ファックスも最低動作環境に必要では

ども。
年末に差し迫り、すでに若干の夜更かしが始まりつつある担当ちゅんです(最終的には昼夜逆転し苦労します)。

このところ、業務用パソコンの入れ替え作業の話題ばかりになっています。でも、仕方がありません。それが今の最もウェイトの高いミッションなのです。

本日は、隣席ふろんと氏が何やら一生懸命ソフトウェアのインストール作業をしておりました。とある部署で利用している専門的なソフトで、確か1本あたりうん十万くらいする高価なものだったと記憶しています。で、専門的なソフトになればなるほどインストール作業は複雑になってきます。とくに今回の場合は、ただ再インストールすればよいのではなく、既存の環境からデータや設定情報をエクスポートしたうえで新しい環境に引っ越さなければならないので、まさにマニュアルとのにらめっこ状態です。

それでも専門的なソフトの割には親切なマニュアルが添付されていて、データの引っ越しはなんとかなりそうです。手順通りにインストールを進め、問題なくソフトの起動までは持っていけたようです。
しかし、いざ起動させてみると、画面には「試用版」の文字が表示されています。つまり、インストール時に入力が求められたシリアル番号とは別に、ソフトを製品版に切り替えるためには登録番号が別途必要ということのようです。しかも、その登録番号の発行のためには開発元の業者さんにファックスを送らなければならない、と。

これ、専門的なソフトにはよくある話です。今回の場合、その試用版の状態のソフト上で「ファックス登録用紙を印刷」というボタンをクリックして用紙を印字しなければならないという仕様。それをファックスして、ようやく登録番号が送られてくるという仕組みです。ふろんと氏は気にも留めず黙々と作業をしていたようですが、ふと気がつきました。説明書の最低動作環境にはファックスのことは一切書かれていないんです。こういう場合、「ファックスが利用できること」がないとダメではないんでしょうか。事実、インターネット環境なんかは必須となっていますし。どういうものなんでしょうね。職場だから事なきを得ましたが、自宅だったら困っていただろうなと思いました。

専門的なソフト
豆の絵が特徴的な・・・メイク。知っている人が見ればすぐにわかりますね。

(投稿者:ちゅん)

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我が家のUPSが仕事をする

年末も押し迫り、まさに「師が走る」状態の方が多いと思います。
そのような中ではありますが、仕事以外の事についても、多くのことを行う時期となりました。

この週末、とうとう重い腰をあげて「年賀状つくり」を行いました。多くの皆様は作成が終わり、投函されているかと思います。始めてしまえば、乗りに乗っていくのですが「スロースターター」の自分は、おしりに火がつかないとなかなか・・・。
「パソコンが好きなおじさん」は、自分の分だけを作るだけではすまないのです。これは「あるある」な気がします。「パソコン得意でしょ!作って!」的なノリです。

年賀状のデータを作成し、いよいよ印刷。プリンターが動作を始めます。「独特な音」をたてながら、プリンターが印刷を行っています。
すると突然、「ピーー、ピーー、ピーー」とブザー音が聞こえます。「ん?なんだろう?」と考えていますと、先ほどまでついていたテレビが消えていました。
「停電だ!」
先ほどの音は、停電でUPS(無停電電源装置)が動作している最中の音でした。
そうこうしているうちに、音が止まり、テレビの待機ランプが点灯しています。電気が戻ったようです。停電の範囲がわからなかったため、上司ちゅん氏へ連絡を取ろうとしていたところ、家族がやってきました。
「ブレーカー、切っちゃったけど大丈夫?」

時は年末。家族が大掃除をしている最中、ブレーカー付近の清掃を行っていたところ、誤ってスイッチを下ろしてしまったとのこと。街の停電ではなくて一安心。UPSのおかげで、印刷も継続中。バッテリーを持たないパソコン等には、UPSは必需品だと改めて思った出来事でした。

UPSの写真
今回、仕事をした我が家のUPS。

(投稿者:ふろんと)

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年内の仕込みが終了

ども。
週末は自宅で赤い服のおじさんになる予定の担当ちゅんです。

そういう時期ですね。私は個人的に、クリスマスが終わってから一気に年末・年始に向かっていく1週間が堪らなく大好きです。
そんな中、2か月近くほぼ毎日のように行っている業務用パソコンの配備も、年内のキッティング作業は本日でひとまず終了となりました。季節感を出すならば「年内の仕込みが終了」といったところです。

今回は合計で2百数十台のパソコンを職員二人で展開しているので、やってもやっても終わらない感覚にはなりますが、気がつけば半分近くを年内に終了することができそうで、このままのペースでいけば年度内には全数を展開できる見通しとなりました。

そんな展開作業ですが、1台にかかる作業時間をなるべく短縮すべく、様々な工夫をしています。例えば、ユーザーがサインインした後に利用するショートカットなどは自動で配布していますし、スタートメニューもこの手順で事前に設定してあるので、展開時に触る必要がありません。
数年前まで使っていた展開時マニュアルと改めて見比べてみると、作業工数はほぼ半分まで減っています。ファイルサーバの利用が当たり前になったことでバックアップを行う手間が減ったこともありますが、やはり展開の肝は「グループポリシー」だと思っています。

仮に、作業を自動化したり最適化するなどの方法で1台当たり1分の時間短縮ができた場合、全数が終わるころには4時間以上の短縮になります。それが2分になれば、8時間となり、ほぼ平日1日分です。今回はおそらく1台当たり少なく見積もって10分は短縮したと思いますので、5日分くらいは稼いでいる計算です。
ほんの少しの手間でも、台数が台数なのでトータルでかなり違ってきます。専門の業者さんには敵わないかもしれませんが、にわかSEのプライドにかけて最大効率をめざしていきます!

仕込みの山
本日は20台仕込みました。一度に4台ずつ展開しています。

(投稿者:ちゅん)

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お疲れ気味のプリンター

本日、とある部署の職員の方から、相談を受けました。
年末になり、大量にプリンターで印刷をする業務に追われているのですが、印刷に不具合が出ているとのことでした。

内容は、約1,300枚の印刷の実行を行ったところ、明らかに枚数が多く印刷されたことに気づき、確認をしたところ、約2,000枚の量が印刷されていたとのことでした。
印刷された成果品を確認したところ、同じ内容の成果品が印刷されている模様。しかも、連続してはおらず、しばらく後に印刷がされているとのことでした。不定期で二部印刷されているのです!
大量の印刷実行で、プリンターもお疲れ気味なのでしょうか?

調べてみますと、このような症状に見舞われた方が多くいるようです。
どうやら、用紙を送っているローラーの消耗などにより、プリンター内で用紙の移動に時間がかかると、プリンターは「印刷に失敗した!」と思い、もう一度失敗したと思われるデータを送り、印刷の実行を行うようです。
賢く便利な機能ですが、今回はこの機能が「不具合を起こす原因」となっている模様です。
これは、プリンターの「タイムアウト設定」を調整することで、解消される場合があるようです。

さっそく、プリンターの設定変更を試みます。
説明書を見ながらタイムアウト設定の変更を行います。設定範囲内の「最長時間」に設定することにしました。
合せて、ローラーなどの紙送り部分の清掃も行うことにしました。
説明書の「お手入れの方法」の指示通りに清掃作業を行いました。

作業が終了したことを担当者の方に伝え、再度、印刷を行ってもらうこととして、今回の作業を終了としました。
無事に印刷が終了することを願った出来事でした。

お疲れ気味の様子
大量印刷にプリンターもお疲れ気味なようです・・・。

(投稿者:ふろんと)

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サイズの大きなファイルを探せ(解決編)

ども。
座右の銘は「他力本願」と言ってしまったら怒られますかね、担当ちゅんです。

というのも、先日投稿しました「サイズの大きなファイルを探せ」という記事に対して、本当に多くの方から有益なコメントをたくさん頂戴いたしました。もう、自分で調べて試行錯誤が馬鹿らしくなるほど的確なアドバイスばかりで、やはり「餅は餅屋」であることを痛感しております。

その記事の中では、サイズの大きいファイルだけを抽出したいと思ったけど「Windows Server の機能だけではこれを実現するのは不可能と判断」と書きましたが、それに対して

エクスプローラーの検索窓に「サイズ:」と入力すると、容量の選択ができるようになり、当該容量以上のファイルが探せますよ。

といったコメントが多く寄せられました。そうなんです。Windows Server の機能だけでは実現不可能なのではなく、そもそもWindows エクスプローラーの検索方法を知らなかっただけというオチでした。
実際にエクスプローラーの検索窓に「サイズ:」と打ち込んでみると、その文字色が青色に変わり、空(0KB)から巨大(>128MB)までのリストが表示されます。そのリストから選択するもよし、もっと大きなファイルを探したければ「>1GB」とかもOKです。臨席ふろんと氏とともに「へぇ~!」と感心しきりでございます。コメントくださった皆様、本当にありがとうございました。

そして、さらにすごいコメントも頂きました。

PowerShellが利用可能であれば、例えば D:以下トップ10抽出の場合、
Get-ChildItem D: -Recurse | Sort-Object Length -Descending | Select-Object -First 10
としてみてはいかがでしょうか。

どうですか!素晴らしいとしか言いようがありません。まさにプロ。本来であれば飯のタネであるはずのテクニックを、こうしてブログに書き残していただいた気持ちが嬉しいです。そして、PowerShellってすごいんですね。私はコマンドプロンプトでさえ満足に使いこなせているとは言えないような状態ですので、この構文を見ても何のことやらさっぱり。ですが、実際に実行してみると、ちゃんとリストになって出力されます!
こうした有益な情報をご教示いただき、感謝、感謝です。
これでもう少しファイルサーバを何とかできそうです。引き続き頑張ります!

サイズ検索
ちなみに、「サイズ:」以外にもいろいろとありそうな雰囲気ですよね~

(投稿者:ちゅん)

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