まさか、こんな大掛かりになるとは・・・。

以前より、職員の方から依頼を受けていた案件があったのですが、いろいろありまして、着手出来ずにいました。
その案件は、プリンターの接続方法の変更でした。
そのプリンターは、ある時期になると忙しくなるプリンターで、普段は本社の執務室に置かれており、出番が来ると別庁舎の「本部」に置かれるものでした。

別庁舎での業務の際には、別庁舎で臨時に構築されるネットワークに接続され、ネットワーク経由で印刷をおこないます。本庁舎で使用の際には、ネットワークが別になるため、ネットワーク接続ではなく、USB接続で使用していました。このUSBケーブルが事務の支障となっていました。(ケーブルの長さの限界)
執務室には無線アクセスポイントはありませんが、本庁舎ネットワークには接続出来ている環境であっため、USB接続のプリンターを無線LAN接続できるアイテムで接続し「USBケーブルからの解放」を行うこととしていました。その接続変更作業を本日、おこないました。

まずは、執務室でアイテムの設定をおこないます。
付属の説明書では事が足りず(今回の業務使用においては。)、「しっかりとした」説明書をダウンロードしましたが、上手くいかず・・・。「ギブアップです!」と上司ちゅん氏に泣きつきます。適切な指示により設定作業が進行。無事に設定が完了しました。確認のためpingをとりますと、しっかり返ってきました。

次に、設置場所の執務室に移動し、プリンターに取り付けをおこないます。
使用するパソコンのプリンター設定もおこない、テストプリントを実行します。・・・。しかし、プリントされませんでした。pingも通りません。「なぜだろう?」と考えます。アイテムに注目してみますと、無線通信をしている際に点滅するはずのランプが消灯しています。どうやら通信していない様子。再び設定を行った執務室に戻り、確認します。正常にランプが点灯します。pingも通りました。どうやら、無線の電波が弱い模様。パソコンで確認しますと十分な強度がとれていませんでした。

困りました。また、上司ちゅん氏に泣きつきます。経緯を説明。上司ちゅん氏は「有線接続」をすると言いました。今回のアイテムは、有線LAN接続も可能なものでありました。脚立の準備を指示されましたので、取りに行きます。上司ちゅん氏は脚立に登り、天井の点検口の蓋を開けて天井裏を見ています。
以前に使用していたLANケーブル?を数本発見した模様。そして、上司ちゅん氏の「匠の技」で「まあ、なんということでしょう!」目的の執務室まで本庁舎ネットワークがやってきました。
LANケーブルをアイテムに接続し、テストプリントを行います。無事にテストページの印刷が行われました!良かった。良かった。

簡単に終わる予定だったのですが、上司ちゅん氏を巻き込んで大掛かりな作業となってしまった出来事でした。

天井裏を見る上司ちゅん氏
天井裏の中を見る上司ちゅん氏

(投稿者:ふろんと)

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HARP協議会KU部会

ども。
出張明けでふらふらの担当ちゅんです。

何の出張かといえば、用務は北海道電子自治体運営協議会(HARP協議会)の企画運営部会です。2014年にバックオフィス部会の委員になって以来、3年ぶりの参加。にも関わらず、参加されている方々の顔ぶれがほとんど変わっていない(私も含め・・・)ところは、この業界特有のアレだと思います。

企画運営部会の委員として参加しようと思ったきっかけは、この間行われてきた自治体の情報セキュリティ対策が「構築」フェーズから「運用」フェーズへと移行するにあたって、その段階では当町としても意見反映していきたいと思ったことが一番大きな理由です。あとは言わずもがな、情報収集です。全道各地から集まってきた情報担当者間で情報交換できることは、何にも代えがたいメリットと思います。

いま、自治体のインターネット回線は都道府県単位で設置されている「自治体情報セキュリティクラウド」に接続したうえで、集中的かつ高度なセキュリティ対策が行われるようになっています。北海道でいえば180団体以上が同じネットワーク、同じスイッチを通ってインターネット接続されているわけで、そこの設定を変更するにも大変な苦労があります。どうチューニングしていくか、セキュリティと利便性のバランスをどうするか、不具合が起きたときはどう対処するかなど、全団体に関わる内容を簡単に「えい」という訳にもいきません。なので、この部会でしっかりと議論したうえで、一定の方向性を見出していくということになります。私からも少し(かなり?)発言もさせていただき、かなりパワーを使って疲れましたが、とても有意義な時間となりました。

そして、会議の後は恒例の意見交換会。表の会議では言えなかったあんなこと、こんなこと、もちろんここにも書けないことばかりですが、あっという間に時間が過ぎ去りました。色々な方とお話をさせてもらい、仕事に対するモチベーションがグッと上がったように思います。

HARP協議会
机に置かれたICレコーダーが気になってしまいます。しかも2つも!

(投稿者:ちゅん)

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日本語が入力できる状態にならない

先日、職員の採用の連絡があり、準備を行っていたノート型パソコン。準備が終了したため、試運転ならぬ「動作確認」を行うことにしました。

まずは、業務システムが動作するかを確認します。グループウェアや財務会計システムなどを起動させ、正常に動作するかを確認します。無事に起動と動作を確認できました。
次に、メールの確認。これも正常の動作が確認できました。
セキュリティ強靭化後は、インターネット閲覧はリモート環境で行っていますので、その動作も確認します。これも正常の動作を確認。我が社のホームページも無事に閲覧できました。
当町の業務用パソコンには、追加で数種類のソフトウェアをインストールしていますので、その起動と動作を確認します。こちらも無事に使用ができました。

そして、最後に「有名統合型オフィスソフトウェア」の起動と動作を確認します。
まずは、「有名文章作成ソフトウェア」の確認から。ソフトウェアを起動。無事に起動しました。文字を入力してみます。ひらがなが表示され、漢字変換操作を行うとひらがなが漢字へ変わりました。動作の確認ができました。良かった、良かった。
続いて、「有名表計算ソフトウェア」についても確認を試みます。ソフトウェアを起動。こちらも無事に起動しました。文字を入力してみます。アルファベットや数字が表示されました。良かった、良かった。
さらに、日本語の入力を試そうと「半角/全角」キーを押します。続いて、文字を入力を試みます。しかし、枠の中にはアルファベットが表示されています。ひらがなが表示されませんでした。頭の中に「?マーク」が浮かびます。「キーを押し間違えたかな?」と思い、もう一度「半角/全角キー」を押し、文字を入力してみます。やはり、アルファベットが表示されます。タスクバーの「言語」のところを見ますと、「あ」ではなく「A」が表示されています。この状態ではアルファベットが表示されて当然ですね。「設定が悪いのかな?」と思い、設定画面を開き「キーの設定」を確認します。見ますとキーの割り当ては間違ってはいませんでした。

「?」が頭の中に再びあらわれます。そして、「もしかして!」が頭の中に浮かびます。ソフトウェアが正常であれば、次に疑うは「ハードウェア」。キーボードの故障を疑います。
デスクトップ型パソコンからUSBキーボードを外し、対象のノート型パソコンへ接続します。そして、「半角/全角キー」を押します。すると、「A」の表示が「あ」の表示に変わりました!犯人はキーボードのようです。
ということで、キーボードの交換を実施。いつもの「宝箱」から同型のキーボードを探し、交換。動作を確認すると、「A」の表示が「あ」の表示に変わりました!良かった、良かった。

いろいろありましたが、新たな使用者のもとへパソコンが旅立って行った出来事でした。

キーの設定画面の写真
キーの割り当ては正常。今回はハードウェア障害でした。

(投稿者:ふろんと)

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そこじゃない

ども。
自称「雨男」の担当ちゅんです。

先日、とある外勤先にて「あ、ちょうどいいところに!」と呼び止められました。話を伺うと「プリンタの設定がされていないPCがあるので、ちょっとお願いできないか?」とのこと。お安い御用です。

現場にて対象のプリンタを確認。どうやら、少し前まで別な部署でコピー機&ファックスとして利用されていた旧式の複合機のようです。見たところLANケーブルが刺さる場所は無いようでしたが、代わりにUSBの無線プリントサーバが取り付けられていました。
対象のPCをお借りしてPINGを通してみるとちゃんとプリントサーバまで通信できているようで一安心。プリンタドライバさえインストールすれば利用可能になるはずです。

現在、自治体では強靭な情報セキュリティ対策が実施され、インターネットから簡単にドライバをダウンロードできなくなっています。ですので、留守番となっていた隣席ふろんと氏に電話したうえで、職場のPCからドライバをダウンロードしてもらい、セキュリティチェック等所定の手続きを踏んだうえで外部に取り出し、対象PCがアクセス可能な共有フォルダに展開してもらうという手順を踏みます。なんともまどろっこしい手順ですが、全ては情報セキュリティを確保するために必要なことです。

5分、10分と時間が経過。ついにふろんと氏から「終わりましたよ~」と電話が来て、作業を再開。プリンタドライバを一端ローカルプリンタとしてインストールし、その後でStandard TCP/IP Portをつくり、IPアドレスを指定。プリントサーバで設定するときのお決まりの作業です。最後の仕上げで自信満々に「テストページの印刷」をクリックして、しばし待つ。待つ・・。待つ・・・と、ややしばらく待ってみたもののプリンタが動く気配は一向にありません。

ここまで順調だったのに、突然不穏な空気に。恐る恐るブラウザからIPでプリントサーバにアクセスしてみます。すると、どうやらデバイスとしてプリンタを認識できていないようです。なんてこった!
しかし、慌ててはいけません。まずはプリントサーバを再起動して様子を見るのが鉄則です。さらにプリントサーバの配線も含め再度設置状況を確認。ふと、プリンタ側に接続されているUSBケーブルのことが気になり、ちょっとだけ引っ張ってみます。すると、何の抵抗もなく「スポッ」と抜けました。何が起きたのかわからず、とりあえずプリンタの裏側に回ってコネクタを確認。

・・・後は文末の画像をご覧いただければと思います。思わず「そこじゃない!」と独り言をつぶやいてTHE ENDとなりました。ちなみに、今回の複合機にはUSBポートも搭載されておらず、そもそもプリンタ機能非搭載だったようです。それなら仕方がない?かなぁ。でもなぁ。

そこじゃない
電話のモジュラーケーブルを差し込む場所ですよね

(投稿者:ちゅん)

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パソコンのやりくりの中で

当町では、「一人1パソコン」としております。今時は当たり前のことかもしれませんね。二十年くらい前、パーソナルコンピューターは部署に一台あるかないか。他の人が使用していない時間に使用するのが当たり前でした。ワープロは数台ありましたが、これも皆で「やりくり」して使用していました。その時には、こんなにも早く、このような時代がやって来るとは思ってはおらず、テレビや漫画の世界の話と自分は思っていました。

職場の「備品」であるパソコン。所有者は我が社。パソコンには管理シールを貼り、管理台帳で使用者を管理しています。
我が社もそうですが、定期的(時には突然)な「人事異動」や「採用・退職」があり、その度にパソコンは使用者や部署が変わります。パソコンも「異動」ならぬ「移動」をする訳です。内浦湾側から日本海側へ移動する事もあります。

この度、人事担当から職員の「採用」があるとの連絡があったため、パソコンを準備することとなりました。保管場所へ向かい、在庫のノートパソコンを一台手に取り、執務室まで持ってきました。設定を行うためにパソコンの上蓋を開けた瞬間、驚きました・・・。

画面の周りにたくさんの「シール」が貼られていました。
そのシール達には、関係団体の担当者名や電話番号、電話の短縮番号の一覧、そして残念ながら使用していた職員の方の「ログインIDやパスワード」も記載されていました。

Windowsには「付箋機能」があるので、それを利用していただければな・・・。と考えたり、セキュリティ上よろしくないな・・・。と考えたり。

まずは、中身のリセットの前に、外面のリセットから開始した出来事でした。

ノートパソコンの画面のまわり
皆様のパソコンは大丈夫ですか?

(投稿者:ふろんと)

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