パンク寸前

ども。
実家から届いたニシン漬けに魅了されている担当ちゅんです。

先日、職員から「誤ってファイルサーバ内のファイルを消してしまったんだけど、復活できますか?」と問い合わせを受けました。もちろんです。当町のサーバはWindows Serverで、ファイルサーバにはシャドウコピーを設定してあります。なので、誤ってユーザがファイルを消してしまっても、チェックポイントさえ通過してあればその時点の状態まで復元することができます。(シャドウコピーって便利ですし、何より不思議ですよね。)

・・・のはずだったのですが。いざ復元を実行しようとすると、なぜか履歴が全て消えてしまっています。原因を調べてみると、どうやらファイルサーバの使用量が多すぎて、シャドウコピーを実行するための容量が確保できなくなり、その結果、全ての履歴が自動的に消されてしまったということのようです。確かに、以前シャドウコピーのことを調べていて、確か全体の1割程度の容量を確保しなければ動作しなかったような記憶があります。

緊急事態です。そもそも、シャドウコピーがどうという話の前に、ファイルサーバそのものがパンク寸前。急ぎ職員に対してデータ整理をお願いし、数十GBの空きを確保することに成功。しかし、全体の量から見ればわずかなものです。
中には、「ExcelやWordで作った昔のデータがあるけど、これを消してみるかい?」と心配してくれる職員もいて大変ありがたいのですが、私の正直な気持ちは「ExcelやWord程度であればいくら保存していてもOK」というところです。

サーバが逼迫している原因はおそらく、画像や音声、動画データで間違いありません。写真を撮るのにデジカメで撮影するのは当たり前の時代ですし、会議となれば音声を録音、さらに事業を実施すれば動画を撮影するのも簡単に行えるようなご時世です。それら全てを「記録」として残したくなる担当者の気持ちも痛いほど理解できるのですが、その結果がこれです。
情報担当者としては非常に苦しい立場におかれますが、致し方ないところでしょうか。年末に差し掛かり、職場は大掃除の時期に差し掛かりますが、これを機にファイルサーバの大掃除が必要な状況となっています。

ファイルサーバ
せめてこの色をブルーにするまで頑張らなければ

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

CMOSクリア

先日、教育委員会の職員の方から電話がありました。話を聞きますと、学校のパソコン室のノートパソコンの電源が入らなくなったとのことでした。。
たまたま、他の外勤があったため「学校へ取りに行くと伝えてください」と話し、電話を終えました。

外勤へ出発。当初の用務を済ませ、学校へ向かいました。
職員の方からパソコンを受け取り、職場へ戻りました。

まずは、電源ボタンを押してみます。やはり、電源は入りません。
バッテリーを外し、数秒してから取り付け、再度電源ボタンを押します。すると、電源が入りました。「良かった」と思っていると「黒い画面に白い文字」で残念なメッセージが登場しました。

「No bootable device — Please restart system」

起動するデバイスが無いとの訴えです。BIOSの画面でSSDを認識しているかを確認します。すると、しっかり認識しておりました。ですが、パソコンは「無い」と言っていますので、SSDの故障を疑って他のハードディスクに複製を作成し、ディスクを交換。再度、電源を入れています。すると、普通に起動し、ログイン画面が表示されました。また「良かった」と思い、ディスクの手配をする旨を教育委員会の職員の方へ電話をしました。

ですが、なんとなく気になりましたので、再度、電源を入れて動作を確認します。はやり、通常起動しました。「試しにもう一度
」と思い電源を入れますと、残念ながら再び「黒い画面に白い文字」が現れました。ディスクの異常が原因ではないようです。

再び、BIOSの画面を確認ししてみます。すると、画面には驚きの表示がありました。
ファームウエアバージョンが「UnKnown」。そして、シリアルナンバーにおいては「123456789」。驚きです!!!
何が起こっているのか、しばらく、理解に苦しみました。

こんな時は「あれ」しかない!と頭の中に浮かびました。「CMOSクリア」です。
パソコンの中にあるメモリ電池を外し、数秒待ち、再び取り付けます。

再び、BIOSの画面を確認します。日付や時間が初期状態に。リセットされていることが確認できました。
通常起動の「念」を送り、再び電源を入れます。
「念」が通じたのか、無事に起動しました。
数回再起動を試みますが、すべて通常起動。そこで元のSSDに交換し、電源を入れます。結果、通常起動。ここでも粘り強く、数回再起動を行いますが、すべて通常起動。良かった、良かった・・・。

と言うことで、費用「ゼロ円」で修理を行うことができた出来事でした。

驚きのBIOS写真
この画面を見たとき、しばらく時間が止まったような気がします。

(投稿者:ふろんと)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

ファームウェア更新の舞台裏

ども。
職業柄か静電気に恐怖心を覚える担当ちゅんです。

先日話題にしました「禁断のファームウェア更新」ですが、結論から申し上げますと、無事に成功いたしました。今日はその時の裏話的な話題を書こうと思います。

今回の対象機器はファームウェア更新に伴い再起動が必要となるため、作業は夜に実施することに。ふろんと氏とともにサーバ室に籠っての作業です。
サーバ室での作業で一番厄介な敵は、実は室温だったりします。サーバが熱暴走をしないように部屋にはクーラーを設置していますが、作業スペースのちょうど真上にあり、冷風を直接浴び続けるため体の芯から冷えてしまいます。がっちりとコートを着込んでの作業となりました。

作業自体はあらかじめ業者さんから渡されていた手順書のとおり概ね順調に進みました。ただ、少しでも手順書に無いような事態が発生すると、その対処ができません。今回のケースでは、ファームウェアをFTPで受け取らないとならなかったのですが、その手順の直前に「機器からLANケーブルを抜線する」という項目がありました。

よく考えれば、LANケーブルを抜線した時点でその機器にはネットワーク上からアクセスできなくなる訳で、その状態でどうやってFTPで送ればいいのかと。FTPサーバを起動させていたPCと機器を直接接続して試しても、PINGは通るのに「No route to host」と出て接続できません。たぶん対処方法はあるのでしょうが、こちらは「にわか」ですから応用が利きません。結局、手順書からは大幅に遠回りしながらなんとか我流で対処しましたが、時間をロスしてしまい、ついでに体も冷え切ってしまいました・・・。

それでも、最終的にファームウェアがアップデートされて機器が正常に起動した瞬間は嬉しかったです。多少のトラブルはありましたが、やってみればなんとかなるものです。と、同時に、何か起きた場合に素人には全く対処ができなくなるということも学びました。やはり基本は「餅は餅屋」で間違いありません。

スクリーンショット
Tera Term と CMDでは文字の色が若干違うということも学びました

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

スマートフォン

自分は、今から二十数年前、社会人になった年に「携帯電話」を初めて持ちました。
当時は「一円携帯」なるものが流行しておりまして携帯電話を「格安」で持つことができました。今では「大人の事情」などで無くなって(規制されて)しまいましたが。
それから数十年、世の中に「スマートフォン」という機器が登場しても、自分には「とある信念」があり、ずーっと通称「ガラケー」と呼ばれる携帯電話を使用してきました。
いろいろな方に「まだガラケーなの!」と言われても、負けずに使用していました。
今の職場に配属になると、その「風当り」はさらに強風となりました。
「情報担当者がまだガラケーを使っているの!」と。

他人には理解されない「信念」を貫いてきた訳ですが、とうとう、業務にも支障が出はじめました。
先日の投稿にもありましたが、IPカメラの設定を行ったもののその場で動作が確認できず、職場に戻り確認したところ動作しておらず、再度現場へ向かい設定をしなおす、ということも起きました。

業務を行っている中で、「スマートフォンがあれば!」ということが他にも多々ありました。
スマートフォン同士であれば、メールアドレスを知らなくても写真や文字、そして動画を送信することができます。
現場に行き、言葉で説明することが難しい現象に遭遇した場合も、写真や動画で送ることができれば、話が早いです。
また、テレビ電話を使用すれば、リアルタイムで作業の指示を受けることも可能になります。

と言うことで、この週末、自分は「スマートフォン」に機種変更しました!
機種は「林檎八型」。
本日でスマホ使用歴三日。隣席の上司ちゅん氏に指導を受けながら、使用方法や設定方法、アプリの事などを学んでおります。
「宝の持ち腐れ」にならぬよう、引き続き、勉強していきたいと思います!

スマートフォン
とうとう、自分もスマートフォンユーザーです!

(投稿者:ふろんと)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

禁断の?ファームウェア更新作業

ども。
気になっていた板林檎Proをついに購入した担当ちゅんです。

本日は、一介の事務職員にとっては禁断ともいえるような作業を実施することになりました。
とある機器が不調となり、原因を調査してみたところどうやらファームウェアが古いせいではないかとのこと。このファームウェアの更新には専門的な知識が要されるため、通常は業者さんに依頼をして実施することになるようなのですが、遠方からお越しいただき、さらには翌日も立ち合いで動作確認ともなれば、結構な金額の費用が発生してしまいます。

ダメ元で「ちなみに、私でもその作業はできるものでしょうか」と聞いてみると、予想に反して「手順をお送りしますので、まずは見ていただいて、それからご判断されてはどうですか?」と非常に良心的な対応。さっそく手順書を送ってもらい、じっくり読みました。

しかし、そこには意図も簡単に「FTPサーバを立ち上げてファームウェアをゲットする」とか「冗長構成を解除するためにマスター機であらかじめコマンドを入力する」などと書かれていて、まさにプロの方が読む用のマニュアルになっておりました。
しかも、私はこれまで自主規制として「tera tarmを使わないとできない作業は自分では行わない」ことをポリシーとしてきたので、さすがにこれをやっても良いものかどうか迷います。

ただ、費用をかけずに行えるという魅力は何にも代えがたいものがあり。しかも、今回の場合は業者さんのフルサポートが受けられるうえでの作業。万が一の事態が起きたら、その時点であきらめて保守をお願いすることでもOKという条件。それなら・・・いいかなと。これから準備を行い、夜な夜な禁断の作業に着手します。無事に終わればいいなあ。

SS
不慣れな作業なので、コマンドはコピペ対応とします。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする