パソコンの入れ替え作業の中で

現在、業務用パソコンの入れ替え作業を実施中です。
約八年頑張った「レジェンド」を筆頭に、特定業務用途以外のパソコンの全てになります。

新しいパソコンと入れ替わりで、当室には退役された(古い)パソコンが戻ってきています。
庁舎内のある部署では、数年前から、年末年始をまたぎ一月末が期限で行われる、短期間集中型の「大仕事」があります。その業務の分担を今年度から変更するに当たり、臨時でパソコンが必要となっていました。
そのため、入れ替え作業中にはこのことを踏まえて、「再利用」と「資源」の二つに分類して退役したパソコンを保管していました。

先日、今年度の「大仕事」の予定が決まり、担当者から準備するパソコンの台数が決定したため、「再利用」の分類から、今回使用するパソコンを選定する作業を行いました。

「再利用」の山にあるパソコンを見ます。
第一段階。パソコンの管理番号を参考に、パソコンを選出しました。
第二段階。そのパソコンを一台一台確認して、外見の故障が無いかを確認しました。
ノート型パソコンですので、ますは外見を確認。次にふたを開けて、画面やキーボードなどを確認していきます。

その中で主に気になったのは、キーボード。やはり、使用頻度が高い部品であるため、故障や「汚れ」が気になりました。

選定が終わったパソコンは、クリーニングや点検を行って、再び、現場へ復帰します。
来月からの大仕事に向けて「活躍の願い」を込めて、清掃・整備を行っていきます!

キーボードの写真
あるパソコンのキーボード。現場で頑張っていたことがわかります。

(投稿者:ふろんと)

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クイック実行とMSI

ども。
休暇を取得する理由が「病院受診」ばかりの担当ちゅんです。おっさんです。

本日は大変困った案件にぶつかってしまったので、そのご報告です。例によって同業者向け及び「本物のSE」ご降臨待ち案件でございます。

現在、当室では業務用パソコン入れ替えの真っ最中です。今回調達したパソコンのOfficeはボリュームライセンス版(VL)のStandard 2016なのですが、とある部署ではこの環境にパッケージ版のAccess 2016を追加でインストールする必要がありました。最初からProfessionalを調達すればよい話かもしれませんが、Accessを使う部署は限られるので必要に応じて追加したほうがコストの面で有利という判断をしています。

しかし、困ったことに最近のOfficeは仕様に変更があったようで、上記の組み合わせでインストールを実行しようとすると「問題が見つかりました。」というエラーメッセージが出て、インストールできないようなのです。
焦って調べてみると、どうやらOfficeのインストールには「クイック実行インストーラー」というものと「Windows インストーラー」というものの2種類があるようで、この2種類の形式を同一のパソコン内で同居させることはできない、という訳のわからないトラブルです。

(参考リンク)
Office サポート:
同一コンピューターでクイック実行および Windows インストーラーを使ってインストールされた Office はサポートされない

今回のケースでは、VL版のOfficeはWindows インストーラー形式で提供され、パッケージ版のAccessはクイック実行インストーラーで提供されていること、さらには双方ともバージョンは2016であったことなど複数の要因が重なってしまったようです。
で、どうすればこの問題を解決できるのか、色々と調べてみましたがこれといって解決方法はないようです。上記リンク先にある対処方法では、

Windows インストーラーバージョンの Office を削除します。

と、さらっと書いています。「それをしてしまうとAccess以外のソフトが利用できなくなるんじゃないですか?」という質問をしたら負けであるというのは理解していますが、相変わらず斜め上の対処方法には閉口してしまいます。
さて、どうしたものでしょうか。本物のSEの方の降臨をお待ちしております。

問題が見つかりました。
本物のSEというより、メーカーサポートの方にご降臨いただきたいくらいです。

(投稿者:ちゅん)

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このような場所で会議が

以前の投稿で、列車で出張へ行くために切符を「インターネットで予約した」ことを書きましたが、先日、出張へ行ってきました。
出発当日まで駅には行かず、当日に「切符の予約番号が記載された紙」を持って駅へ行きました。「本当に大丈夫なのか?」と不安を抱えながら。
紙を窓口に提出しますと職員の方が端末を操作して手続きを行い、最後に切符が手渡されました。これは便利。またいつか列車を利用する際には、この方法とすることに決めました。
天気は、雪が降った翌日の雨降りで、自称「雪男」の力を発揮してしまいましたが、列車は遅れることなく札幌駅に到着しました。

今回の会議は、「北海道電子自治体共同運営協議会」の「運営委員会」でありました。この協議会は、電子自治体の実現に向けて北海道と市町村が協力して進めていくことを目的としています。その会議に室長の代理で出席をしました。

会議の案内文を見て、出発する前から今回の会議会場が気になっていました。今回の会場はあの「赤れんが庁舎」の会議室だったのです!
自分的には、赤れんが庁舎はその内外を見る「観光施設」というイメージしかありませんでした。
北海道が事務局の協議会ですので、北海道庁舎内の会議室で行われるのは普通なのですが。よく考えますと、赤れんが庁舎も北海道の庁舎なのですね。

正面の門から入りました。前庭には悪天候にも関わらす観光客の方が多くいました。庁舎の中に入ります。中にも観光客の方が平日にも関わらず多くいました。ガイドさんらしき人に説明を受けている方もいました。やはり、観光施設のような気が。
案内図に従い二階の会議室へ向かいます。二階にも観光客の方々がいましたが気にせず会議室へ向かいます。先には二つの会議室がありましたが、もう一つの会議室でも会議が行われていました。やはり、北海道の庁舎として利用されているようです。

会議が終わり、庁舎を出ますと前庭や庁舎がライトアップされ、夜にも関わらす明るくなっていました。やはり、観光施設のような気が。
会議会場のおかげで、貴重な経験?ができた出来事でした。

赤れんが庁舎の写真
北海道の庁舎での会議。悪天候にも関わらずライトアップの準備中でした。

(投稿者:ふろんと)

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LANを100m以上延ばすリスク

ども。
どうしても今日が月曜日に感じられる担当ちゅんです。

先日、朝出勤直後から職員が血相を変えて飛んできました。「業務で利用しているシステムが朝からダウンしていて、まったく仕事にならない」とのこと。「今日も一日頑張るぞ!」と爽やかな気分で出勤しましたが、一瞬で目の前が真っ暗になりました。

すぐにシステムの保守業者さんに電話し対応を協議するとともに、我々としてもできる限りの調査を行います。通信系の障害を疑い、まずはクライアントからすぐ上位にあるスイッチまでpingを通します。どうやらこれは大丈夫のようです。
次に、思い切ってシステムまでtracertを取ってみます。すると、本来は抜けていかなければいけないスイッチの手前で応答が途切れることが判明。どうやら、ネットワーク経路の途中で何らかの障害が起きているみたいです。

問題のスイッチは庁舎外の秘密の場所に設置しています。急ぎ現場を確認。しかし、スイッチは問題なく動作しています。同席していたふろんと氏も「???」な様子。
今度はそのスイッチからクライアントに向けて逆にpingを打ちます。やはり、スイッチから上には抜けないようです。

ここでネットワーク経路を見直します。今回のスイッチ、実は設置場所が庁舎から離れているので、経路としては100mを超えます。スイッチ間を結ぶLANケーブルは最長で100mとされているので、どうしても長距離を引きたいときは途中にHUBを噛まして一休みさせるテクニックがあります。
今回はこのHUBが故障したと仮定。一休みのHUBが設置されている場所を思い出しながらようやく見つけ出すと、やはり。Powerランプはついていましたが、LANは全く通信していないようです。

故障個所さえわかってしまえば、対策は簡単。このHUBをすぐに取り換え、システムも無事に稼働するようになりました。
今回の場合は距離を稼ぐ目的でのHUBでしたが、やはりこういうネットワークはリスクが伴います。長距離を引くのであれば光ケーブルが原則でしょうし、単距離であればいっそ「JJ」でつないでしまうほうが安全だと思います。

故障したHUB
右から左に受け流しているだけのHUB。やむを得ないとはいえリスクですよね。

(投稿者:ちゅん)

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配線の技術

ども。
2週間後に迫ったICTサロンin札幌ではパワポを使って講演することにした担当ちゅんです。面白い出来に仕上がりそうです。

「とある施設のADSLが不調になり対応した」という記事は昨日ふろんと氏が投稿していました。その外勤先での出来事です。

インターネット回線が不調になった場合、最終的には通信事業者の設備不良を疑うことになるのですが、まずは自分たちの設備に問題がないかどうかしっかりと調べることが大切になります。パソコンからモデムまでのネットワーク経路に不具合が無いかどうか調べるのは当たり前ですが、モデム自体の不具合も考えられますので、レンタル品であるか否かは関係なくモデムも取り換えてみることで、経験上、その後のやり取りはスムーズにいきます。

今回の案件でも、当方のネットワーク経路には特に問題はないようでしたので、モデムを交換してみることに。さっそく、モデムが収容されているBOXの扉を開いて確認します。すると、あろうことか電源はBOXから床下に貫通している穴を経由してOAフロア下のコンセントから取られていて、BOX内部にはコンセントがないようです。モデムの電源ケーブルは脱着可能なケーブルではなく、どうしても床下のコンセントまでケーブルを通さなければなりません。
しかし、貫通穴は既存のケーブル類でぎっしり。試しに手をつっこんで無理やり通してみようと試みますが、L型に折れているプラグの頭がどうにも通りません。指を通してみるとかろうじて人差し指1本分くらいの隙間はあるようですが、さてどうしましょう。

こういうとき、普段から「本物の通線業者さん」の仕事を観察していることが生きてきます。どこかの現場で、あらかじめ貫通穴に通しやすい予備線を通しておいて、その線にケーブルを結んで引っ張るテクニックをなんとなく覚えていました。ある程度の長さに切ったLANケーブルを通して、それに電源ケーブルをつないで引っ張ります。
LANケーブルは貫通穴からいなくなりますが、代わりに電源ケーブルが通ります。いわゆる「いってこい」というテクニックです。
何とか無事に線が通って一安心。結果、問題の原因はモデムではありませんでしたが、これをやっていたお陰で早期の問題解決につながりました。

いってこい
この形状のプラグはやっかいです

(投稿者:ちゅん)

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