ども。
いよいよ令和5年度も最終週、3月31日が日曜であることに安堵している担当ちゅんです。
数年前までは紙で処理していたような業務も、次々にシステム化されて職場での業務はかなり効率化が図られました。令和5年度でいえば職員の出退勤や休暇申請などを処理するための勤怠管理システムが本格導入となり、来年度からはいよいよ文書そのものを電子化する試みやMS365への完全移行も始まります。
が、その裏側で「ちょっとこれはヤバいのではないか」と思っているのが「アカウントの更新作業」です。システムが導入されると、それにログインするためのIDとパスワードが必要となります。多くのシステムではユーザー情報を管理するための管理画面が用意されていて、CSVファイルなどを用いて一括で情報を更新するような仕組みが備わっています。しかし、そのCSVファイルのフォーマットはシステムごとに異なっていて、結局のところ個々の更新用ファイルを用意するために多くの時間を要しているというのが実態です。
そして、その更新はいつ行うかといえば、3月31日の業務終了後から4月1日の始業時までの間ということになります。職員の退職、新規採用から始まり、人事異動に伴う所属替えなどをすべて反映しなければ新年度を迎えられないという過酷なミッションです。
で、昔から思っているのですが「CSVをあらかじめセットしておいて、指定の日時になったら適用するタイマー機能」ってなんで搭載されてないのかなあと。こういうのが標準で用意されていれば、あらかじめ準備だけしておいて当日を平穏に迎えられる気がします。
そんなことを考えていて、やはりこれからは認証のところを抜本的に見直していかなければならないなと。これまでのようにシステムが増えるたびに管理しなければならないIDとパスワードが増えるという考え方では早晩破綻するのは目に見えています。そうならないうちに「どうすればアカウントを統一できるのか」については来年度以降の課題として考えてみたいと思います。
これを処理するRPAを導入っていう手もあるけど、何か根本的に違う気がします。
(投稿者:ちゅん)