突貫工事

ども。
水没したスマホが本日新品と交換された担当ちゅんです。

先日、ハシゴが片方にしかついていない脚立の話を書きましたが、実はそのときに何をしていたかといえば、当町が業務用のパソコン用に設置している無線APの取り外しをしていました。今使っているAPは、いわゆる「コントローラータイプ」のもので、どのAPにどのPCが接続していて、どのくらいの速度で通信しているのかといった情報が簡単に調べられます。その結果、その施設ではAPの設置場所を工夫することで1台撤去できると判断して工事となったものでした。

さて、その結果、手元には取り外したAPが1台。これを使わないで予備機として置いておけるほど充実した環境ではないのが辛いところです。
実は以前から、庁舎内で無線の強度が弱いと言われていたポイントがありました。今回、このポイントをカバーするため、自信はありませんでしたが自営で無線APの設置工事を行うことにしました。

我が社では、軽微なネットワーク工事は自営で行う歴史と伝統があります。どこまでが軽微と呼べるのかわかりませんが、天井の点検口を空けて天井裏にLANケーブルを転がして、目的地の部屋まで連れて行ってコネクタを成端して・・・といった工事は、完全に自営です。
今回の工事もそれにあたります。目的の場所までは天井裏に一部転がしがあるだけで、ほとんど全域を露出配線できる算段がついたので2時間コースと想定、ふろんと氏とともに作業にあたりました。

ただ、露出配線といっても、この時期の作業はやはり過酷です。以前も記事に書きましたが、暖かい空気は上にあがってきますので、汗だくになりながらの作業。やっていることは単純なのですが、私もふろんと氏も徐々に口数が少なくなり・・・。それでも、私からすれば「よし、やるぞ!」という気構えで臨んでいるので頑張れますが、ふろんと氏は急遽の作業。心の準備もなく、私からの「ちょっといいっすか?」だけで急に工事をさせられ、たまったもんじゃないだろうとお察し。図らずも突貫工事になってしまい、申し訳ない気分でした。
しかし、工事の仕上がりは完璧。頭の中で思い描いたとおり作業が進んだ時の達成感は何にも代えがたいものがあります。無事に動き出したAPを見て、その思いはひとしおです。早速、コントローラーでAPの状況を確認すると、待ちわびていたかのように数台のPCがそのAPを利用していました。何事も、やってみればできるものです。

露出配線の様子
見えない場所は露出配線で。経費削減のためモールすら張りません!

(投稿者:ちゅん)

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構成に失敗しました

先日より度々記事になっている「調子を崩したパソコン」。Windows Updateが「失敗の連続」となっていることも問題となり、引き続きの調査をおこなっています。

先の調査では、ある特定の更新プログラムが、何度も失敗していました。他にも更新プログラムが多数来ていましたので、今回はそちらを先に更新してみることにしました。

優先度の高いものの一覧に数種類ありましたので、全てのチェックマークを外し、一つ一つ実行してみます。
まずは、一つ目を実行。祈る気持ちで実行ボタンを押します。すると、祈りが通じたのか、無事に更新プログラムがインストールされました。
よしよし。残りのものも一つずつ実行していきます。祈りながら。
こつこつおこなって、残り二つとなりました。また、祈りながら、実行します。今回も祈りが通じたのか、無事に更新プログラムがインストールされました。良かった、良かった。

ここで、再起動の要求が発せられました。要求通り、再起動のボタンをクリックします。
しばらく待ちます。すると、Windowsのシャットダウンの画面になり、「更新をインストールしています」が表示されました。しばらく待ちます。パーセンテージの表示がどんどん上がっていきます。「成功」への気持ちが高まります。

しかしながら、画面にはその「気持ちの高まり」が一気に沈む表示があらわれました。
「更新プログラムの構成に失敗しました」
「変更を元に戻しています」
非常に残念です・・・。

再起動後、同じ作業を行い、再起動要求に応じて再起動を行いますが、また同じ表示が・・・。
数回繰り返しましたが、結果は同じ。

先が見えない状況に、心が折れそうな気持ちになった出来事でした。

残念な画面表示
この画面があらわれる度に、悲しい気持ちになりました・・・。

(投稿者:ふろんと)

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骨の髄まで

ども。
防水スマホのはずなのに水没故障した担当ちゅんです。保証サービスには入っていましたが、それでも1万円以上の出費です・・・。

さて、本日はどうも機器が故障する一日のようです。とある業務用ノートPCが完全に故障して動かなくなってしまいました。業界的には「通電せず」という4文字で片付けられるような状況。いわゆる「ボード不良」というやつで、こうなってしまうとほとんど復活不可能です。簡単にいえば寿命ということでしょう。

ですが、最後まであきらめずに何とかならないか、悪あがきはしてみます。筐体のネジを全て外して、外側のカバーを取り外します。中の基盤があらわになったところで、ACアダプターを繋いでテスターで通電確認。やはり、メインの基盤までは電気が回らないようです。じっくりと基盤を眺めていると、何やらショートした後のような箇所を発見。どうやら、原因はこれっぽいです。

原因が特定できたところで、ようやくあきらめました。ただし、簡単に処分する訳にはいきません。このノートPCには320GBのハードディスクと、4GBのメモリ、Core i3のCPUと内蔵無線LANアダプタが入っています。もっといえば、液晶モニタだってまだまだ使えるはずです。捨てればゴミですが、これを取り外しておくことで、同型PCが故障した際の「保守用純正部品」として生まれ変わります。本体を全てバラバラに分解して、一つ一つ大切に取り出します。ハンターさんが獲物を解体するかの如く、まさに骨の髄まで。ここまで大切に使ってもらえて、我が社のPCは幸せだなと思います。

解体した部品
これを幸せと呼ぶのか、鬼と呼ぶのかは紙一重のような気もします。

(投稿者:ちゅん)

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施設の屋上へ上る

昨日の上司ちゅん氏の投稿にもあったように、熊石地域のとある施設にて懸案事項であった「施設間通信」の試験を行いました。
投稿にもありましたが、自分は「高所恐怖症」で、高いところは大の苦手!しかしながら、以前の職場で「施設管理」の任務に着き、屋上での雪落とし作業や施設内の天井に設置してある照明の電球・蛍光管の交換作業などで、その苦手を克服するべく、頑張っておりました。
なるべくであれば回避したいところですが、今回も頑張って施設の屋上へ上りました。

上がってみれば、以前の任務が幸いしたのでしょうか、屋上からの景色を見る余裕が。
上司ちゅん氏がいる建物へ向かって「手を振る」こともできました。
下で作業をする業者さんの指示に従い、仮設アンテナの三脚の高さを変えたり、向きを変えたりするサポートを行いました。アンテナについているLED表示が「全開(四個点灯)」になる位置を探し出し、その位置でアンテナを固定しました。

速度を測定している間、時間がありましたので、屋上を見まわしていると、現在使用しているアンテナを見つけました。その方へ向かい、よく見ると「残念な」ものが目に入りました・・・。
アンテナの表面の塗装がはがれて、樹脂?がむき出しになっていました。
この建物があるのは、海辺。海鳥?カラス?に攻撃されたのでしょうか・・・。

測定が終わり、良好な測定値が取れて一安心。後片付けを終え、上司ちゅん氏がいる施設へ戻ることになりました。
しかしながら、ここは施設の屋上。ここから下りなければなりません。今日一番の「注意」と「気合い」を入れ、ハシゴを下ります。落下せすに地上へ立つことができました!

また少し、高所に対する自信がついた出来事でした。

屋上の傷ついたアンテナの写真
屋上で傷ついた無線LANのアンテナ

(投稿者:ふろんと)

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施設間通信不調の原因は

ども。
スーパーでスイカの値段が大きく値下がりしているのを見て「お盆は終わったんだ」と寂しさを感じている担当ちゅんです。

本日は、熊石地域のとある施設にて懸案事項であった「施設間通信」の試験を実施しました。その施設は、これまでも2.4GHz帯の無線LANによりおよそ700mの距離を結んでネットワーク接続していたのですが、最近特に速度が低下していて、何が原因かつかめずに困っていたのです。今回、札幌市の業者さんにも協力を依頼しての本格的な試験となりました。

業者さんは2名、我々も2名ということで、私とふろんと氏でそれぞれの拠点に分かれて、業者さんのサポート。私もふろんと氏も高いところは超苦手ですが、仕事ですから仕方がありません。建物の屋上に登って、仮設のアンテナを立てて、双方から相手のアンテナ方向を狙います。まもなく、無線LANのアンテナについているインジケーターが反応し、どうやら強度はMAXのようです。

手際よく、業者さんが持ち込んだ測定機器によりスループットなどが確認されます。・・・しかし、2.4GHzのアンテナではどうも電波が安定しないようです。首をかしげながら周囲に出ている電波を測定してみると、見事に1チャンネルから12チャンネルまで全てが使われている状況でした。業者さんいわく「これでは電波干渉してしまい安定しません」とのこと。実は私も薄々怪しいとは思っていたのですが、これで確証が持てました。やはり、施設間通信不調の原因は電波干渉にあったようです。

そこで、2.4GHzはあきらめて5GHzに切り替えてみることに。結果、通信速度は1.5倍から2倍くらいまで大きく伸びました。念のため周囲の電波状況を見てみると、5GHz帯はスカスカの状態で非常にクリアでした。どうやら、これで決まりのようです。およそ700mの距離ですが、アンテナ間のスループットは30Mbpsを超えていました。周波数帯の違いはあるかもしれませんが、そもそも業者さんが持ち込んだ試験用のアンテナの性能の高さにも驚かされる結果となりました。

試験中の様子
一番左の白いアンテナが仮設のもの。ちっちゃいのによく飛びます。

(投稿者:ちゅん)

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