ICTセミナーに参加しました

ども。
札幌日帰り出張は体力的に厳しくなってきた担当ちゅんです。

という中ではありますが、先週金曜日は札幌市で開催された「ICTセミナー」に参加しておりました(もちろん日帰りです)。自治体を取り巻くICT環境の変化や動向といった趣旨での講演もあり、大変有意義な時間を過ごしました。

特に印象に残った話として「ICTの3要素」というものがありました。これは、IT系の大学などに行くと初期に習うことのようなのですが、ICTとは「ネットワーク:つなぐ」「ストレージ:集める、記憶する」「サーバ:計算する、考える」という要素から成り立っているのだそうです。
これは、ICT黎明期から現在に至るまで変わらない要素であるとのこと。「へ~そういうものなのか~」と聞いていおりました。
その後、講演では「IoT」「ビッグデータ」「人工知能(AI)」といった新しい技術が次々と紹介され、まるで教育テレビでも見ているかのよう。「こういう世界が目前に迫っているのか~」と、その時はどこか現実味のない感覚になっておりました。

で、ひととおり説明が終わったところで「お気づきですか?」と。
そんな近未来ともいえる最新技術ですが、実は「IoT=ネットワーク」「BD=ストレージ」「AI=サーバ」ということで、やはり3要素なんですよ!と。私が無知であるせいか、かなり目から鱗が落ちる思いでした。こうして考えると、夢のように感じられる世界は本当に目の前まで来ているように感じます。「もっと勉強をしてみたい!」と柄にもなく思った次第です。

ところで、本セミナーの中では当町が取り組んでいる「ICT-BCP」についても言及され、せっかく出席しているのでということで、私も登壇し発表させていただきました。
私からは「自治体の情報担当者はやらなければならない仕事だけで精一杯」という点と「それでもICT-BCPを取り組む必要性と意義」という視点でお話をしました。来場者の中には先進の自治体の方もおられる中でおこがましい話ではありましたが、実際に災害の中で体験したことなどを交えて15分間のスピーチとなりました。
そんな中、来場者の反応が一番良かった話題は、やはり「富山の薬屋さん」だったような気がしています。自慢げに話すようなことでもなかったかもしれませんが、だからこそ気軽に取り組みやすいと思います。万が一に困らぬよう、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。

講演中の様子
おこがましい講演中の様子

(投稿者:ちゅん)

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たたかいの準備

本日から、校務用PCの更新作業を行っています。
以前から度々このブログにも登場するWindowsXP、Windows7、Windows10と三種のOSを動作して現在に至る「レジェンドPC」が現役引退となる日がやってきました。とても残念な気持ちでいっぱいですが、近日のレジェンドPCはきっと「もう勘弁してください!」と言っていたに違いありません。

今回導入される校務用PCは、特殊なシステムで動作しており、近年の様々な理由により、今まで利用していたPCより「不便な点」もあります。その不便な点を補うために従来型のPCも各校に数台配備することとしました。

まずは、学校の統廃合により在庫となっていたPCを配備することとし、準備を進めました。
上司ちゅん氏が作成したPCのハードディスクのイメージを今回配備するPCのハードディスクへ展開(コピー)していきます。専用のソフトウェアを利用しコピー。十分弱でコピーが終了します。そして、PCの電源を入れWindowsの準備の画面があらわれます。その後の設定も上司ちゅん氏が作成した「手順書」に従い「黙々と」行っていきます。そしてPCが使用できる状態となります。それを繰り返し、在庫のPC全ての作成が終わりました。

今回は、この在庫のPCでは台数が不足しているため、禁断と言わざるを得ない手を使用します。「レジェンドPCの再配備」です。「もう勘弁して!」と言っているかもしれませんが、ここは「もうひと踏ん張り」してもらうことに・・・。
学校の統廃合により回収した「レジェンドPC」の中で「これはまだいける!」と思われるものに「新たな設定」を展開していきます。こちらも上司ちゅん氏の「手順書」のとおり行います。

こうして、校務用PCの更新作業の本番を迎える来週を前に、再配備されるPC達が揃いました。
在庫していた「レジェンドPC」では不足しているため、来週は回収と展開を繰り返す予定であります。

来週からの「たたかいの準備ができた」状態となった出来事でした。

出陣を待つPC達
作業が進み、「たたかい」の準備が整いました!

(投稿者:ふろんと)

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日本海側への外勤

本日は、朝から外勤。上司ちゅん氏と共に日本海方面へ向かいました。
本庁舎側が「くもり」であると、日本海側は「はれ」なことが多いのですが、本日もそうでした。長いトンネルを抜けますと、青空に白い雲。そしてセミの鳴き声。まさに「夏」にふさわしい光景が広がっていました。

まずは、一つ目の案件。
町の「どこでもWi-Fi事業」で施設に設置している無線LANアクセスポイントが、先日より「また」接続が出来なくなったとのことでした。自分が施設の職員の方に教えた「復活の呪文」(電源の入り切り)では、またすぐに不調になってしまうとのことで、上司ちゅん氏の登場となりました。
検証の結果、無線LANアクセスポイントの不調ではなく、その上流に接続されているルーターの不調であることが判明しました。さっそく、保守用の物と交換作業を実施。上司ちゅん氏は「あっという間」にルーターの設定を終え、自分に手渡されました。脚立に登り、天井裏にあるルーターと交換。すると以前のように無線接続が可能になりました。良かった、良かった。後片付けを行い、次の任務へ向かいます。

続いて、二つ目の案件。
とある施設で無線LANアクセスポイントが必要となったために、他の施設に現在設置されている無線LANアクセスポイントを取り外し、無線接続から有線接続へ変更する案件。
施設の方に脚立を借り、高所に設置されている無線LANアクセスポイントを取り外します。次に無線LANアクセスポイントへ向かっていたLANケーブルを壁伝いに下ろす作業を行いました。
LANケーブルが通っていると思われる天井の板を外します。上司ちゅん氏は手早い作業で板を留めているネジを外していきます。高所が苦手な自分は下でネジを受け取り、最後に板を受け取ります。天井の中をのぞくと、上司ちゅん氏は予定通りLANケーブルを発見したもよう。別な場所の天井板に穴をあけ、そこからそのLANケーブルを下に通しました。そして、先ほどと逆の作業で天井を元通りに戻します。壁にモールを貼りつけ、LANケーブルを通し、フタをして作業は終了しました。

案件が二つあったのですが「めずらしく」大きなアクシデントも無く、作業が順調に進み、予定通り午前中に帰社することができた出来事でした。

板を外した天井
板を取り外した天井。予定通りLANケーブルが通っていて良かったです!

(投稿者:ふろんと)

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ICT-BCP実地訓練?

ども。
今夏、自宅バーベキューはまだ1回の担当ちゅんです。

本日はとある学校にて電気保安業務に伴う停電が予定されておりました。この学校には自家発電設備があり、今回の保安業務では設備を起動させるのでサーバへの電力は確保されるとは聞いておりましたが、Storage Serverなどの重要な機器を設置していることもあり、念のため立ち合いました。

少し早めに現地に入り、サーバの電気周りをチェック。電源は全て無停電電源装置(UPS)から取られており、さらにUPSは発電機から給電される非常用電源(G電源)に接続されておりました。完璧です。「いつでも停電させていいですよ」と伝え、現地にて待機です。

しばらくすると校内放送で「これから停電します」とアナウンスがあり、まもなく停電となりました。UPSがバッテリー給電に切り替わって「ビャービャー」という独特のビープ音を発します。これはわざとだと思いますが、いつ聞いても嫌な音。明らかに非常事態を知らせるヤバイ音です。
しかし、そのビープ音もすぐに鳴りやみました。どうやら発電機からの電気が届いたようです。

あまりにも順調なので、復電を待たずに帰ろうかと思ったのですが、ここで同席していた隣席ふろんと氏が「電気のついていないスイッチがある」と。調べると、スイッチ本体は稼働しておりましたが、アクセスランプがつかないポートがありました。
このポートに接続されているLANケーブルは、結構重要な幹線となっているもの。これが停電時に長時間途切れると、業務継続上、支障となる恐れがあります。なぜ通信断となったのか思い出してみると、このスイッチまでやってくる間に、LANの延長が100mを超えるために途中にHUBを噛ましていました。今回、このHUBに停電対策をしていなかったため通信が途切れるということが判明したのでした。

これぞICT-BCP。妙にうれしい気持ちになり、職場に戻りさっそく対策を練り始めました。机上訓練だけではなかなか見つけることのできないポイントです。やはり現場で実際に確認することにはかなわないものですね。これからも、コツコツと対策していきます。

UPSの設定
ちなみに、自家発電設備の有無によってUPSの設定は180度変わってきます

(投稿者:ちゅん)

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フロッピーディスク登場

昨日の上司ちゅん氏の投稿にもあったように、WindowsNT4.0で動作しているパソコン(システム)に今時の複合機を接続する案件に自分も同行しておりました。
以前に接続されていた複合機には、プリンター用パラレルポート(自分は昔「セントロ」と呼んでしました。)が搭載され、そのポートに接続されておりました。今回設置された複合機にはセントロのポートはついておらず、USBポートとLANポートしか接続口がありませんでした。

上司ちゅん氏が「試行錯誤」を繰り返す中、自分的には「この複合機には接続できない」ことを想定して、作業を進めていました。最悪のパターンの想定です。
古いOS。古い筐体。不利な条件ばかりが目に付いていたためでです。自分が以前の職場でNT4.0に度々泣かされていた経験もあったからです。扱いにくいイメージの「玄人仕様」で「本職の方」が扱うイメージです。

複合機に接続出来なかった場合、業務に支障が出ますので、何らかの方法で「帳票の印刷」を行わなくてはなりません。そこで、手持ちの別なプリンターを設置することを想定していました。
当社の執務室に戻った際、プリンターの型番から仕様を確認します。自分の記憶のとおりNT4.0に対応していました。付属のドライバーディスクが手元に無かったため、メーカーのホームページを検索し、ダウンロードすることにしました。
検索を開始。すぐにドライバダウンロードのページが見つかりました。さっそく、ダウンロード。そして展開。
展開後のフォルダの中を確認します。中にはさらにフォルダがあり「DISK1からDISK9」まで分かれてファイルが格納されていました。そうです。「フロッピーディスク」へ分けて保存して、フロッピーディスクドライブのみ搭載のパソコンにもインストールできるようになっていました。
「何かのために!」と大切に保管してあったUSBフロッピーディスクドライブと3.5インチフロッピーディスクを手に取り、インストールディスクの作成を行います。少々時間がかかりましたが、九枚のインストールディスクが出来上がりました。

プリンターとフロッピーディスクを持ち、現場へ向かいましたが、上司ちゅん氏の活躍により、無事に今時の複合機から印刷が可能となりました。

いろいろとありましたが、最終的には当初の目的を達成することができた出来事でした。

フロッピーディスク
今回登場したフロッピーディスク達

(投稿者:ふろんと)

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