PowerApps

最近肩こりが酷いてんちょです。眼精疲労?

先月SharepointとPowerAutomateで作成した簡易ワークフロー。使用方法の説明も行い、無事に運用が開始されました。運用直後はログイン方法がわからなくなった等の細々した問い合わせもありましたが、ファイルのアップロードの手間も最小限、承認側もしっかり添付書類の確認もできて承認も簡単にできるのと好評のようです。

先日とあるセミナーに参加したところ、Microsoft365で電子決済システムの実装をするという話がありました。SharepointとPowerAutomateを使用するところまでは、すでにやっていることと同じような内容でしたが、「PowerApps」を使用して申請フォームを作成するという、ちょっと面白そうなことをやっていました。

というわけで実践。そもそも触ったこともないアプリなので何ができるのかもわかりません。とりあえずテスト用で置いてあるSharepointサイトにリストを作成して、まずはPowerAppsからリストの表示と編集ができるようにすることを目標にしました。

早速PowerAppsを開いて、作成→Sharepoint→接続からSharepointサイトを選択→一覧からリストを選択。

…完成しました。リストを表示して編集・保存までできます。添付されるPDFのプレビューなどの機能追加が必要ですが、そこは色々調べながら模索する必要がありそうです。
承認者側の動きをもう少し簡単にできないかと考えていましたが、PowerAppsのテンプレートで作成したままでも十分使いやすそうな感じでした。タブレットやスマホに合わせてプレビューもできるので、将来的にスマホに合わせて何かをすることもできそうですね。使いこなせるのかは別としてですが、もう少し触ってみたいと思います。


ブラウザでSharepointを表示するよりもボタン大きくてタブレット向きになりそうです

(投稿者:てんちょ)

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リファレンスアーキテクチャって

ども。
パソコンの画面を見すぎて目の焦点が合わなくなってきた担当ちゅんです。

それにしても、情シス部署特有のものなのか、最近外部から届く通知や解説書にカタカナの用語が多すぎて内容の理解が進まず苦労しています。
見聞きすることは多いけども、いざ「これってどういう意味の言葉か説明してみてください」って聞かれても答えられない類の用語ってないですか?羞恥心からか、改めて「よくわからないので教えてください」とは聞きづらく、つい知ったかぶりをしてしまう場面が、最近は特に多くなっているように思います。

条例なんかではわざわざコンピュータのことを「電子計算機」と書いていたり、サーバのことを「電気通信回路で接続した電子情報処理組織」と書いていたりと、なるべく英語を使わずに日本語で表現されていて、まあそれはそれでむしろわかりづらくなっているわけではありますが、そこからの落差といいますか、飛躍しすぎと言いますか。まあ、そんな話です。
(この話題は2011年にも私が当ブログで話題にしておりますので、よろしければどうぞ)

例えば、今日出くわした用語で「???」だったのは「リファレンスアーキテクチャ」という言葉。どういう場面でこれが出てきたかといえば、詳細は明かせないものの、とある施策の「概要説明」の、しかも冒頭部分の説明書きなんですよ。この分野で働いている者にとっては知っていて当たり前の言葉でしょうか。少なくとも私は人から「リファレンスアーキテクチャって何?」と聞かれても即答できません(結局、ネットで調べてみてもイマイチ的を射ません。一般行政職の公務員がリファレンスアーキテクチャって言葉を普通に理解できることは当たり前ですか?)。
さらに読み進めていくと、普通に「最適解」でいいものを「ベストプラクティス」としてみたり、「管理」でいいものを「ガバナンス」としてみたり。一体、自分はどこの国で働いているのか?という気分になってきます。

一方で、例えばテレビのリモコンが世に初めて登場したとき、それを人に伝えるためにはおそらく「テレビジョンの電源入り切りや番組切り替えを遠隔で操作できる小型携帯端末、リモートコントローラーいわゆるリモコン」など補足しながら伝えていたような時代もきっとあったのでしょうし、無理やり日本語に置き換えた結果、むしろ話がうまく伝わらない(電子計算機然り)ってことも出てきそうです。つまりは、時代とともに使われる言葉も変わってきたということなのでしょうかね。おじさんにはいよいよついていけない世界が来てしまっているような、寂しさを感じてしまいました。

ChatGPTChatGPTが「簡単に説明しますね」と示してきた答えを理解できない場合は?

(投稿者:ちゅん)

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設定変更での動作改善

てんちょです。先週の突然の雪でようやくタイヤ交換をしました。今年はどのくらい降るんでしょうかね。

今年度、かなりの台数をSSD化することができたことで、端末の動作環境はかなり改善してきているんではないかと思います。動作が少し早くなったことで残業が減ったり、住民の方をお待たせする時間が減ったりという何かしらの効果があればいいなぁと期待していますがどうなんでしょうか。

全ての端末をSSD化できたわけではないので効果は限定的で、来年度の端末更新まではまだ動作で不便をかけてしまっている環境は残っています。そこで現状の環境のままでできることはないものかと考えていましたが、先日あるサイトで「バックグラウンドのEdgeの動作」についての記事を読みました。最近は夕方になると遅くなる端末があり(SSDになっている自身の端末もその症状が)、タスクマネージャを確認するとまさにEdgeがバックグラウンドでメモリを大量に保持している状態で、手動で終了させていました。

Edgeの設定を確認したところ、「スタートアップ―スト」「Microsoft Edge が終了してもバック グラウンドの拡張機能およびアプリの実行を続行する」の2つが有効になっています。先日読んだ記事にもありましたが「Microsoft Edge が終了してもバック グラウンドの拡張機能およびアプリの実行を続行する」が原因でタスクに残り続けるようなので、2つとも無効にしてみました。自分の端末の環境下でしばらく動作確認していましたが、症状が改善しました。

酷いときには3分ほどフリーズするようなこともありましたが、少しは緩和されたような気がします。ということでグループポリシーで無効にしておきました。来年度の入れ替えまでまだこれでHDDの端末も少しだけでも動くようになれば…。


他にも動作に影響しそうな設定ありそうですね

(投稿者:てんちょ)

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隠されていたJJコネクタ

ども。
一気に寒くなって温泉が恋しくなっている担当ちゅんです。

先日は久しぶりに熊石総合支所への外勤が必要な案件。このところ町外への出張は多かったですが、それ以外は職場で事務仕事ばかりだった(自治体ではちょうど来年度の予算要求時期です)ので、ちょっとウキウキ。車で40分の峠越えですので、忘れ物をしてもすぐに戻ることができません。なので、出発前には入念な持ち物チェックが必須です。

今回はシステム機器の場所替えがメインだったので、LANケーブルや工具箱、さらにはケーブルを床に這わすためのワゴンモールなんかも必要です。隣席てんちょ氏が準備しているのを傍らから見ていて「これも持った方がいいんじゃないか」「いや、さすがにそれはいらなくないっすか」みたいな会話をしつつ、結果的にはいつも以上にたくさんの道具を持って出発。これまでの経験上、現場で使わなければ持ち帰ればいいだけで、足りなくなるよりマシですからね。

作業内容はシンプルでしたが、機器を移動してLANケーブルを新たに引くとなると結構な時間がかかります。もともと敷設されていたケーブルを撤去して、別な場所に引き直す作業ですが、ただ露出で適当に引けばいいのではなく、なるべく綺麗に。これは見栄えだけの問題ではなく、事故防止の観点からも非常に重要な要素です。あらかじめ想定していた作業ではありますが、机の下に潜り込んだり、重たいプリンタを運んだりで結構な重労働で腰も痛みます。

そんな作業の中で、既設のワゴンモールのカバーを外してLANケーブルを撤去しようとしたときでした。目に飛び込んできたのはなんと「JJコネクタ」。モールの中に綺麗に納まるように、まさしく隠されていたJJを目の当たりにして「これはいつぞやの自分の仕事に違いない」と確信。おそらく、当時配線作業をしたときにケーブルの長さが少し足りず、一から引き直すのが大変だったのでJJでごまかしたものであろうと。こういう過去の汚点が突然露呈するから外勤には刺激があります。・・・不覚だったのは、この手抜き工事を隣席てんちょ氏に見られたこと。「これは事故防止の観点からも」なんて偉そうにしていたのが、妙に恥ずかしい気持ちになりました。

JJコネクタ見つけた瞬間「あっ!」と声が出てしまいました

(投稿者:ちゅん)

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どうして電子申請は使われないのか

ども。
1ヶ月くらい続いた出張ラッシュも終わり、じっくり腰を据えて業務に邁進する担当ちゅんです。

そんなラッシュのトリは「北海道電子自治体共同運営協議会(HARP協議会)企画運営部会」でした。毎回ですがかなり濃い内容の議論をするため、軽い気持ちで参加することが許されない会議。今回もあらかじめ議案が送られてきていたので事前にじっくりと読み込み、会議の場で発言したいことなどを考えながら札幌に向かいました。

今回の会議では「共同利用型の電子申請システム(オンラインフォーム)の利用拡大」が議題となったのですが、私としてはなかなかコレという結論が出せずに考え込みました。議論の中で「フォームを有効活用すればかなり業務効率が上がるのに、使わない組織(職員)は何がネックで使わないのだろう」という話題になり、「そもそもシステムの存在を知らないのではないか」「知っていても使い方がわからないのではないか」「それとも別なところにハードルがあるのか」など、色々意見は出されるものの、そもそも普段からフォームをガンガン使っている人たちばかりが集まっている部会なので、そこははっきりとした理由がつかめず。ある意味では当たり前かもしれません。

私としては「フォーム以前に、日々の業務の中ではまだまだ紙に手書きでFAXという場面にも出くわすし、もう少し進んでもExcelに入力してメール添付みたいな部分も多いんだよなあ」とぼんやり考えていました。フォームを使えば一瞬で集計が終わるのですが、なぜ、あえて紙やExcelにこだわるんだろう・・・と。もしかしたら、依頼する側が相手の環境を過度に考えすぎて「フォームを使えない人がいたら困るから確実に紙で」という構図じゃないかなとも思ったわけです(もちろんフォームのフの字も頭に無いっていう状況もあろうとは思いますが)。

同じような話で、昨今は自治体DXを進めていくうえで「スマホ(ネット)を使えない町民はどうするのか」といった壁にぶつかることが多いです。各種手続きをオンライン化したり、町からのお知らせをLINE配信したりと様々な取り組みを行っているのですが、その時に考えることと似ているような気がします。そういう時に私は「様々な手段の中の一つがオンラインフォームでありLINEなのであり、これまでの手段にプラス1するだけ」と説明しています。従来から行っている手段はそのまま継続しつつ、さらに便利な方法を提供しているに過ぎないという考え方。便利なのであれば必然的にそちらの方が利用されるようになるわけですし、その結果を見て「やはりまだ紙は必要だ」となるのか、それとも「もうフォームだけで十分だ」となるのか。そういう話のような気がします。

と、このように一筋縄では解決できない課題を考えあい、今回も非常に(疲れましたが)有意義な議論ができたと思っています。自治体の情シスとしては難しい局面が続きますが、仲間と手を取り合いながら一歩一歩確実に前進していくしか道はないのだろうなと思った、今回の出張でした。

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(投稿者:ちゅん)

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