1文字の違い

てんちょです。
最近色々と慌ただしい感じでしたが、ようやくひと段落して油断したのか風邪をひきました。

先日ちゅん氏がSharepointで作成した施設予約システム。リストを使って受け付けて、カレンダー表示する方法で会議室予約をTeamsから予約できるようにうまく連動されていました。
施設予約や備品管理は以前、予定表やBookings、Formsと予定表を組み合わせて…など色々試して挫折していましたが、Sharepointのリストで作成ができるとは。そういう発想ができるところに毎度驚きます。

そのまま運用できそうな仕上がりですが、せっかくなのでPowerAutomateで重複判定をする機能を追加してみました。重複の判定を行うためにフィルタを設定し、条件設定で重複の場合は予約削除、さらに予約結果をTeamsのフローボットで通知するようにしました。

いざテスト動作…しかしエラーで実行されません。テスト結果をみると「複数項目の取得」でエラーが起きているところまではわかったんですが、フィルタークエリは間違ってなさそう…。どこに手を付けていいのかわからず一向にエラーが解消されません…。

しかしPowerAutomate側のフローは間違っていないはず!なので初めからすべて見直してみることにしました。すると終了日時として設定した”EndDate”が”ENdDate”と1字だけ余計に大文字になっていました。こいうのに慣れていると当たり前の話なんでしょうが、まさか大文字小文字も区別されているとは…。たった1文字を小文字に直しただけであっさり動きました。ノーコードツールとはいってもやはり素人には難しいですね。これから素人レベルから抜け出せるように勉強を始めようと思います。


いつの間にか編集画面が変わってさらに混乱

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | 2件のコメント

暖房機器のトラブル(下)

ども。
この時期にここまで事務仕事に追われているのは初めてかもしれない担当ちゅんです。

前回長くなりすぎて次回に続くとしていた暖房器具の話題。本日は完結編です。
前半の話を要約すると「学校の暖房トラブルでICT機器支援を求められ、Windowsベースの暖房制御を調査。夜間エラーで蓄熱不可能で昼間にも供給停止。通常は業者に頼むが、IP監視で原因絞り込みを試みる。」とまあ、こんな感じ。ちなみに、これはChatGPT3.5に「3行くらいでまとめてくれ」と依頼した結果です。まあまあですね。

さて、本題です。その後、数日間「原因不明のエラー」は発生せず、もしかしたら本当に誰かが制御端末の電源をシャットダウンしていたのかもしれないと思ったのですが、それは甘かったです。やはり再び同じ現象が起き、しかも前回(夜間にエラーとなっていた)とは異なり「今現在もエラーが継続中」との連絡を受けたので、急ぎ学校に向かいました。

前回の調査で仕込んでいたPING監視を確認してみると、制御端末から暖房器具までのネットワーク通信がすべてNGとなっていることが確認できました。機器が動作していないという意味では残念なのですが、原因を探っていたこちらとすればガッツポーズをしたくなるような状況です。原因がシステム側ではなくネットワーク側にあるとすれば、原因はシンプルに「通信経路上にあるスイッチ」の不良か「制御端末のイーサネット」の不具合のどちらかに絞り込まれるからです。

すぐにPCとLANケーブルを手に通信経路上の機器の確認。怪しいと思ったHUBにLANケーブルを接続してPINGを打っていきますが、なかなか問題の個所にHITしません。暖房機器側から最上位にあるルータまでPINGが通るのに、なぜか制御端末までは通らないという現象を前に「さあどうしようか」と思ったとき、相棒のてんちょが「そういえば制御端末の足元になんか白いHUBみたいなのありましたよね」と。「ん??HUBなんてあった?」といった具合で、確認してみると確かにありました。そして、その機械を見た瞬間「これだ・・・」と。

原因は制御端末のLANケーブルが接続されていた5ポートのHUB。メーカーや型番は書きませんが、普通に家電量販店で売っているコンシューマ向け製品。偏見でもなんでもなく、これは壊れるやつ(経験則)です。かつて、我が社でも庁内LANの島HUBとしても多用していた時期があったのですが、本当に1年に数台は故障するレベルで、年度初めにはストックとしてHUBを数台調達するというのが業務フローでした。確かに、性能的には高価なHUBも安価なHUBも大差はありません。でも、ならばどうして価格に差があるのかっていうところを考えていかないといけません。学校にとって暖房器具って、最上位に位置するくらいの重要機器ですから。すぐに保守用の「ちょっといいHUB」に取り換え、機器の不具合はすべて解消、大勝利で学校を後にしたのでした。

ハブ教訓:どこにどんなHUBを使うべきかはしっかり考えましょう

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | 5件のコメント

気分転換

てんちょです。先日ちゅん氏も書いていましたが、ここで書けないようなことが立て続けに発生。最近は気づけば一日が終わってます。

そんな慌ただしい1月が終わり気がつけば2月に突入。ここ最近頭を悩ませていた案件がどうにかひと段落して、唐突に気分転換がしたくなりました。なにかいいものはないかと考えたところ、先日新しく購入したモニタが届いていたことを思い出しました。これは開けてみるしかありませんよね。

今回導入したのは23インチのモニタです。昨年からやっているペーパーレスの一環で、一部にモバイルノートに作業用の外部モニタを配備していますが、モニタに関しては21インチの在庫品を流用していました。今回とある事情で追加購入することになったんですが、せっかくなので先行して配備していたモニタを入れ替えることに。

ということで気分転換に開封です!前職でよく取り扱っていたあのメーカーの製品ですが、安価な割にピボットや昇降機能もついているコスパのいい製品。以前もモデルと比べてスタンド部分の機構が少し変化していましたが、あらかじめ取り付けてあるネジで固定するだけなので組み立ても楽でした。

実際に置いてみるとたった2インチの違いでもかなり大きく感じます。最近は特に複数のマニュアルを開いて比較しながらみることが多かったので、先にモニタを変えていればもう少し楽に作業できたかもしれません。売る側にいたときはよく言ってましたが、やはりフルHDは23インチがちょうどいいです。デスク周りの見た目も変わっていい気分転換になりました。これで明日から捗りそうです。


気が付けばフロアの職員総出でモニタを開封して入れ替え作業がはじまりました。

(投稿者:てんちょ)

 

カテゴリー: つぶやき | コメントする

暖房機器のトラブル(上)

ども。
最近、ここには書けないようなセンシティブな問題が多くて頭を悩ませている担当ちゅんです。

最初に書きますが、ちょっと長くなりそうな話題なので(上)と(下)、2回に渡って案件をご報告したいと思います。ご了承ください。

とある学校にある暖房が不調とのことで我々に連絡が来ました。「ついに暖房設備の保守まで業務範囲になったのか」と思われるかもしれませんがそうではなく、その暖房設備が昔ながらのマイコン制御の機械ではなく、IPによる制御で稼働システムがWindows上での動作であることから「ほとんどICT機器」という理由で、ちょっと見てもらえないかということでした。

現地に入って、全く見たこともない専用のソフトウェアを相手に色々と調査をしました。専用のソフトとはいえ、少し触ってみれば動作ログには簡単にアクセスできて、何が起きているのかはすぐに把握できました。
状況としては、本来、深夜電力で暖房に蓄熱を行い、日中にはその蓄熱を放出することで部屋を暖めるといった機器の仕組みなのですが、夜間に「原因不明のエラー」が発生しており、暖房が蓄熱をすることができなかった。そのことで、日中に暖房が正常に動作しているにも関わらず暖かい空気が出てこなくて部屋が寒い状態だと。これは一大事ですね。

通常であれば「暖房機器の業者さんに連絡したうえで対応をお願いします」となりますが、もう少しだけ頑張ってみようということで、問題個所の絞り込みを行うため暖房機のIPアドレスに対して管理PCからPINGを打ち続けて監視してみることにしました。この時点で原因として考えられることは2つ。1つは「関係者のどなたかが帰宅時にシステムをシャットダウンしていないか」ということ。もう1つは「正常と異常を繰り返すような不具合を生じている機器がないか」ということ。どちらに該当する場合も、PINGはNGとなりますので、何か手がかりがつかめればという意図です。
その逆で、PINGは正常だったにも関わらず、ログにエラーが記録されるようであればシステムや管理PCの不具合が疑われます。

・・・といったところで、本日はここまでにしておきます。次回は「解決編」をお届けしますので楽しみに?お待ちください。

ストーブ
今どきのストーブはこういうのではないので大変です

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

研修資料の更新

てんちょです。先週くらいから何故かすごく忙しく1日の時間がまったく足りていません。

そんな中、毎年行われている職員向けの情報セキュリティ研修の資料作成依頼がありました。この情報セキュリティの資料なんですが、もちろん内容も毎年アップデートが必要です。過去のブログでも紹介されていましたが、e-ラーニング形式で実施となっており、資料読んで受講報告フォームで受講状況を報告してもらうようになっています。ちゅん氏はさらに忙しそうだったので資料の更新作業をやってみることにしました。

数年前の研修から「独立行政法人情報処理推進機構(IPA)」が公開している「情報セキュリティ10大脅威」や、「個人情報保護委員会年次報告」を参照して資料作成を行っていますが、ありがたいことに毎年情報が更新されるため今年も「情報セキュリティ10大脅威2023」を参照させていただくことしました。

まずは昨年ちゅん氏が作成した資料をベースに数値をアップデート。ちゅん氏が作成している資料がとてもわかりやすい資料なので、大きく変更することもなく数ページだけ更新と追加を行うだけで作成が完了となりました。「マイナンバー取扱者向け」の情報セキュリティ研修ということで、自分で受講することはなかったのでとてもいい勉強になりました。過去の「情報セキュリティ10大脅威」も読んでみましたが、ランサムウェアやサプライチェーン関連の被害が相変わらずここ数年上位となっているようですね。

気になったのは「令和4年度個人情報保護委員会年次報告」のデータ。漏洩した情報の形態のデータがあったんですが、令和3年度のデータでは「紙媒体のみ」による漏えいが42.1%となっていましたが、令和4年度は95%に急上昇。ほぼ全てを紙媒体のみの漏えいが占める状態となっていました。「紙媒体のみ」というくらいなので、大量印刷して持ち出した等の極端な事例が発生したのかと思いますが、具体的にどんな事例だったのか探しきれませんでした。しかし情報漏えいといえばPCからと考えがちですが、紙媒体に対しても油断は禁物なんですね。


表紙もそのまま5年目

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | 1件のコメント