よく今まで動いていたな

てんちょです。今日は久しぶりにワンオペとなりましたが、細かいトラブルの連続で気づけば一日が終了していました。あまりに連続で電話を受けたため、何か対応忘れているような気分になります。

今年に入ってから、情報政策係で使用している「ケーブルテスター」の調子が悪くなっており、ボタンを押しても反応がないような症状がでるようになっていました。何度か押すと動作するので誤魔化しながら使っています。見た目からの推測ですが、おそらく軽く7、8年は使用しているのではないだろうかと思われるテスターなので、経年での故障も近いのかと思っていました。。調べてみたところかなり安価な製品ですが、LAN以外にUSBなどにも対応する結構高機能なテスターでした。

先日、そんなテスターを自席でケーブルを作成した後に使用したところ、ついにまったく反応がなくなりました。一応バッテリーの残量を通知するランプもついていましたが、そんな残量ランプも光りません。なんの前兆もなく無反応となったため、ついに故障でしょうか。

念のため電池交換をしてみようと開けてみたところ、9ボルト角形電池が入っています。手元になかなか9ボルト電池なんてないので周辺を探してみたところ、9ボルト電池で動いていそうなデジタルテスターがありました。開けてみたところ無事に電池を入手。早速交換してみたところ、バッテリー残量の表示がオレンジで光りました。残念ながらデジタルテスターから取り外した9ボルト電池は残量がなかったようですが、残量でエラーが出たのでどうやらテスター本体は故障ではないようです。

本体が故障していないとなると、単純に電池が急に切れたんでしょうか…?なんとなく違和感がありもともと入っていた電池をよくみると、某コンビニのシールが貼られたフィルムに覆われているではありませんか…。当然端子側もシュリンクに覆われており、本体側の端子が一部フィルムを突き破り辛うじて接続しているような状態。シュリンクを全て剥がして再度取り付けたところ、テスターが復活しました。故障かと思われたテスターはまだまだ現役で活躍してくれそうです。逆によく今まで動いていたな…。


シュリンク電池には今年一番笑わせてもらいました。

(投稿者:てんちょ)

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微妙な断線?

てんちょです。気温差が大きく、冬道の運転が怖い時期ですね。日中でも部分的に凍っていたりするので油断しないように気を付けます。

先日、ある施設のアクセスポイントの更新が行われました。9月に現地調査を行った庁内LAN再構築業務の続きですね。予め現調を行っていたことで機器の設置場所もすでに決まっていましたが、場所によっては取り付け場所の変更などもあり、業者さんに任せての作業になりました。

数日にわたっての作業となった初日。盗難防止カバーのカギを渡していなかったため、カギを外しに行くことに。車で数分でいける近隣の施設だったので、すぐにカギを持って向かいました。カギを外して戻ってきましたが、渡すべきでしたね。これから他の施設でも使うであろうことを忘れてました。業者さんへ連絡したところ、夕方にまた近隣の施設で作業をするということで、再度現場へ行ってきました。

到着して作業状況見てみると、その施設で交換したAPの電源は入らないトラブルが発生していたようです。壁から天井へ取り付け場所が変更になるため、LANケーブルを引き直していました。業者さんが使用していたLANテスターでは問題なく導通していたようですが、PoEでの給電がされず電源が入らない…。

初期不良かもしれないのでとりあえず古いAPを取り付けておこうか、ということでLANケーブルを挿したままAPを取り外したところ、APのランプが点灯!しかしまた天井に取り付けると電源が切れます…。ケーブルをよく見ると天井から出たケーブルがAPの裏で折れており、テスターでは導通していましたが微妙に断線して給電できなかったようです。PoE対応のテスターではなかったのが敗因ですね。折れているところから作り直して無事に動作するようになりました。


遅い時間までお疲れさまでした。

(投稿者:てんちょ)

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DXは小さいことの積み重ね

ども。
この前の勤労感謝の日が今年最後の祝日と知り驚愕している担当ちゅんです。

先日、とある部署からの照会事項で「Excelにデータを入力のうえでメールに添付して回答してください」という案件がありました。当町では結構前から紙での照会はほぼゼロになっていて、ほとんどがグループウェアの掲示板で周知されて、データの形でやりとりされます。

ただ、今までだとそれでよかったのですが、個人的には「惜しいなあ」と思ってしまいました。Excelにデータを入力して送信という部分はそれでもいいのですが、これだと回答を受け取る側の手間が大きいのです。メールを受信したら添付ファイルを個々に保存して、Excelを開いてデータをコピーして別なシートにペーストして・・・ということを延々と繰り返さなければなりません。さらにいえば、元はたった1つのExcelファイルだったものが「〇〇課_報告データ」など複製・リネームされて最終的に何倍ものデータ量となってファイルサーバに保存されることにもなります。

そこで、今回は勇気を出して「申し訳ないけど、今度からExcelじゃなくてフォームでやってみないかい?」と声をかけてみることに。すると「実は前から自分もそう思っていたんです」というまさかの回答。詳しく聞いてみると、もっと効率よくやれそうだとは思ってはいたものの、以前からやってきた仕事の仕方を変えることになるのにためらいがあったと。なるほど、その気持ちはわかります。特に人事異動で部署が変わった直後などは、おかしいと感じていながらも「仕事の内容を覚えるまでは前例踏襲で」となりがちかと思います。

ですが、数日後。同じ部署が別な照会を発出されていて、報告の方法を見たところ「フォームでお願いします」となっていて「よっしゃ!」と声が出ました。結局のところ、DXってこういうほんの小さなことの積み重ねなんだと思います。他の部署の仕事の仕方について意見を言うのは結構しんどい(気分を害されるリスクもある)のですが、それでもこういう人間が職場に1人くらいいてもいいよね?と自問自答。フォームを利用するきっかけが「情シスから言われたから」でも全然いいですよね。頑張りましょう!

照会証拠のスクリーンショット。これは嬉しすぎました!

(投稿者:ちゅん)

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PowerApps

最近肩こりが酷いてんちょです。眼精疲労?

先月SharepointとPowerAutomateで作成した簡易ワークフロー。使用方法の説明も行い、無事に運用が開始されました。運用直後はログイン方法がわからなくなった等の細々した問い合わせもありましたが、ファイルのアップロードの手間も最小限、承認側もしっかり添付書類の確認もできて承認も簡単にできるのと好評のようです。

先日とあるセミナーに参加したところ、Microsoft365で電子決済システムの実装をするという話がありました。SharepointとPowerAutomateを使用するところまでは、すでにやっていることと同じような内容でしたが、「PowerApps」を使用して申請フォームを作成するという、ちょっと面白そうなことをやっていました。

というわけで実践。そもそも触ったこともないアプリなので何ができるのかもわかりません。とりあえずテスト用で置いてあるSharepointサイトにリストを作成して、まずはPowerAppsからリストの表示と編集ができるようにすることを目標にしました。

早速PowerAppsを開いて、作成→Sharepoint→接続からSharepointサイトを選択→一覧からリストを選択。

…完成しました。リストを表示して編集・保存までできます。添付されるPDFのプレビューなどの機能追加が必要ですが、そこは色々調べながら模索する必要がありそうです。
承認者側の動きをもう少し簡単にできないかと考えていましたが、PowerAppsのテンプレートで作成したままでも十分使いやすそうな感じでした。タブレットやスマホに合わせてプレビューもできるので、将来的にスマホに合わせて何かをすることもできそうですね。使いこなせるのかは別としてですが、もう少し触ってみたいと思います。


ブラウザでSharepointを表示するよりもボタン大きくてタブレット向きになりそうです

(投稿者:てんちょ)

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リファレンスアーキテクチャって

ども。
パソコンの画面を見すぎて目の焦点が合わなくなってきた担当ちゅんです。

それにしても、情シス部署特有のものなのか、最近外部から届く通知や解説書にカタカナの用語が多すぎて内容の理解が進まず苦労しています。
見聞きすることは多いけども、いざ「これってどういう意味の言葉か説明してみてください」って聞かれても答えられない類の用語ってないですか?羞恥心からか、改めて「よくわからないので教えてください」とは聞きづらく、つい知ったかぶりをしてしまう場面が、最近は特に多くなっているように思います。

条例なんかではわざわざコンピュータのことを「電子計算機」と書いていたり、サーバのことを「電気通信回路で接続した電子情報処理組織」と書いていたりと、なるべく英語を使わずに日本語で表現されていて、まあそれはそれでむしろわかりづらくなっているわけではありますが、そこからの落差といいますか、飛躍しすぎと言いますか。まあ、そんな話です。
(この話題は2011年にも私が当ブログで話題にしておりますので、よろしければどうぞ)

例えば、今日出くわした用語で「???」だったのは「リファレンスアーキテクチャ」という言葉。どういう場面でこれが出てきたかといえば、詳細は明かせないものの、とある施策の「概要説明」の、しかも冒頭部分の説明書きなんですよ。この分野で働いている者にとっては知っていて当たり前の言葉でしょうか。少なくとも私は人から「リファレンスアーキテクチャって何?」と聞かれても即答できません(結局、ネットで調べてみてもイマイチ的を射ません。一般行政職の公務員がリファレンスアーキテクチャって言葉を普通に理解できることは当たり前ですか?)。
さらに読み進めていくと、普通に「最適解」でいいものを「ベストプラクティス」としてみたり、「管理」でいいものを「ガバナンス」としてみたり。一体、自分はどこの国で働いているのか?という気分になってきます。

一方で、例えばテレビのリモコンが世に初めて登場したとき、それを人に伝えるためにはおそらく「テレビジョンの電源入り切りや番組切り替えを遠隔で操作できる小型携帯端末、リモートコントローラーいわゆるリモコン」など補足しながら伝えていたような時代もきっとあったのでしょうし、無理やり日本語に置き換えた結果、むしろ話がうまく伝わらない(電子計算機然り)ってことも出てきそうです。つまりは、時代とともに使われる言葉も変わってきたということなのでしょうかね。おじさんにはいよいよついていけない世界が来てしまっているような、寂しさを感じてしまいました。

ChatGPTChatGPTが「簡単に説明しますね」と示してきた答えを理解できない場合は?

(投稿者:ちゅん)

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