はじめまして

はじめまして。上司ちゅん氏の投稿にてたびたび登場していました、「同僚F」と申します。

本日が「にわかSEは大忙し!」デビューとなります。情報部門に関して、知識も経験もないまったくの素人でございます。
至らない点も多々あると思いますが、これからどうぞよろしくお願いいたします。

この情報部門に異動して1か月ほど経ちましたが、まだまだちゅん氏の会話の内容が呪文にしか聞こえないのが現状です。
情報部門の仕事はかなり専門性が高く、特殊なものばかりで経験して覚えるものがほとんどと聞いていました。
そんな中、昨日からちゅん氏が不在ということで、ほぼ経験のない私にとって大ピンチの2日間でした。

昨日は、とある部署から「机の配置を変えたいので、LANケーブルを長いものに交換したい」との依頼。
ちゅん氏へ連絡したところ、「やってみて!」とのこと。すでにLANケーブルの作り方はレクチャーを受けていたため「やってみます」と電話を切り、いざ現場へ!
以前のレクチャーを思い出しながらの作業ということで時間はかかりましたが無事作業を終えることができました。

本日は、とある学校から「インターネット回線が不調になったため確認してほしい」との依頼。以前から不調だったこともあり念のため現場へ行ってみることに。
到着後は、ちゅん氏と連絡を取りながら、順番にPINGを通してみると、ある機器へのPINGが通らず、報告してところ「これは交換するしかないかな」とのこと。
状況を報告し、現場を後にしようと片づけをしていると、「あれ?通ってる」なんと奇跡的にそれまで全くダメだった回線が復活していました。
どうやら「情報部門あるある」のようで、調子の悪い機器の交換を決めた途端に問題なく動き出すことがあるようで、そんな「情報部門あるある」を身をもって体験した1日でした。
こんな感じで大ピンチの2日間をなんとか乗り切ることができ、ほっとしています。

奇跡的に通信できるようになってよかったです。

(投稿者:同僚F)

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FWAアンテナの調整作業

ども。
子どもに算数を教えるのに四苦八苦している担当ちゅんです。

当町では、光回線など高速ブロードバンドが利用できない地域において「固定無線アクセス(FWA)方式」によるインターネット接続サービスを公設民営にて行っています。

八雲町ウェブサイト:黒岩、山崎、野田生、東野でBBサービス開始
http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/joho/content0004.html

この方式でのインターネット接続は、簡単に説明すると「無線LAN」で行うものです。八雲総合病院に基地局があり、そこから北へ、南へとそれぞれ5GHz帯の無線で経路が作られています。各地域にある中継局でその電波を受信した後、そこからさらに各ご家庭へと回線が提供されるという仕組みです。

さて、本日はそのアンテナ設備に若干の不具合を生じたため、業者さんが現地に入って調整作業を行いました。私は建物の所有者としての立場で立会です。
八雲総合病院は、町の中で一番大きな建物であり、かなり遠方からでも容易に目視ができます。中継局からは見通し上にあり、その途中には特に遮へいするようなものはありません。これまでは特に問題の無い強度で電波を受信できていたのに、ここ数日、電波の強度(品質)が下がっていました。

業者さんはアンテナの調整のため20mもの高さまで高所作業車のアームを伸ばします。私は下から見ていましたが、それだけで足がすくむほどの高さ。アンテナの向きを極々わずかずつ右へ左へと動かします。地上からは通信事業者さんが「15!16!」と声で強度を伝えていきます。
結果が思わしくないのか、次は上下に高さも変えていきます。しばらく調整を続けていると、ついに「かなりいい数字になりました!」とOKが出ました。

今回の不具合の原因は定かではありませんが、どうやら「海面反射」が怪しいとのことでした。見通し上にある建物に対してアンテナの方向を合わせていて、通常であれば高さを変えても電波の強度に変化はないのだそうです。今回、最終的にはその高さが決め手となり強度が回復したとのことで、通信事業者さんも不思議そうにしていました。
無線LANに関してはいつも思うことですが、「電波は目には見えない」という点で本当に難しいです。現場作業では「論より結果」ともいえるかもしれませんが、なぜこうなったのかという点にはとても興味があるのでした。

作業中の風景
こんなに高く伸びる高所作業車は滅多にお目にかかれません

(投稿者:ちゅん)

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初めての工事

ども。
自転車を購入したと書いたところ、想像以上に反応が多くて嬉しい担当ちゅんです。

本日は、同僚F(25)にとって初めての「工事」となりました。とある小学校に設置している無線アクセスポイント(AP)が不調となり、交換することにしていたものです。そのAP、整備年度を確認すると「平成21年度」ということで、9年もの間、故障せずに動いていたことになります。9年といえば、整備した年に入学した1年生が、今はもう中学3年生になっているということですよね。もっと言えば同僚Fはまだ高校1年生・・・。そう考えると感慨深いものがあります。

そうした案件ですが、工事自体の難易度はイージー。交換用に調達した新しいAPにあらかじめ初期設定を行い、後は現場にて取り換えを行うだけ。ちょうどいい機会だったので、同僚Fにすべての作業をやってみるよう提案しました。

まずは初期状態のAPにどんなIPアドレスが振られているのか調べ、さらにそのAPとパソコンが通信するにはどうすればよいのかをレクチャー。それが理解できたところで、ブラウザから設定画面にアクセスして、APのIPアドレスを変更し、SSIDを作成。おまけにNTPサーバでいつもの「ntp.nict.jp」を設定して事前準備完了。
その後、学校に赴いてAPの交換。既存のAPを金具から取り外し、別なAPを取り付けるための金具をネジで壁面に固定。LANケーブルを取りまわしてAPに接続後、電源オン。無事に通信できていることを確認し、一連の工事完了です。

何の問題も発生せずに、彼の初めての工事は成功に終わりました。帰りの道中、車内で「きっとこの工事は一生忘れないだろうね」などと話をしながら帰ってきました。現場での作業にはトラブルはつきもので、おそらく今後、難解な案件などにも出くわすと思いますが、そうしたときに今日の工事を思い出すんだろうな~と。私も歳をとったのか、しみじみとそんなことを考えてしまいました。

初めての工事
一歩ずつ焦らずに覚えていってもらいたいです

(投稿者:ちゅん)

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通信機器の塩害対策

ども。
道内の峠道ではすでに積雪があるようで、急ぎマイカーのタイヤ交換を行った担当ちゅんです。

とある案件でネットワークの設計をしなければならなくなりました。その案件は「施設内で無線LANが利用できること」という、そこだけとれば単純なものだったのですが、問題は施設の環境でした。海水を取り扱う場所への設置となるため「塩害」への対応が必須となったのです。

これまで、無線LANによるネットワークといえば事務所など執務スペースでの利用がほとんどで、その用途も主にパソコンによる通信でした。しかし、昨今では「IoT」と呼ばれる技術の広がりなどもあり、事務所だけではなく生産現場等でのネットワーク接続も必須要件となりつつあります。今回の案件では「現場でタブレット等を用いて管理を行いたい」とのことです。時代ですね。

さて、困りました。機器の選定にあたり色々なメーカーのカタログを見てみましたが、「屋外用」とは記載があっても「塩害」に対する記述があるものは見つけられません。「防塵・防滴」とされていればある程度適応するかもしれませんが、部品に金属が使われている以上、錆はどうしても発生してしまうでしょう。その錆が筐体だけであればまだしも、中の基盤にまで達したらアウトです。
やはり、こういう時には「餅は餅屋」です。無線機器を取り扱っている業者さんに相談。立地条件や環境などを伝え、適合する商品を探してもらうことにしました。

数日後、業者さんから「ありました!」との返答。そのアクセスポイントはメーカーも型番も聞いたことがないもので、業者さんも「実際に使ったことはない」とのこと。しかし、メーカー側でははっきりと「塩害対応」をうたっており、しかも「直接塩水を噴霧する試験まで行っている」とのことで、これしかない!と。こういう商品が生産・販売されているということは、やはりニーズがあるということです。どんな仕様で、どんな施工をするものなのか、直接この目で見てみたいという興味がわきました!

メーカーのウェブサイト
メーカーのサイトにも記載がありました

(投稿者:ちゅん)

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どうなる?MS Officeの改元対応

ども。
健康づくりを目的に自転車を購入した担当ちゅんです。もう雪が降りそうですがね・・・。

本日、とある部署から「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」と相談を持ち掛けられました。話を伺うと、その部署ではかなり前から「Microsoft Access」で作成された業務用のデータベースをランタイムで利用してきていて、このデータベースの改元対応がどうなるのか不安だとのことでした。
来年の5月に新天皇が即位されることとに伴い、現在の「平成」という元号は新しい元号に変わることとなります。このことを「改元」と呼んでいますが、特に情報システム部門においてはこの対応を抜かりなく行うこととして国からも通知がなされているところです。

業務システムの中には改修が必要なものもあるなど、基本的には新元号を利用するためには何らかの対応が必要となります。当たり前の話ですが、「2018年」と打ち込むと「平成30年」と表記できるのは、システム内部に「平成」という元号が登録されているからです。

さて、最初の話に戻りますが、Accessの話をされてハッとしました。そもそも、Accessだけではなく、表計算ソフトのExcelでも同じことが言えるのです。
ここ部分を調べてみると、マイクロソフト社では以下のようなサポート情報のブログを立ち上げて情報提供されておりました。

Japan New Era Name Support Blog
https://blogs.technet.microsoft.com/jperablog/

このブログを確認する限り、少なくともWindowsでは「Windows Update」にてレジストリに新元号が追加される方式により対応がなされることとなりそうです。
一方でその他製品での対応については「明確にお伝えするに至っていない状況(7月20日現在)」という表記があり、まだ不明と思われます。しかしながら基本方針は「メインストリームサポートフェーズおよび延長サポートフェーズにある製品に対して対応を実施」とも書かれていることから、Office製品については延長サポートが受けられる期間内のOffice 2010以降を利用していれば安心と言えるのかもしれません。

念のため、Accessデータベースの中を確認すると、年の表記はちゃんと「gggee年」と定義されていました。この部分は新元号への対応が含まれたアップデートが適用されると新元号に置き換わることとなりますので、今回の相談への回答としては「おそらく大丈夫です」となりました。もし文字列として「平成」と入っていたらと思うとゾッとしますね。

レジストリ
Windowsのレジストリ。点線部分に新元号が追加となるのでしょうね。

(投稿者:ちゅん)

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