今季の営業は終了、そして・・・。

昨年の12月1日、冬期間限定で降雪の監視を行っている山奥のIPカメラの運用を開始したことを、このブログに投稿しました。

今期は、初めて一人で設定を行った結果、設定を失敗し、上司ちゅん氏に設定をし直してもらったり、機器を収納しているBOXに雪が付いてしまった結果、通信機器が動作しなくなったり、などの困難を乗り越え、晴れの日も雪の日もカメラは動作を続けていました。

今期は近年まれにみる積雪量でありましたが、今ではその雪も無く、春の雰囲気です。
降雪の監視は三月までとしており、本日が三月の最終営業日ですので、機器の撤収作業を行いました。
設置場所も積雪が無いことを想定し、当社の保管場所にある中で一番大きな脚立を車に積み込み、一人で山奥へ向かいました。

しばらく車を走らせ、山奥に到着。
設置場所はやはり春の雰囲気。雪はあるものの、以前に積もっていた自分の身長より高かった雪は、そこにはありませんでした。やはり、一番長い脚立を持ってきて正解でした。
脚立を設置してのぼり、BOXに到達。カギを外して扉を開けてネジ止めしている機器を取り外します。そして、扉を閉めて再びカギをかけます。撤去作業はトラブルなく終了しました。

今期の営業を終了したIPカメラ。また来季まで冬眠ならぬ夏眠。今はゆっくり休んで、再び頑張って欲しい!と願った出来事でした。

ここで、お知らせがあります。
先日、新年度の人事異動の発表があり、四月から自分は新たな場所で勤務することになりました。よって、今回が最後の投稿となります。
二年七か月の勤務の内、二年間ブログを投稿してきました。中身の無い記事がほとんどであったかと思いますが、今まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

なお、今後の情報政策室ブログ「にわかSEは大忙し!」について、明日、上司ちゅん氏から発表があるようですので、ここでお知らせいたします。

本日の山奥の写真
本日の「山奥」の様子。待ちに待った、春到来!

(投稿者:ふろんと)

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ミッションクリティカル案件

ども。
諸事情により本日も登場、担当ちゅんです。

我々は消防署のネットワークも管理しているのですが、本日はその中枢である「通信指令室」のシステム更新作業を行いました。
通信機器類が収納されているBOXから新たに1本LANケーブルを引き、床下のOAフロアを通していく作業。現場は消防ですから、まさに「ミッションクリティカル」な職場。作業は行いつつも通常業務は継続してもらわなければならず、そういう意味で緊張感がある現場です。

当初予定していた手順どおりに作業を進め、小休憩。その瞬間、建物のスピーカーから「ビーッ!」と音が鳴りました。事前に「これから119番のテストをします」という放送もあったので戸惑いませんでしたが、素人にはかなりドキッとする音です。・・・と思っていたら、再び「ビーッ!」と音が。今度は指令室内が一気に慌ただしくなります。そうです、本物の119番通報が来たのです。

こうなると我々の業務など二の次。すぐに邪魔にならない場所に退避して、プロの仕事を間近で見学です。なるほど、実際に通報が来た際にはこのようなフローで処理を行うのだなと勉強になります。

ICT技術がこうした現場を支えているのだということを目の当たりにして、「縁の下」である我々も誇らしい気持ちになると同時に、やはり責任の大きさを痛感します。
人命を扱う職場においては、信頼性が高く、絶対止まらないネットワークが求められます。世の中には「絶対」はないのかもしれませんが、リスクを減らす努力は絶対に怠ってはいけないなと肝に銘じて、残りの作業を行ったのでした。

OAフロア
他のケーブルに影響を与えないよう慎重に作業しました

(投稿者:ちゅん)

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最終手段は仮想化?

ども。
年度末特有の多忙が加速している担当ちゅんです。春ですね。

そうした中ですが、当然のように日常業務も行っています。本日はとある職員から「Windows 7でなければ動かないシステムがある」と告げられました。
このブログを日頃ご覧いただいている方はご存知かと思いますが、当室では先日、やっとの思いで職員の業務用PCをWindows 10にし終わったばかり。そのタイミングですので、率直に「はい、わかりました」とは言いづらい気持ちになりました。

詳細を聞き取りしますと、その職員も「まさかWindows 10では動かないとは思わなかった」とのことで、さらに「対応版のシステムを導入するには〇十万かかると言われた」と。であれば、Windows 7の端末を再配備するしか道はなく、かといって数年間使ってようやく退役したマシンに鞭打っていくというのも不安しか感じません。困りました。

あれこれと頭を悩ませ、ようやく見つけ出した道は、やはり「仮想化」でした。実はWindows 10 Proは標準でHyper-Vを利用可能です。これを利用することで、簡単に言えば、Windows 10の中でWindows 7を動かすことができます(ただしライセンスを保有している場合のみ)。つまり、ハードウェアは最新でありながら、必要に応じてWindows 7も利用できる環境が実現できるのではないかと考えたのです。

早速、実験に取り掛かりました。Hyper-V マネージャーは初期状態では有効になっていないため、「Windowsの機能の有効化または無効化」から有効にします。これで、普段サーバーでおなじみのHyper-Vがお目見え。Windowsのセットアップそのものは至極簡単で、何の苦労もなくWindows 7が動作してしまいました。最終的に、このOSの上に冒頭のシステムを載せる必要があり、その部分に対して業者さんがどう考えるかが課題かとは思いますが、改めて「仮想化ってすごいな」と感じる出来事でした。この方法さえ確立してしまえば、今後は怖いものなしだと思います(幸い、Windows 7のライセンスには余裕がありますし・・・)。

Hyper-V
そういえば、昔お世話になったWindows XPモードも似たような仕組みでした。

(投稿者:ちゅん)

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重い腰を上げました

いろいろな出来事がありました平成29年度も、残りあと数日となりました。本庁舎の中の様子も、年度末の雰囲気があふれています。
年末(12月)という時期にもいろいろと行うことありますが、年度末(3月)というのもこれまた行う事がいろいろとあります。

新年度を迎える準備もそのひとつですが、今年度にやり残したことを行うこともひとつです。
この時期を逃すと翌年度へ持ち越しになってしまいます。

自分には、以前から気になっているものの、なかなか手がつけられずにいたものがありました。
それは「宝箱」の整理でした。

「いつか使えるはず」「もったいない」というフレーズがいつも頭をめぐり、自分は「宝箱」に物品を保管しています。「宝箱」ごとに分類を行い、数々の物品を保管していますが、この度の業務用パソコンの入れ替え作業などでも、ある程度収集しました。
そのため、箱の上限を上回る量が入り、いっぱいになっていました。

この度、重い腰を上げ、取捨選択と整理を行いました。

今回のターゲットは、電源ケーブルや延長コード、テーブルタップなどを保管している箱。
箱から一つ一つ取り出して分類。そして、分類した「山」ごとに新しめの物を抽出。使用できない物も多く見つかり、整理ができました。
「選ばれし宝物」をもとの「宝箱」へ種類ごとに分類して保管。
不要な物や故障している物、劣化しているものは、他の箱へ移し、資源リサイクルへ向かいました。

年度末ギリギリでやっと行えた整理整頓。この作業は、日々の業務の中で「コツコツと行わなければならない」と、改めて思った出来事でした。

整理整頓を行った後の宝箱の写真
取捨選択後の「宝箱」。整理整頓され、宝物を探しやすくなりました。

(投稿者:ふろんと)

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本日も学校へ

先日の上司ちゅん氏の記事にもありましたが、先週からとある学校のパソコン教室のパソコン保守作業を行っています。
本日も夕方から上司ちゅん氏と学校へ向かいました。

本日はその前に、冬期間にネットワークが不安定になってしまった「某所」へ向かいました。
業者の方と一緒に調査を行った結果、外のネットワークのトラブルではないことがわかり、屋内のネットワークまたは利用しているサービスの異常であるのではないかという切り分けができていました。
通信の調子が悪い部屋のネットワークは無線で行われており、無線アクセスポイントは七年以上経過しておりました。使用できていますので故障状態ではありませんが、不安定ということで持参した新品のアクセスポイントに交換をしました。
交換後、調子は良好となりましたので、しばらく様子を見てもらうこととして、現場を後にしました。

次に、先週からの引き続きの学校へ向かいました。
到着し、職員室でカギを借り、パソコン教室へ向かいます。
先週の上司ちゅん氏の作業により、WindowsUpdateは終了し、更新プログラムは最新の状態になっておりました。
当初の問題である「動きがおかしい」問題に取り組みます。それは、いつまでも電源が切れない症状でありました。
授業支援ソフトを使用し、教室のパソコンを一斉に再起動させます。そうしますと、すぐにシャットダウンして電源が入り再起動を終えるパソコンと、そうではないパソコンがあり、同時に指示しているにも関わらず、その動作時間に差があり過ぎました。
OSのバージョンは違いますが、以前に他のパソコン教室で同じ症状があり、その際には更新プログラムが最後までインストールしきれずにパソコンが動作していることが原因でありました。
更新プログラムは電源を入り切りする際に適用される場合が多いことから、再起動が安定するまで
、今回も数回の再起動を繰り返しました。
五回ほど繰り返したところで、一斉シャットダウンを実行します。
数台、差があるパソコンはありましたが、全てのパソコンの電源が切れる状態になりました。
このまま様子をみてもらうこととして、学校を後にしました。

保守作業を行っている中で「スパッと」結果が出ずに様子を見てもらう案件も多くあります。
本日実施した策で、今回の不具合が解消されることを願った出来事でした。

保守実施中の風景写真
保守作業の風景。親機を上司ちゅん氏が操作し、自分は後ろ側で子機画面の実際の様子を実況するスタイルです。

(投稿者:ふろんと)

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