パソコンの電源が勝手に?(EX1)

ども。
昼食の量を間違えて、午後からエネルギー切れを起こした担当ちゅんです。

冒頭、まずもってお詫びから入りますが、先日「最終話」としたはずのパソコンの電源が勝手に?シリーズですが、実はその後、また症状が再発してしまいました・・・。ひとえに私の技術力の無さに尽きます。本日は禁断の「エクストラタイム突入」として断腸の思いで続編をお届けします。

とはいえ、結果として「電源オフの状態からオンの状態に持っていく部分とは無関係ではないか」としていた点が正しかったという証明でもあります。正直なところ「やっぱりね」といった気持ちもあります。
では、最終的にこの怪奇現象をどう収めればよいのでしょうか。私の頭の中には半分くらい白旗・降参(保守業者さんに泣きつく)がよぎっていますが、最後の最後、ダメもとでもう一つだけ手を打つとすれば・・・ということで、本日がラストチャンス。上司46氏(初登場)に状況を説明して、再度、学校を訪問することにしました。

PCの保守をしていて、何が原因かどうしても分からない案件が発生したときの最終手段は「BIOSアップデート」であると、元上司92氏からも教わっていました。また、今回の症状が電源オフからの起動という点からも、BIOSを怪しんで当然といえば当然です。事前に対象PCの型番でメーカーサイトを見てみると、やはり新しいバージョンのBIOSがリリースされています。変更点は「BIOSの脆弱性への対応」とされていますが、具体的にどういった脆弱性かは書かれていません。「勝手に電源が入る」とか「Wake on Lanの不具合」と書かれてはいませんが、やってみるしかありません。

現場で全てのPCのBIOSをアップデートしていきますが、何度やってもBIOSアップデートだけは嫌なものです。更新中に万が一電源が切れてしまったら、PCは単なる箱になってしまいます(過去に経験あり)。隣席ふろんと氏とともに清水の舞台から飛び降りる覚悟で臨みました。結果、全てのPCのBIOSを無事更新し、我々の長いたたかいに終止符が打たれました。明日、学校からの連絡で「直りました!」という吉報がもたらされることを期待して、今日は帰宅したいと思います。

BIOSアップデート
「何も不具合が無ければBIOSアップデートはするな」も元上司92氏の教えでした

(投稿者:ちゅん)

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突然、不機嫌になったマウス

先日、執務室で事務をしておりますと、電話が鳴りました。電話にでますと「パソコンの調子がオカシイので見に来て欲しい」とのことでした。電話を切り、さっそく現場へ向かいました。

現場へ行きますと、職員の方が待っていました。詳しく話を聞きますと、印刷をしようとすると起動しているソフトウェアが勝手に終了してしまったり、印刷するページを設定しようとしても、勝手に印刷が始まってしまい、不要なページまで印刷されてしまう、とのことでした。

自分でも試してみます。確かに動きが「ヘン」です。
印刷をしようとメニューボタンを押してみますが、何度押してもメニューがものスゴい勢いで閉じてしまいます。かすかにメニューの形の残像が残るレベルです。それに負けず頑張って何度も繰り返し、何度目かに運よく?メニューが出ました。やっと印刷ボタンを押すことができます。押したところ、「O.K.」ボタンを押していないにも関わらず、印刷の指示画面が消えます。右下のタスクバーを見ると「プリンターのアイコン」が出ています。印刷の実行が行われたようです。

どう考えても「通常」の動作ではありません。
思い当たるふしをいろいろ試してみますが、効果は現れず・・・。「途方」に暮れます。解決策が出ないまま、ただ、時間がドンドン過ぎていきます。職員の方も急ぎの業務があったらしく、困り顔。大変申し訳ありません。

最後に思いついたことが「マウスの交換」でした。以前の記憶で、そんな事案が「あったような気が」しました。マウスの故障で動作が不安定になる事案。この案に賭けてみることにしました。
執務室に戻り、予備のマウスを探します。この際です、在庫の中の「新品」を手に取り、現場へ戻ります。
マウスを交換し、同じことをしてみます。通常通りの動作をおこなうことができました。しかしながら、本当の解決となったかどうかが不確定であったため、この状態でしばらく様子を見てもらうことにしました。

過去の経験を思い出し、なんとか対応ができた?出来事でした。

不機嫌になったマウス
突然、不機嫌になってしまった「マウス」

(投稿者:ふろんと)

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Loughmoで情報ネットワーク構築支援

ども。
このところ打ち合わせが続き、デスクワークが捗らない担当ちゅんです。

そんな中ではありますが、昨日は八雲町の市街地にオープンした八雲コミュニティースペース「Loughmo(ら・ふも)」にて、情報ネットワークの構築を支援しておりました。「Loughmoって何?」という話にいては、観光情報ブログがきっと近日中に記事を書いてくれると信じています。

現場に赴いて、まずは光回線のONUの位置や電源などの状況をチェック。すでに工事は完了しており、インターネットは開通の状態となっておりました。今回の施設は「コミュニティースペース」という名前のとおり、不特定多数の方が集う場所とのこと。であるならば・・・、そうです!公衆無線LANは当然必須ですよね!
ということで、当室からの開業祝い(押し売り?)ではありませんが、急遽FreeSpot機器の設置を提案。結果「どこでもWi-Fi事業」準拠のFreeSpotを設置することになり、Loughmoを運営する地域おこし協力隊は大喜び、地域情報化の所管部署である我々も大喜びです。

となれば、あとは作業をするだけです。持ち込んだ機器に電源やLANケーブルを接続して、IPアドレスを設定。FreeSpotなのでセキュリティ関連の設定や管理用ESS-IDの設定と、いつもの手慣れた作業で、あっという間に完了・・・するはずでした。
持ち込んだPCでルータにアクセスして設定をしていると、なぜか途中でタイムアウトしてしまう謎の現象が発生。ルータを見ると電源がオフになってしまっています。再び電源を投入して作業を試みるものの、やはり途中でタイムアウト。おかしい。FreeSpotのルータが壊れているのかな?と不安な気持ちに。ふと外に目をやると、施設前に数人が集まってオープンセレモニー的なものが始まっています。もう時間がありません。汗が額を流れ落ちます。

・・・ふと、周囲にコーヒーの良い香りが漂ってきました。どうやら、業者さんがカフェスペース用のコーヒーメーカーの試運転をしているようです。コーヒーの香りって、本当に人の心を豊かにしますよね。焦ってもしょうがないと開き直り、本格的なドリップコーヒーの様子を眺めておりましたら、ドリップ開始のボタンが押された瞬間、ルータの電源が落ちていることに気がつきました。

もしかしてと思い、コーヒーメーカーの電源ケーブルを辿っていくと、私が設定している機器が接続されている延長ケーブルに三又が付けられ、そこから電源が取られていました。私はすぐに状況を理解。そして、業者さんに「すみませんが、その機械ってかなり電気使いますか?」と聞いてみると、一瞬にして業者さんの顔色が曇り、そして次の瞬間には業者さんも全てを悟られたようでした。
すぐに別な系統から電源を引き直す算段をつけ、迅速に全ての問題を解決。ほどなくオープンセレモニーが終わり、関係者が事務所に戻ってきましたが、我々はそれぞれの持ち場で何事も無かったかのように作業を終え、笑顔でオープンを祝いました。裏方さんには裏方さんのドラマはあるものですよね。

裏方作業の様子
自分の持ち場で粛々と作業を進めます

(投稿者:ちゅん)

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大学へ

皆様は「医療情報技師」という言葉を耳にしたことはありますか?

現在の医療機関には、電子カルテなどの医療情報システムの導入が進んでおり、医療機関にも技術者が必要な場面が増えてきています。そのような中、保健医療福祉専門職の一員として、最適な情報処理技術に基づいて提供できる人材として、登場しました。
医療情報技師は、一般社団法人日本医療情報学会が検定試験制度を作り、その試験に合格した者に与えられる資格です。現在は「初級」と「上級」の区分けがあります。

自分が病院勤務をしていた時期、同じく資格取得を目指している方に勧められ、自分も取得を目指しました。求められる知識の分野は、情報処理技術に関すること、医学・医療に関すること、医療情報システムに関することの三分野でありました。自分は一年に一分野ごとの合格で三年間かけて「やっとのこと」で取得することができました。

この資格。資格更新制度があり、五年間で規程のポイントを取得することが条件となっています。年に何度か各地で開催される「勉強会」やインターネットを利用した「e-Learning」を受講すること、医療情報技師が集まる「学会」で発表を行うことで、ポイントが取得できます。

この週末、「勉強会」と「学術大会」が開催されたため、参加をしてきました。
会場は「大学」の講堂。学生時代、自分の努力不足のため、大学には「門前払い」でしたので、大学校舎へ入るのはこのような機会がなくては無かったと思います。
午前9時から午後5時まで、昼休憩時間以外は缶づめ状態で「講演」や「発表」を聞きました。
内容は、情報セキュリティに関することや「改正個人情報保護法」に関すること、地域医療連携に関する事例の発表などでありました。

普段では得ることの出来ない貴重な話題ばかりで、とても勉強になった出来事でした。

大学
このような機会がなければ入ることは無かった「大学の校舎」

(投稿者:ふろんと)

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パソコンの電源が勝手に?(最終話)

ども。
本日で6月が終わってしまいます。下半期もよろしくお願いいたします、担当ちゅんです。

過去2回に渡り、パソコンの電源が勝手に入ってしまう「怪奇現象」の話題を書いてきましたが、本日が最終話、つまり「解決編」となります。お待たせいたしました!

前回までの記事にあるとおり、原因がはっきりつかめないまま、手あたり次第それらしい設定項目を弄って「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦」を決行した結果、学校から「1台だけ起動しないPCがありました!」という朗報がもたらされました。やりました!我々からすれば「網にかかった」という思いです。

しかし、どのPCなのかを確認して驚きました。そのPCに施した設定は、ネットワークアダプタのドライバ設定で「Wake on Magic Packet」と「Wake on Pattern Match」を無効にするというものでした。
なぜ驚くかといえば、PCというのは電源オフからオンにすると、まずはBIOSという基本となるシステムが起動し、そのBIOSが起動ディスクを認識した後にブート可能なOSが起動、今回の場合はWindowsが起動して、そのOS上でドライバが読み込まれて周辺機器などが利用可能になるという流れを辿るはずなのです(というか、少なくとも私はそう思っています)。今回の設定は、Windowsのデバイスマネージャから行ったドライバの設定であり、電源オフの状態からオンの状態に持っていく部分とは無関係ではないかと思っていたからです(実際、Wake on Lanの設定はBIOSにも存在する場合があります)。

しかし、事実この設定が効いたということで、無事に解決の運びとなりそうです。再び学校に出向き、全てのPCのドライバ設定を変更。これで勝手に電源が入る「怪奇現象」は終息するはずです。なんとか解決までたどり着けて、まずは一安心です。

ちなみに、その後色々と調べておりましたが、どうやら諸悪の根源は「Wake on pattern match」ではないかと思い始めました。通信用語の基礎知識では本機能の特徴として「この機能はなぜか誤作動することが多い。主因はLANカードのデバイスドライバーとされているが、このため不評であり、Wake on Pattern Matchで発生する最も多い質問は、残念ながら「無効にする方法」となっている」と書かれてしまっている始末・・・。それならそれでいいのですが、こんな設定は普通の人は使わないのだから、規定値で無効にしておいてもらいたいなと、しみじみ思うのでした。おしまい(であってほしい)。

Wake on Pattern Match
どうも釈然としません。本物のSEの方の降臨をお待ちしております。

(投稿者:ちゅん)

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