パソコンの入れ替え作業の後

先日の上司ちゅん氏の投稿にもありましたが、業務用パソコンの入れ替え作業も八割を超え、間もなく九割に届く状態まで進みました。この約半年、いろいろな出来事がありましたが、コツコツと作業を続けてきました。

配備するパソコンは一度に持ってきてしまうと置き場所に困るということで、町内の「某所」に保管してあります。作業を終えて在庫が無くなる度に執務室に運び、セットアップを行っています。

入れ替え作業を実施しているということは、今まで使用していたパソコンを新しいパソコンと交換しているということで、手元には今まで使用していたパソコンが残ります。このパソコン達は、時が来るまで、別な「某所」に保管を行っています。

入れ替え作業を終えた後は、必ず、今まで使用していたパソコンを保管場所まで運ぶという作業が待っています。これまでに200台以上のパソコンを保管場所に運んできました。

そのパソコン達は、入れ替え作業が完了した後、資源リサイクルへ旅立つ予定になっています。
中のハードディスクは情報管理の観点から取り出して、「適正な処理」を行った後に資源リサイクルへ旅立つ予定になっています。
今回は、デスクトップ型のパソコンもありますので、ディスプレイも保管場所に集まっており、一緒に資源リサイクルへ旅立つ予定になっています。
その他にキーボード、マウス、電源ケーブルなども集まっています。

多くの量のパソコンなどが保管場所に一堂に集まっておりますので、保管場所は大変な状態になってしまっていました。新たな保管場所が不足する事態となりましたので、仕分け・分類を行いつつ整理を行い、受け入れ態勢を整えました。

交換した後の保管場所の確保もできましたので、「配備完了」を目指して、引き続き作業を続けていきます!

階段の写真
別な「某所」への道のり(階段)

(投稿者:ふろんと)

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段ボールは危ない

ども。
最近、色々な種類の缶詰にはまっている担当ちゅんです。

業務用PCの展開ですが、本日現在で進捗率86.49%となりました。いよいよゴールが見えてきて、俄然力が入ります。
以前もブログに書いたと思いますが、展開するPCは一度に全台持ってきてしまうと置き場所に困るため、普段は町内某所に保管しており、展開に必要な台数をその都度搬出することにしています。残り台数が少なくなったこともあり、モチベーション高く意気揚々と搬出作業にあたります。

そうした中。隣席ふろんと氏から「危ないので軍手をした方がいいんじゃないですか」と声をかけられました。私とすれば、軍手を履いていたのでは段ボールを持つ際に手が滑ってしまい、誤って落としてしまいそうだなと思うと同時に、そもそも「何が危ないのか」という気分もあって「大丈夫ですよ!」と返事をしたのですが・・・。
その「大丈夫ですよ!」の「よ!」と同時くらいのタイミングで、右手の人差し指に激痛が。見ると結構深い切り傷ができていて出血していました。

ようやく「危ない」の意味が理解できたときにはすでに遅し。今まではあまり意識したことがなかったですが、段ボールの端は結構鋭利で、気をつけないと本当に手が切れてしまうのですね。皆さんも紙で手を切ってしまった経験があるかと思いますが、あの場合は「スパッ」と切れる感じ。一方、段ボールの場合は「ザクッ」と切れます。おそらく、段ボールの端面がノコギリのようにギザギザしているからでしょう。恐ろしい!

そして、すぐさま自分の財布の中から絆創膏を取り出してくれるふろんと氏。感謝。気を取り直して、今度は慎重に段ボールを運びます。1つ、2つと運んだ頃に、また「危ないですよ」と声をかけられ、その「よ」と同時くらいに今度は左手を負傷。
半分呆れ顔で、それでもまた絆創膏を手渡してくれるふろんと氏は優しいです。
こんな、冗談みたいな話ってあるかな~と思いますが、実話です。可能であれば、パソコンの箱を運搬される際には滑り止め付きの軍手などを着用されることを強くお勧めします。

段ボールの注意書き
よく見たらちゃんと注意書きがありました

(投稿者:ちゅん)

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シート上の図形が黒く印刷されてしまう

先日も、とある場所で業務用パソコンの入れ替え作業を行いました。
入れ替え作業を終え、その部署用の個別設定を行っていたところ、目の前に別部署の職員の方がやって来ました。その方は前日に業務用パソコンの入れ替え作業を実施した部署の方でした。
「終わったら、次、お願いします。」とのこと。ここ最近は、職員の方に呼ばれるとトラブルの予感しかしなくなってしまいました。
個別設定が終わり、その方のところへ向かいました。

現場に到着。「どうしました?」と話しかけますと「一枚の紙」を手渡されました。
見ますと、その用紙には様式が印刷されていたのですが、その一部に黒く塗りつぶされた四角が印刷されていました。
話を聞きますと、パソコンを入れ替えた後にこの様式の印刷を行ったところ、このような状態になってしまったとのことでした。
黒四角が印刷された用紙を預かり、執務室に戻りました。

さっそく、調査を開始します。
調べてみますと、そのような症状に見舞われている方が、多くいらっしゃったようです。
その中に、保存形式を変えることで症状が改善された事例を発見しました。再び現場へ戻り、試してみることにしました。
職員の方のパソコンで保存形式を変えて別ファイルを作成。印刷を試みます。しかし、印刷された用紙には、黒四角が印刷されていました。残念です。
そのファイルのコピーを職員共有フォルダに保存し、自分のパソコンで印刷を行い、症状をみることにしました。
執務室に戻り、保存形式を変えたファイルで印刷を試みます。すると、黒四角は印刷されずに図形が印字されていました。試しに元の保存形式で印刷も行ってみます。すると、黒四角は印刷されずに図形が印字されました。どうやら、保存形式の問題ではないようです。

ふと思いついたことがありました。それは、PDF形式に保存してから印刷を行ってみることでした。再び職員の方の元へ向かい、PDF形式に保存したものをリーダーを使用して印刷をしてみました。すると、黒四角ではなく、図形が印刷されました。

職員の方には、現在のところ対応策がこの方法のみでありましたので、この方法でしばらくの間、印刷を行ってもらうことにしました。

引き続き、改善方法の調査を続ける案件となった出来事でした。

黒四角が印刷された用紙の一部
なぜ、黒四角が印刷されてしまっているのか・・・。

(投稿者:ふろんと)

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お試しハウスのインターネット

ども。
一日がすごいスピードで過ぎ去っていく担当ちゅんです。

当町では移住促進の取り組みとして「お試し暮らし」という事業を実施しています。町内2か所に「お試しハウス」があり、その名のとおり移住をご検討される際に実際に短期間暮らしてみて、生活を体験できるものです。
ハウスには電気・ガス・水道があるのはもちろんですが、生活するうえで必要な冷蔵庫や洗濯機といった電化製品のほか、テーブル、ソファー、寝具、調理器具などが一式そろっており、まさに「着の身着のまま」お越しいただいても生活が可能となっております。

さて、そうしたお試しハウスなのですが、先日担当の職員から相談を受けました。聞くと「昨年の台風の影響で設備が故障してしまい、インターネットが利用できない状態になっている」とのこと。
お試しハウス黒岩では、それまでインターネットとしてFWA(固定無線アクセス)を利用していたのですが、アンテナ設備に被害を受けていたようです。

八雲町MAP:お試しハウス黒岩(郊外型)

今や、お試し暮らしでもインターネットは必須の時代なのでしょうね。いくら当町の移住施策のキャッチフレーズが「ちょうどいい田舎暮らし」であったとしても、インターネットが利用できない不便はあり得ません。というか、田舎であればあるほどインターネットが必須であるというのが私の持論でもあります。

ということで、どうしたらインターネット環境を元通りにできるか考えました。
実はお試しハウスのある黒岩地区は光回線・ADSL回線ともに利用できない地域。だから今までFWAを利用してきたのですが、これを再整備するには工事費などを積算すると結構な費用が必要となります。代替案として2.4GHzの屋外無線LANを併用する案なども検討してみたのですが、やはりイニシャルコストが重たい。

・・・そこで、以前「育成牧場でFWA調査(続編)」という記事でもお世話になった「ジャパンモバイル株式会社」様に相談。この地域、固定の回線はありませんが携帯電話のLTE通信は可能です。お試し暮らしという性質上、一年を通して常時回線を利用するわけではないという状況もお伝えしながらご相談したところ「そういうことであれば」と、特別な料金体系でご対応いただけることに。毎度毎度、無理なご相談を引き受けていただき、ありがとうございます。この場をお借りして感謝申し上げます。

それにしても、LTEのルータ機器の設置作業は簡単ですね。現場にて壁にビスを打ち込み、それにルータ機器をひっかけスイッチオンで完了。この手軽さと、何より魅力はLTEのスピード。一度これを体験してしまうと、冗談抜きで「もはやデジタルディバイドなど存在しない」と言いたくなってしまいます。
あとはインターネットの準備が整ったハウスにお客様が来るのをお待ちするだけです。もう少しで暖かい季節を迎えます。ぜひ「快適な」お試し暮らしができる当町にお越しください!

LTEルータ
こんなおしゃれな外観でも速度は速い凄いヤツです!

(投稿者:ちゅん)

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自然には勝てない

ども。
「〇〇には勝てない」という記事がシリーズ化しつつある担当ちゅんです。

春の、といっても北海道はまだまだ冬ですが、嵐が到来しています。今朝方から風雪が強まり、特急列車は全て運休、町内の峠道も熊石地域をつなぐ国道277号(雲石峠)以外は全て通行止めという状況です。風雪が強いわりには気温は高いようで、水分を多く含んだ重たい雪が横殴りに降り続いています。今日から3月とは到底思えない天候です。

そうした中、教育委員会から電話があり「学校でインターネット接続ができずに困っていると連絡が来ている」とのこと。その学校の上位回線は公設民営(IRU)にてサービス中のFWA(固定無線アクセス)なのですが、この天候のせいか接続状況が極めて不安定な状況となりました。私の感覚的に、電波はこうした「濡れ雪」に弱い印象です。こちらとしては「なにぶん、こうした天候なのでご理解ください」としか回答できないのですが、現場からすれば業務にならずに困り果ててしまいます。今や当町の校務用パソコンは全てシンクライアント。データセンターまでの回線が無くなった時点で何もできないのです。

それでも、何かできることはないかと思い、ダメ元で回線のサービス事業者に電話。すると「レベルが落ちているのは間違いありませんが、原因は基地局側のアンテナに雪が付着していることと思われます」という回答。それなら、付着している雪を取り除くことができれば、この天候では付け焼刃かもしれませんが一時的に通信を回復できるのではないかと提案。まずは現場を確認し、対処できるか判断するということに。

早速、右手にデッキブラシを、左手に糸モップを携えて某所にある基地局まで向かいます。保安上、場所が特定されるようなことはここには書けませんが、基地局となりえるような場所ですから、当然、見晴らしの良い場所ですよね。
悪天候の中でそういう場所に行けばどうなるか。ご想像にお任せしますが、一言でいえば「寒い」。これに尽きます。そして、問題のアンテナには事業者さんの読み通り、雪がべったりと張り付いており、見た目にもこれでは通信できないだろうという感じです。せっせとデッキブラシで雪を落とし、作業終了です。

結果、この天候ですからまた不通になる可能性はあるものの、どうやら通信速度を正常範囲に近づけることができたようです。まさに「自然には勝てない」と感じる出来事であったとともに「それでも諦めないことが大切」だと学びました。さらに、FWAが不通になった際でも通信を確保できる手段が必要であるという課題を強く認識しました。やっぱりBCPは大切ですね。

雪が付着したアンテナ
こんな状態では通信できなくて当たり前ですね

(投稿者:ちゅん)

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