度々このブログの記事になっております業務用パソコンの入れ替え作業は、上司ちゅん氏と二人でコツコツと進めております。
先日もとある部署の入れ替え作業を行いました。
入れ替え作業が終わり、しばらくたったある日、職員の方から電話がありました。
話を聞きますと、施設に設置してあるプリンターで印刷ができるようにして欲しいとの依頼でした。こちらの下調べから「もれていた」プリンターがあった模様です。必要なソフトウェアパッケージ一式を借り、インストール作業を行うことにしました。
インストールメディアをパソコンへセットし、セットアッププログラムを起動。インストールを開始し、無事に終了しました。対象のプリンターの接続方式はUSB接続。プリンターの電源を入れ、USBケーブルをパソコンへ接続します。プリンタードライバのインストールが始まるのを待ちます。しかしながら、始まる気配はありません。セットアッププログラムを起動し終えるだけでは、ドライバはインストールされないようです。
ここで、初めて「マニュアル」を読むことにしました。マニュアルは「紙媒体」ではなく、メディア内にPDF形式で納められていました。イマドキですね。
読んでいきますと、OSによってインストール方法が違うようです。さらに読み進めますと、VISTAまでの記載しかありませんでした・・・。
今回のOSは10ということで、メーカーのホームページを見てみることにしました。プリンターの型番から追っていきますと、7(セブン)までのドライバの記載を見つけました。そして、そのあとに残念な表記を発見しました。
「Windows8・8.1・10には対応していません。」
何ということでしょう!対応ドライバがありません・・・。
7用のドライバを試してみますが、インストールができませんでした。
いろいろ悩んでいる最中に、マニュアルのVISTAのOSでのインストール方法の記載が目にとまりました。それは、某社のプリンターのドライバをインストールして使用する方法でした。驚きです。他社のドライバで「だまして」動作させる手法が正規のマニュアルに記載されているのです!
思い返してみると、昔はこのような方法でパソコン(マイコン)の周辺機器を動作させる手法があったような気がします。
最後の手段と「覚悟を決めて」この手法を試してみることにしました。
すると、無事にテストプリントが印刷されました!良かった、良かった・・・。
いろいろ苦労しましたが、任務を全うすることができた出来事でした。
印刷ソフトウェアのアイコン表示は「EZ」でしたが、作業は「簡単(イージー)」ではありませんでした・・・。
(投稿者:ふろんと)