライバ設定で「Wake on Magic Packet」と「Wake on pattern match」を無効にしてみる、ということを仕込んでみました。
また、それだけでは若干不安が残るので、別なPCを「高速スタートアップ」を解除した状態に設定。あとは「果報は寝て待て」です。

本日、朝一番で学校から電話がありました。結果は・・・!と、書きたいところですが長くなってしまいましたし、現在進行形の話でもあるので、続編はまた後日にします。こうご期待!

怪奇現象が発生している現場
夜に突然起動し始めたら、怖くて気絶するレベルです。

(投稿者:ちゅん)

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最近よく見る夢

自分は寝ている時、あまり夢を見ることはありません。しかしながら最近、よく見る夢があります。その夢には白くて耳の長い「うさぎ」が登場します。その「うさぎ」に、自分はいつも追いかけられているのです。

近日は、「うさぎ」が広報キャラクターを務めている制度についての業務が大半を占めていました。
その制度は数年前から様々な準備が進められており、法律の施行、カードの申請受付や配布などが行われています。様々な団体が所有している情報との連携を行うためのシステムが構築され、それを利用するための「総合運用テスト」も行われてきたところです。

そして、来月の中旬から情報連携の試行運用が開始されます。様々な団体間で、情報の連携が可能となります。制度の申請者が、他の期間が発行する「証明書」などを集めて歩かなくても申請を行うことが可能となります。約三カ月の試行の後に、本格的な運用が予定されています。

政府が運用するポータルサイトで、情報のやりとりされた履歴が確認できるようになるのですが、そのサイトの中に、地方公共団体の子育てに関するサービスの検索やオンライン申請が可能なサイトが作成され、運用も開始される予定となっております。
オンライン申請が可能な手続きについては、開始の段階で「4制度15手続き」とされています。そのサイト内の当町の部分の整備をおこなっておりました。

しばらく「うさぎ」に追いかけられる夢を見続けるような気がしますが、遅滞が無いよう、引き続き頑張っていきます!

うさぎに追いかけられる
「うさぎ」に追いかけられているみなさん、共にがんばりましょう!
(投稿者:ふろんと)

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