e-ネットキャラバン in 八雲中

ども。
蒸し暑い日が続いていますが、本日の不快指数は「78(函館)」とのことで、道外と比べればまだまだ快適な方ですね。担当ちゅんです。

そんな中、本日は八雲中学校にて「e-ネットキャラバン」の安心講座が行われました。「インターネットの安心安全な使い方」と題して、夏休み目前の中学生の皆さんを対象に、びっちり45分ご説明させていただきました。
安心講座は学校などからe-ネットキャラバン事務局に直接申し込むことで、そのエリアに在住の認定講師が派遣される(もちろん無償です)もので、私は数年前に研修を受講し、この認定を受けています。ご興味のある関係各位におかれましては、リンクをご用意いたしましたので、ご検討くださいますようお願いいたします。

e-ネットキャラバン
https://www.fmmc.or.jp/e-netcaravan/

さて、今回の講座を開催するにあたり、どのような内容でお話すればよいか、事前に担当の教諭と打ち合わせを行いました。すると一番強調してほしいのは「ネット依存」とのことで、いまの時代を反映していると思います。

ネット依存はその名のとおり、ゲームやSNSに夢中になりすぎてしまい昼夜が逆転してしまったり、不眠症になったりと日常生活に支障を来すようになる状態のことです。ひと昔前までは「ネット=パソコン」の構図であったので、外出先や就寝時にはネットから離れることができましたが、今はスマホ・タブレットの時代です。どこにでも持ち運びできて、いつでも・無意識にネットにつながってしまいます。そうした中に常時置かれていると、「一時もスマホを手放せない」「ネットが使えない環境だと精神的に不穏になる」など、心身に不調を来す場合があるのだそうです。程度はあるにしろ、アルコールやギャンブルと同様、立派な依存症です。

そして、これは何も学生だけに当てはまるということではなく、よく考えてみれば自分自身もそうかもしれないと思う節があり、他人事ではありません。ちなみに以下のサイトでセルフチェックしてみたところ、私は47点で「問題あり」だそうです・・・。

久里浜医療センター:ネット依存のスクリーニングテスト
http://www.kurihama-med.jp/tiar/tiar_07.html

大人でもそうなのですから、学生にとっても大問題です。特に夏休み期間中は自由に使える時間も増えるでしょうから、自分自身を律して「スマホは9時まで」「寝るときは居間で充電する」などルールが大切であると強調してお話ししました。しつこいようですが、これは私自身も同じです。今やネットが無いと何もできない「ネット人間」になりつつあり、依存症になってしまう前に少し気をつけたいと思います。
いずれにしても、インターネットは便利で楽しいものです。変に怖がる必要はありませんし、「ネット=悪」ではないのです。正しく理解をし、上手に付き合っていくことが肝要なのだと思います。

安心講座
この表紙だけでも「パソコンが無い」ということで、時代を反映していると感じます。

(投稿者:ちゅん)

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部分的に初期値に戻る謎現象

ども。
花火大会が好きで、今年は何ヶ所見られるか楽しみな担当ちゅんです。

本日はとある部署に設置しているフリースポットの無線ルータ機器が不調になったとの連絡を受け、外勤となりました。事前に状況を聞き取りしましたが、「何度か電源の入り切りは試したけど改善しない」とのこと。具体的な症状としては「『FREESPOT』という名前のESS-IDが見つからない」「何度か試すと見えることもあるけど、そのとき接続してもインターネットにつながらない」ということで、不具合の原因は現地でなければ特定が不可能な状況でした。

FREESPOTの機器はインターネットが未接続の場合、「FREESPOT」という名前のESS-IDを吹くのをやめてしまう動きをしたような記憶があり、おそらく今回のケースでは上位のインターネットに何かトラブルがあるのではないかと想定。とりあえず無線ルータのLANにケーブルを接続して、どんな状態なのか見てみることにしました。

現場に到着し、まずはLANにケーブルを挿してPCを立ち上げます。無事にDHCPでIPアドレスが取得でき、無線ルータまでのアクセスは確保できたようです。しかし、やはりインターネットは「未接続」です。
次に、ブラウザから無線ルータの設定画面にログインしてみました。すると、本来はPPPoE接続するように設定されているはずの設定が「インターネット@スタートを行う」というよくわからない設定に変わってしまっていました。これではいくら頑張ってもインターネット接続などできるはずがありません。

さっそく「PPPoEクライアント機能を使用する」に設定しなおし、元気にインターネット接続が再開したことを確認。まずはこれで一安心です。
しかし、なぜこの項目が初期値に戻ってしまったのでしょうか。念のため、それ以外の項目について確認してみましたが、どうやら変更されたのはこの項目だけのようです。
実は、私はこれまでに、特に「猛牛製」のブロードバンドルータで何かの拍子に設定が全て飛んでしまうという経験がありました。ですが、今回のように「部分的に」設定が初期値に戻ってしまう症状は初めてで驚きました。いずれにしても、「なぜ」の部分は解明できませんでしたし、この無線ルータはそう長くはもたないような気がしますので、近々新しいものと交換することにして現場を後にしました。

謎現象
この設定だけが変わってしまいました。どういうこと??

(投稿者:ちゅん)

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技術サポート要員

ども。
疲労蓄積により寝てばかりいる担当ちゅんです。歳ですかね。

本日は、当町にて「まちづくりシンポジウム」が開催されました。

八雲町:「八雲町まちづくりシンポジウム」内容の変更について(企画振興課)

詳細な内容については上記リンク先にあるとおりですが、私は当日の「技術サポート要員」として裏方作業に従事しておりました。

当初は農林水産大臣がお見えになる予定でありましたが、今般の西日本豪雨への災害対応により欠席されることとなり、そのかわりとして「ビデオレター」を届けていただきました。
当日の私の業務としては、まずはこのビデオレターを会場のプロジェクターに投影するという、この上なく重要かつ緊張する任務が与えられておりました。

準備の段階で、あらかじめスクリーンにプロジェクターを投影して位置決めをしたり、サイズを調整したりしておいて、その状態をキープするためプロジェクターの電源は入れっぱなしにしてレンズ部分を板で隠しておく作戦としました。つまり、電源は常時オンです。
音声は、パソコンのイヤホン出力端子と会場のラインマイクの入力をつなぎ、スピーカーから強引に音を出す作戦。インピーダンスが合わないような気がしますが、この際、方法はこれしかないので致し方ありません。会場のアンプのボリュームを調整し、パソコン側のボリュームを決めます。こちらも、念のためパソコンの電源は入れっぱなしにしました。

ここまで準備してしまえば、後は機械にトラブルが起こらないことを祈るだけ。なるべくリスクが最小となるよう工夫したつもりですが、それでも「もしパソコンが動かなくなったら」「もしプロジェクターが壊れたら」「もし音が途中で途切れてしまったら」など、「もし」を考え出すときりがありません。しかし、一番のプレッシャーは「職場の情報担当が従事しているのだから間違いなく大丈夫だろう」という期待感です。もちろん自信はありますが、そのことと不測の事態が起きることは別な話です。

しかし、そういう努力はかならず報われます。結果として、私があれこれ頭を悩ませた「もし」は一つも発生することなく、無事にビデオレターを再生することができました。その後、パソコンはプレゼンテーションの資料を投影するためにも利用され、こちらもトラブルなく終了。大勢のお客さんと、大切なご来賓の中、独特の緊張感に包まれる会場でドキドキした時間を過ごして大汗をかいてしまいました。無事に終了できて本当にホッとしました!

現場の写真
舞台袖で静かなたたかいが繰り広げられました

(投稿者:ちゅん)

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過渡期

ども。
先週末は本州に行っておりましたが、北海道の暑いとは種類の違う危険な暑さに驚いてしまった担当ちゅんです。

さて、ICTを取り巻く環境は「日進月歩」と言われていて、昨日まで標準だったことが翌日には時代遅れになってしまう、そんな状況です。しかし、急激に仕組みが変わってしまうと混乱を生じるので、それを緩和するため「過渡期」と呼ばれる時期が存在します。古いものから新しいものに切り替わっていく「途中」という意味合いになります。

今、私自身が過渡期だと感じている代表例はWindowsの「設定」です。ネットワークの設定(Wi-FiやIPアドレスなど)や、外部デバイスの設定(プリンターなど)などは、PCを使っていれば避けて通れない部分かと思います。で、以前であればこれらは「コントロールパネル」というツールから行うのが一般的でしたが、Windows 10では徐々に「Windowsの設定」というツールに置き換わってきています。

正直、今まで使い慣れたコントロールパネルが使えなくなることは混乱します。なので、先ほどの「過渡期」という概念が出てきて、コントロールパネルは実は今でも利用可能です。しかし、徐々に置き場所が深くなり見つけづらくなってきており、今はスタートメニューの中の「Windows システム ツール」という場所にひっそりと置かれています。以前はスタートメニューのアイコンを右クリックするとアクセスできたのですが、ある時からこの方法は廃止されてしまいました・・・。
私はいちいちこれを開くのが面倒なので、Cortanaの検索窓に「cont」を打ち込んでアクセスする方法を取っていますが、そのうち本当にコントロールパネルが無くなる日が来そうで、そうなる前に「設定」に慣れなければいけないなと感じています。

同じようなことで、もう一例上げるとすれば、Microsoft Word のワードアートもそうです。以前は文字のサイズを自由自在に変形させることが容易でしたが、いつしか仕様が変わってしまい、使いづらくなったと感じている方も多いのでは。
私もその一人ですが、実は昔ながらのワードアートを使う方法も「過渡期」として存在しています。
Wordを開き、キーボードの「Alt」「I」「P」「W」を順に押していくと、見慣れた画面が表示されるはずです。これ、実はメニューからは開くことができず(たぶん)、あくまでこの入力補助からのみ実行可能。しかし、これで配置したワードアートは、従来と同じようにすべての設定が可能で、リボンにも専用のメニューが出てきます。
こちらについては、コントロールパネル以上に特殊な方法となり、使えなくなるのは時間の問題のような気がします。早い段階で現行の方法に慣れなければ困るだろうと予測しています(が、なかなか卒業できません)。

技術は日進月歩なのでやむを得ないのかもしれませんが、それを使う人間が追い付いていきません。最近は徐々に新しいことについていけなくなってきており、私自身ももしかしたら・・・。頑張らなければ!

ワードアート
自分自身も「過渡期」とは考えたくありません

(投稿者:ちゅん)

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噴火湾パノラマパークに光回線が開通しました

ども。
7月の予定がパンクしそうな担当ちゅんです。

とはいえ、暖かい時期にしかできない仕事が多いので仕方がないところです。
さて、このたび道立公園「噴火湾パノラマパーク」に念願の光回線が開通しました。先日、回線の工事が行われ、VPN回線の切り替え作業等のため立ち会いました。

噴火湾パノラマパークのエリア一帯は、今回、光のエリア拡大となった町内「浜松・山越エリア」の中で、最も重要と考えていた場所のひとつです。八雲町の観光拠点となっていて、さらに道央自動車道の八雲SAと徒歩でアクセスが可能という条件から、シーズンには大勢の観光客で賑わいます。実際に、当町の「どこでもWi-Fi事業」で設置しているFreeSpotのアクセス数では、他の施設と比較してアクセス数の桁が一つも、ときには二つも違います。

そのくらい公衆無線LANの需要が高い中で、これまでバックボーンがADSLであったことが、我々にとってはすごく気になっていたことでした。何度もエリア拡大の陳情を行いながら、ついにこの日を迎えられました。これまで大勢の方々がご尽力いただいた結果だと思います。こうした場面に立ち会う中で、より一層その思いを強くしました。

今後はご来園のお客様には快適にインターネットをご利用いただけるようになっておりますので、これまで以上にどんどん、さらには多目的にご利用いただければ幸いです。もちろん、事務所で仕事をしている職員にとっても悲願。データを送受信するときに別な用事を足しながらが完了を待つといった業務フローからようやく解放されます。昨今のICTを取り巻く情勢、さらには情報通信の高度化を考えるとき、やはり回線は光でなければ通常の業務すら難しくなりつつあります。そういう意味で、まだ光回線が利用できない地域に対しての働きかけはこれまで以上に力を入れて取り組まなければならないと気を引き締めました。

工事中の風景
このケーブルを差し入れた瞬間、光になりました。

(投稿者:ちゅん)

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