ども。
年度末が近づき、業務がバタバタしだした担当ちゅんです。
そんな中ですが、とある学校のパソコンを保守しなければならなくなり、外に出ずっぱりになっておりました。
元々は「動きがおかしい」ということで保守に入ったハズなのですが、色々と調べているうちに、Windows Update がなんと2年以上もかかっていないことがわかりました。セキュリティ上、むしろこっちの方を早急に何とかしなければなりません。
Windows Update の画面を見ると、不可解なことにアップデートをMicorosoft経由で行うことができなくなっており、WSUSなんて立てていないにも関わらず、取得する更新プログラムの欄に「システム管理者によって管理されています」と表示されている状態でした。言わずもがな、こっちは管理などしているつもりはないという状況下です。
この項目が勝手に書き換わるとなると、まず怪しむのはグループポリシーです。すぐさま設定を確認してみましたが、いくら確認してもWSUSの項目は未設定です。
次に、レジストリの項目を探してみます。WSUSにまつわる項目は、調べてみたところ次の場所にありました。
HKEY_LOCAL_MACHINE
SOFTWARE
Policies
Microsoft
Windows
WindowsUpdate
AU
この中の「UseWUServer」の値が「1」になっていればWSUSを使う設定ということのようなのですが、案の定、この設定が「1」になっていました。
なぜ設定されているのか原因不明で釈然としませんが、ひとまずこれを「0」に書き換えてパソコンを再起動してみます。しかし、再起動後に再びこの項目を見てみると、またも「1」に書き換わってしまっています。何かが悪さをしていて、わざわざこの設定を書き換えているとしか考えられません。となれば・・・、あとはアレしか思い浮かびません。
毎度、学校のパソコンでは苦しめられる「授業支援ソフト」です。単純に先生機から生徒機をコントロールするだけではなく、昨今の授業支援ソフトは多機能で「Windows Update 支援機能」なるものも搭載されております。
この支援機能が具体的にどういったものなのかよくわかってはいませんが、とりあえず「有効」に設定されていたものを「無効」にしてみたところ、無事にアップデートされるようになりました。支援ソフトのバグなのか、それともクライアント機の不具合なのか。原因は最終的にわかりませんが、とりあえずWindows Update は動くようになったというご報告です。
じっくり原因を探るには、あまりにも時間が足りません。
(投稿者:ちゅん)