プロの仕事を見る

本日、施設の一室に光回線を導入するために現場の調査を行うことなり、上司ちゅん氏と一緒に現場で立ち合いを行いました。

担当者の方が到着。手には段ボール箱を持っていました。話を聞きますと、本日時間が許せば調査と実際に光の線の配線を行うとのことでした。

まずは、ゴール地点の光回線を使用する事務室を見ることに。既存の電話回線がどのように配線されているかなどの確認をしました。
次に、スタート地点の光回線が外の電柱から施設に入っている場所を見ることに。施設にはすでに他の光回線が入っており、端子箱が設置済み。今回はその端子箱がスタート地点とのことでした。

上司ちゅん氏と担当者の方は、いくつもの現場で会っている「顔見知り」。いろいろと話をしながら、線を通す経路を相談しています。上司ちゅん氏は元上司92氏と一緒にLAN配線を通した経験があり、「管がどこへ向かっているか」や「天井裏がどのようになっているか」などを熟知しており、担当者の方も他の回線を通した経験があり、「勝手知ったる者」同士で配線の計画を立てていきました。

経路も決まり、本日、配線自体も行うことになりました。

担当者の方は「配線のプロ」。いろいろな道具を使用し、どんどん線を通していきます。使用している道具について、上司ちゅん氏も自分も気になり、作業中にいろいろと聞いてしまいました。
「難所」がいくつかありましたが、無事に配線が終了。あとは開通日を待つばかりとなりました。

プロの「技」とプロの「道具」。どちらについても見ることができ、また、施設の作りや配線なども知ることができ、とても良い経験になった出来事でした。

プロの道具の写真
今回は特に、この道具が気になりました。(欲しい・・・。)

(投稿者:ふろんと)

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サイバーセキュリティ連絡会議総会 in 函館

ども。
今週はふろんと氏に代打を頼んだ関係上、本日も登場した担当ちゅんです。

昨日に続き、今日も珍しく出張。函館市にて開催された「サイバーセキュリティ連絡会議」の総会に出席してきました。
ちょうど一年前に設立された連絡会議であり、その時も「珍しく出張」と書いていました。一年経ってもブログの書きぶりは進歩していないようです。

2017-01-31 情報政策室ブログ:サイバーセキュリティ連絡会議発足

普段、他の自治体の方と情報交換することはあっても、異業種の方、例えば医療機関や金融機関、報道機関といった方々とはなかなか同席する機会はありません。この連絡会議は警察機関が中心となり地域全体のサイバーセキュリティに取り組む趣旨で設置されており、たいへん貴重な機会となっています。

本日は、サーバーセキュリティ対策を専門とされている企業の方から講演いただき、昨今の状況などについてご説明を受けました。内容的には非常に難しく、技術的な話題ではついていけない場面も。・・・もっとも、そんなに簡単な話ではないからこそ課題となっているわけで、致し方ない部分でもあります。インシデントが発生したとき、どのような手順で対処すべきなのかといった場面では「トリアージ」という言葉も。医療分野では一般的な考え方ですが、サイバーセキュリティ分野でも有効だといった説明もあり、勉強になりました。何か起きると「とにかく安全確保のためすぐにシステムを止めろ!」とやりがちですが、それでは業務も止まってしまいますから、影響度をきちんと評価して適切に対応することが重要なのですね。

さて、ここから恒例の?裏話。今回もまた「新しいガジェット」が気になってしまいました。講師の方が使用されていたプレゼン用のポインタがものすごく高性能だったのです。通常、レーザーポインターはプロジェクターで投射されたスクリーンに対して当てるものだと思いますが、その高性能ポインタはなんとパソコンのモニタ画面に当てることでスクリーン上に仮想のポインターが表示されるという驚きのテクノロジー。とても素晴らしいのですが、こういうすごいガジェットが登場してしまうと、講師の話よりもそっちが気になるという本末転倒な状況になりかけます。やはり飛び道具はほどほどにということでしょうか。

会場風景
演習の部では会場後方からの見学となりました

(投稿者:ちゅん)

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北海道IoT実装推進フォーラム@森町に行ってきました

ども。
先日、久しぶりに徹夜をしたところ、なかなか体調が戻らない担当ちゅんです。

本日は、隣町である森町にて開催された「北海道IoT実装推進フォーラム」に参加してきました。昨年12月に開催された「ICTセミナー」にてお世話になった北海道テレコム懇談会(総合通信局)様が主催のフォーラム。「滅多なことではお目にかかれないような講師がずらりと並ぶまたとない貴重な機会」という魅力的なキャッチフレーズに惹かれました。

私自身、IoTやビッグデータ、AIなどが社会を変革させていくと言われても、どうも具体性が感じられずピンとこないところがあったのですが、フォーラムの中では「まず実現したいこと(ゴール)を決めて、それを実現するために障害となる部分をIoTやAIといったテクノロジーで解決するということ」という部分が強調されており、すごく同意できました。
昨今は「IoTを使って〇〇するには」とか「AIを導入すればどうなるか」など、まず最新技術の導入ありきな空気を感じていたのですが、そのあとで何ができるかを考えるというのは違うんだな~と。IoTはあくまで目的を達成する手段に過ぎないと考えれば、なるほどと思えるところもありました。

ところで。ここからは裏話ですが、今回のフォーラムでは参加者の方からの意見や質問を募集するために「Slido」というサービスが利用されていました。そういう部分にも近未来を感じてしまう訳ですが、これが思いのほか素晴らしいものでした。

Slido
https://www.sli.do/

事前にイベントを作成しておいて、そのイベントコードを周知することで参加者が同じルームに入室してチャット(匿名も可)できるようなサービス。これを常時プロジェクタで投影しておくと、まるで「ニコニコ動画」のようにリアルタイムでコメントが流れます。これ、講演している人にとってはドキドキでしょうけど、参加している側はすごく楽しいです。講演を聞きながら、疑問に思った点を尋ねる、自由に感想をつぶやくなど、まったく新しいスタイルの講演に感動してしまいました。そういう意味で、やはり新しい技術というものは「感動」するものだなと。IoTやAIが、将来に感動をもたらすツールになればいいなと思いながら帰路につきました。

当日の写真
slidoではしっかりとブログのこともPRしてきました

(投稿者:ちゅん)

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どう伝えたら良いか悩む

本日、執務室で事務をしておりますと電話が鳴りました。町内の施設の職員の方からでした。話を聞きますと、ファイルサーバーの共有フォルダにアクセスできないとのことでした。

まずは、職員の方が使用している業務用パソコンがネットワークに接続できているかを確認することにしました。

職員の方に「画面の右下に時計と今日の日にちが表示されているところがありますよね?」とたずねました。そうしますと、「はい。あります。」との返答でした。
次に「その列に「電波がフワフワ」出ている表示はありますか?」とたずねました。ですが、職員の方はピンときていないようです。自分は、Wi-Fiとインターネットに接続している際に表示される「ネットワーク接続アイコン」の表示がどうなっているのかを確認したかったのですが、うまく伝わっていないようでした。

その確認をあきらめ、次の確認を行う事にしました。
施設の事務室は、無線でネットワークが構築されています。その職員の方に支給されている業務用パソコンの無線のON・OFFは、物理スイッチで行うタイプでしたので、スイッチがONになっているかを確認してもらうことにしました。確認をしてもらったところ「OFF」でした・・・。スイッチを「ON」に切り替えてもらいます。少しして、再度試してもらったところ、アクセスできるようになったとのことでした。良かった、良かった・・・。

対応を終えたあと、話を聞いていた同じ事務室の方に「ネットワーク接続アイコン」をどのように説明したら解ってもらえるかを聞いてみました。
すると、「虹」「水紋」「年輪」などが出ましたが、自分の中での一番は「バームクーヘン」でした。

「四分の一に切ったバームクーヘンの表示」
どうでしょうか?

スイーツ好きの自分には一番「ピン」ときたのですが。
あらためて「人にものを伝えるのは難しい」と感じた出来事でした。

ネットワーク接続アイコンの表示
皆様であればこの表示をどのように伝えますか?

(投稿者:ふろんと)

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サテライト会場での研修に参加する

以前の職場で取得しました「医療情報技師」の資格には更新制度があります。各地で開催されている講習会や大会などに参加・発表をすることで「ポイント」が取得できます。次の更新時期までに既定のポイントを取得することで、更新手続きを行うことができる制度となっています。

自分にもこの度、その時期がやってきました。
参加履歴を確認したところ、講習会などにコツコツと参加しているうちに、既定のポイントを上回るポイントを取得することができていました。
しかしながら、その期間のうちに一度は受講しなくてはならない研修を受講していないことがわかりました。その研修が道内で開催されるとの情報を得ましたので、先日、受講してきました。

その講習会が開催されているのは、東京。そこで行われる講習会を北海道の「サテライト会場」で受講する形式で、会場にはもちろん講師は不在で担当の方がいるのみでした。
説明が始まると、東京で行われている説明の音声が会場に流れました。そして講演が始まるとスクリーンにはプレゼンテーションの映像が映りました。
無人のステージ上。しかし、映像と音声が流れていますので、演台の演者不在を気にしなければ普通の講演と同じ雰囲気でした。
東京会場が休憩時間になれば、北海道会場も休憩時間。距離は離れていますが、講師や参加者は「同じ時間」を過ごしている状態です。

違うのは、質疑の時間。挙手ではなく、あらかじめ指示されたメールアドレスに質疑を送信する形でした。進行の方がメールを確認し、それを読み上げ、講師が答えるという形でした。

講演の内容は「医事会計システム」の概要と運用について、来年度の診療報酬改定についてでありました。来年度の診療報酬改定は、診療報酬と介護報酬と障害福祉サービス等報酬の「トリプル改定」となるとのこと。関係する公官庁の方、医療機関・福祉施設の方、システム会社の方は、対応に大忙しで「眠れない時期を迎えている」との話もありました。

初めて参加する形式での研修でしたが「通信技術を用いれば距離の問題は解消できること」をあらためて感じた出来事でした。

雪の時期に再び大学へ
半年前と違い、会場のまわりにはたくさんの雪が・・・。

(投稿者:ふろんと)

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