パソコンのやりくりの中で

当町では、「一人1パソコン」としております。今時は当たり前のことかもしれませんね。二十年くらい前、パーソナルコンピューターは部署に一台あるかないか。他の人が使用していない時間に使用するのが当たり前でした。ワープロは数台ありましたが、これも皆で「やりくり」して使用していました。その時には、こんなにも早く、このような時代がやって来るとは思ってはおらず、テレビや漫画の世界の話と自分は思っていました。

職場の「備品」であるパソコン。所有者は我が社。パソコンには管理シールを貼り、管理台帳で使用者を管理しています。
我が社もそうですが、定期的(時には突然)な「人事異動」や「採用・退職」があり、その度にパソコンは使用者や部署が変わります。パソコンも「異動」ならぬ「移動」をする訳です。内浦湾側から日本海側へ移動する事もあります。

この度、人事担当から職員の「採用」があるとの連絡があったため、パソコンを準備することとなりました。保管場所へ向かい、在庫のノートパソコンを一台手に取り、執務室まで持ってきました。設定を行うためにパソコンの上蓋を開けた瞬間、驚きました・・・。

画面の周りにたくさんの「シール」が貼られていました。
そのシール達には、関係団体の担当者名や電話番号、電話の短縮番号の一覧、そして残念ながら使用していた職員の方の「ログインIDやパスワード」も記載されていました。

Windowsには「付箋機能」があるので、それを利用していただければな・・・。と考えたり、セキュリティ上よろしくないな・・・。と考えたり。

まずは、中身のリセットの前に、外面のリセットから開始した出来事でした。

ノートパソコンの画面のまわり
皆様のパソコンは大丈夫ですか?

(投稿者:ふろんと)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

すべてのLANの電源がつながっています

ども。
このように暑い日が続くと、エアコンのあるサーバ室での作業が恋しくなる担当ちゅんです。

先日、ふろんと氏とともに熊石方面に外勤に出た際の帰り道に起きた出来事。助手席に乗っていた私の携帯電話が鳴り、相手は教育委員会の担当者。時間はすでに17時を回っております。何事かと思い電話に出てみると「○○小学校の職員室でネットが使えなくなって困っているようだ」との連絡でした。

実はその日の夜に予定を入れていたので、私は現場に向かうことができない状況。ですが、いつ何時トラブルが起こるかわからない職場、こういうこともあります。職場に到着するまでの30分間、車中で隣席ふろんと氏に全てを託す作戦会議です。

この手のトラブルが起きた場合、根っこから順に辿っていくのが定石ですので「まずはモデムの電源はどうなっているか、次にルータの電源はどうなっているかと地道に探るしかないだろうね」という話に。ただ、これをやっていては時間がかかるので、ここからは「エスパー」になります。私の勘では、今回の原因は状況的に「無線アクセスポイント」にあるように思っていました。なので、まずは単刀直入に「アクセスポイントの電源ランプはついていますか?」と聞いてみることを提案。ここで「ついていません」となった場合、アクセスポイントに電源供給しているPoE機器の故障、もしくは電源ケーブルが抜けている的なトラブルだろうと。
非常に心苦しかったのですが、この辺で時間となり、残りの業務をふろんと氏に引き継ぎ、私は帰宅しました。

翌日、ふろんと氏から朗報がもたらされました。「やっぱり原因はアクセスポイントでした」とのこと。それだけではなく「予想通りPoE機器の電源ケーブルが抜けていました」と。ここまで勘が的中すると痛快です。しかも「現地に向かうことなく、電話だけで対応完了でした」と。素晴らしい!いつもこうなら助かります。
後日、その学校に用事があって訪問した際、アクセスポイントの横とPoE機器の電源ケーブルにはしっかりと対策がなされていました。これを見るたび、今回のファインプレーを思い出すんだろうな~と思いながら、シャッターを切りました。

対策
今後は抜けないように注意してくださいね

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

宿泊先でのWi-Fi設備

自分は町外等に出かけた場合、宿には宿泊せずに「日帰り」をもっとうとしています。かなりの遠方に出かける際でも、日帰りです。長距離を車で運転するのは苦になりませんし、むしろ好む方です。
なぜ「日帰り」か?それは、自分の家以外の場所で眠ることが非常に辛いからです。「まくらが変わると眠れない」など、よく聞く話ですが、自分はそのようなタイプです。寝た気がしませんし、疲れがたまります。同意していただける方も多いのでは?と思います。

この度、宿にどうしても宿泊をしなければならない状況に迫られました。不安の中、宿へ向かいました。

受付で手続きを済ませ、鍵を受取り、部屋へ向かいます。
入室し、荷物を置き、やれやれと思っていたところ、壁についている機器が気になりました。
電話のモジュラーから線がでて、繋がっている機器で二つに分かれています。一方は電話機へ向かっていました。もう一方は黒くて四角い機器へ向かっていました。その機器にはLANケーブルが繋がれており、その先には黒くて小さい機器がありました。
「これは何かな?」と思ってよく見ると裏に「SSID」の記載がありました。Wi-Fiルーターでした。非常に小さなサイズ。最初の機器はADSLのスプリッタ、壁の機器はADSLモデムでありました。
この宿では、宿泊者へのサービスとしてWi-Fiを提供しているようです。

今時は、街に「Wi-Fi」があふれています。
観光施設や喫茶店などか提供するWi-Fi。24時間営業のコンビニエンスストアは24時間Wi-Fiが提供されています。携帯電話会社が提供するWi-Fiもあります。そのほとんどが「無料」です。メールアドレスの登録などの作業が必要な場合が多いですが、なにもせずとも「接続」できる状態のWi-Fiもあります。
世界的に有名なチェーン店のカフェの前を通ると、スマートフォンやパソコンを操作しながらコーヒーなどを飲んでいる方を多く見かけます。
それほどにも皆が求めているWi-Fi。無料提供の場合は通信料が節約できますので、ありがたい存在です。

「ガラケー」の自分には「不要」ですが、今や当たり前のサービスに出会った出来事でした。

Wi-Fiルーターの写真
宿に設置されていた、小型のWi-Fiルーター

(投稿者:ふろんと)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

現場にて「念のため」に救われる

ども。
暑い暑いと言いながら過ごすくらいの方が性分に合っている自称・夏男の担当ちゅんです。

本日はとある学校にて、ネットワークの仕様変更に伴うルータ交換を実施しました。ルータは事前にネットワーク保守業者さんに送付しておいたので、すでに初期設定が完了しており、現場ではLANケーブルを取り付けて電源をオンにするだけという簡単なお仕事です。

珍しく準備万端での外勤となるわけですが、こういう時に限って落とし穴があるものだというのが、過去の経験則。なので、念のためネットワーク構成図などが記された「虎の巻」と、工具類一式が詰め込まれた「工具箱」を手に現場に向かいました。

現場に到着し、まずは既設ルータの場所を確認。機器は当然職員室にあるものだと思い込んであちらこちら探してみるも、あるのはHUBだけ。ここで薄っすらと「確か別な場所にあったような気が・・・」と思い出し、さっそく「虎の巻」の出番です。結果、ルータは職員室ではない秘密の小部屋に設置されていると記されていて事なきを得ました。

ホッと一安心して秘密の小部屋へ。やはり通信機器類はこの部屋にまとめられていました。早速機器を交換・・・と思ったら、なんと既設ルータは壁にネジで固定されていました。それだけではなく、HUBとルータを接続しているLANケーブルの長さも若干短く、そのままでは持ち込んだ機器には接続できないということが判明。しかし、焦ることはありません。今度は「工具箱」の出番です。ドライバーでネジを取り外し、持ち込んだルータを壁面に取り付ける細工を施し、LANケーブルも必要な長さで作り直します。我が社の工具箱さえあれば大概のことには対応可能です。

結果として、ルータ変更は滞りなく終了し、業務完了となりました。
それにしても、「念のため」と思って持って行ったブツが、まさか全て必須とされている案件とは思いもしませんでした。こういうことが起きるから、外勤って怖いです。荷物が多くなって面倒ではありますが、やはり「念のため」は大切なことだと再認識しました。

作業中の風景
ドライバー1本も、ない時にはすごく困ります。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

Windows10を英語で使用する

教育関係部局には、外国語教育を行う職員の方が採用されています。現在採用されている職員の方は、英語を教える方で、普段は英語を読み書きしている方です。当町では「一人一パソコン」としておりますので、その方にも業務用パソコンを支給しています。以前の更新の際はWindows7のOSでの調達を行いましたので、英語版のWindowsOSを搭載したパソコンを配備しておりました。そのパソコンに何らかのトラブルがあった場合、リカバリ作業を行うこととなる訳です。自分が担当することとなれば、英語はよくわかりませんので「雰囲気」でつかみ取って行うことになります。

Windows7では、最上位グレードのUltimate(アルティメット)「だけ」の機能で「多言語対応」が行え、35種類の言語の切替が行えるそうですが、Windows10では標準機能で行えるとの話を聞き、パソコンの入替の際には英語版の調達が不要となったり、外国語教育を行う職員の増員の際にも既存のパソコンで対応が可能となることが想定されます。保守の際には日本語モードで作業を行い、作業後には英語モードで返却ということが可能になります。
ということで、検証を行うことにしました。

設定の「時刻と言語」の「地域と言語」のところで設定を行います。
「言語を追加する」をクリックすると追加できる言語の一覧が表示されました。中国語、韓国語。アッサム語、中央アトラスタマジット語(ティフィナグ)というような自分は聞いたことが無い言語もありました。世の中にいろいろな言語があり、Windowsはそれに対応しているのですね。
今回は「英語」を選択。すると、英語の種類の一覧が表示されました。英語にも種類があるのですね。「英語(米国)」を選択しました。すると「Windows Updateを検索しています」が表示されました。しばらく待ちますと「言語パックを使用できます」が表示されました。
「規定値として設定する」を選択し「オプション」を選択します。「言語パックのダウンロード」を選択すると「ダウンロード中」が表示されました。インターネット経由で取得を行っているようです。しばらく待っていますと「言語パックをインストールしました」が表示されました。「次回のサインイン以降に表示言語となります」の表示が出ましたので、指示通りサインアウトしてサインインを行いました。すると、表示が英語になりました。

次回は「これでイケる」と感じた出来事でした。

英語表示のWindows10
使用するキーボードの設定は英語版ではなく、日本語版を使用すると記号の入力で困りません。

(投稿者:ふろんと)

カテゴリー: つぶやき | コメントする