骨の髄まで

ども。
防水スマホのはずなのに水没故障した担当ちゅんです。保証サービスには入っていましたが、それでも1万円以上の出費です・・・。

さて、本日はどうも機器が故障する一日のようです。とある業務用ノートPCが完全に故障して動かなくなってしまいました。業界的には「通電せず」という4文字で片付けられるような状況。いわゆる「ボード不良」というやつで、こうなってしまうとほとんど復活不可能です。簡単にいえば寿命ということでしょう。

ですが、最後まであきらめずに何とかならないか、悪あがきはしてみます。筐体のネジを全て外して、外側のカバーを取り外します。中の基盤があらわになったところで、ACアダプターを繋いでテスターで通電確認。やはり、メインの基盤までは電気が回らないようです。じっくりと基盤を眺めていると、何やらショートした後のような箇所を発見。どうやら、原因はこれっぽいです。

原因が特定できたところで、ようやくあきらめました。ただし、簡単に処分する訳にはいきません。このノートPCには320GBのハードディスクと、4GBのメモリ、Core i3のCPUと内蔵無線LANアダプタが入っています。もっといえば、液晶モニタだってまだまだ使えるはずです。捨てればゴミですが、これを取り外しておくことで、同型PCが故障した際の「保守用純正部品」として生まれ変わります。本体を全てバラバラに分解して、一つ一つ大切に取り出します。ハンターさんが獲物を解体するかの如く、まさに骨の髄まで。ここまで大切に使ってもらえて、我が社のPCは幸せだなと思います。

解体した部品
これを幸せと呼ぶのか、鬼と呼ぶのかは紙一重のような気もします。

(投稿者:ちゅん)

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施設の屋上へ上る

昨日の上司ちゅん氏の投稿にもあったように、熊石地域のとある施設にて懸案事項であった「施設間通信」の試験を行いました。
投稿にもありましたが、自分は「高所恐怖症」で、高いところは大の苦手!しかしながら、以前の職場で「施設管理」の任務に着き、屋上での雪落とし作業や施設内の天井に設置してある照明の電球・蛍光管の交換作業などで、その苦手を克服するべく、頑張っておりました。
なるべくであれば回避したいところですが、今回も頑張って施設の屋上へ上りました。

上がってみれば、以前の任務が幸いしたのでしょうか、屋上からの景色を見る余裕が。
上司ちゅん氏がいる建物へ向かって「手を振る」こともできました。
下で作業をする業者さんの指示に従い、仮設アンテナの三脚の高さを変えたり、向きを変えたりするサポートを行いました。アンテナについているLED表示が「全開(四個点灯)」になる位置を探し出し、その位置でアンテナを固定しました。

速度を測定している間、時間がありましたので、屋上を見まわしていると、現在使用しているアンテナを見つけました。その方へ向かい、よく見ると「残念な」ものが目に入りました・・・。
アンテナの表面の塗装がはがれて、樹脂?がむき出しになっていました。
この建物があるのは、海辺。海鳥?カラス?に攻撃されたのでしょうか・・・。

測定が終わり、良好な測定値が取れて一安心。後片付けを終え、上司ちゅん氏がいる施設へ戻ることになりました。
しかしながら、ここは施設の屋上。ここから下りなければなりません。今日一番の「注意」と「気合い」を入れ、ハシゴを下ります。落下せすに地上へ立つことができました!

また少し、高所に対する自信がついた出来事でした。

屋上の傷ついたアンテナの写真
屋上で傷ついた無線LANのアンテナ

(投稿者:ふろんと)

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施設間通信不調の原因は

ども。
スーパーでスイカの値段が大きく値下がりしているのを見て「お盆は終わったんだ」と寂しさを感じている担当ちゅんです。

本日は、熊石地域のとある施設にて懸案事項であった「施設間通信」の試験を実施しました。その施設は、これまでも2.4GHz帯の無線LANによりおよそ700mの距離を結んでネットワーク接続していたのですが、最近特に速度が低下していて、何が原因かつかめずに困っていたのです。今回、札幌市の業者さんにも協力を依頼しての本格的な試験となりました。

業者さんは2名、我々も2名ということで、私とふろんと氏でそれぞれの拠点に分かれて、業者さんのサポート。私もふろんと氏も高いところは超苦手ですが、仕事ですから仕方がありません。建物の屋上に登って、仮設のアンテナを立てて、双方から相手のアンテナ方向を狙います。まもなく、無線LANのアンテナについているインジケーターが反応し、どうやら強度はMAXのようです。

手際よく、業者さんが持ち込んだ測定機器によりスループットなどが確認されます。・・・しかし、2.4GHzのアンテナではどうも電波が安定しないようです。首をかしげながら周囲に出ている電波を測定してみると、見事に1チャンネルから12チャンネルまで全てが使われている状況でした。業者さんいわく「これでは電波干渉してしまい安定しません」とのこと。実は私も薄々怪しいとは思っていたのですが、これで確証が持てました。やはり、施設間通信不調の原因は電波干渉にあったようです。

そこで、2.4GHzはあきらめて5GHzに切り替えてみることに。結果、通信速度は1.5倍から2倍くらいまで大きく伸びました。念のため周囲の電波状況を見てみると、5GHz帯はスカスカの状態で非常にクリアでした。どうやら、これで決まりのようです。およそ700mの距離ですが、アンテナ間のスループットは30Mbpsを超えていました。周波数帯の違いはあるかもしれませんが、そもそも業者さんが持ち込んだ試験用のアンテナの性能の高さにも驚かされる結果となりました。

試験中の様子
一番左の白いアンテナが仮設のもの。ちっちゃいのによく飛びます。

(投稿者:ちゅん)

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アップデート失敗の連続

先日の「調子を崩したパソコン」についてです。
引き続きの調査を行いました。

全てのプログラムからWindows Updateを起動します。そして、左列の「更新プログラムの確認」をクリックし、しばらく待ちます。すると、更新プログラムの一覧が表示されました。「1個の重要な更新プログラムが利用可能です」との表示がありました。「更新プログラムのインストール」ボタンを押し、インストール開始!

しばらく待ちます。
すると、「復元ポイント」を作成し、インストールが始まりました。
また、しばらく待ちます。
すると、全体が「赤く」なり、「一部の更新プログラムはインストールされませんでした」と表示されました。
何かの調子が悪かったのかな?と思い、「再実行」ボタンをクリックします。
再び、インストール作業が開始されます。
またまた、しばらく待ちます。すると、また、赤い画面が表示されました。

ねばり強く、何度も繰り返します。しかしながら、やはり、赤い画面に戻りました。
「更新履歴を表示します」をクリックしてみます。
画面を見て悲しい気持ちになりました。そこには、「失敗」の表示がたくさん並んでいました・・・。
特定の更新プログラムがインストールできないようです。

重要度が「重要」となっている更新プログラムのようですが、インストールすることができません。
他のパソコンは、更新プログラムが無事にインストールされているのに・・・。
いろいろと調べてみますと、同じような症状に見舞われて、困っている方もいるようです。

やはり、システムが壊れてしまっているのでしょうか?
先が見えませんが、引き続き、修復作業をおこなってみたいと思います。

アップデートが失敗の連続
同じ更新プログラムが何度も失敗しています。どうしたものか・・・。

(投稿者:ふろんと)

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機械も暑さには弱い

ども。
13日から15日まで、ふるさと熊石にてお祭りに参加し、足に相当なダメージを負った担当ちゅんです。
ちなみに、お祭りの様子は「熊石ブログ」に記事が書かれております。実は私も写真にちらっと写っています。

そんな状況ですので、今日はじっくりとデスクワークと思っていたのですが、そううまくはいきません。とある学校から「ネットワークが遅い。いつも遅いんだけど、今日はマックス遅い」という切実な一報がもたらされました。上位の回線にまつわるトラブルなので職場からのリモートはできず、現場に急行することとなりました。

学校に到着し、まずは状況を確認。あらかじめ、サーバ側にスループットを計測するためのソフトウェア(NetMi)を仕込んでおいたので、現場からこれに向かってパケットを送ってみます。すると、スループットは1Mbpsも出ていないようです。これで何が分かるかというと、単純にネットワークといっても、それがインターネットの話なのか、それともVPN空間(イントラ)の話なのかの切り分けができるのです。今回の場合、ローカルのサーバまでがすでに遅いので後者ということになりそうです。
NetMiは有名なフリーソフトで、スループットを計測したいときに便利です。Windows XPまでしか対応していないとされていますが、Windows Server 2012 R2でもちゃんと動きます。素晴らしい。

次に、そのサーバまでPINGを通してみますが、どうも安定しません。10本に1本くらいの頻度でタイムアウトしているようです。Tracertで経路を確認し、どの段階でおかしくなっているのか絞り込みます。どうやら、VPN接続するためのルータ間があやしいようです。
ここで保守業者さんに連絡。指示を受けながら、まずは学校側に設置しているVPNルータの電源を入り切りしてみますが、状況変わらず。次に業者さんが遠隔から拠点側に設置しているVPNルータの電源を入り切りしてみると「大変です!復帰しません!」と。
どうやら、もともとルータが不調だったところに、電源入り切りで「トドメ」をさしてしまったようです。

ただ、原因がわかってまずは一安心。今回のルータはレンタル品なので、業者さんがすぐに手配をして交換することになりました。今回、VPNルータを設置していた拠点は町内にある秘密の建物になるのですが、業者さんいわく、故障の原因は「熱暴走ではないでしょうか」と。
早速、その建物に侵入してみますが、第一声「暑っつ!!!」でした。まるでサウナのような気温の高さに、実機を見るまでもなく熱暴走であることを悟りました。
急ぎ、部屋の内部の温度を下げるべく手を打ちましたが、どうやらルータはご臨終のようです。
人間と同じように、機械も暑さには弱いのです。もともと、通信機器を設置するための部屋ではないので仕方がないといえばそれまでですが、せめて壊れる前に「暑いよ~!」とSOSを送ってくれれば助けてあげられたのに・・・と思います。

空調設備
一応、その部屋には立派な換気扇があるのですが、動作温度は「35度」に設定されていました。残念!

(投稿者:ちゅん)

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