フロッピーディスク登場

昨日の上司ちゅん氏の投稿にもあったように、WindowsNT4.0で動作しているパソコン(システム)に今時の複合機を接続する案件に自分も同行しておりました。
以前に接続されていた複合機には、プリンター用パラレルポート(自分は昔「セントロ」と呼んでしました。)が搭載され、そのポートに接続されておりました。今回設置された複合機にはセントロのポートはついておらず、USBポートとLANポートしか接続口がありませんでした。

上司ちゅん氏が「試行錯誤」を繰り返す中、自分的には「この複合機には接続できない」ことを想定して、作業を進めていました。最悪のパターンの想定です。
古いOS。古い筐体。不利な条件ばかりが目に付いていたためでです。自分が以前の職場でNT4.0に度々泣かされていた経験もあったからです。扱いにくいイメージの「玄人仕様」で「本職の方」が扱うイメージです。

複合機に接続出来なかった場合、業務に支障が出ますので、何らかの方法で「帳票の印刷」を行わなくてはなりません。そこで、手持ちの別なプリンターを設置することを想定していました。
当社の執務室に戻った際、プリンターの型番から仕様を確認します。自分の記憶のとおりNT4.0に対応していました。付属のドライバーディスクが手元に無かったため、メーカーのホームページを検索し、ダウンロードすることにしました。
検索を開始。すぐにドライバダウンロードのページが見つかりました。さっそく、ダウンロード。そして展開。
展開後のフォルダの中を確認します。中にはさらにフォルダがあり「DISK1からDISK9」まで分かれてファイルが格納されていました。そうです。「フロッピーディスク」へ分けて保存して、フロッピーディスクドライブのみ搭載のパソコンにもインストールできるようになっていました。
「何かのために!」と大切に保管してあったUSBフロッピーディスクドライブと3.5インチフロッピーディスクを手に取り、インストールディスクの作成を行います。少々時間がかかりましたが、九枚のインストールディスクが出来上がりました。

プリンターとフロッピーディスクを持ち、現場へ向かいましたが、上司ちゅん氏の活躍により、無事に今時の複合機から印刷が可能となりました。

いろいろとありましたが、最終的には当初の目的を達成することができた出来事でした。

フロッピーディスク
今回登場したフロッピーディスク達

(投稿者:ふろんと)

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窓 NT4.0

ども。
7月も本日で終わりですね、担当ちゅんです。

町内のとある施設に、Windows NT4.0のシステムがあります。このシステムは我々の所管外ではありますが、プリンタの設定をお願いしたいと頼まれました。事前に、プリンタの機種名を聞き、NT用のドライバが供給されていることは確認できていたので、あとは現地で作業するだけと「軽い気持ちで」出かけたのが災難の始まりでした。

そもそも、NT4.0をなめてました。隣席ふろんと氏には心得があるらしく、私に「どうやって繋ぐつもりですか?」と聞いてきました。私は「とりあえずUSBで繋げばいいんでないの?」と答えましたが、その後の反応はまさに失笑そのものでした。
そうなんです。Windows NT4.0はUSBこそサポートされていますが、USB印刷はサポートされていないんです。つまり、本体とプリンタは、基本的にパラレルポートで接続しなければならないという訳です。

困ってしまいました。なにせ、対象のプリンタは複合機。いまどきパラレルポートなど搭載されていません。かといって、プリンタ側がUSBでパソコン側がパラレルになっている変換ケーブルも存在しているか怪しいところ。ドライバはあっても繋ぐ術がない、最悪の状況。この時点で、正直降参を覚悟しました。

どうしたものかと本体の裏側を見ていると、なんとLANのポートが搭載されています。この世代のPCにしてはかなり豪華な仕様であったことがわかります。であれば、一か八か、このLANを使ってネットワークプリントを試してみるしかありません。
さっそく、ネットワークアダプタでプロトコルを確認。・・・しかし、ここには「NetBEUI」しかありません。なるほど、NT4.0はTCP/IPも追加でインストールが必要なんですね。

設定画面を開き、TCP/IPをインストールしてみます。すると今度は画面に「ディスクを挿入してください」と出ました。どうやら、ドライバは外部のCDからしか読み込めないようです。現場の職員さんにお願いしてようやくディスクを探し出し、本体に挿入。が、しかし今度はドライブ不良によりディスクが読み込めない。ダメ元でドライブ内部にファミコンのように「フーッ」と息を吹きかけると、奇跡的にドライブ復活!幸運でした。
試行錯誤のうえプロトコルにTCP/IPをインストールして、ネットワークサービスにMicrosoft TCP/IP印刷を追加。恐る恐るIPアドレスなどを設定してみて、プリンタをインストール。
全てが終了し、テストプリント実行!その瞬間、複合機がスリープから復帰する「カチッ」という音がして、私は思わず涙を流すところでした。
無事にプリンタからテストページが出力され、ミッションコンプリートとなりました。

正直、ドライブが故障していた時には「アウトだ」と思いましたが、粘り強くチャレンジして本当によかったです。帰り道、隣席ふろんと氏に「もうNT4.0なんて触ることないでしょうね~」などと話していると、また電話が・・・。どうやら、別な現場に出動のようです。行きつく暇もない一日です。

NT4.0
この時代のパソコンのほうが「システム」って感じがします

(投稿者:ちゅん)

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デスクトップ型パソコンの無線LAN

とある事業で、パソコンの導入作業を行うことになりました。
導入を行う事務室でのネットワークへの接続は、ノート型パソコンを使用して、無線LANで接続していました。今回導入を行うパソコンは、デスクトップ型パソコン。通常であれば、有線LAN接続で利用します。
しかし、対象の事務室では、LANケーブルを引くことが難しかったため、無線LANでの接続を検討しました。

以前に無線LANが内蔵されていないノート型パソコンの無線LANカードが故障した際に導入した「USB型」の無線LANアダプタの使用を検討します。
調べてみますと、いろいろなサイズのアダプタが、各社から販売されていました。
いろいろと調べていますと、思わず購入したくなる「キャッチフレーズ」が目に留まりました。

「さらに進化した飛びと安定性!」
「飛びに差が出る!」

ゴルフのクラブやボールのキャッチフレーズのようです。
そのキャッチフレーズにひかれ、製品をさらに調べてみます。大きく長いアンテナ。これは期待ができそうです。注文を行い、届くのを待つことにしました。

そして先日、アダプタが到着。以前、使用していたものと比較してます。デスクトップ型パソコンに取り付けるには、このようなアンテナの方が電波の送受信が安定しそうです。スチール製のパソコン本体の陰になっても影響が少ないと思われます。
実際にパソコンへ接続し、利用してみます。非常に強い強度で電波を受信していますし、速度も出ています。良かった、良かった。

きっと、対象の事務室でも安定した利用ができると確信した出来事でした。

無線ランアダプタの比較の写真.
今回検討した無線LANアダプタを並べてみました。信頼性はアンテナの長さに比例する?

(投稿者:ふろんと)

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サーバー構築

ども。
無理をすると疲れがなかなか抜けない担当ちゅんです。

困った案件が発生しました。とあるシステム群にインストールしているウィルス対策ソフトがあるのですが、このたびこれらを更新することになりました。最新バージョンに切り替えるという話ではなく、パッケージ(商品)を変更するという大掛かりなものです。所定の手続きを終えてソフトが納品となったのですが、ここで業者さんから「ところで、どのサーバーに入れるんですか」と。「想定していたサーバーはこれです」と伝えたのですが、ここで帰ってきた答えは「NO」でした。

まさか、有り得ない話だと思いました。これでは、家具は買ったけど肝心の家が無かったのと同じです。理由を聞くと、今回調達したソフトはWindows ServerにWebサーバー(IIS)を立ち上げる必要があるようなのですが、私が指定したサーバーには既にIISが立ち上がっており、業者さんからすれば「他のシステムに不具合が出た場合に責任が取れない」と。おっしゃる通りです。

だからといって追加でサーバーを調達できるわけがありません。仮想でOSを上げようにも、ライセンスにも余裕はないし・・・。であれば、仕方がありません。私がやるしかないようです。
さっそく、ソフトのインストールマニュアルを入手して勉強開始。いまどきのソフトは専門的な知識がほとんどない状態でも稼働まで持っていけるくらい簡単・新設な設計です。しかも、今回導入したソフトは日本語(これ重要!)で設定が可能なので、基本的には普通のパソコンにソフトをインストールする作業と何も変わりません。次へ次へとボタンをクリックし、何の問題もなくインストールは完了。問題はここからで、他のシステムへの影響を探るのですが・・・、

よくよくサーバーを見ていて気がついたのですが、このIIS、どうも他のアプリケーションが見当たりません。ここでサーバーを構築した業者さんに連絡を取ってみたのですが、驚きました。「当初、WSUS(Windows Server Update Services)を立ち上げようと思ってIISをインストールしたのですが、結果としてはWSUSは導入しなかったので何も仕事はしていません」とのこと。そういえばぼんやりと思い出してきました。このサーバーを導入した当初、「WSUSを入れてみてはどうか」と提案したのも、「効果が薄いのでやっぱりやめます」と言ったのも、全て私だったような気が。回り回って数年後にまさかこんな苦労をすることになるとは思いませんでした。
しかし、結果として大好きなサーバー構築の案件をこなすことができて、良い経験にはなりました。にわかでもやろうと思えば何とかなるものですね。

インストール完了
無事にWeb管理画面も開いて一安心

(投稿者:ちゅん)

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ケーブルを引く際に

先日の「大掛かりになってしまった作業」の際に、既設のLANケーブルや電源コードについても整理を行うことにしました。
といいますのも、壁から机へ向かっているケーブル類が床にガムテープで固定されていたり、そのまま転がっている状態であったからです。

まずは、ガムテープで固定されているケーブル類について、整理を行うことにしました。
ガムテープをはがします。LANケーブルやテーブルタップ、床タイルが「ベタベタ」な状態になっています。LANケーブルは、イスなどに踏まれていたのか、外皮が裂けて中のカラフルな芯が露出しています。テーブルタップは無事な模様です。
LANケーブルを交換。まだ経験が少ないLANケーブルの先、コネクタの取り付け作業を行います。愛用の「虎の巻」を見ながら芯を並び替え、コネクタに挿し込みます。そして、圧着。確認のためにおそるおそるテスターをかけます。音とともに「合格ランプ」が光りました。一回で成功しました!良かった、良かった。
テーブルタップは、古くコードが細いものであったため、別の物と交換しました。

最後に、ケーブルを「美しく隠す」ためのアイテム、「モール」を設置します。
モールにもいろいろあるようです。今回は、イスにひかれても良いタイプの丈夫なモールを選択します。商品名が一般的な呼び名になっているモールのようですが、ここでは「床モール」と呼びます。
一般的な素材はプラスチック製のようですが、さらに頑丈とするために「アルミ」が中に使用されている物も販売されているようですね。

床モールを保管している部屋に行き、取り出そうとしたところ、まだ箱の封が切られていませんでした。封を切ります。すると、ビニール袋に包まれて何かが入っていました。袋の中に入っている紙には「ケーブル仮止めテープ」と記載されています。
そういえば・・・。と、過去の記憶がよみがえります。
以前に元上司92氏がモールを設置しているのを見ていた時、モールからはみ出しそうになっているケーブルを落ち着かせるために、ケーブルを「セロハンテープ」で留めていました。このテープは、モールを使用する際に必要な場合があるアイテムということで、モールに付属されていたようです。

今回は、使用せずに作業は終わりましたが、専用のテープもあるのだと知った出来事でした。

ケーブル仮止めテープ
たまたま見つけたアイテム(ケーブル仮止めテープ)

(投稿者:ふろんと)

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