現場にて「念のため」に救われる

ども。
暑い暑いと言いながら過ごすくらいの方が性分に合っている自称・夏男の担当ちゅんです。

本日はとある学校にて、ネットワークの仕様変更に伴うルータ交換を実施しました。ルータは事前にネットワーク保守業者さんに送付しておいたので、すでに初期設定が完了しており、現場ではLANケーブルを取り付けて電源をオンにするだけという簡単なお仕事です。

珍しく準備万端での外勤となるわけですが、こういう時に限って落とし穴があるものだというのが、過去の経験則。なので、念のためネットワーク構成図などが記された「虎の巻」と、工具類一式が詰め込まれた「工具箱」を手に現場に向かいました。

現場に到着し、まずは既設ルータの場所を確認。機器は当然職員室にあるものだと思い込んであちらこちら探してみるも、あるのはHUBだけ。ここで薄っすらと「確か別な場所にあったような気が・・・」と思い出し、さっそく「虎の巻」の出番です。結果、ルータは職員室ではない秘密の小部屋に設置されていると記されていて事なきを得ました。

ホッと一安心して秘密の小部屋へ。やはり通信機器類はこの部屋にまとめられていました。早速機器を交換・・・と思ったら、なんと既設ルータは壁にネジで固定されていました。それだけではなく、HUBとルータを接続しているLANケーブルの長さも若干短く、そのままでは持ち込んだ機器には接続できないということが判明。しかし、焦ることはありません。今度は「工具箱」の出番です。ドライバーでネジを取り外し、持ち込んだルータを壁面に取り付ける細工を施し、LANケーブルも必要な長さで作り直します。我が社の工具箱さえあれば大概のことには対応可能です。

結果として、ルータ変更は滞りなく終了し、業務完了となりました。
それにしても、「念のため」と思って持って行ったブツが、まさか全て必須とされている案件とは思いもしませんでした。こういうことが起きるから、外勤って怖いです。荷物が多くなって面倒ではありますが、やはり「念のため」は大切なことだと再認識しました。

作業中の風景
ドライバー1本も、ない時にはすごく困ります。

(投稿者:ちゅん)

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Windows10を英語で使用する

教育関係部局には、外国語教育を行う職員の方が採用されています。現在採用されている職員の方は、英語を教える方で、普段は英語を読み書きしている方です。当町では「一人一パソコン」としておりますので、その方にも業務用パソコンを支給しています。以前の更新の際はWindows7のOSでの調達を行いましたので、英語版のWindowsOSを搭載したパソコンを配備しておりました。そのパソコンに何らかのトラブルがあった場合、リカバリ作業を行うこととなる訳です。自分が担当することとなれば、英語はよくわかりませんので「雰囲気」でつかみ取って行うことになります。

Windows7では、最上位グレードのUltimate(アルティメット)「だけ」の機能で「多言語対応」が行え、35種類の言語の切替が行えるそうですが、Windows10では標準機能で行えるとの話を聞き、パソコンの入替の際には英語版の調達が不要となったり、外国語教育を行う職員の増員の際にも既存のパソコンで対応が可能となることが想定されます。保守の際には日本語モードで作業を行い、作業後には英語モードで返却ということが可能になります。
ということで、検証を行うことにしました。

設定の「時刻と言語」の「地域と言語」のところで設定を行います。
「言語を追加する」をクリックすると追加できる言語の一覧が表示されました。中国語、韓国語。アッサム語、中央アトラスタマジット語(ティフィナグ)というような自分は聞いたことが無い言語もありました。世の中にいろいろな言語があり、Windowsはそれに対応しているのですね。
今回は「英語」を選択。すると、英語の種類の一覧が表示されました。英語にも種類があるのですね。「英語(米国)」を選択しました。すると「Windows Updateを検索しています」が表示されました。しばらく待ちますと「言語パックを使用できます」が表示されました。
「規定値として設定する」を選択し「オプション」を選択します。「言語パックのダウンロード」を選択すると「ダウンロード中」が表示されました。インターネット経由で取得を行っているようです。しばらく待っていますと「言語パックをインストールしました」が表示されました。「次回のサインイン以降に表示言語となります」の表示が出ましたので、指示通りサインアウトしてサインインを行いました。すると、表示が英語になりました。

次回は「これでイケる」と感じた出来事でした。

英語表示のWindows10
使用するキーボードの設定は英語版ではなく、日本語版を使用すると記号の入力で困りません。

(投稿者:ふろんと)

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DHCPオプション

ども。
ヒアリが怖い担当ちゅんです。

このところ、打ち合わせラッシュです。春先に契約をした案件の納期が7月末とかお盆前あたりに設定されていることが関係しているみたいですが、このところの北海道らしからぬ暑さのせいもあり、消耗が激しい日々です。

そんな中、とある難しめの打ち合わせに出席しておりましたら、聞いたことの無い用語が出てきて焦る案件が発生しました。その打ち合わせは、業者さんが2社出席しており、その用語は業者さんの間で取り交わされていたもので、私としては知らなくてもその場は何とかやり過ごすことができる状況。でも、丸8年以上この部署で働いてきて、知らない用語が出てくるとむしろ嬉しいという感覚もあり、思い切って聞きました。

「で、その、DHCPオプションって何すか?」

この回答として、私としては「えっ?知りませんか?」という反応が返ってくることを予想していたのですが、同席していた業者さんのうちの1人が「・・・実は私も知りませんでした」と。
その方は営業さんで、SEの方ではなかったのですが、本職の方でもなかなか理解していないような話だったようで、これには一同大笑いしました。そのおかげか、若干重苦しい雰囲気に包まれていた会議は、それまでが嘘だったかのように明るく進行しました。無知もたまには良いものです。

ちなみに、肝心のDHCPオプションって何なのかは結局のところ分からず終いとなってしまいましたが、きっと「にわか」には不要な知識なのでしょう。それよりも良い雰囲気で打ち合わせを終われたことの方が、にわか的には大成果なのでした。

リレー
ちなみに、DHCPリレーの話題のとき、私の頭の中はこうでした。

(投稿者:ちゅん)

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本日、明日は山車行列です!

山車行列。
八雲町の大きなイベントの一つであり、毎年七月の第一金曜日と土曜日に開催されます。その「山車行列」が、今年も本日と明日の二日間にわたって開催されます。
今年でで三十五回を迎え、本年は二十二団体の団体が参加して行われます。
「あんどん山車」が八雲町内を練り歩きます。山車には、それぞれの団体が工夫をこらした「踊り」や「お囃子」がつき、行列を盛り上げます。

我が社も参加しており、今年で三十三回目の参加となります。
あんどん山車とともに、我が社の職員及びその家族が笛や太鼓などの楽器に合わせ「阿波踊り」を踊ります。

職員の代表で構成される「やくば山車実行委員会」を組織し、部門担当者がそれぞれの役割を行い、本番に備えます。
当室は山車の「音響部門」を担当しており、昨年までは元上司92氏を中心に行っていたようですが、今年はいませんので、上司ちゅん氏と自分の二人で音響設備の準備を行いました。

倉庫から音響装置を運び出します。音響装置はアンプと電源装置に分かれていました。音楽の再生を行う「ラジカセ」も一緒に運び出します。各々を山車の「定位置」にセットし、配線を行います。次に、すでに設置されている発電機を始動させ、電源の供給を開始します。そして、アンプの電源装置の電源を入れます。電圧メーターの針が動きましたので、電気がアンプに供給されているようです。続いて、アンプの電源を入れます。最後に、ラジカセで音楽の再生を開始します。

しかし、ここで問題発生です。肝心な音が出ません。
ラジカセの表示画面では、音楽が再生されている様子。接続端子を外しラジカセのスピーカーで再生を行うと、きちんと音楽が聞こえます。問題は「アンプ」のようです。
アンプを見ますと電源が入っていない様子。点灯するはずのランプも点灯していませんし、レベルのメーターの針も動いていません。ヒューズを確認したり、内部を確認しますが、故障の原因が発見されず、アンプを交換することとしました。

アンプを交換し、再度、再生を行ってみますが、やはり音が出ません。次に、スピーカーを交換してみることにしました。交換後に再生を行います。やっと音が出ました!良かった、良かった・・・。

このような出来事もありながら「やくば山車」はお祭り当日を迎えました。
八雲町に来ていただき、ぜひ、その目でご覧ください!

故障原因を探す
故障原因を探す、レジェンドU氏と上司ちゅん氏

(投稿者:ふろんと)

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パソコンの電源が勝手に?(EX1)

ども。
昼食の量を間違えて、午後からエネルギー切れを起こした担当ちゅんです。

冒頭、まずもってお詫びから入りますが、先日「最終話」としたはずのパソコンの電源が勝手に?シリーズですが、実はその後、また症状が再発してしまいました・・・。ひとえに私の技術力の無さに尽きます。本日は禁断の「エクストラタイム突入」として断腸の思いで続編をお届けします。

とはいえ、結果として「電源オフの状態からオンの状態に持っていく部分とは無関係ではないか」としていた点が正しかったという証明でもあります。正直なところ「やっぱりね」といった気持ちもあります。
では、最終的にこの怪奇現象をどう収めればよいのでしょうか。私の頭の中には半分くらい白旗・降参(保守業者さんに泣きつく)がよぎっていますが、最後の最後、ダメもとでもう一つだけ手を打つとすれば・・・ということで、本日がラストチャンス。上司46氏(初登場)に状況を説明して、再度、学校を訪問することにしました。

PCの保守をしていて、何が原因かどうしても分からない案件が発生したときの最終手段は「BIOSアップデート」であると、元上司92氏からも教わっていました。また、今回の症状が電源オフからの起動という点からも、BIOSを怪しんで当然といえば当然です。事前に対象PCの型番でメーカーサイトを見てみると、やはり新しいバージョンのBIOSがリリースされています。変更点は「BIOSの脆弱性への対応」とされていますが、具体的にどういった脆弱性かは書かれていません。「勝手に電源が入る」とか「Wake on Lanの不具合」と書かれてはいませんが、やってみるしかありません。

現場で全てのPCのBIOSをアップデートしていきますが、何度やってもBIOSアップデートだけは嫌なものです。更新中に万が一電源が切れてしまったら、PCは単なる箱になってしまいます(過去に経験あり)。隣席ふろんと氏とともに清水の舞台から飛び降りる覚悟で臨みました。結果、全てのPCのBIOSを無事更新し、我々の長いたたかいに終止符が打たれました。明日、学校からの連絡で「直りました!」という吉報がもたらされることを期待して、今日は帰宅したいと思います。

BIOSアップデート
「何も不具合が無ければBIOSアップデートはするな」も元上司92氏の教えでした

(投稿者:ちゅん)

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