一台終わってまた一台

ども。
連休中は旅に出ていた担当ちゅんです。少しリフレッシュできました。

本日は、その連休前に仕込んでいた某学校のパソコン室用端末の納品を行っておりました。ものの見事にハードディスクが壊れてしまい、別なディスクに付け替えたうえで再展開しなければならない案件でした。学校では作業を行うことが難しく、職場に持ち帰っての作業でした(我々はこれを入院と呼びます)。

その甲斐あって、なんとか通常通り起動はできるようになりました。本日の作業では実際の環境に合わせてIPアドレスを変更したり、授業支援システムからきちんと制御できるかなどの最終確認です。結果、無事に動作することが確認でき、一件落着。

・・・となればよかったのですが。
今回、トラブルが起きて入院していた端末は3台。それらの対応が終わって、念のためその他の端末についても電源のオン・オフを試してみることに。すると、これまでは特にトラブルが無いとされていた端末が不調になってしまったではありませんか。しかも1台だけではなく、複数台。これって結局のところ、同時期に導入した端末なので1台壊れたらその他の端末も壊れる可能性があるという確率論が現実になったということなのでしょうか。それとも、もしかして例のタイマー・・・とは考えたくないところですが、ディスクが壊れるのはご勘弁願いたいところです。

とにかく、一台終わってまた一台。これが繰り返されるといつまでたっても終了することができない現場になりかねません。今回の場合は運よく現場で対処が可能であったのでひとまずクローズすることができていますが、やはりある程度の年数がたった時点でパソコンは順次交換が必要という話になるのでしょうね。このままでは埒があきません。

現場の写真
このところ現場対応が求められる案件が続いていて大変です

(投稿者:ちゅん)

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機械にとっても連休明け

ども。
3連休と4連休に挟まれたこの2日間が勝負の担当ちゅんです。

そのように気合を入れて職務にあたろうと思っていた矢先に、朝一番でトラブルの電話。しかも、あろうことか絶対に止まってはいけない類のサーバ機器が「動かない」とのこと。他にどんな仕事があろうと、それをほっぽり出して対応しなければならない状況になってしまいました。気合を入れているときに限ってこんなことになるというのも「あるあるネタ」かもしれません。

早速、状況を確認してみます。まず遠隔から状況を確認しようとするも、案の定PINGに応答はありません。「動かない」という障害なのですからある意味では当たり前です。
急ぎ現場に向かいながら、頭の中で数パターンの状況を想定。「これが故障している場合はこう」「あれだったらあそこに電話」など一通りの対策を立て終わったころ、現場に到着。機器を前にしてすぐにチェックを開始します。すると、コンソール画面には「Windowsの準備をしています。コンピューターの電源を切らないでください」の文字が。

さすがにイラッとしました。「電源を切ったのは一体どこの誰だと思ってるんだ!?」と。つまり、私が駆け付けた直後の状態は、サーバが再起動を行った後、Windowsの更新プログラムが適用されてしまったことで、その間はサービスが上がってこない(使えない)という状況だったということです。がっかりしました。
しかし、冷静に考えてみると、このサーバ機器は基本的に自動更新をしない設定にしてあるはずです。にも関わらず、勝手に再起動したのはなぜでしょうか。

無事にサービスが立ち上がり、機能が回復したところで調査を開始。イベントビューアでシステムのログを確認していると、どうやら電話で一報が来た少し前のタイミングでサーバが落ちていた模様。そして、そこに記されていたコードは恐怖の「KP41(イベントID 41 ソース Kernel-Power)」でした。これ、同業者の方はよくご存じかと思いますが、この仕事をしていて絶対に見たくないエラー。結局は「よくわからないけどシャットダウンしちゃった」というもので、主に「ブルースクリーン」によりもたらされるものという認識です。
ですから、更新プログラムが適用されてしまった現象は、その前段に主原因として予期しないシャットダウンが発生し、その再起動の過程で偶然適用待ちになっていたものが流れていったということ。どうやら窓は無罪みたいです。

本日のところは、とりあえず正常に動作させることができたのでまずは一安心なのですが、もしブルースクリーンだった場合は機器のどこかに異常がある可能性も。これが頻発するようであれば、何か抜本的に手を打たなければならなくなります。ひとまずは「機械にとっても連休明けということか」と無理やりに納得することにしましたが、嫌な予感しかしない、そんな状況には違いないのでした。

サーバ
いつかサーバなんて触らなくてよい時代がくればいいっすね

(投稿者:ちゅん)

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やってみよう!俺たちはできる!

ども。
このところ外勤が続いており、自席に座っている時間が短くなっている担当ちゅんです。

本日は、学校から依頼を受けて教育用ソフトウェアの導入作業を行っておりました。話を伺うと、どうやらこのソフトは国から各学校に無償で配布されている「デジタル教科書」のようで、マニュアルを読んでみるとクライアントに直接インストールして利用する方法と、サーバにインストールしてブラウザから利用する方法のどちらかを選択できるものになっているようです。
これが学校に直接送付されているということで、教員の皆様におかれましては状況をお察しいたします。いきなり「サーバがどうした、クライアントがどうした」など説明されたところで困惑してしまいますよね。

で、これを我々なりに読み解くと、おそらく「学校のネットワークをセンター化している場合についてはサーバーに導入されると展開が楽です。非センター化の場合はご面倒ですが1台ずつパソコンにインストールしてください」となるのだろうと。
当町の場合は前者であり、まずはサーバーに導入できないか自力で試してみることになりました。

添付されていた説明書ではWindows ServerでIISを利用する方法について詳細に手順が示されて、なんとなく手順通りにやればできるような気がします。そして、偶然にもデジタル教科書の名前は「Let’s Try」と「We Can」。まさに、「やってみよう!俺たちはできる!」です。
サーバーにメディアをセットして、Setupを行います。全てが完了したのち、IISでサイトの公開設定。・・・あれ?これだけでしょうか?試しにブラウザから所定のURLを呼んでみると、ちゃんとサイトが開きました。拍子抜けしてしまうほど簡単に導入できてしまい、これはまさしく「Let’s Try」と「We Can」の精神が功を奏したといえるでしょう。やればできますね!

こういう仕事をしていて、今年の4月から新たに赴任されたとある学校の校長先生から「普通の町の情報担当はそこまでしない」とお褒めの言葉もいただきました。でも、普通に考えればサーバにデジタル教科書を導入するなんて、情報担当以外に誰ができるのだろうと。業者さんに頼むのか、それともできないとあきらめるのか。環境が整っているにも関わらずあきらめてしまうのであれば、あまりにももったいないなと感じます。

Let's Try!
でも、サーバのブラウザからは非対応でみられませんでした。

(投稿者:ちゅん)

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学校巡り

ども。
昼食に魚の缶詰を食べることが趣味になりつつある担当ちゅんです。

本日はとある業務のため、町内の端から端まで小中学校を訪問しておりました。本来であれば昨年度末に実施したいと思っていた業務だったのですが、年度末の人事異動などでバタバタとしているうちにこの時期までずれ込んでしまいました。最低限、5月のゴールデンウィーク前に決着でき、ギリギリ面目は保てたような気がしています。

元隣席ふろんと氏が3月で職場を去り、4月からはこのブログにまだ登場していない係員が着任しておりますが、今回の案件は学校現場を知る(顔を売る)という意味でちょうどいい機会だと思ったので、本日は2人で行動を共にしておりました。
次々と学校を訪問していると、数年前に教頭として赴任されていた方が別な学校の校長として着任していたりと、年月の経過を感じます。「まだ情報にいらっしゃったのですね」と言葉もかけていただき、ありがたい限りです。

さて、当初の計画では、私が作業を行って新しい相棒にはその様子を見学してもらおうと思っていたのですが、学校現場に入ってしまうとそうもいきません。当町では教員が事務仕事で利用するパソコン環境としてRDSによるシンクライアントを導入していますが、これの動作や使い勝手、通信速度に関することなどなど様々な質問・苦情?が寄せられます。私はそのことへの対応で手いっぱいになってしまい、ほぼ全ての作業を新任の相棒がこなすというイレギュラーな事態に。それでも着々と正しい手順で作業をこなしていく姿を見て、あらためて「一緒に来てよかったな~」と思いましたし「よい経験になったな~」と思ったのでした。やはり「現場に出れば見学では済まない」ということですよね。またひとつ、教訓として心に刻み込みました。

宿題
学校らしく?宿題もいただきました

(投稿者:ちゅん)

 

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画期的な情コンを発見

ども。
左目のまぶたが痙攣するようになった担当ちゅんです。眼精疲労ですかね。

すっかり春めいてきて、あんなにたくさん積もっていた雪もすっかりなくなりました。それとタイミングを合わせるかのように、外勤ラッシュとなっています。先日はとある施設で無線APを取り付ける工事を行いました。

その施設は、もともと壁に情報コンセント(情コン)が取り付けられていて、LANケーブルを差し込めば有線でインターネットが利用できる状態にはなっていましたが、今回はその部屋で無線LANを利用したいとのことでありました。
通常であればその情コンにLANケーブルを差し込み、その先にAPを取り付けるということになるのでしょうが、それをやってしまうとせっかくの情コンが塞がってしまいます。今は液晶テレビにもLANが必要なご時世ですし、これをなんとか生かしながら工事をできないかと考えました。

といっても、作業は単純です。部屋の天井にあった点検口を開けてみると、MDFから延びてきたLANケーブルがすぐ目の前を走っており、これが情コンに向かっているようでした。
なので、このケーブルをニッパーで切断し、その断面にそれぞれRJ45のコネクタを取り付けて、MDFからやって来た方は無線APのLAN1(PoE)に、そしてもう片方をLAN2に差し込みます(もちろんMDFの中にPoEインジェクタを置き、電気を送ります)。肝心の無線APについては大胆にも天井裏に放置です。石膏ボード一枚隔てた場所になりますが、電波の強度は十分。これで、壁の情コンの機能を生かしつつ、無線LANの電波も利用できる環境の完成です。実はこれ、ホテルなどでよく使われる手だと聞いたことがあります。

最終チェックとしてPCから無線LANを受信してのネット接続、さらには壁の情コンにLANケーブルをつないでのネット接続を試します。結果は良好、大成功でした。
その際、ふと情コンを見てみると、いままで見たことがない画期的な形状をしています。私が知る限り、情コンといえば下からシャッターを押し上げて差し込むタイプが一般的かと思いますが、今回のものはただ前から差し込むだけ。こんなところにも技術革新が見え隠れして、人知れず感動しながら作業を続けたのでありました。

壁の情報コンセント
こんなところに感動しているのは「にわかSE」くらいですね

(投稿者:ちゅん)

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