まだまだ現役です

ども。
先週末、隣町でわかさぎを釣りを楽しんだ担当ちゅんです。

本日も朝から晩まで業務用PCの入れ替えです。最近、業者さんと話をするとほぼ必ず「パソコンの入れ替えでお忙しいでしょうけど」と枕詞がつきます。皆さんこちらのブログを読んでいらっしゃるようで、我々の状況を詳細に把握されております。本日現在で75%ほどの進捗率です。あと25%、なんとか今年度中に終えたいです。

そうした作業の中で、とある部署から引き揚げてきたPCを再配備することになりました。スペック的にはまだいけると判断したのですが、残念ながら電源を入れると液晶モニタにカラフルな横線が表示されます。間違いなく液晶パネルの故障です。通常、こうした部品が故障した場合はメーカーに修理を依頼するか、もしくは、いわゆる「買ったほうが安い」というやつで、泣く泣く手放すことになるかと思います。

ところが、当室では液晶パネルの交換が「通常」になっていることが、ある意味では問題だと思います。隣席ふろんと氏に至っては、何のためらいもなく「パネル交換するんですよね?」と。業務用PCの入れ替え中ですので、幸いにも液晶モニタの部材(ジャンクPC)は潤沢です。でも、ここで液晶パネルを交換してしまって、また数年間現場で使われることになるオールドマシン・・・。退役するタイミングを完全に逸してしまい、本当にボロボロになるまで現役として活躍させるというのは酷なような気もします。逆に言えば、それだけ物を大事にしているということではあるのですがね。

心の中で「ごめん、もう少し頑張れよ」とつぶやきながら、ドライバー片手に作業開始です。実は、ノートPCの液晶モニタ交換は、慣れてしまえばものの10分で完了できてしまいます。気をつけなければならないのは交換品の型番ですが、これも多少の誤差(例えば型番の末尾の数字が違うなど)があっても、取り付けのネジ位置さえ合えば動いてしまいます。今回も手際よく作業を行い、スイッチオン。無事にBIOSの画面が表示され、故障していたとは思えないような「普通さ」を取り戻しました。
パソコンの保守案件に関して、自治体の情報担当者としてどこまでやるべきなのかと考えることもあります。でも、それを考え出すといつもおかしな方向に向かってしまうので、結局は「直せるなら直して当然」が多分答えなのだと思っています。

交換作業中
液晶モニタの修理が当たり前の職場です

(投稿者:ちゅん)

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お試しハウスのWi-Fi

当町が進めている移住者向け事業に「お試し暮らし」があります。
移住を考える際、町の様子を知り、暮らしぶりを体験してもらう機会を提供するために「お試しハウス」を当町では市街地型と郊外型の2棟を用意しています。

お試しハウスには、インターネット環境を整備しています。スマートフォンやタブレットの普及に対応するため、Wi-Fi接続を行うためのアクセスポイントも設置しています。

郊外型のお試しハウスがある地域は光回線は無く、公設民営で整備しているFWAを利用してインターネット環境を整備しています。
ですが、建物のある場所が基地局から遠距離であることや海沿いにあることなどで、季節や気象などの影響を受け、調子を崩すことが度々ありました。
この度、FWAでのインターネット接続ではない方法で、インターネット接続の提供をを行うことになり、移住事業担当者と上司ちゅん氏と一緒に、機器設置の立ち合いへ行ってきました。
新たな方法については、後日、上司ちゅん氏がブログの記事にするかと思います。

設置が終わり、FWA機器の撤去を行うことに。
アンテナは住宅の高い場所に設置していましたので、長く伸ばすことができるハシゴとそれを積むことができる車両を借りて来ていました。

作業を行おうとしましたが、取り止めとなりました。
この冬は近年まれにみる降雪量で、住宅の周りにも大量の雪が積もっていたためです。
雪が無くなる春を待つことに・・・。

今回も大量の雪の影響を受けてしまった出来事でした。


天気も良く、アンテナは見えているのですが、目の前には大量の雪が・・・。

(投稿者:ふろんと)

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インストール作業前に気が重くなる

業務用パソコンの入替作業の最中、とある部署で一名しか使用していないソフトウェアをインストールすることになりました。
そのソフトウェアは、「緊急」の際に使用(動作)するソフトウェアでした。

このソフトウェアを使用する際に「端末登録申請」を行っており、今回のような端末の更新の際には「端末更新申請」が必要でありました。ですので、業務用パソコンの入れ替えに当たり、事前に担当者の方へ更新申請をお願いしていました。
送付された許可書類を担当者の方から受け取り、作業を開始しました。

指定されたダウンロードサイトからソフトウェアとマニュアルをダウンロードすることから開始 しました。
全てのダウンロードが終わり、マニュアルに目を通します。
読んでいきますと、そのシステムは「業務規程」に基づいて運用されているものでした。
規定中の「目的」の条文には、重い言葉がたくさん並んでいました。
「国民の生命、身体及び財産を保護」や「緊急性を有する情報連絡」などの文言がありました。このような文言をインストール作業前に目にし、有事の際に「動作しないことが許されない」というプレッシャーを感じつつ、インストール作業を行いました。

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍しますと、インストール用ファイルが作成されました。マニュアルを見ながら作業を進めます。無事にインストールが完了し、設定画面があらわれました。
通知書を見ながら設定項目に入力を行い、設定が完了。再起動が必要とのことで、指示に従い行いました。

再起動後に再びログイン。タスクバーを確認しますと、ソフトウェアが予定通り起動していることが確認できました。良かった、良かった・・・。

無事に作業を終えることができ、一安心した出来事でした。

ソフトウェアの起動がタスクバーで確認できている写真
インストールが終わり、無事に起動を確認!

(投稿者:ふろんと)

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寒さには勝てない

ども。
諸事情により本日も私、担当ちゅんです。

12月1日にふろんと氏が投稿していた「今年度も開始の時期が来ました」にあるとおり、当町では冬期間限定で降雪状況を監視するためのIPカメラを運用しています。町内の複数の場所に設置し除雪作業などに活用していますが、その中でも環境的に最も険しい場所である「某山奥」に設置しているカメラが不調になったと連絡を受けました。

原因はあらかじめほぼ特定できていました。それは「寒さ」です。なにせ山奥ですから朝晩は(もしかしたら日中も?)氷点下10度を下回る冷え込みであると想像されます。そうした場所にコンクリート柱を立て、そこにBOXを取り付け、通信機器を収めています。あらかじめ機器を保温する対策は取っており、ある程度の寒さまでは対応できるようにしていたのですが、このところの寒波・荒天によりついに止まってしまったようです。

早速ふろんと氏とともに現場に向かいます。到着するなり、目の前の光景に絶句。道路脇には雪山が自分の身長よりも高く積まれ、あろうことか排雪時にかかってしまったと思われる雪がBOXにべったりと張り付いてしまっています。これではBOX内の温度が奪われてしまい、いくら保温していても敵いません。
BOXを開けてルータにLANケーブルを接続し、ノートPCでPINGを通してみます。すると、ルータは正常に通信していますが、そこに接続している上位のUSBモバイル通信端末が止まってしまっている様子。この寒さですから、致し方ないところでしょう。

通信端末の再起動を行い、正常に動作を開始したことを確認。加えて、一番大切な「BOXについた雪の除去」を施します。車に積んであった雪を払うブラシを使って雪を落としていきます。BOXが綺麗になっていくと同時に、作業にあたったふろんと氏のズボンはべちゃべちゃです。それでも「これで安定稼働してくれれば・・・」と背中が語っていました。山奥で黙々と作業する姿は輝いて見えました!

険しい作業現場
雪山があったおかげで、むしろ作業しやすいという一面も?

(投稿者:ちゅん)

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町内「山越」「浜松」にて光ブロードバンド開通!

ども。
人間ドックの胃カメラで胃腸が綺麗だと褒められた担当ちゅんです。

昨今はIoTだビッグデータだと次世代の情報通信技術が話題の中心となりつつありますが、その前提となる「ブロードバンド」のインフラ整備については、特に過疎地である当町としてはまだまだ未提供エリアが残されています。

そんな中、町内の「山越」と「浜松」の両地区において、2月26日(月)からNTT東日本による光ブロードバンドサービス「フレッツ 光ネクスト」が提供されることになりました!

NTT東日本 北海道支店:次世代ネットワーク(NGN)サービス「フレッツ 光ネクスト」のサービス提供地域拡大について
https://www.ntt-east.co.jp/hokkaido/news/detail/1243453_2622.html

この地域は、八雲地域を縦貫している幹線道路「国道5号」の沿線であり、住居のみならず複数の事業所も立地しています。また、エリア内に小学校が2校立地しており、教育面や防災面といった視点でも長年要望活動を行ってきました。さらに、当町の観光拠点である「噴火湾パノラマパーク」も立地しており、来園者数の増加とともにブロードバンドの必要性が高まっていました。当町にとってはまさしく「悲願」の開通、本当に喜ばしいことです!

・・・実は、今回のエリア拡大については、我々はある程度の時期に内々に知らされてはいましたが、大人の事情で表向きに発表することができずにいました。それでも、対象地域では連日のように光ケーブル敷設のための工事が行われ、勘の鋭い方からは「もしかして光が来るんじゃないですか?」と電話でお問い合わせが寄せられたことも。そのくらい、町民の方々も首を長くして待たれていたということです。ようやく、このようにお知らせすることができて、私自身も嬉しく思っています。

一般的に、光回線のエリア拡大については、どうしても人口が密集する市街地が優先となり、そこから離れた地域では整備費用に対して利用者が少ない(行政的に言えば「費用対効果」)という課題があります。逆に言えばせっかく光が開通しても誰も使っていないということになってしまえば、通信事業者さんとしては困ってしまうという状況は想像に容易いです。今回、上記リンクのとおり正式に発表がなされましたので、これからはむしろ積極的にPRしていく段階に入りました。町としても地域でのブロードバンド普及のためできる限りの取り組みを行っていきたいと思います。

サービス開始
これまでご協力いただいた住民の方、関係各位にはあらためて感謝申し上げます。

(投稿者:ちゅん)

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