インストール作業前に気が重くなる

業務用パソコンの入替作業の最中、とある部署で一名しか使用していないソフトウェアをインストールすることになりました。
そのソフトウェアは、「緊急」の際に使用(動作)するソフトウェアでした。

このソフトウェアを使用する際に「端末登録申請」を行っており、今回のような端末の更新の際には「端末更新申請」が必要でありました。ですので、業務用パソコンの入れ替えに当たり、事前に担当者の方へ更新申請をお願いしていました。
送付された許可書類を担当者の方から受け取り、作業を開始しました。

指定されたダウンロードサイトからソフトウェアとマニュアルをダウンロードすることから開始 しました。
全てのダウンロードが終わり、マニュアルに目を通します。
読んでいきますと、そのシステムは「業務規程」に基づいて運用されているものでした。
規定中の「目的」の条文には、重い言葉がたくさん並んでいました。
「国民の生命、身体及び財産を保護」や「緊急性を有する情報連絡」などの文言がありました。このような文言をインストール作業前に目にし、有事の際に「動作しないことが許されない」というプレッシャーを感じつつ、インストール作業を行いました。

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍しますと、インストール用ファイルが作成されました。マニュアルを見ながら作業を進めます。無事にインストールが完了し、設定画面があらわれました。
通知書を見ながら設定項目に入力を行い、設定が完了。再起動が必要とのことで、指示に従い行いました。

再起動後に再びログイン。タスクバーを確認しますと、ソフトウェアが予定通り起動していることが確認できました。良かった、良かった・・・。

無事に作業を終えることができ、一安心した出来事でした。

ソフトウェアの起動がタスクバーで確認できている写真
インストールが終わり、無事に起動を確認!

(投稿者:ふろんと)

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寒さには勝てない

ども。
諸事情により本日も私、担当ちゅんです。

12月1日にふろんと氏が投稿していた「今年度も開始の時期が来ました」にあるとおり、当町では冬期間限定で降雪状況を監視するためのIPカメラを運用しています。町内の複数の場所に設置し除雪作業などに活用していますが、その中でも環境的に最も険しい場所である「某山奥」に設置しているカメラが不調になったと連絡を受けました。

原因はあらかじめほぼ特定できていました。それは「寒さ」です。なにせ山奥ですから朝晩は(もしかしたら日中も?)氷点下10度を下回る冷え込みであると想像されます。そうした場所にコンクリート柱を立て、そこにBOXを取り付け、通信機器を収めています。あらかじめ機器を保温する対策は取っており、ある程度の寒さまでは対応できるようにしていたのですが、このところの寒波・荒天によりついに止まってしまったようです。

早速ふろんと氏とともに現場に向かいます。到着するなり、目の前の光景に絶句。道路脇には雪山が自分の身長よりも高く積まれ、あろうことか排雪時にかかってしまったと思われる雪がBOXにべったりと張り付いてしまっています。これではBOX内の温度が奪われてしまい、いくら保温していても敵いません。
BOXを開けてルータにLANケーブルを接続し、ノートPCでPINGを通してみます。すると、ルータは正常に通信していますが、そこに接続している上位のUSBモバイル通信端末が止まってしまっている様子。この寒さですから、致し方ないところでしょう。

通信端末の再起動を行い、正常に動作を開始したことを確認。加えて、一番大切な「BOXについた雪の除去」を施します。車に積んであった雪を払うブラシを使って雪を落としていきます。BOXが綺麗になっていくと同時に、作業にあたったふろんと氏のズボンはべちゃべちゃです。それでも「これで安定稼働してくれれば・・・」と背中が語っていました。山奥で黙々と作業する姿は輝いて見えました!

険しい作業現場
雪山があったおかげで、むしろ作業しやすいという一面も?

(投稿者:ちゅん)

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町内「山越」「浜松」にて光ブロードバンド開通!

ども。
人間ドックの胃カメラで胃腸が綺麗だと褒められた担当ちゅんです。

昨今はIoTだビッグデータだと次世代の情報通信技術が話題の中心となりつつありますが、その前提となる「ブロードバンド」のインフラ整備については、特に過疎地である当町としてはまだまだ未提供エリアが残されています。

そんな中、町内の「山越」と「浜松」の両地区において、2月26日(月)からNTT東日本による光ブロードバンドサービス「フレッツ 光ネクスト」が提供されることになりました!

NTT東日本 北海道支店:次世代ネットワーク(NGN)サービス「フレッツ 光ネクスト」のサービス提供地域拡大について
https://www.ntt-east.co.jp/hokkaido/news/detail/1243453_2622.html

この地域は、八雲地域を縦貫している幹線道路「国道5号」の沿線であり、住居のみならず複数の事業所も立地しています。また、エリア内に小学校が2校立地しており、教育面や防災面といった視点でも長年要望活動を行ってきました。さらに、当町の観光拠点である「噴火湾パノラマパーク」も立地しており、来園者数の増加とともにブロードバンドの必要性が高まっていました。当町にとってはまさしく「悲願」の開通、本当に喜ばしいことです!

・・・実は、今回のエリア拡大については、我々はある程度の時期に内々に知らされてはいましたが、大人の事情で表向きに発表することができずにいました。それでも、対象地域では連日のように光ケーブル敷設のための工事が行われ、勘の鋭い方からは「もしかして光が来るんじゃないですか?」と電話でお問い合わせが寄せられたことも。そのくらい、町民の方々も首を長くして待たれていたということです。ようやく、このようにお知らせすることができて、私自身も嬉しく思っています。

一般的に、光回線のエリア拡大については、どうしても人口が密集する市街地が優先となり、そこから離れた地域では整備費用に対して利用者が少ない(行政的に言えば「費用対効果」)という課題があります。逆に言えばせっかく光が開通しても誰も使っていないということになってしまえば、通信事業者さんとしては困ってしまうという状況は想像に容易いです。今回、上記リンクのとおり正式に発表がなされましたので、これからはむしろ積極的にPRしていく段階に入りました。町としても地域でのブロードバンド普及のためできる限りの取り組みを行っていきたいと思います。

サービス開始
これまでご協力いただいた住民の方、関係各位にはあらためて感謝申し上げます。

(投稿者:ちゅん)

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パソコンだけではなく

昨年末から実施している業務用パソコンの入れ替え作業ですが、先週でとうとう「七割」を終えることができました。
振り返れば、長かったような短かったような・・・。

入れ替え作業も後半に入り、比較的配置が楽なノート型パソコンよりデスクトップ型パソコンの配置へシフトしてきています。

ノート型パソコンのほとんどは「無線LAN接続」でネットワークに接続しています。ですので、古いパソコンを撤去した後、新しいパソコンを机に置き、電源を接続し、セキュリティワイヤーを取り付ければ作業は終了します。

しかしながら、デスクトップ型パソコンは、そのようにはいかず・・・。
それは、本体、画面、キーボード、マウスなどなどがバラバラで「組み立てていく感じ」で設置作業が進められます。
中には本体だけの交換で済み、周辺機器はそのまま利用する部門もありますが、ごくまれです。

デスクトップ型パソコンは「有線LAN接続」でネットワークに接続しています。となると、入れ替え作業の際には「必ず」LANケーブルを抜き差しする作業が発生します。
その際に「あれっ?」となってしまったLANケーブルに遭遇しました。
何の抵抗もなく「すっと」抜けてしまったLANケーブルと、中のカラフルな銅線がむき出しになってしまっているLANケーブルでした。

何かの「事故」に結びつく可能性がありますので、目先の作業に追われるだけではなく「注意を払って」入れ替え作業を続けていかなければならないと感じた出来事でした。

正常ではないLANケーブルの写真
長年使用しているうちにこのような状態になってしまうのでしょう・・・。

(投稿者:ふろんと)

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HARP協議会企画運営部会

ども。
たまにしかしない出張なのに、ピンポイントで列車が運休してしまう不運な担当ちゅんです。

委員として参加していた「北海道電子自治体共同運営協議会(HARP協議会)」の企画運営部会も、いよいよ最終回。昨日は札幌市に出張し、同部会に参加してきました。振り返ってみると、第1回からすべて出席の「皆勤賞」となりました。

本年度の部会のミッションとして、昨今の大きな課題である「情報セキュリティ対策」に関する課題が山積みとなっており、第1回に参加した当初は「本当にたった1年でこれ全部議論できるのだろうか」と思っていたのですが、ひとつひとつ丁寧に議論し、ついにすべての課題に一定の決着を見ることができました。限られた時間の中で濃密な議論を行う委員の皆さんの姿勢には、学ぶことばかりでした。
情報セキュリティ対策には、これといった答えはほとんどなく、さらにゴールすらないのだと思っています。そういった類のものを全道の自治体が共同で利用しているのですから、課題が出てきて当然です。みんなで議論した先に見えてくる「答えっぽいもの」を積み重ねる作業は、おそらくこの先もずっと続いていくのだと思います。

さて、今回は部会に引き続いて開催された「情報交換会」にも出席。部会では地域の代表として発言する姿勢も求められますが、情報交換会は完全に個人の立場でOK。「あの課題はどうやってクリアしましたか?」「そのシステムはどちらのメーカーですか?」「例の事業の進捗はどうですか?」などなど、ここには書けないような話も含め(というかほぼ書けません)、たいへん充実した時間を過ごしました。
HARP協議会の部会委員として参加しているメリットの一つは、間違いなく他自治体の同業者との情報交換にあります。私の場合は、このブログでの記事について尋ねられることが多く「この前のNT4.0はどこのシステムだったんですか?」など、さすがの視点で切り込まれ、嬉しい限り。やっぱり「HARP協議会」という組織がある北海道って素晴らしいな!と再認識して、帰路につきました。

レジュメ
情報交換会の写真を上げようと思ったのですが、自重しました。

(投稿者:ちゅん)

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