ども。
元号が令和となり1本目のブログです。気負わずに今まで通り続けていきます、担当ちゅんです。
10日間もの閉庁が終わり、昨日から平常勤務に戻りました。始めに書いたように、元号が令和と改元され、最初の勤務日。システム系が無事に動作するかドキドキでしたが、今のところ大きなトラブルなどなくホッとしているところです。
それにしても、10連休が終わって職場に戻ると、何となく以前と同じリズムで仕事ができなくなっているのが不思議です。平常勤務の10日間なんてあっという間なのに。
そんな中、朝一で職場に電話。某出先部署から「連休中に停電があり、その後からインターネットにつながらない」と。まだリズムに乗れていない状況でしたが、四の五の言わずまずは現場に急行しました。
今回のケース、実は事前に現場の担当者がルータなどの電源入り切りを試してくれていました。それでも解決しないということでしたので、代替機を持ち込み、まずは障害が起きている場所の特定を試みます。案の定、クライアントPCはDHCPでIPアドレスを取得できなくなっていました。IPを手動で固定し、近場のプリンタへ、次はその先のスイッチへといった具合にPINGコマンドを打っていきます。すると、どうやら通信できなくなっているポイントは最後のスイッチからルータまでの間のようです。
ルータの設定を確認しようにも、ポートはVLANのTagOnlyに設定されていて、簡単ではありません。保守業者さんに連絡のうえ、WAN側から機器にアクセスしてもらいます。すると、予想に反して「問題なし」との結果が。
徐々に頭と体のリズムが戻ってきて、冷静に状況を確認。設定資料と現場の機器の状況を一つひとつ確認していきます。すると、本来であればVLANスイッチの5番~8番ポートに接続されていなければならないLANケーブルが3番に刺さっていることを発見。それだけではなく、光回線のセッションを分けるために設置しているHUBからもLANケーブルが外れていました。
ようやく原因が判明です。つまり、一番最初の障害は間違いなく停電に起因するシステムのハングだったのでしょうが、それを回復させようと現場の職員が電源を入り切りした時に誤ってLANケーブルを抜いてしまい、うち1本は元に戻したつもりが違うポートに差し込んでしまった、と。正しいポートに接続すると、PINGコマンドは元気に通り始めました。
原因がわかってしまえば笑い話ですが、正直、今回の件は解決できないかと思いました。「停電」「ハング」など、事前にもたらされた情報だけで機器の故障と判断せず、広く怪しんでみるということが大事なのだと再確認。連休明けによいリハビリになりました。
こんな場所だったのがトラブルの原因かも。今年度の課題がまた一つ・・・。
(投稿者:ちゅん)