ども。
台風が同時に2つ接近しており、嫌な予感がしている担当ちゅんです。
そうした中ですが、タイムリーに「災害時職員初動マニュアル」と「避難所運営マニュアル」の庁内説明会が開催され、出席しました。
当室では平成26年度から「ICT部門の業務継続計画(ICT-BCP)」を単独で策定し、これまで机上訓練なども行いながら運用してきました。今回、職員初動マニュアルが改訂されたことで、BCPもより実効性のある計画にしていけるのではないかと考えています。研修では「この参集ルールではICT-BCPと合わない」「参集後の動きとして整合が取れていない」など、私なりに疑問点や修正すべき点を確認しながらの参加となりました。もちろん、今回のマニュアルをベースとしてICT-BCPの方を見直していくことになりそうです。
さて、そうした研修でしたが、後段では「避難所運営ゲーム(HUG)北海道版」なるものに取り組みました。「ゲーム」という名前はついていますが、遊びではありませんでした。避難所に見立てた建物の見取り図に、避難者に見立てたカードを配置して「仮想避難所」を作っていくというもの。避難された方は高齢者・障がい者・乳幼児など様々な状況で(中にはペット同伴なども)、いかに適切に判断し避難して頂くかということをシミュレーションする、つまり「机上訓練」そのものだったのです。
まずはマニュアルを見ずにこれに取り組み、最後にマニュアルで確認することで「答え合わせ」ができるという仕掛け。実に素晴らしい仕組みで、楽しみながら実効性のある訓練ができるツールだと感心してしまいました。
冒頭にも書きましたが、お盆が終わり北海道は一気に秋めいてきました。秋と言えば何といっても「食欲の秋」と言いたくなりますが、台風のシーズンでもあるということを忘れてはいけないと思います。最近は「右から左に」曲がってくるヘンテコな台風もあるようですし、日頃から「まさか」への備えが大切だと思います。
いざ「その時」にスムーズに対応するには訓練が必須だと思います
(投稿者:ちゅん)