またSSDが・・・

ども。
2月中旬にしてすっかり雪解けの様相。このまま雪が降らずに春になることを祈っている担当ちゅんです。ウインタースポーツをされる方にとっては真逆の思いでしょうけど。

12月20日の弊ブログに「SSDの故障頻発」という記事を投稿しました。昨年の春に調達したPC10台のうち、4台のSSDが故障しているという内容だったのですが、また出てしまいました。これで半数のSSDが故障したということになり、いよいよ本格的に対策を取らないといけない状況になったように思います。
裏方の立場からすれば、この被害に遭われた職員に対しては申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして、故障の仕方としては「突然デバイスとして認識しなくなる」という致命的なものであるため、この現象が起きてしまったらもう成す術がありません。

まるで時限爆弾を抱えているかのようなSSDなのですが、今回のケースも悲惨でした。帰宅後に職員からLINEのメッセージが来て「この画面になったんですがどうしたらいいですか」と。見ると見事にブルースクリーン。この時点で8割くらい「もうダメだと思う」と答えたかったんですが、聞くと「3日かけて作ってきたデータがあって、デスクトップに保存していた。そのデータだけ何とかしたい」と。
その後、一応再起動をお願いしたものの、次に送られてきた画像はBIOS画面に表示された「Hard Drive – Not Installed」の文字。この時点でもう勝負はついていましたが、職員から「まだ可能性ありますよね!大丈夫かもしれませんよね!」と畳みかけられ、それに対してメッセージを返信することができず「すぐ職場に向かうからそのまま待っていてくれ」と。精一杯の誠意でした。

結局のところ、職場に駆けつけても状況が好転するハズもなく、無情な宣告をすることになりました。職員も「ファイルサーバを使っていなかった自分の責任」と何度も繰り返していましたが、明らかに憔悴した表情に、とても胸が痛みました。
さて、10台中5台のPCで不具合を生じたSSDです。残りの5枚を予防交換できるかどうかはSSDメーカーの判断しだいみたいなところもあって、今後の大きな課題になりそうです。メーカーってなかなか自分たちの非を認めないところがあるんですよね。仮に「壊れる都度、新品と交換しているからいいじゃないか」という姿勢だとすれば、データを何だと思っている!という話でもあり、ここは一歩も引けません。勝負です。

BIOS画面
こうなってからデータを救出する術はあるのでしょうか

(投稿者:ちゅん)

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1文字の違い

てんちょです。
最近色々と慌ただしい感じでしたが、ようやくひと段落して油断したのか風邪をひきました。

先日ちゅん氏がSharepointで作成した施設予約システム。リストを使って受け付けて、カレンダー表示する方法で会議室予約をTeamsから予約できるようにうまく連動されていました。
施設予約や備品管理は以前、予定表やBookings、Formsと予定表を組み合わせて…など色々試して挫折していましたが、Sharepointのリストで作成ができるとは。そういう発想ができるところに毎度驚きます。

そのまま運用できそうな仕上がりですが、せっかくなのでPowerAutomateで重複判定をする機能を追加してみました。重複の判定を行うためにフィルタを設定し、条件設定で重複の場合は予約削除、さらに予約結果をTeamsのフローボットで通知するようにしました。

いざテスト動作…しかしエラーで実行されません。テスト結果をみると「複数項目の取得」でエラーが起きているところまではわかったんですが、フィルタークエリは間違ってなさそう…。どこに手を付けていいのかわからず一向にエラーが解消されません…。

しかしPowerAutomate側のフローは間違っていないはず!なので初めからすべて見直してみることにしました。すると終了日時として設定した”EndDate”が”ENdDate”と1字だけ余計に大文字になっていました。こいうのに慣れていると当たり前の話なんでしょうが、まさか大文字小文字も区別されているとは…。たった1文字を小文字に直しただけであっさり動きました。ノーコードツールとはいってもやはり素人には難しいですね。これから素人レベルから抜け出せるように勉強を始めようと思います。


いつの間にか編集画面が変わってさらに混乱

(投稿者:てんちょ)

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暖房機器のトラブル(下)

ども。
この時期にここまで事務仕事に追われているのは初めてかもしれない担当ちゅんです。

前回長くなりすぎて次回に続くとしていた暖房器具の話題。本日は完結編です。
前半の話を要約すると「学校の暖房トラブルでICT機器支援を求められ、Windowsベースの暖房制御を調査。夜間エラーで蓄熱不可能で昼間にも供給停止。通常は業者に頼むが、IP監視で原因絞り込みを試みる。」とまあ、こんな感じ。ちなみに、これはChatGPT3.5に「3行くらいでまとめてくれ」と依頼した結果です。まあまあですね。

さて、本題です。その後、数日間「原因不明のエラー」は発生せず、もしかしたら本当に誰かが制御端末の電源をシャットダウンしていたのかもしれないと思ったのですが、それは甘かったです。やはり再び同じ現象が起き、しかも前回(夜間にエラーとなっていた)とは異なり「今現在もエラーが継続中」との連絡を受けたので、急ぎ学校に向かいました。

前回の調査で仕込んでいたPING監視を確認してみると、制御端末から暖房器具までのネットワーク通信がすべてNGとなっていることが確認できました。機器が動作していないという意味では残念なのですが、原因を探っていたこちらとすればガッツポーズをしたくなるような状況です。原因がシステム側ではなくネットワーク側にあるとすれば、原因はシンプルに「通信経路上にあるスイッチ」の不良か「制御端末のイーサネット」の不具合のどちらかに絞り込まれるからです。

すぐにPCとLANケーブルを手に通信経路上の機器の確認。怪しいと思ったHUBにLANケーブルを接続してPINGを打っていきますが、なかなか問題の個所にHITしません。暖房機器側から最上位にあるルータまでPINGが通るのに、なぜか制御端末までは通らないという現象を前に「さあどうしようか」と思ったとき、相棒のてんちょが「そういえば制御端末の足元になんか白いHUBみたいなのありましたよね」と。「ん??HUBなんてあった?」といった具合で、確認してみると確かにありました。そして、その機械を見た瞬間「これだ・・・」と。

原因は制御端末のLANケーブルが接続されていた5ポートのHUB。メーカーや型番は書きませんが、普通に家電量販店で売っているコンシューマ向け製品。偏見でもなんでもなく、これは壊れるやつ(経験則)です。かつて、我が社でも庁内LANの島HUBとしても多用していた時期があったのですが、本当に1年に数台は故障するレベルで、年度初めにはストックとしてHUBを数台調達するというのが業務フローでした。確かに、性能的には高価なHUBも安価なHUBも大差はありません。でも、ならばどうして価格に差があるのかっていうところを考えていかないといけません。学校にとって暖房器具って、最上位に位置するくらいの重要機器ですから。すぐに保守用の「ちょっといいHUB」に取り換え、機器の不具合はすべて解消、大勝利で学校を後にしたのでした。

ハブ教訓:どこにどんなHUBを使うべきかはしっかり考えましょう

(投稿者:ちゅん)

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気分転換

てんちょです。先日ちゅん氏も書いていましたが、ここで書けないようなことが立て続けに発生。最近は気づけば一日が終わってます。

そんな慌ただしい1月が終わり気がつけば2月に突入。ここ最近頭を悩ませていた案件がどうにかひと段落して、唐突に気分転換がしたくなりました。なにかいいものはないかと考えたところ、先日新しく購入したモニタが届いていたことを思い出しました。これは開けてみるしかありませんよね。

今回導入したのは23インチのモニタです。昨年からやっているペーパーレスの一環で、一部にモバイルノートに作業用の外部モニタを配備していますが、モニタに関しては21インチの在庫品を流用していました。今回とある事情で追加購入することになったんですが、せっかくなので先行して配備していたモニタを入れ替えることに。

ということで気分転換に開封です!前職でよく取り扱っていたあのメーカーの製品ですが、安価な割にピボットや昇降機能もついているコスパのいい製品。以前もモデルと比べてスタンド部分の機構が少し変化していましたが、あらかじめ取り付けてあるネジで固定するだけなので組み立ても楽でした。

実際に置いてみるとたった2インチの違いでもかなり大きく感じます。最近は特に複数のマニュアルを開いて比較しながらみることが多かったので、先にモニタを変えていればもう少し楽に作業できたかもしれません。売る側にいたときはよく言ってましたが、やはりフルHDは23インチがちょうどいいです。デスク周りの見た目も変わっていい気分転換になりました。これで明日から捗りそうです。


気が付けばフロアの職員総出でモニタを開封して入れ替え作業がはじまりました。

(投稿者:てんちょ)

 

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暖房機器のトラブル(上)

ども。
最近、ここには書けないようなセンシティブな問題が多くて頭を悩ませている担当ちゅんです。

最初に書きますが、ちょっと長くなりそうな話題なので(上)と(下)、2回に渡って案件をご報告したいと思います。ご了承ください。

とある学校にある暖房が不調とのことで我々に連絡が来ました。「ついに暖房設備の保守まで業務範囲になったのか」と思われるかもしれませんがそうではなく、その暖房設備が昔ながらのマイコン制御の機械ではなく、IPによる制御で稼働システムがWindows上での動作であることから「ほとんどICT機器」という理由で、ちょっと見てもらえないかということでした。

現地に入って、全く見たこともない専用のソフトウェアを相手に色々と調査をしました。専用のソフトとはいえ、少し触ってみれば動作ログには簡単にアクセスできて、何が起きているのかはすぐに把握できました。
状況としては、本来、深夜電力で暖房に蓄熱を行い、日中にはその蓄熱を放出することで部屋を暖めるといった機器の仕組みなのですが、夜間に「原因不明のエラー」が発生しており、暖房が蓄熱をすることができなかった。そのことで、日中に暖房が正常に動作しているにも関わらず暖かい空気が出てこなくて部屋が寒い状態だと。これは一大事ですね。

通常であれば「暖房機器の業者さんに連絡したうえで対応をお願いします」となりますが、もう少しだけ頑張ってみようということで、問題個所の絞り込みを行うため暖房機のIPアドレスに対して管理PCからPINGを打ち続けて監視してみることにしました。この時点で原因として考えられることは2つ。1つは「関係者のどなたかが帰宅時にシステムをシャットダウンしていないか」ということ。もう1つは「正常と異常を繰り返すような不具合を生じている機器がないか」ということ。どちらに該当する場合も、PINGはNGとなりますので、何か手がかりがつかめればという意図です。
その逆で、PINGは正常だったにも関わらず、ログにエラーが記録されるようであればシステムや管理PCの不具合が疑われます。

・・・といったところで、本日はここまでにしておきます。次回は「解決編」をお届けしますので楽しみに?お待ちください。

ストーブ
今どきのストーブはこういうのではないので大変です

(投稿者:ちゅん)

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