このような場所で会議が

以前の投稿で、列車で出張へ行くために切符を「インターネットで予約した」ことを書きましたが、先日、出張へ行ってきました。
出発当日まで駅には行かず、当日に「切符の予約番号が記載された紙」を持って駅へ行きました。「本当に大丈夫なのか?」と不安を抱えながら。
紙を窓口に提出しますと職員の方が端末を操作して手続きを行い、最後に切符が手渡されました。これは便利。またいつか列車を利用する際には、この方法とすることに決めました。
天気は、雪が降った翌日の雨降りで、自称「雪男」の力を発揮してしまいましたが、列車は遅れることなく札幌駅に到着しました。

今回の会議は、「北海道電子自治体共同運営協議会」の「運営委員会」でありました。この協議会は、電子自治体の実現に向けて北海道と市町村が協力して進めていくことを目的としています。その会議に室長の代理で出席をしました。

会議の案内文を見て、出発する前から今回の会議会場が気になっていました。今回の会場はあの「赤れんが庁舎」の会議室だったのです!
自分的には、赤れんが庁舎はその内外を見る「観光施設」というイメージしかありませんでした。
北海道が事務局の協議会ですので、北海道庁舎内の会議室で行われるのは普通なのですが。よく考えますと、赤れんが庁舎も北海道の庁舎なのですね。

正面の門から入りました。前庭には悪天候にも関わらす観光客の方が多くいました。庁舎の中に入ります。中にも観光客の方が平日にも関わらず多くいました。ガイドさんらしき人に説明を受けている方もいました。やはり、観光施設のような気が。
案内図に従い二階の会議室へ向かいます。二階にも観光客の方々がいましたが気にせず会議室へ向かいます。先には二つの会議室がありましたが、もう一つの会議室でも会議が行われていました。やはり、北海道の庁舎として利用されているようです。

会議が終わり、庁舎を出ますと前庭や庁舎がライトアップされ、夜にも関わらす明るくなっていました。やはり、観光施設のような気が。
会議会場のおかげで、貴重な経験?ができた出来事でした。

赤れんが庁舎の写真
北海道の庁舎での会議。悪天候にも関わらずライトアップの準備中でした。

(投稿者:ふろんと)

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LANを100m以上延ばすリスク

ども。
どうしても今日が月曜日に感じられる担当ちゅんです。

先日、朝出勤直後から職員が血相を変えて飛んできました。「業務で利用しているシステムが朝からダウンしていて、まったく仕事にならない」とのこと。「今日も一日頑張るぞ!」と爽やかな気分で出勤しましたが、一瞬で目の前が真っ暗になりました。

すぐにシステムの保守業者さんに電話し対応を協議するとともに、我々としてもできる限りの調査を行います。通信系の障害を疑い、まずはクライアントからすぐ上位にあるスイッチまでpingを通します。どうやらこれは大丈夫のようです。
次に、思い切ってシステムまでtracertを取ってみます。すると、本来は抜けていかなければいけないスイッチの手前で応答が途切れることが判明。どうやら、ネットワーク経路の途中で何らかの障害が起きているみたいです。

問題のスイッチは庁舎外の秘密の場所に設置しています。急ぎ現場を確認。しかし、スイッチは問題なく動作しています。同席していたふろんと氏も「???」な様子。
今度はそのスイッチからクライアントに向けて逆にpingを打ちます。やはり、スイッチから上には抜けないようです。

ここでネットワーク経路を見直します。今回のスイッチ、実は設置場所が庁舎から離れているので、経路としては100mを超えます。スイッチ間を結ぶLANケーブルは最長で100mとされているので、どうしても長距離を引きたいときは途中にHUBを噛まして一休みさせるテクニックがあります。
今回はこのHUBが故障したと仮定。一休みのHUBが設置されている場所を思い出しながらようやく見つけ出すと、やはり。Powerランプはついていましたが、LANは全く通信していないようです。

故障個所さえわかってしまえば、対策は簡単。このHUBをすぐに取り換え、システムも無事に稼働するようになりました。
今回の場合は距離を稼ぐ目的でのHUBでしたが、やはりこういうネットワークはリスクが伴います。長距離を引くのであれば光ケーブルが原則でしょうし、単距離であればいっそ「JJ」でつないでしまうほうが安全だと思います。

故障したHUB
右から左に受け流しているだけのHUB。やむを得ないとはいえリスクですよね。

(投稿者:ちゅん)

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配線の技術

ども。
2週間後に迫ったICTサロンin札幌ではパワポを使って講演することにした担当ちゅんです。面白い出来に仕上がりそうです。

「とある施設のADSLが不調になり対応した」という記事は昨日ふろんと氏が投稿していました。その外勤先での出来事です。

インターネット回線が不調になった場合、最終的には通信事業者の設備不良を疑うことになるのですが、まずは自分たちの設備に問題がないかどうかしっかりと調べることが大切になります。パソコンからモデムまでのネットワーク経路に不具合が無いかどうか調べるのは当たり前ですが、モデム自体の不具合も考えられますので、レンタル品であるか否かは関係なくモデムも取り換えてみることで、経験上、その後のやり取りはスムーズにいきます。

今回の案件でも、当方のネットワーク経路には特に問題はないようでしたので、モデムを交換してみることに。さっそく、モデムが収容されているBOXの扉を開いて確認します。すると、あろうことか電源はBOXから床下に貫通している穴を経由してOAフロア下のコンセントから取られていて、BOX内部にはコンセントがないようです。モデムの電源ケーブルは脱着可能なケーブルではなく、どうしても床下のコンセントまでケーブルを通さなければなりません。
しかし、貫通穴は既存のケーブル類でぎっしり。試しに手をつっこんで無理やり通してみようと試みますが、L型に折れているプラグの頭がどうにも通りません。指を通してみるとかろうじて人差し指1本分くらいの隙間はあるようですが、さてどうしましょう。

こういうとき、普段から「本物の通線業者さん」の仕事を観察していることが生きてきます。どこかの現場で、あらかじめ貫通穴に通しやすい予備線を通しておいて、その線にケーブルを結んで引っ張るテクニックをなんとなく覚えていました。ある程度の長さに切ったLANケーブルを通して、それに電源ケーブルをつないで引っ張ります。
LANケーブルは貫通穴からいなくなりますが、代わりに電源ケーブルが通ります。いわゆる「いってこい」というテクニックです。
何とか無事に線が通って一安心。結果、問題の原因はモデムではありませんでしたが、これをやっていたお陰で早期の問題解決につながりました。

いってこい
この形状のプラグはやっかいです

(投稿者:ちゅん)

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DSLが不調になる

現在のブロードバンド回線といえば「光回線」が一般的になりました。
ではありますが、街全体に光回線があるという訳ではなく、他の回線であったり、回線自体がないところもあります。

昨日、とある町の施設の担当者から電話がありました。内容は、業務システムに接続できず、本庁舎にあるファイルサーバーに保管しているファイルを開く際に非常に時間がかかるというものでした。以前より不具合はあったのですが、その度合いが大きくなり、たまらず電話をかけたそうです。
ということで、上司ちゅん氏と現場へ向かいました。

現場に到着し、パソコンで動作を確認します。電話の内容の通りでありました。
ファイルサーバーへPINGをとってみます。すると、通信が途切れ途切れになっていました。数回PINGが取れたかと思えばタイムアウトし、また取り始める。不安定であります。
モデムの不調を疑い、持参した予備機と交換。若干、症状は改善されたようですが、まだ途切れが起きています。施設内の回線を確認し、異常は無かったため、施設外の回線の異常を疑い、回線会社のコールセンターへ電話をすることになりました。

電話をし、内容を話します。局舎側から調査をしてもらうと異常はなく、ある程度の通信速度が出ている状態であるとのことでしたので、施設の方には様子を見てもらうこととして、現場を後にしました。

そして本日。施設の方から再び電話がありました。昨日と同じ状態で仕事にならないとのことでした。
電話を終え、再び回線会社のコールセンターへ電話をしました。故障修理の依頼をし、施設で修理作業に立ち会うことを伝え、電話を終えました。その後、施設への到着時間の連絡があり、それに合わせて、現場へ向かいました。

保守会社の方が到着し、機器が設置してある端子盤を開け、作業を行いました。作業が終わり再びファイルサーバーへPINGをとりますと、昨日とは比べ物にならない値が出ています。数分間行いましたが、途切れることはありませんでした。施設と局舎を結んでいる回線の線に不具合があったもようです。
実際にパソコンで動作を確認。業務システムも正常に動作し、ファイルサーバーへのアクセスもスムーズになりました。良かった。良かった・・・。

「また以前のように元気に安定稼働して欲しい!」と願った出来事でした。

端子版の中の機器の写真
施設と局舎を結んでいる線の出発点。ここから6km先に局舎があるそうです。

(投稿者:ふろんと)

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列車の席を予約しようとしたら・・・。

自分はほとんど「出張」へ行くことはないのですが、久々に自分が行くことになりました。用務の都合で、今回は「公用車」ではなく「列車」で行くことになりました。

列車の「指定席」を取ろうと思い、最寄りの駅へ電話をかけることにしました。
電話をしますと、受話器からは人の声ではなく「機械的な女性のの声」が聞こえました。話の内容を聞きますと「電話による指定席の予約は終了しました!」と言われました。

まだ、続きはあったようですが、聞いてすぐに、受話器を置きました。
しばらく列車を利用しないうちに、予約の仕方が変わってしまったようです。
駅の窓口に行けば早いのでしょうが、なんとなく・・・。しかし、出発日が迫っていましたので、重い腰を上げて駅へ向かおうとした時に「インターネットで予約できる」と誰かが言っていたことを思い出しました。

ということで、インターネット予約を試してみることにしました。
ホームページを検索し、予約のサイトへアクセスします。会員登録が必要とのことで、登録を行うためメールアドレスを入力。届いたメールに記載されているURLをクリックし、会員登録のサイトが表示されました。よくある流れですね。必要事項を入力して登録を実行。登録が無事に完了し、予約を行うためのサイトが表示されました。

出発日や出発時間などを入力すると、予約が可能な列車が表示されました。列車を選択し席の種類を選択すると、列車の席が表示されました。「自分の座りたい席が自分で選ぶことができる」ようです。これは便利です。
席を選び登録を実行します。合せて帰りの席や往復乗車券も予約し、すべての予約手続きを行うことができました。
表示された画面を印刷し、窓口に提出すれば、予約した切符が購入できるようです。良かった、良かった・・・。

しばらく利用しないうちに変わってしまっていた予約方法。電話予約からインターネット予約へ。応対が人から機械へ。時代の流れを感じた出来事でした。


現在空いている席が表示されるので、便利ではないかと自分は思います。

(投稿者:ふろんと)

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