指さし確認、ヨシ!

ども。
雪が解け、スキーから自転車に移行した担当ちゅんです。

移行といえば、当町でもネットワーク周りで移行に向けた案件が進んでいます。具体的にお知らせできることはまだ無いのですが、大きなネットワークの上位回線の切り替えとなることから、数か月前から関係各所との打ち合わせを繰り返しながら準備を進めてきました。

先日、その機器設置のために通信業者さんが作業のため来庁されました。新しい回線を引く側の業者さんでしたので初対面。で、こういうときにいつも楽しみにしているのが「流儀」が見られることです。この業界、特にインフラ系ともなればすごく狭い世界だと思いますが、やはり操作するのは人間であり、その方その方でやり方が違ったり、考え方も若干異なります。私はこの部分を「流儀」と呼んでいて、参考になる部分はマネをさせてもらっています。にわか仕込みのにわかSEにとっては、まさに生きた教材です。

今回の業者さんで特徴的だったのは、情報分野では珍しい?「指さし確認」です。一つ一つの動作を指さし確認して、時には「ヨシ!」と声も出ていました。工事現場などでは安全対策・事故防止のためにポスターが掲示されているのを見たことがあります。一説によると、声を出すという行為によって意識レベルが上がり、緊張感や集中力が高まるのだそうです。

人間、いくら注意していてもミスは犯してしまうものです。でも、この指さし確認によってそれを少しでも減らせるのであれば、情報分野であっても行う意味があります。設定を全て終わって「実行」ボタンを押す前に、「設定は全て合っているか、ヨシ!」とやれば、ついうっかりのミスを減らせるかもしれませんね。勉強になりました。

キーボード
「ちょっと待て そのエンターが 命取り」など標語も有効でしょうかね。

(投稿者:ちゅん)

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ネットワークにつながらないPC

ども。
PM2.5の濃度が高いせいなのか、八雲は靄がかかったような不思議な天候です。担当ちゅんです。

3月に入ったとたん、急に日程が過密になってきました。予定表を見てみると、ほぼ連日何らかの予定が入っている状況。年度末に近づいていることを実感します。
そんな中ですが、どうしても避けられない保守案件。本日は「ネットワークにつながらない」というPCが入院してきました。

そのPCはノート型で、通常時はWi-Fiを利用しています。現物を見てみるとWi-Fiには接続できているようでしたが、ステータスは「制限あり」となっていてインターネットに抜けません。確認すると、DHCPでIPアドレスを取得できていないようです。
原因を探るため、有線LANでも接続を試みますが結果は変わらず。アダプターの有効・無効の切り替えを行ったり、ipconfig /releaseを試したり色々と足掻いてみましたが、全て空振りに終わりました。もちろん、ネットワークそのものには異常はなく、他のPCは普通につながっています。

そうこうしているうちに私は次の予定の時間となり、臨席のおーるど氏に案件をバトンタッチ。そして席に戻ってくると万弁の笑顔で「直りました!」と。
どうやったのか聞きますと、どうやら症状をネットで調べているうちに次のコマンドを見つけたとのこと。

netsh interface ip reset
netsh winsock reset
netsh interface tcp reset

これをコマンドから管理者として実行すると、ばっちり直ったようです。内部的に何が効いたのかわかりませんが、私はてっきりアダプターの有効・無効でも同じことが起きると思っていました。大変勉強になったと同時に、臨席おーるど氏の成長が感じられる出来事でした。

netsh
「おまじない」として、このコマンドも覚えておこうと思います。

(投稿者:ちゅん)

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久々のWindows7

担当のおーるどです。

さて、3月に入りまして、いよいよ来年度に向けた準備が本格化する時期に突入しました。
普段の業務に加え、パソコン、各種アカウントの準備などなどやることがいっぱいで、いまから恐ろしいです。

そんな中、先日の案件ですが、とある部署から新たにソフトウェアを導入したいとの依頼が。
業務用パソコンにソフトウェアを導入するだけの仕事ではありましたが、念のため付属の説明を確認してから実施することに。
すると、対応OSの欄にMicrosoft Windows7 Professional、Microsoft Windows7 Enterpriceの文字が…。
それに加え、「Windows8以降は未対応のOSとなります」との記載も。
現在使用している業務用パソコンのほとんどがWindows10となっており、Windows7を搭載したパソコンは在庫があまりなく、いわばレアキャラということになります。
このような記載があった場合でも、動作するソフトウェアもありますが、万が一正常に動作しなかった場合のリスクを考えると説明書どおりに実施するのが確実。一応念のためWindows10での動作が可能か確認してもらうと、やはりだめとの回答だったので、。Windows7を搭載したパソコンを探してからのインストールとなりましたが、動作確認も無事終わり一件落着。

Windows7のサポートが終了まで残り1年を切った状況での登場ということもあり、操作などいろいろ戸惑いもありましたが無事解決できよかったです。
その中で、そもそも「サポートが終了」とはどういうことなのか、気になったため調べてみると、どうやらWindowsは出荷された後からも改良が進められ、リリース後の不具合や脆弱性が修正されたり、新機能が追加されることがあるようです。しかし、開発元の負担が続くことになるため、どのくらいの期間、改善や新機能の追加を続けるか決められているようで、その期間が終わることをサポートが終了するというようです。つまり、サポート期間であれば不具合や脆弱性は自動的に改善されますがサポート期間後に発見された不具合や脆弱性には無防備な状態が続くため危険な状態になってしますということです。
こういうことがないと調べる機会がないので勉強になりました。

 

個人的にはこっちのデザインが好きです。

(投稿者:おーるど)

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久しぶりの職員説明会

ども。
2月が終わってしまいます、なんということでしょう!担当ちゅんです。

先日、情報政策室としては久しぶりに職員説明会を開催する機会がありました。同僚のおーるど氏はこの部署に来て初めての大規模な会場設営。せっかくの機会なので、参加者集約や会場手配など事前準備の主担当になってもらいました。

通常の会議であれば机を出して椅子を並べ、スクリーンと液晶プロジェクターを用意すれば準備は完了。しかし、我々の実施する説明会ではパソコンを用意しなければならないので大変です。
参加者全員がパソコンを持ち込んで操作したのではネットワークが輻輳してしまう恐れがあるので、代表して数人に持ってきてもらうよう手配が必要です。今回の場合は3人で1台のパソコンを見てもらうことにしたので、バランスよく席についてもらうために全席指定です。
会場では電源の確保のため延長コードを床に張り巡らします。ネットワークは会議室のWi-Fiを利用できるのでLANケーブルは不要でしたが、同時接続数が多くなることで不安もあります。

そんな状況のなかで説明会がスタート。あらかじめトラブルが起きることは想定していましたが、やはり「パソコンが立ち上がりません」からはじまり、「クリックしても開きません」「画面がフリーズしました」などてんやわんやです。それでも、事前にしっかり準備をしていたので、代替のパソコンを起動させて交換するなど万全の対応。無事に・・・かどうかはわかりませんが、説明会を終了することができました。
肉体的にはさほど重労働ではなかったのですが、汗はびっしょりですし、どっと疲れがきました。緊張から解放された瞬間は「無」になってしまいました。

説明会開催
何の説明会だったのかはまた別な機会に

(投稿者:ちゅん)

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紙はいつまで?

先日、函館市にて開催された「RPAとAI-OCR」についてのセミナー(日本電信電話ユーザ協会様主催)に参加し勉強してきました。
昨今は「AI」「IoT」「ビッグデータ」といった新しい技術が「社会を変える」ですとか「3種の神器」などと言われ、これからのIT時代を象徴する単語として我々のような小規模自治体の情報担当の耳にさえ届く機会が増えてきました。一応、それぞれがどんな意味で、何を指し示す言葉なのかは大枠で理解はしているつもりですが「具体的に何に使えるのか」「使うことでどうなるのか」といったことについてはまだまだ知識不足。今は漠然と「すごいものだ」という認識程度ですので、よい機会になりました。

今回のテーマは、最初に書いた3種の神器でいうところの「AI」と「ビッグデータ」に関係していると思います。
まず、RPAというのは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の頭文字をとったもので、簡単に言えばルーチンワークを人間に代わりロボットが処理することを指します。身近な例だとExcelのマクロに近いのですが、あらかじめ業務のシナリオを作っておいて、その処理を実行すると面倒なあれこれをシステムが自動的に処理してくれるというもの。これに頭の良いスキャナ=AI-OCRが組み合わさることで「紙を機械がデータ化してシステム入力まで実行してくれる」という、夢のような仕組みになるという理解・・・で合ってますかね。

セミナーでは、実際にデモなども交えながら、私のような素人にもわかりやすく説明いただきました。特に印象に残ったのは「RPAはあくまで手段であり、それをうまく使いこなすかどうかはやはり人間の仕事」という点。どんなに優れた技術であっても、そもそも「どんな場面に有効なのか」といった入口の部分と「最終的にどうなるか」という出口の部分をきちんと整理しなければ、何の意味もないのだということを再認識しました。
我々の業界ではどうしても「まずこの技術を取り入れて、何ができるのかは後から考えよう」というところに陥りがちですが、それは大きな間違いなんですよね。

自治体の業務は、電子化が進んでいるとはいえまだまだ「紙文化」です。業務の効率化を考えていったときにはどうしても紙をどうするかという課題からは逃れられないのが実情。だからこそ、今回は「AI-OCR」の勉強をしに行ったわけですが、そもそも「紙はいつまで?」という疑問にぶつかります。そんなに遠くはない未来、いずれは全ての業務が電子化されるのだろうと想像すると、今は大きな意味で「過渡期」といえるのだろう、そんなことも真剣に考えてしまったセミナーとなりました。

ロボット
ロボットと言われるとついこんな感じのイメージをしてしまいます

(投稿者:ちゅん)

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