ども。
このところ外勤が続いており、自席に座っている時間が短くなっている担当ちゅんです。
本日は、学校から依頼を受けて教育用ソフトウェアの導入作業を行っておりました。話を伺うと、どうやらこのソフトは国から各学校に無償で配布されている「デジタル教科書」のようで、マニュアルを読んでみるとクライアントに直接インストールして利用する方法と、サーバにインストールしてブラウザから利用する方法のどちらかを選択できるものになっているようです。
これが学校に直接送付されているということで、教員の皆様におかれましては状況をお察しいたします。いきなり「サーバがどうした、クライアントがどうした」など説明されたところで困惑してしまいますよね。
で、これを我々なりに読み解くと、おそらく「学校のネットワークをセンター化している場合についてはサーバーに導入されると展開が楽です。非センター化の場合はご面倒ですが1台ずつパソコンにインストールしてください」となるのだろうと。
当町の場合は前者であり、まずはサーバーに導入できないか自力で試してみることになりました。
添付されていた説明書ではWindows ServerでIISを利用する方法について詳細に手順が示されて、なんとなく手順通りにやればできるような気がします。そして、偶然にもデジタル教科書の名前は「Let’s Try」と「We Can」。まさに、「やってみよう!俺たちはできる!」です。
サーバーにメディアをセットして、Setupを行います。全てが完了したのち、IISでサイトの公開設定。・・・あれ?これだけでしょうか?試しにブラウザから所定のURLを呼んでみると、ちゃんとサイトが開きました。拍子抜けしてしまうほど簡単に導入できてしまい、これはまさしく「Let’s Try」と「We Can」の精神が功を奏したといえるでしょう。やればできますね!
こういう仕事をしていて、今年の4月から新たに赴任されたとある学校の校長先生から「普通の町の情報担当はそこまでしない」とお褒めの言葉もいただきました。でも、普通に考えればサーバにデジタル教科書を導入するなんて、情報担当以外に誰ができるのだろうと。業者さんに頼むのか、それともできないとあきらめるのか。環境が整っているにも関わらずあきらめてしまうのであれば、あまりにももったいないなと感じます。
でも、サーバのブラウザからは非対応でみられませんでした。
(投稿者:ちゅん)