まるでデコトラ

ども。
太陽フレアの影響は特に感じていない担当ちゅんです。

昨日、ふろんと氏が「高所作業回避」というタイトルで記事をあげていますが、珍しいことに私は札幌市に出張(日帰り・・・)しており、しかもそんなときに限って難しめのトラブルが発生するという、ふろんと氏にとっては災難な一日になってしまったようです。

その日、私は車で移動していましたので、スマホをスピーカーモードにして随時連絡を受けながら、対応策を協議しておりました。ただ、現場で実際に物を見ながら話をするのと想像で話をするのとでは、意思の疎通を含めてやはり困難を極めます。「あれはどうなっていますか?」「あれというのはどれですか?」「いやいや、それですよ」的な、まるでコントでもしているかのようなやり取り。それでも、少しずつ状況を切り分けしながら原因を探ります。

そんな中。どうやら機器不具合の原因は、ネットワークのスイッチ周りではないかという一つの推測を立てることができました。ふろんと氏には交換が想定される機器類を全部持って現場に向かってもらうことに。
まもなく、現場に到着したふろんと氏から電話がかかってきて、「交換してはどうかと言われたものは全て取り替えてみました」とのこと。さらに「ちょっと気になるものがあります」と言われ、聞くと「設置されているハブのLEDのアクセスランプがまるでデコトラのように右から左に流れています」と。その瞬間、原因はこれだと確信しました。

ハブが故障すると、通常は通信が止まってしまうことでそれに気がつくのですが、ごく稀におかしなパケットを吐き出して、それが原因で接続されている機器側に不具合を生じることがあると、過去の経験上知っていました。
今回のケースもおそらくこれに当てはまると思います。完全に故障したわけではないけど、たまに発生する「デコトラ現象」により、その先についている機器が異常を検知して止まってしまったということなんでしょう。
それにしても、今回のMVPは電話口で「デコトラ」という極めて分かりやすい表現で私に不具合を伝えてきたふろんと氏です。実際に物を見ていなくてもどんな状況なのか完璧に把握できました。ナイス!

故障したハブ
これが今回の「デコトラ」です

(投稿者:ちゅん)

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高所作業回避

先日の出来事。出張へ出かけていた上司ちゅん氏から電話が入りました。
何事かと思い話を聞きますと、FWAの会社から連絡があり、ネットワークが不通になっている施設があるとのことでした。上司ちゅん氏が不在の時に起こってしまったトラブル。自分の日頃の行いが悪いせいなのでしょうね・・・。
その施設は某学校。先日に上司ちゅん氏が「高所作業」を行ったところでした。以前にもこのブログにも書きましたが、自分も高所は大の苦手・・・。
ではありますが、学校では業務に支障が出ていますので、早々に対処しなくてはなりません。上司ちゅん氏より指示のあった保守部品と工具箱を持ち、現場へ向かいました。

現場に到着。まずは、FWAのアンテナを見に向かいます。上司ちゅん氏の指示通り、アンテナに付いている受信レベルを示すLEDランプのメーターを確認します。残念ながら「赤」の表示。つまり、受信をしていないということです。
前回は、PoEで電源供給を兼ねているLANケーブルの抜き差しを行うことで、アンテナがリセットされて復旧しました。その際には、ハシゴに登り。アンテナ側のLANケーブルを抜き差ししました。
先ほどの上司ちゅん氏からの電話の指示では、今回、PoE電源を供給している機器の交換を行う指示でした。
その機器は、学校横の倉庫の中にあるとのことでしたので、倉庫の中に入り機器の入っている収納箱を探しました。倉庫の奥に設置されているのを発見、箱を開け、機器を保守部品と交換しました。

再びアンテナの下へ戻り、メーターを確認します。赤のランプではなく、先日見た時と同じように緑ランプが点灯していました。
ランプを確認した後にFWAの会社へ電話をし、ネットワークの確認を行うよう、上司ちゅん氏から指示がありましたので、指示通り会社へ電話をして、確認をお願いしました。
数分後、正常に動作しているとの連絡がありました。良かった、良かった。
学校の職員の方に復旧の報告をし、動作を確認後、帰社となりました。

一人での現場で「不安」でしたが、上司ちゅん氏の指示により、無事に問題を解決できた出来事でした。

高所のアンテナの写真
今回は、高所作業をせずに済みました。

(投稿者:ふろんと)

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スタートアップ修復が初めて仕事をする

ども。
スマホがほぼゲーム機になりつつある担当ちゅんです。

先日から実施している教育用PCのウィルス対策ソフト入れ替えは、ようやくゴールが見えてきました。昨日は熊石地域の小中学校を訪問して、ふろんと氏と手分けをして作業を行いました。

私は中学校に入りましたが、さすがにこれだけ台数をこなしてきて、手順に戸惑う点などなく淡々と作業するだけです。想定よりも順調に進み、「もしかしたら1時間もかからずに撤収できるかも」などと思ったのですが、やはりそううまくはいきません。
中学校の作業が終了したタイミングで、小学校に入っていたふろんと氏から入電。「終わりました~」という撤収連絡かと思ったのですが、まさかのトラブル。
「ウィルス対策ソフトをアンインストールする作業中、1台のPCがブルースクリーンで起動しなくなってしまった」という、思わず耳を塞ぎたくなるような状況でした。

急ぎ中学校を後にし、徒歩で小学校へ。現場に到着すると、起動できずにブルースクリーンのループに陥っているPCが・・・。ふろんと氏はギブアップしたので、ここからは私がバトンを受け継ぎます。
通常の起動は無理なので、まずは定石である「セーフモードとコマンドプロンプト」を試します。これでコマンドが立ち上がってきたら、CHKDSKなり何なりであれこれ対策が可能です。しかし、今回のケースではセーフモードすら立ち上がってきません。

ブルースクリーンの内容を見てみると、どうやらエラーコードは「c0000145{Application Error}」のようです。「ん?アプリケーション?」・・・PCがこの状態に陥った原因はウィルス対策ソフトのアンインストールですので、もしかしたらそれが失敗したことでOSが起動できないくらいのダメージを負ったということでしょうか。
であれば、満を持して「スタートアップ修復」の出番です。実は私自身、Windows 7の機能であるこの修復が成功した試しがありませんでした。どうしようもない時に半ばダメ元でやってみるのですが、「結局ダメでした」という話ばかりで良いイメージが全くありません。でも、今回はハードウェア障害ではなさそうですし、可能性はあるような気もします。

こうなれば四の五の言わず、いざ修復!その後、しばし待ちます。待ちます・・・。待ちくたびれた頃、画面に何やらメッセージが出ています。「どうせ問題を解決できなかったというアレだろう」と見てみると、「復元できます。どうしますか?」的な、今まで見たことのないメッセージ。鼻息荒く「OK」を押し、また気長に待ちます。
すると「成功していれば正しく開始するけど、成功しなかった場合はもう一度修復します」という当たり前なメッセージが出てきて、結果、Windowsは正常起動しました。これまで一度もうまくいかなかった「スタートアップ修復」は、ここにきて初めて仕事をしてくれたようです!

今回のケース、ウィルス対策ソフトをアンインストールする工程で、おそらくWindows アップデートか何かのインストールとバッティングしたことで起きたエラーではないかと推測しています。なので、スタートアップ修復では、内部的に「システムの復元」がかかって、アンインストール前の状態に戻ったことで正常起動したものと思われます。結局、ハードウェア障害ではない場合にのみ「修復」は有効であるということなんでしょう。良い経験ができました。

メッセージ画面
「当たり前でしょ」とつっこんだら負けのようなメッセージ

(投稿者:ちゅん)

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故障が続く・・・

以前より調子が悪いとの話があったパソコンがあったのですが、なかなか手をつけることができず、「だましだまし」使用してもらっていたのですが、症状が悪化をしていると言うことで、代替用パソコンを作成することにしました。

対象のパソコンは、文書作成ソフトウェアや表計算ソフトウェアの利用が大半で、特殊なシステムは使用していないパソコンでありましたので、以前に作成したバックアップイメージを展開し、使用するプリンターをインストールする作業で代替パソコンの準備ができます。

さっそく作業を開始します。
代替用パソコンにハードディスクを取り付け、DVDドライブにイメージ展開ソフトウェアの入ったCDを入れ、バックアップイメージが入っている外付けハードディスクをUSB接続し、スイッチオン!
何度も行っている作業ですので、いつものように「コツコツ」と行います。10分ほどで展開完了。CDを取り出し、外付けハードディスクを外し、パソコンを再起動します。
そして、上司ちゅん氏作成の手順書に従い、セットアップ作業を行います。パソコンが通常通り使用できる状態になり「やれやれ」と思っていました。

が、作業中から気になる点がありました。マウスカーソルがやけにクルクルしたり、ウインドウが開くまでにいつもより時間がかかったり。全体的に動作が緩慢でした。古めのパソコンでありましたので「こんなものかな?」と思いながら作業を続けていました。

以前の記憶がよみがえります。ハードディスクの調子が悪くなるとそのような状態になったなと。
せっかく準備が整ったのにまた一からのセットアップ作業は辛かったので、ハードディスクの複製を作成することにしました。これも慣れた作業。十数分で作業が終了しました。複製されたハードディスクと交換し、パソコンを起動します。やはり、同じような状態。やはり、パソコンのせいなのかな?と思いました。
しかし、今回はなんとなく、別のハードディスクでもう一度試してみようかな?と思いました。
再び、別なハードディスクで複製を作成します。そして、交換、起動。
すると、明らかに先ほどより動作が速くなり、パソコンは通常?の動作をしていました。

まさか、二個続けて不調なハードディスクを掴むとは・・・。少々驚いた出来事でした。

故障したハードディスクの写真
故障したハードディスクにはバツマークを付けて、後日破壊します。

(投稿者:ふろんと)

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ファイル共有の最大値

ども。
このところ外勤が続いていて、職場でレアキャラになりつつある担当ちゅんです。

そんなわけで、今日も教育用パソコンのウィルス対策ソフト入れ替えのため、とある学校を訪問しておりました。
学校で作業をするときに一番難しいことは、実はネットワークの速度だったりします。光回線が入っている学校では、例えばファイルサーバにセットアップファイルを仕込んでおけばネットワーク越しに実行するだけで作業は終わるのですが、光ではない学校だとそうはいきません。ネットワーク経由でセットアップファイルをダウンロードするだけで小一時間かかってしまうなんてことも有り得ます。

本日の学校もそういった類の回線事情でしたので、私なりに効率よく作業する手順を考えました。
それは、一台のパソコンをファイルサーバー代わりにしてファイル共有をかけ、他のパソコンはそこを見に行く作戦。ネットワークを使ってファイルを展開することに変わりはないのですが、WANではなくLANなので上位の回線の影響を受けずに速度が出るはずです。

早速、親玉になるパソコンにセットアップ一式をコピー。このためにCD-Rに焼いて持参しました。コピーしたフォルダを共有しEveryoneに読み取りのアクセスを許可。これで、他のパソコンからファイルにアクセス可能になりました。
準備が整ったところで次々とセットアップを実行していきます。親玉のリソースモニターでネットワーク活動をチェックしてみましたが、ネットワークI/Oは60Mbps。どうやら、作戦は成功のようです。

・・・が、ほどなくして同行していたふろんと氏から「あれっ!?」という声が発せられました。時を同じくして私も「あっ!」と。
何が起きたかというと、画面には「コンピューターへの接続数が最大値に達しているため、これ以上このリモートコンピューターに接続できません。」とエラーが。
そうでした。すっかり忘れていたのですが、サーバーOSではない普通のWindows OSにはファイル共有に同時接続数の制限があったのでした。対象機はWindows 7でしたので、その数は20。

仕方がありません。いくらでもファイル共有できてしまったら、サーバーOSなど不要という話になってしまいますしね。
とりあえず最大値の状態で作業を行い、作業が終了したパソコンを順次シャットダウンしてセッションを開放していくしかないようです。
それでも、WAN経由でファイルにアクセスするよりは数倍速く作業は進んだのでよかったのですが、まさにファイル共有の盲点だな~と感じました。

エラー画面のキャプチャ
結果事なきを得ましたが、一瞬ドキッとしました。

(投稿者:ちゅん)

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