回収端末の使い道を考える

てんちょです。15年ほど使用したマウスに別れを告げ、ついにマウスを買い換えました。同形状の後継品があるのは違和感なく乗り換えられて助かりますね。

今年度の異動に伴っての端末の配備もひと段落。昨年度追加購入したモバイル端末も概ね配備を行い、一部ですがモバイル端末+外付モニタのペーパーレス環境が整いました。

モバイル端末を使用し始めた職員さんからは、元々WEB会議用に大型モニタと会議用PCを設置している会議室に「ワイヤレスディスプレイアダプタ」をつけてほしいという要望も上がってきました!これまではただWEB会議の画面が表示されているだけでしたが、アダプタを取り付けることで画面の共有ができるようになるので、紙の資料なしで資料の共有が可能になります。積極的にペーパーレス化を進めてくれているようで、配備した側からするととてもうれしいです。

モバイル端末の配備とともに従来の端末は一部不要となり回収することになりました。回収した端末については、資産管理ソフトやEDR等のライセンス数が限られているためアクティベーションを解除、あとは簡単な動作チェックを行って作業場所にしている机に積んであります。これらの端末の使い道について考えていますが、なかなかいい用途が思いつきません。

WEB会議用の貸出端末として使うのもいいかと思いましたが、モバイル端末配備後はまた不要になりそうです。もう交換用のSSDもなくなってしまったのでHDDのままだと使い道が…。もうメモリだけ取り外して動作の遅いPCに追加するくらいしかなさそうですかね。
個人的なものだったら液晶パネルだけ取り外しHDMI対応のコントローラ取り付けてモバイルモニタ化したりが楽しそうです。ジャンク好きとしてはただ処分するだけなのは勿体ない気がしてしまう…。


なんとなくまだ使えそうな気がしてしまうので積んでおくけど使わないんだろうなぁ。

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

一つの仕事を複数の目的で

ども。
ハーフマラソンを完走した翌日の仕事を悶絶しながらこなしている担当ちゅんです。

先日、相棒てんちょ氏が投稿していたとおり、とある事情により役場内のネットワークに関する現地調査が行われていました。まあ、とある事情とはボカして書いていますが、たぶん皆さんのご想像のとおりかなと思います。
LANだけではなくインターネットなど外部に接続している回線もすべて調べたうえで、最終的にはラックに搭載されている機器の型番から消費電力まで。さすがにここまでくると、何もかもが丸裸になってしまうようで恥ずかしさを感じてしまいました。

さて、そんな現地調査を終えて。長年同じ部署で働いていると、自分の頭の中だけにしまいこんでいた情報というのがかなりあるものだなと改めて気がつきました。言うまでもなく、そういう状態というのはあってはならないことです。大きな災害が発生した際に、自分自身が何らかのトラブルにより出勤できないといった場面では、自分一人が情報を握っている状況ではどうすることもできないということが容易に想像できます。普段からきちんとドキュメントにアウトプットできていればいいのですが、頭の中の情報を書き出す作業というのは、言うは易く行うは難し。

なので、今回は明確な目的があっての現地調査ですが、考えようによっては渡りに船とも言えます。この際、洗いざらい全部話してしまって、その結果として出てくる情報を自分たちのためにも使ってしまおうと。つまりはICT-BCPのアップデートにも使ってしまおうという作戦です。
災害等により業務継続が困難になった場面を想定し、特に被災後72時間の業務継続に主眼を置いた「初動版」の計画を持っていますが、これを定期的に見直し、そして現状のネットワークや機器の構成に合致するように見直していく作業は非常に手間がかかるものです。今回はある程度の情報が整理されて出てくることを前提に、全面改定を行いたいなと。

そういう意味では、一つ一つの機器やケーブルを確認しながら「これはどういったネットワークですか?」といった質問への受け答えは、究極的には机上防災訓練と言えなくもない気がします。かなりこじつけではありますが、少ない人数で多くの仕事をこなしていくためには、一つの仕事を複数の目的で実行していくというのは、かなり大きなポイントかもしれないなと思ったりした数日間でした。

ネットワーク図複雑になりすぎて説明がとても難しい庁舎のネットワーク構成図

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

そんなところにも隠れて

てんちょです。今週は私生活が多忙で寝不足が続いています。エナドリとサプリでどうにか乗り切りたいと思います。

昨日からある事情により役場内のネットワークに関しての現地調査が入っています。サーバー室からEPS、各課にある端末やネットワークの経路などを確認し現状を把握しようという、壮大過ぎて少し現実味がない業務。サーバー室のあのケーブルの束がどこに向かっているのかを物理的に調べ全体を把握する…凄いことだと思います。

ということで今日は利用事務系のネットワークのスイッチ類を確認するために庁舎内を歩き回りました。保守ベンダーさんから提供頂いた資料を参考にしながら、スイッチのありかを探し回り、接続しているポートとケーブルの本数などを確認。

役場入ってもう少しで2年になりますが、これまでのトラブル等である程度スイッチやハブの場所くらいは把握していたつもりです。しかし資料にあるはずのスイッチがそこに見当たらない、近くのスイッチにつながっていると思っていたプリンタがまったく別のスイッチに接続されていたりと、正確に経路を確認してみると思っていた以上に複雑でした。探して見つからない場所は何かのタイミングで撤去したのだろうと後回しにしましたが、どうも1つ見落としたようで改めて確認してみると机の裏にひっそりと隠れていたり。

代々伝わる古文書をみてこれまで知っていたつもりでいただけで、実はこんな経路でケーブルが通っていたのかと驚くようなところを配線していたり、これまでの様々な事情で継ぎ足しながら工夫して運用してきたであろう歴史を垣間見ることができました。まさかフロアの真ん中から降りてきたケーブルが端で折り返して逆端にいっているとは…。


図面だけではわからない現地調査の重要性を体験しました。

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

あの動画で使われてた道具

ども。
ある会議の終了後、参加者の方から「民間の方ですか?」と声をかけられた、八雲町職員の担当ちゅんです。お褒めの言葉と受け止めました。

私と相棒てんちょの共通の趣味に「Youtubeのジャンク品修理動画の閲覧」というのがあります。様々な症状で故障した家電製品の修理に挑む内容の動画で、PCの修理だとカメラで拡大しないと見えないくらいの小さいコンデンサ部品を半田ごてで取り換えたり、かたっぱしにテスターをかけて故障個所の特定を試みたりと、大変楽しく視聴しています。あそこまでではないにしても、我々も同じようなことを仕事にしているので親近感も沸きます。

そんな中で、やはり目につくのは動画配信者さんが使っている道具。動画を見るたびに「こういうときにはこんな道具が使えるんだなあ」とか「随分と性能のいい道具だなあ」など、時にはうらやましいなあと思って動画を見ていたのですが、2人ともに意見が一致したのがとある「電動工具」でした。

とにかく職場での作業で時間がかかるのはPCの分解作業です。ディスク交換をしなきゃならない場面などは、PCの背面のネジをすべて取り外さなければならず、ディスクを交換した後は逆にネジを戻さなければなりません。これが1台だけならいいのですが、今年度は300台以上のPCでこの作業をしなければならない可能性があり、さてどうしたものかと考えていて「あれ、買ってみるか」と。

そして手元に届いたのが文末写真のブツです。これを見て「あの動画だな」と気がつく方はたぶんそれで正解だと思います。使ってみましたが、かなりいいです。同じ電動ドライバでもドリルや電工用インパクトよりもトルクが低く、PC筐体のネジを外すのにぴったりです。結局のところ、数千円する工具を買ったとしても、コストの中で一番高いのは人件費なのですから、ほんの数台PCをバラすだけで元はとってしまいます。とてもいい道具を得て、今年度は2倍速で仕事ができそうな気がします。そして、こんなことを記事にするからなおのこと「民間の方ですか?」と言われるんですよね・・・。

電動ドライバーUSBで充電できるドライバー。トルクのかかり具合が絶妙です!

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

ハブかと思ったら

てんちょです。愛用のマウスがいよいよダメです。毎回、超高速ダブルクリックされてしまい選択したファイルが開きます。直せないかなぁ…。

とある日の午前、あるシステムがつながっているPCがネットワークにつながらないという連絡がありました。再起動などを試してもらいましたが改善しません。ちょっと遠い施設だったため現地入りは避けたいところでしたが、どうしても当日に処理しなければならないとのことだったので、午後から行くことにしました。

PPPoEでの接続がうまくいかないという状況でしたが、数日前までは問題なく接続できたということなので、端末側の可能性は低そうです。他に考えられるのはONUとの間にあるハブ。古文書によると8ポートのハブがあるということになっており、しばらく交換されていないのではないかということで持参したハブと交換してみました。しかし接続されません…。

交換したハブをもう一度確認してみたところ、ケーブルが刺さっている7番ポートのランプが光っていません。接続できないとはいえ、繋がっているので光りそうなものですが、端末から接続しようとしても全く反応がないためケーブルを疑ってみることにしました。テスターを繋いてみると、ショートしていました…。

両端のコネクタを作り直してみたところ無事に接続できるように。端末側から切ったコネクタを再確認してみたところ、ちょっと怪しい感じだったので原因はこれだったようです。どうやら机の上で端末ごと動かすことが多いようで、徐々にコネクタ側で断線したか抜けてきたのではないかと思います。途中の断線であればちょっとお手上げだったかもしれませんが、コネクタだけで改善してくれて助かりました。


結局行かなければ改善しない案件だったので行ってよかった

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする