町内「山越」「浜松」にて光ブロードバンド開通!

ども。
人間ドックの胃カメラで胃腸が綺麗だと褒められた担当ちゅんです。

昨今はIoTだビッグデータだと次世代の情報通信技術が話題の中心となりつつありますが、その前提となる「ブロードバンド」のインフラ整備については、特に過疎地である当町としてはまだまだ未提供エリアが残されています。

そんな中、町内の「山越」と「浜松」の両地区において、2月26日(月)からNTT東日本による光ブロードバンドサービス「フレッツ 光ネクスト」が提供されることになりました!

NTT東日本 北海道支店:次世代ネットワーク(NGN)サービス「フレッツ 光ネクスト」のサービス提供地域拡大について
https://www.ntt-east.co.jp/hokkaido/news/detail/1243453_2622.html

この地域は、八雲地域を縦貫している幹線道路「国道5号」の沿線であり、住居のみならず複数の事業所も立地しています。また、エリア内に小学校が2校立地しており、教育面や防災面といった視点でも長年要望活動を行ってきました。さらに、当町の観光拠点である「噴火湾パノラマパーク」も立地しており、来園者数の増加とともにブロードバンドの必要性が高まっていました。当町にとってはまさしく「悲願」の開通、本当に喜ばしいことです!

・・・実は、今回のエリア拡大については、我々はある程度の時期に内々に知らされてはいましたが、大人の事情で表向きに発表することができずにいました。それでも、対象地域では連日のように光ケーブル敷設のための工事が行われ、勘の鋭い方からは「もしかして光が来るんじゃないですか?」と電話でお問い合わせが寄せられたことも。そのくらい、町民の方々も首を長くして待たれていたということです。ようやく、このようにお知らせすることができて、私自身も嬉しく思っています。

一般的に、光回線のエリア拡大については、どうしても人口が密集する市街地が優先となり、そこから離れた地域では整備費用に対して利用者が少ない(行政的に言えば「費用対効果」)という課題があります。逆に言えばせっかく光が開通しても誰も使っていないということになってしまえば、通信事業者さんとしては困ってしまうという状況は想像に容易いです。今回、上記リンクのとおり正式に発表がなされましたので、これからはむしろ積極的にPRしていく段階に入りました。町としても地域でのブロードバンド普及のためできる限りの取り組みを行っていきたいと思います。

サービス開始
これまでご協力いただいた住民の方、関係各位にはあらためて感謝申し上げます。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

パソコンだけではなく

昨年末から実施している業務用パソコンの入れ替え作業ですが、先週でとうとう「七割」を終えることができました。
振り返れば、長かったような短かったような・・・。

入れ替え作業も後半に入り、比較的配置が楽なノート型パソコンよりデスクトップ型パソコンの配置へシフトしてきています。

ノート型パソコンのほとんどは「無線LAN接続」でネットワークに接続しています。ですので、古いパソコンを撤去した後、新しいパソコンを机に置き、電源を接続し、セキュリティワイヤーを取り付ければ作業は終了します。

しかしながら、デスクトップ型パソコンは、そのようにはいかず・・・。
それは、本体、画面、キーボード、マウスなどなどがバラバラで「組み立てていく感じ」で設置作業が進められます。
中には本体だけの交換で済み、周辺機器はそのまま利用する部門もありますが、ごくまれです。

デスクトップ型パソコンは「有線LAN接続」でネットワークに接続しています。となると、入れ替え作業の際には「必ず」LANケーブルを抜き差しする作業が発生します。
その際に「あれっ?」となってしまったLANケーブルに遭遇しました。
何の抵抗もなく「すっと」抜けてしまったLANケーブルと、中のカラフルな銅線がむき出しになってしまっているLANケーブルでした。

何かの「事故」に結びつく可能性がありますので、目先の作業に追われるだけではなく「注意を払って」入れ替え作業を続けていかなければならないと感じた出来事でした。

正常ではないLANケーブルの写真
長年使用しているうちにこのような状態になってしまうのでしょう・・・。

(投稿者:ふろんと)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

HARP協議会企画運営部会

ども。
たまにしかしない出張なのに、ピンポイントで列車が運休してしまう不運な担当ちゅんです。

委員として参加していた「北海道電子自治体共同運営協議会(HARP協議会)」の企画運営部会も、いよいよ最終回。昨日は札幌市に出張し、同部会に参加してきました。振り返ってみると、第1回からすべて出席の「皆勤賞」となりました。

本年度の部会のミッションとして、昨今の大きな課題である「情報セキュリティ対策」に関する課題が山積みとなっており、第1回に参加した当初は「本当にたった1年でこれ全部議論できるのだろうか」と思っていたのですが、ひとつひとつ丁寧に議論し、ついにすべての課題に一定の決着を見ることができました。限られた時間の中で濃密な議論を行う委員の皆さんの姿勢には、学ぶことばかりでした。
情報セキュリティ対策には、これといった答えはほとんどなく、さらにゴールすらないのだと思っています。そういった類のものを全道の自治体が共同で利用しているのですから、課題が出てきて当然です。みんなで議論した先に見えてくる「答えっぽいもの」を積み重ねる作業は、おそらくこの先もずっと続いていくのだと思います。

さて、今回は部会に引き続いて開催された「情報交換会」にも出席。部会では地域の代表として発言する姿勢も求められますが、情報交換会は完全に個人の立場でOK。「あの課題はどうやってクリアしましたか?」「そのシステムはどちらのメーカーですか?」「例の事業の進捗はどうですか?」などなど、ここには書けないような話も含め(というかほぼ書けません)、たいへん充実した時間を過ごしました。
HARP協議会の部会委員として参加しているメリットの一つは、間違いなく他自治体の同業者との情報交換にあります。私の場合は、このブログでの記事について尋ねられることが多く「この前のNT4.0はどこのシステムだったんですか?」など、さすがの視点で切り込まれ、嬉しい限り。やっぱり「HARP協議会」という組織がある北海道って素晴らしいな!と再認識して、帰路につきました。

レジュメ
情報交換会の写真を上げようと思ったのですが、自重しました。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

マウスカーソルはあるのに

本日も執務室で事務をしておりますと、電話が鳴りました。
電話の主の声を聴いた時点で、トラブルの予感がしました。
それには理由がありまして・・・。
一つ目は、その方について近日、管理サーバー等の設定変更を行ったため。二つ目は、昨日に業務用パソコンの入れ替え作業を行ったためでした。

話を聞きますと、CPU切り替え機で使用するパソコンを切り替えると、黒い画面にマウスカーソルがあるだけの画面が映り、マウスを動かすとマウスカーソルは動くものの何もできないとのことでした。
その職員の方は窓口の担当者で、基幹システムのパソコンと業務用パソコンをCPU切り替え機で切り替えて使用していました。

まず考えたのは、節電機能が動作して画面が真っ暗になってしまっていること。ですが、マウスを動かしたりクリックしたり、キーボードで何かのキーを押したりすると、普通であればログイン画面などが表示されるはずです。

とりあえず「困った時は再起動」ということで、再起動をしようとしますが、マウス・キーボードで操作ができませんので、「仕方が無く」強制終了しました。
無事に起動してくれることを祈りながら、電源を入れます。すると、見慣れたメーカーロゴが表示され、通常起動しました。まずは、一安心。しかしながら、ログインした後に表示された画面には、アイコンが一つもありませんでした。
試しにマウスで右クリックしてみます。するとメニューが現れましたので「ディスプレイの設定」をクリックしてみました。表示を確認しますと、なぜか画面が二つある表示となっていました。しかも、現在映っている画面が「2」、つまりサブ画面になっていました。画面にアイコンが一つも表示されていないのにも納得しました。
「複数ディスプレイ」の設定を「1のみに表示する」に変更。すると、デスクトップにあるアイコンが表示されました。

念のため再起動を行います。通常起動後にログインするとアイコンが並んでいるデスクトップが表示されました。ディスプレイの設定を見ると画面が一つになっていました。

なぜ、このような状態になってしまったのか・・・。
理由は現在不明ですが、職員の方に話をして、少し様子をみてみることとした出来事でした。

ディスプレイの設定の場面
この世界はまだまだ不思議な出来事でいっぱいです。

(投稿者:ふろんと)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

USB3.0の底力

ども。
このところの寒さのせいか、持病の腰痛が再発中の担当ちゅんです。

本日も業務用パソコンの入れ替え作業を継続しており、とある施設を訪問しておりました。事前に電話して「パソコンの中に保存しているファイルは全てファイルサーバに保存しておいてください」と伝えたのですが、ほどなくして「困りました」との連絡が。
聞くと、コピー完了までの目安となる残り時間が「21時間と表示されている」とのこと。

実は、上位の回線を2.4GHz無線(Wi-Fi)の施設間通信でまかなっており、当町の庁内LANの中では速度が出ていない方の施設です。おそらくファイルサーバまでのスループットは良くて1Mbps程度と思われます。
一方、今回バックアップを取ろうとしているファイルの総サイズを確認させてもらうと、驚きの20GBでした。これ、仮に回線が高速であったとしても、一度にファイルサーバに保存されてしまうと若干困ってしまうレベルです。さて、どうしたものでしょうか。

こういう状況になり、(20GBというサイズはともかくとして)職員のことは一方的に責められません。結局のところ、ファイルサーバまでの通信が遅く(もしくは不安定で)、業務では使い物にならないというところもあって仕方がなくローカルに保存している可能性が高いからです。
そこで、今回は限られた時間内で現場にて全ての作業を終了させるべく、事前に秘密道具を調達して入れ替えに臨みました。

その道具は「ハードディスクケース(USB3.0対応)」です。作戦としては、現場で旧PCからハードディスクを取り出して、このケースに収納。新PCのUSBポートは当然USB3.0なのでこれに接続し、さらにフリーソフトの「Fast Copy」を使ってコピーします。自分の中ではこれ以上スピードアップすることは不可能という状況を作ったうえで、あとはただただ黙って待つことに。
結果、ものの20分足らずでコピー完了。やはりUSB3.0とFast Copyの組み合わせは爆速ですね。ネットワーク越しのバックアップを早期に断念したことが功を奏しました。事前にしっかりと準備をしておくことで、現場での作業をスムーズに行うことは、基本中の基本だと再認識しました。

分解
現場に到着するなり直ちに分解

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする