日本海側への外勤

本日は、朝から外勤。上司ちゅん氏と共に日本海方面へ向かいました。
本庁舎側が「くもり」であると、日本海側は「はれ」なことが多いのですが、本日もそうでした。長いトンネルを抜けますと、青空に白い雲。そしてセミの鳴き声。まさに「夏」にふさわしい光景が広がっていました。

まずは、一つ目の案件。
町の「どこでもWi-Fi事業」で施設に設置している無線LANアクセスポイントが、先日より「また」接続が出来なくなったとのことでした。自分が施設の職員の方に教えた「復活の呪文」(電源の入り切り)では、またすぐに不調になってしまうとのことで、上司ちゅん氏の登場となりました。
検証の結果、無線LANアクセスポイントの不調ではなく、その上流に接続されているルーターの不調であることが判明しました。さっそく、保守用の物と交換作業を実施。上司ちゅん氏は「あっという間」にルーターの設定を終え、自分に手渡されました。脚立に登り、天井裏にあるルーターと交換。すると以前のように無線接続が可能になりました。良かった、良かった。後片付けを行い、次の任務へ向かいます。

続いて、二つ目の案件。
とある施設で無線LANアクセスポイントが必要となったために、他の施設に現在設置されている無線LANアクセスポイントを取り外し、無線接続から有線接続へ変更する案件。
施設の方に脚立を借り、高所に設置されている無線LANアクセスポイントを取り外します。次に無線LANアクセスポイントへ向かっていたLANケーブルを壁伝いに下ろす作業を行いました。
LANケーブルが通っていると思われる天井の板を外します。上司ちゅん氏は手早い作業で板を留めているネジを外していきます。高所が苦手な自分は下でネジを受け取り、最後に板を受け取ります。天井の中をのぞくと、上司ちゅん氏は予定通りLANケーブルを発見したもよう。別な場所の天井板に穴をあけ、そこからそのLANケーブルを下に通しました。そして、先ほどと逆の作業で天井を元通りに戻します。壁にモールを貼りつけ、LANケーブルを通し、フタをして作業は終了しました。

案件が二つあったのですが「めずらしく」大きなアクシデントも無く、作業が順調に進み、予定通り午前中に帰社することができた出来事でした。

板を外した天井
板を取り外した天井。予定通りLANケーブルが通っていて良かったです!

(投稿者:ふろんと)

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ICT-BCP実地訓練?

ども。
今夏、自宅バーベキューはまだ1回の担当ちゅんです。

本日はとある学校にて電気保安業務に伴う停電が予定されておりました。この学校には自家発電設備があり、今回の保安業務では設備を起動させるのでサーバへの電力は確保されるとは聞いておりましたが、Storage Serverなどの重要な機器を設置していることもあり、念のため立ち合いました。

少し早めに現地に入り、サーバの電気周りをチェック。電源は全て無停電電源装置(UPS)から取られており、さらにUPSは発電機から給電される非常用電源(G電源)に接続されておりました。完璧です。「いつでも停電させていいですよ」と伝え、現地にて待機です。

しばらくすると校内放送で「これから停電します」とアナウンスがあり、まもなく停電となりました。UPSがバッテリー給電に切り替わって「ビャービャー」という独特のビープ音を発します。これはわざとだと思いますが、いつ聞いても嫌な音。明らかに非常事態を知らせるヤバイ音です。
しかし、そのビープ音もすぐに鳴りやみました。どうやら発電機からの電気が届いたようです。

あまりにも順調なので、復電を待たずに帰ろうかと思ったのですが、ここで同席していた隣席ふろんと氏が「電気のついていないスイッチがある」と。調べると、スイッチ本体は稼働しておりましたが、アクセスランプがつかないポートがありました。
このポートに接続されているLANケーブルは、結構重要な幹線となっているもの。これが停電時に長時間途切れると、業務継続上、支障となる恐れがあります。なぜ通信断となったのか思い出してみると、このスイッチまでやってくる間に、LANの延長が100mを超えるために途中にHUBを噛ましていました。今回、このHUBに停電対策をしていなかったため通信が途切れるということが判明したのでした。

これぞICT-BCP。妙にうれしい気持ちになり、職場に戻りさっそく対策を練り始めました。机上訓練だけではなかなか見つけることのできないポイントです。やはり現場で実際に確認することにはかなわないものですね。これからも、コツコツと対策していきます。

UPSの設定
ちなみに、自家発電設備の有無によってUPSの設定は180度変わってきます

(投稿者:ちゅん)

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フロッピーディスク登場

昨日の上司ちゅん氏の投稿にもあったように、WindowsNT4.0で動作しているパソコン(システム)に今時の複合機を接続する案件に自分も同行しておりました。
以前に接続されていた複合機には、プリンター用パラレルポート(自分は昔「セントロ」と呼んでしました。)が搭載され、そのポートに接続されておりました。今回設置された複合機にはセントロのポートはついておらず、USBポートとLANポートしか接続口がありませんでした。

上司ちゅん氏が「試行錯誤」を繰り返す中、自分的には「この複合機には接続できない」ことを想定して、作業を進めていました。最悪のパターンの想定です。
古いOS。古い筐体。不利な条件ばかりが目に付いていたためでです。自分が以前の職場でNT4.0に度々泣かされていた経験もあったからです。扱いにくいイメージの「玄人仕様」で「本職の方」が扱うイメージです。

複合機に接続出来なかった場合、業務に支障が出ますので、何らかの方法で「帳票の印刷」を行わなくてはなりません。そこで、手持ちの別なプリンターを設置することを想定していました。
当社の執務室に戻った際、プリンターの型番から仕様を確認します。自分の記憶のとおりNT4.0に対応していました。付属のドライバーディスクが手元に無かったため、メーカーのホームページを検索し、ダウンロードすることにしました。
検索を開始。すぐにドライバダウンロードのページが見つかりました。さっそく、ダウンロード。そして展開。
展開後のフォルダの中を確認します。中にはさらにフォルダがあり「DISK1からDISK9」まで分かれてファイルが格納されていました。そうです。「フロッピーディスク」へ分けて保存して、フロッピーディスクドライブのみ搭載のパソコンにもインストールできるようになっていました。
「何かのために!」と大切に保管してあったUSBフロッピーディスクドライブと3.5インチフロッピーディスクを手に取り、インストールディスクの作成を行います。少々時間がかかりましたが、九枚のインストールディスクが出来上がりました。

プリンターとフロッピーディスクを持ち、現場へ向かいましたが、上司ちゅん氏の活躍により、無事に今時の複合機から印刷が可能となりました。

いろいろとありましたが、最終的には当初の目的を達成することができた出来事でした。

フロッピーディスク
今回登場したフロッピーディスク達

(投稿者:ふろんと)

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窓 NT4.0

ども。
7月も本日で終わりですね、担当ちゅんです。

町内のとある施設に、Windows NT4.0のシステムがあります。このシステムは我々の所管外ではありますが、プリンタの設定をお願いしたいと頼まれました。事前に、プリンタの機種名を聞き、NT用のドライバが供給されていることは確認できていたので、あとは現地で作業するだけと「軽い気持ちで」出かけたのが災難の始まりでした。

そもそも、NT4.0をなめてました。隣席ふろんと氏には心得があるらしく、私に「どうやって繋ぐつもりですか?」と聞いてきました。私は「とりあえずUSBで繋げばいいんでないの?」と答えましたが、その後の反応はまさに失笑そのものでした。
そうなんです。Windows NT4.0はUSBこそサポートされていますが、USB印刷はサポートされていないんです。つまり、本体とプリンタは、基本的にパラレルポートで接続しなければならないという訳です。

困ってしまいました。なにせ、対象のプリンタは複合機。いまどきパラレルポートなど搭載されていません。かといって、プリンタ側がUSBでパソコン側がパラレルになっている変換ケーブルも存在しているか怪しいところ。ドライバはあっても繋ぐ術がない、最悪の状況。この時点で、正直降参を覚悟しました。

どうしたものかと本体の裏側を見ていると、なんとLANのポートが搭載されています。この世代のPCにしてはかなり豪華な仕様であったことがわかります。であれば、一か八か、このLANを使ってネットワークプリントを試してみるしかありません。
さっそく、ネットワークアダプタでプロトコルを確認。・・・しかし、ここには「NetBEUI」しかありません。なるほど、NT4.0はTCP/IPも追加でインストールが必要なんですね。

設定画面を開き、TCP/IPをインストールしてみます。すると今度は画面に「ディスクを挿入してください」と出ました。どうやら、ドライバは外部のCDからしか読み込めないようです。現場の職員さんにお願いしてようやくディスクを探し出し、本体に挿入。が、しかし今度はドライブ不良によりディスクが読み込めない。ダメ元でドライブ内部にファミコンのように「フーッ」と息を吹きかけると、奇跡的にドライブ復活!幸運でした。
試行錯誤のうえプロトコルにTCP/IPをインストールして、ネットワークサービスにMicrosoft TCP/IP印刷を追加。恐る恐るIPアドレスなどを設定してみて、プリンタをインストール。
全てが終了し、テストプリント実行!その瞬間、複合機がスリープから復帰する「カチッ」という音がして、私は思わず涙を流すところでした。
無事にプリンタからテストページが出力され、ミッションコンプリートとなりました。

正直、ドライブが故障していた時には「アウトだ」と思いましたが、粘り強くチャレンジして本当によかったです。帰り道、隣席ふろんと氏に「もうNT4.0なんて触ることないでしょうね~」などと話していると、また電話が・・・。どうやら、別な現場に出動のようです。行きつく暇もない一日です。

NT4.0
この時代のパソコンのほうが「システム」って感じがします

(投稿者:ちゅん)

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デスクトップ型パソコンの無線LAN

とある事業で、パソコンの導入作業を行うことになりました。
導入を行う事務室でのネットワークへの接続は、ノート型パソコンを使用して、無線LANで接続していました。今回導入を行うパソコンは、デスクトップ型パソコン。通常であれば、有線LAN接続で利用します。
しかし、対象の事務室では、LANケーブルを引くことが難しかったため、無線LANでの接続を検討しました。

以前に無線LANが内蔵されていないノート型パソコンの無線LANカードが故障した際に導入した「USB型」の無線LANアダプタの使用を検討します。
調べてみますと、いろいろなサイズのアダプタが、各社から販売されていました。
いろいろと調べていますと、思わず購入したくなる「キャッチフレーズ」が目に留まりました。

「さらに進化した飛びと安定性!」
「飛びに差が出る!」

ゴルフのクラブやボールのキャッチフレーズのようです。
そのキャッチフレーズにひかれ、製品をさらに調べてみます。大きく長いアンテナ。これは期待ができそうです。注文を行い、届くのを待つことにしました。

そして先日、アダプタが到着。以前、使用していたものと比較してます。デスクトップ型パソコンに取り付けるには、このようなアンテナの方が電波の送受信が安定しそうです。スチール製のパソコン本体の陰になっても影響が少ないと思われます。
実際にパソコンへ接続し、利用してみます。非常に強い強度で電波を受信していますし、速度も出ています。良かった、良かった。

きっと、対象の事務室でも安定した利用ができると確信した出来事でした。

無線ランアダプタの比較の写真.
今回検討した無線LANアダプタを並べてみました。信頼性はアンテナの長さに比例する?

(投稿者:ふろんと)

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