久しぶりの職員説明会

ども。
2月が終わってしまいます、なんということでしょう!担当ちゅんです。

先日、情報政策室としては久しぶりに職員説明会を開催する機会がありました。同僚のおーるど氏はこの部署に来て初めての大規模な会場設営。せっかくの機会なので、参加者集約や会場手配など事前準備の主担当になってもらいました。

通常の会議であれば机を出して椅子を並べ、スクリーンと液晶プロジェクターを用意すれば準備は完了。しかし、我々の実施する説明会ではパソコンを用意しなければならないので大変です。
参加者全員がパソコンを持ち込んで操作したのではネットワークが輻輳してしまう恐れがあるので、代表して数人に持ってきてもらうよう手配が必要です。今回の場合は3人で1台のパソコンを見てもらうことにしたので、バランスよく席についてもらうために全席指定です。
会場では電源の確保のため延長コードを床に張り巡らします。ネットワークは会議室のWi-Fiを利用できるのでLANケーブルは不要でしたが、同時接続数が多くなることで不安もあります。

そんな状況のなかで説明会がスタート。あらかじめトラブルが起きることは想定していましたが、やはり「パソコンが立ち上がりません」からはじまり、「クリックしても開きません」「画面がフリーズしました」などてんやわんやです。それでも、事前にしっかり準備をしていたので、代替のパソコンを起動させて交換するなど万全の対応。無事に・・・かどうかはわかりませんが、説明会を終了することができました。
肉体的にはさほど重労働ではなかったのですが、汗はびっしょりですし、どっと疲れがきました。緊張から解放された瞬間は「無」になってしまいました。

説明会開催
何の説明会だったのかはまた別な機会に

(投稿者:ちゅん)

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紙はいつまで?

先日、函館市にて開催された「RPAとAI-OCR」についてのセミナー(日本電信電話ユーザ協会様主催)に参加し勉強してきました。
昨今は「AI」「IoT」「ビッグデータ」といった新しい技術が「社会を変える」ですとか「3種の神器」などと言われ、これからのIT時代を象徴する単語として我々のような小規模自治体の情報担当の耳にさえ届く機会が増えてきました。一応、それぞれがどんな意味で、何を指し示す言葉なのかは大枠で理解はしているつもりですが「具体的に何に使えるのか」「使うことでどうなるのか」といったことについてはまだまだ知識不足。今は漠然と「すごいものだ」という認識程度ですので、よい機会になりました。

今回のテーマは、最初に書いた3種の神器でいうところの「AI」と「ビッグデータ」に関係していると思います。
まず、RPAというのは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の頭文字をとったもので、簡単に言えばルーチンワークを人間に代わりロボットが処理することを指します。身近な例だとExcelのマクロに近いのですが、あらかじめ業務のシナリオを作っておいて、その処理を実行すると面倒なあれこれをシステムが自動的に処理してくれるというもの。これに頭の良いスキャナ=AI-OCRが組み合わさることで「紙を機械がデータ化してシステム入力まで実行してくれる」という、夢のような仕組みになるという理解・・・で合ってますかね。

セミナーでは、実際にデモなども交えながら、私のような素人にもわかりやすく説明いただきました。特に印象に残ったのは「RPAはあくまで手段であり、それをうまく使いこなすかどうかはやはり人間の仕事」という点。どんなに優れた技術であっても、そもそも「どんな場面に有効なのか」といった入口の部分と「最終的にどうなるか」という出口の部分をきちんと整理しなければ、何の意味もないのだということを再認識しました。
我々の業界ではどうしても「まずこの技術を取り入れて、何ができるのかは後から考えよう」というところに陥りがちですが、それは大きな間違いなんですよね。

自治体の業務は、電子化が進んでいるとはいえまだまだ「紙文化」です。業務の効率化を考えていったときにはどうしても紙をどうするかという課題からは逃れられないのが実情。だからこそ、今回は「AI-OCR」の勉強をしに行ったわけですが、そもそも「紙はいつまで?」という疑問にぶつかります。そんなに遠くはない未来、いずれは全ての業務が電子化されるのだろうと想像すると、今は大きな意味で「過渡期」といえるのだろう、そんなことも真剣に考えてしまったセミナーとなりました。

ロボット
ロボットと言われるとついこんな感じのイメージをしてしまいます

(投稿者:ちゅん)

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任期中最後の企画運営部会

ども。
出張中にお金を落とした担当ちゅんです。ついてませんね。

何の出張かというと、今任期中最後となった「HARP協議会企画運営部会」出席のため札幌へ。議題の中心はやはり「情報セキュリティ対策」となりますが、13時30分から17時まで、数分の小休憩のみでほぼびっちり議論。講義をただ聞いて帰ってくるような会議ではなく、終始ガチンコで討論なのでものすごくパワーを使いますが、その分だけ得られるものは大きいです。

今回の部会で議論された中では「セキュリティクラウドに参加できなかった学校や病院といった部門のネットワークをどうするか」といった部分に多く時間が割かれました。自治体のネットワークは、いわゆる強靭化事業によりインターネットとLGWANが分割され、インターネット接続については都道府県単位に設置した「セキュリティクラウド」を玄関口にして集約化のうえ集中的にセキュリティ対策を行う方法がとられています。しかし、その際に対象から外れていた部署のネットワークは従前通りの運用が必要で、当町もそうですが2種類のネットワークが存在することで2重経費となってしまっています。加えて、対象外ネットワークのセキュリティ対策はそれぞれの自治体の運用方針にゆだねられているので、自治体間で濃淡ができてしまっていることも課題です。

企画運営部会ではこれら対象外ネットワークの対策として「第2のセキュリティクラウド」を構築できないか、しかもそこを共同利用することで経費を抑えられないか、ということを1年かけて議論されてきました。
今回、方向性として一定の結論は出ましたが、具体的な対策は新年度から。やはり大きな課題として「コスト」の面は避けて通れず、さらに「自治体間で濃淡」の部分もどのように解決していくのか、そういった部分についてはこれからの取り組みになっていきます。いずれにしても「黙ってても誰かかそのうちどうにかしてくれるだろう」という話ではなく、それぞれが危機感をもって主体的に考えていかなければ解決は難しいだろうと思います。

さて、部会終了後は毎回恒例の「情報交換会」。私からもいくつか聞きたいことを持ち込み、色々な方と情報交換できました。ついでに、同じ地域から部会員として参加されている方々と「次回以降の部会員の選出方法」なども協議。深夜までびっちり議論が続いて、宿についたころにはクタクタになってしまいました。お金は落としましたが、その分だけ得るものも大きかったです・・・泣。

会議中の風景
一年間、たいへんお世話になりました。来年度も・・・?

(投稿者:ちゅん)

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ドライバの更新に手間取る

本日、ちゅん氏が出張により不在のためブログの代打を頼まれました。
担当おーるどです。

さて、ここ最近はあまり外勤もなく自席にて来年度に向けたパソコンの準備とスキルアップの期間として時間を有効活用させてもらっています。
ほぼ知識のない中、この部門に異動してきたということもありこういう期間があるのは個人的にはとてもありがたいです。
本日も今後配備する予定のパソコンを準備していました。おおまかな手順は決まっているためそれに沿って作業を実施することになります。OSのセットアップ、デバイスドライバの更新、プリンタドライバのインストール・・・等々を行っていきます。
その中でデバイスドライバの更新作業がどうも苦手で、うまくいかないことが度々...。
不足しているデバイスドライバを見つけて更新する作業なのですが、この作業を行わないとデバイスが認識されないことがあり、機能が使えない場合もあるとか。インターネットに接続可能な環境であれば自動で更新することができるのですが、業務用パソコンはインターネット接続ができないため自分でドライバを探して割り当てる必要があります。どうもこの探すという行為が下手らしく1回で不足しているものすべてにドライバを割り当てることができないことが度々ある状況です。今回も案の定うまくいかず、何度か探しては割り当て探しては割り当てを繰り返しなんとか完了。調べながらの作業で時間がかかっている状況ですが、色々と学んだ知識を、いずれはブログ内で情報お届けできるよう頑張りたいと思います。

作業中は常にこんな感じです。

(投稿者:おーるど)

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自分たちのブログで解決方法を見つける

ども。
徐々に気温が上がってきて、春が待ち遠しい担当ちゅんです。

最近、このブログの読者様から「保守案件ばかりですね」と言われました。ですが、本日も保守の話題です。仕方がありません、実質「保守案件ばかり」なのですから・・・。

教育委員会から「某学校のノートPCが起動しなくなった」と連絡がありました。電話で症状を聞いただけで天を仰ぎたくなるような状態。「電源ボタンを押すと、黒画面に白文字で『No Bootable device』と表示される」とのこと。

「起動しようとしたら、起動できる装置が見つかりません」という内容。この時点で障害箇所はDISKか、はたまたそれを制御するSATA、つまりボードということが想定できます。どちらに転んでも修理対応が必要となり、しかもそのPCは3年保証の4年目。ギリギリ保証対象外ということで、故障個所によっては「修理するより買った方が安い」という話になりかねません。最も厄介な案件のひとつです。

職場にPCが到着し、臨席のおーるど氏が状況を確認します。どうやら全く起動しないわけではなく、タイミングによっては通常起動できるようです。ひとまずDISKを交換して様子を見ましたが、症状は変わらず。この時点で障害箇所がDISKではないという話になってきます。
次に起動するときとしないときで何が違うのかを調べると、起動できないときはBIOSがおかしいということに気がつきました。具体的にはBIOSのファームウェアバージョンが「Unknown」、シリアルナンバーが「123456789」となってしまい、BIOSの段階で起動に失敗しているのが濃厚となります。

ここでやむなくネットで検索。すると・・・

八雲町情報政策室ブログ:CMOSクリア

まさかの「自分たちのブログで解決方法を見つける」というミラクル。というか、この記事は2017年に前々任者の「ふろんと氏」が書いていた記事だったので、すぐに電話で本人に確認。すると、見事に今回のPCと当時のPCがほぼ一致。同一機種が同じトラブルで2度目の入院という、なんともきな臭い話になってしまいました。
しかし、当時の解決方法である「CMOSクリア」を試すと、やはり症状は改善するようで、手前味噌ではありますが「なかなかやるな!」と思いました。
今回の件、根本的にその個体に何かあるのだろうとは思いますが、そもそも4年も使ってきましたので、とりあえずあと数年、だましだまし使ってもらうことがベストだと考えています。

SS
前回の記事に使っていたスクリーンショット。まったくそのままでした。

(投稿者:ちゅん)

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