こんなところで「窓」の画面

先日、とある施設に外勤した時のこと、上司ちゅん氏の保守作業を見守りながら、ふと壁に目を向けたところ、施設の設備の操作盤が目に入りました。「いろいろなスイッチや表示灯が並んでいるな~。」と思って見ていたところ、操作盤の中央に「四角い黒い枠」がありました。その四角い枠の中で何かの表示が動いていました。よく見ますと「懐かしい表示」でありました。その表示は「WindowsXP Professional」と記載されており、画面の中を動き回っていました。そう、表示されていたのは「WindowsXP Professional」の「スクリーンセイバー」でした。

ということで、この施設の設備の制御には、パソコンが使用されているようです。
施設の設備に関わらす、いろいろな物がパソコンで制御されていることは、よくあることですね。操作もパソコンでおこなうことも珍しくはありません。今では、外出先からスマートフォンで自宅のエアコンの電源を入れることができたり、レコーダーの録画予約ができるようになりました。便利な時代ですね。

しかしながら、今回の装置。WindowsXP Professionalのスクリーンセイバーが動作しているということは、きっと制御に使用されているパソコンのOSは「WindowsXP」なのだと推測されます。身近にこのような状態があるということは、各所でもこのような状態になっている制御装置がたくさんあるのではないかと思います。

「インターネットに接続されていない」、「外部デバイスが接続できない」、とは思いますが、サポートが終了したOSを使用している点が、非常に気になった出来事でした。

施設の操作盤の写真
施設の操作盤。「WindowsXP Professional」の表示が動き回っていました。

(投稿者:ふろんと)

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更新作業終了

先週の金曜日から行っていた「校務用PCの更新作業」の続きです。

昨日は、日本海側の学校二校と太平洋側の学校一校を訪問し、本日もいろいろとありましたが、当初の予定通り39台の「レジェンドPC」を新しいPCと交換を行いました。
これで、全てのPCの更新作業が終了しました。「グランドフィナーレ」です。某有名な長時間テレビ番組ではありませんが、「○ライ」の曲が頭の中で流れました。きっと、作業に携わった方々、皆の頭の中に流れていたと思います。

PCの更新作業が終わり、後片付けの段階となりました。
更新作業ということは、古いものを新しいものに切り替えるということ。つまり、古いものが手元に戻って来るということになります。「レジェンドPC」が一ヶ所に集まっている訳です。
日々、コツコツと保管場所へ運んでいるときには、「量」をあまり意識していませんでしたので、気になって現場へ確認をしに向かいました。

保管場所を見て「唖然」としました。
ノートパソコンが約200台。これまでに見たことがない光景です。
そして、約200個のACアダプター。これまた、見たことがない光景です。

「レジェンドPC」たちは、これから資源リサイクルへ旅立っていきます。
その前に、中のハードディスクは情報管理の観点から取り出し、「適正な処理」をおこなったあとに資源リサイクルへ旅立ちます。

しばらく関連作業が続きますが、コツコツとおこなっていきたいと思います。

ノートパソコンのACアダプターたちの一部
集まったノートパソコンのACアダプターの一部

(投稿者:ふろんと)

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プリンタドライバ導入の裏技?

ども。
激務が続いていて左腕が故障した担当ちゅんです。

本日は知っていれば役に立つかもしれない同業者向けの小技をひとつ。PCのキッティングをするとき、プリンタドライバをあらかじめインストールしておきたいという場面があると思います。そういうときには、プリンタのメーカーサイトにアクセスして対象のドライバーをダウンロードし、インストールという流れになります。多くのドライバーは自己解凍形式のexeファイルとなっており、ダブルクリックして実行すると自動的にセットアップが始まります。

そのセットアップ工程のなかで、ドライバーによっては「プリンタの電源を入れてケーブルを接続してください」という親切な機能が搭載されていることがあります。
通常であれば便利なのですが、我々のような業務を行う場合、必ずしもそばにプリンターがある環境とは限りません。こうしたときには「検索中止」であるとか「キャンセル」といった方法によりこの自動認識を回避するのですが、ドライバーによっては「キャンセル=インストール中止」となってしまい(つまり回避できない)、困ってしまいます。

であれば、通常のセットアップではなく、「デバイスとプリンター」からINFファイルにより手動でプリンターを追加すればよいのですが、メーカーからダウンロードしたドライバーは自己解凍形式のexeで、ダブルクリックするとよくわからない場所の一時フォルダーが指定されてしまいます。しかも、解凍は一瞬で終わるので、その一時フォルダーがどこにあるのかダイアログで確認できず、中に入っていると思われるINFを取り出すことができません。

そこで、ここからが小技です。大手プリンターメーカーの「E社」「C社」のドライバーは、ダウンロードするとexeファイルなのですが、この拡張子を手入力で無理やりzipに変更してやります。Windowsは「拡張子を変更すると動作しなくなるかもしれません」という警告を出してきますが、気にせずにOKします。
すると、今まではexeファイルだったものがzipファイルとなり、解凍ソフトで扱えるようになるのです。これは、圧縮形式が偶然zipであることで可能な裏技。解凍すると、中にはちゃんとINFファイルがあるので、デバイスとプリンターから追加できるようになります。

もちろん、ドライバー全てにこの方法が利用できる訳ではありませんし、メーカーが推奨する方法ではないのであくまで自己責任ではありますが、試してみる価値はあると思いますよ。・・・もしかして、常識だったかもしれませんが。

スクリーンショット
実際に拡張子を変更して解凍してみた画面

(投稿者:ちゅん)

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更新作業三日目

先週の金曜日から行っている「校務用PCの更新作業」が本日で三日目を迎えました。
金曜日は一校を訪問し、更新作業を行いました。その後に「たたかいの準備」を行い、月曜日からの「本番」に備えたところでした。

月曜日は、四校を訪問する予定として、作業を開始しました。納入業者の方三名と、運送業者の方七名と、教育委員会の方二名と、上司ちゅん氏、そして自分の計十四名で作業を行いました。いろいろとありましたが、当初の予定通り45台の「レジェンドPC」を新しい方式のPCと交換を行いました。

本日も四校を訪問する予定として、昨日とほぼ同じメンバーで作業行いました。本日は職員数が多い学校が二校ありましたが、皆の連携作業で、本日もいろいろとありましたが、当初の予定通り69台の「レジェンドPC」を新しいPCと交換を行いました。

交換と同時に、従来型のPCの配置も合わせて行いました。配置の台数や型(デスクトップ型かノート型か)は、職員の方の人数等を考慮して決定しました。
現場で従来型のPCの電源を入れ、動作を確認します。そして、プリンターをインストールします。インストール後、テストプリントを行い、設置完了としました。

そんな作業中にふと顔を上げると、運送業者の方が集まり、納入業者の方と話をしていました。話が終わると納入業者の方が各机に散らばり、作業を始めました。なんと!新しい方式のPCの設定作業を始めたのです!三名での設定作業が十名での設定作業となり「一気にスピードアップ!」しました。
その光景に驚き、上司ちゅん氏に聞いたところ、「よくある話」のようです。以前に上司ちゅん氏が入った現場でも設定作業を行っていたとのことです。

PCの運送を依頼する際には、PCの設定を行うスキルを持っている方を配置してもらう事も出来るのだなと、驚いた出来事でした。


皆さんそろって、打ち合わせ中。その後に設定作業を開始しました。

(投稿者:ふろんと)

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ICTセミナーに参加しました

ども。
札幌日帰り出張は体力的に厳しくなってきた担当ちゅんです。

という中ではありますが、先週金曜日は札幌市で開催された「ICTセミナー」に参加しておりました(もちろん日帰りです)。自治体を取り巻くICT環境の変化や動向といった趣旨での講演もあり、大変有意義な時間を過ごしました。

特に印象に残った話として「ICTの3要素」というものがありました。これは、IT系の大学などに行くと初期に習うことのようなのですが、ICTとは「ネットワーク:つなぐ」「ストレージ:集める、記憶する」「サーバ:計算する、考える」という要素から成り立っているのだそうです。
これは、ICT黎明期から現在に至るまで変わらない要素であるとのこと。「へ~そういうものなのか~」と聞いていおりました。
その後、講演では「IoT」「ビッグデータ」「人工知能(AI)」といった新しい技術が次々と紹介され、まるで教育テレビでも見ているかのよう。「こういう世界が目前に迫っているのか~」と、その時はどこか現実味のない感覚になっておりました。

で、ひととおり説明が終わったところで「お気づきですか?」と。
そんな近未来ともいえる最新技術ですが、実は「IoT=ネットワーク」「BD=ストレージ」「AI=サーバ」ということで、やはり3要素なんですよ!と。私が無知であるせいか、かなり目から鱗が落ちる思いでした。こうして考えると、夢のように感じられる世界は本当に目の前まで来ているように感じます。「もっと勉強をしてみたい!」と柄にもなく思った次第です。

ところで、本セミナーの中では当町が取り組んでいる「ICT-BCP」についても言及され、せっかく出席しているのでということで、私も登壇し発表させていただきました。
私からは「自治体の情報担当者はやらなければならない仕事だけで精一杯」という点と「それでもICT-BCPを取り組む必要性と意義」という視点でお話をしました。来場者の中には先進の自治体の方もおられる中でおこがましい話ではありましたが、実際に災害の中で体験したことなどを交えて15分間のスピーチとなりました。
そんな中、来場者の反応が一番良かった話題は、やはり「富山の薬屋さん」だったような気がしています。自慢げに話すようなことでもなかったかもしれませんが、だからこそ気軽に取り組みやすいと思います。万が一に困らぬよう、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。

講演中の様子
おこがましい講演中の様子

(投稿者:ちゅん)

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