リモコン電池切れ

ども。
3月が過ぎ去るスピード感はスリリングですね、担当ちゅんです。

先日からサーバ室での作業が続いています。昨日は「本物のSE」が来庁され、夜な夜なネットワーク切り替えの業務が行われました。

それにしても、サーバ室は寒いです。サーバ等から排出される熱により機器が熱暴走しないよう、常時クーラーが稼働している状況ですが、真下で作業をしていると体の芯から冷えていきます。業者さんもがっちり上着を着込んでおりましたが、作業が長時間に及び、徐々に衰弱していくような感覚に陥りました。

普段は無人となる部屋なのでクーラーは常時稼働ですが、作業中は室温の管理が可能です。そんな判断からクーラーを一時的に停止し室温を上げようと思ったのですが、ここで重大な問題に気がつきました。なんと、クーラーのリモコンの電池が空になっていたのです。これでは、何らかの要因によりクーラーの電源がオフになってしまった場合、再度電源をオンにすることが不可能です。これが仮に災害時であれば大変な問題になるところでした。

不幸中の幸い、すぐに電池を入れ替えることとして、クーラーの電源はオフにできました。
昨今の情報機器は、不具合が発生しそうになるとアラームが発生するなど事故を未然に防ぐ機能を搭載されていることが多いです。しかし、今回のリモコンのように、定期的に目視にて確認しなければ把握できないものもあります。森羅万象、全ての事柄について万全を期することは難しいかもしれませんが、今回のようなことを教訓にして、一つひとつ改善していかなければならないと思います。

リモコン
偶然に気が付くことができて助かりました

(投稿者:ちゅん)

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貴重な経験

ども。
2月の本ブログトップページへのアクセス数が当町ウェブサイトのトップページに肉薄して焦っている担当ちゅんです。ついに逆転する日が来るか・・・。

本日はサーバー室で機器の設置業務を行いました。通常であれば業者さんが行うような仕事ですが、打ち合わせをしている中で色々とありまして「わざわざ来なくてもこちらでやりますよ」としたもの。いつも感じますが、片道数時間かけて来庁され、ラックに機器を取り付けしてLANケーブルを接続するだけの仕事は恐縮です。もちろん、その後の設定が必要なものはこうもいかないのですが、今回は接続さえしてしまえば外部からコントロールが可能。万が一、設置に問題があってもやり直しが可能なのです。
※とはいえ、じゃあ機器設置時に何か起きた場合、それは誰の責任なのかとなると難しい話ではあります。あくまでケースバイケースですね。

こうなると、我々にとっては「経験」という名の財産を得るチャンスです。臨席のおーるど氏はこの部署に配属になりまだ半年に満たないという状況。ラックに機器を取り付けるのも、LANケーブルを引き回すのも初めてです。せっかくなので、私はあまり手を出さずに、彼にやってもらうことにしました。

スイッチが稼働しているサーバーラックからLANケーブルを引いていき、別なラックの底面を経由して目的地まで。やることは単純なのですが、稼働中の機器の配線に細心の注意を払いながら、慎重に作業しなければいけません。私は過去、同じような業務をしていて誤ってスイッチの電源ケーブルを抜き、ネットワーク障害を発生させてしまった経験があります。「障害理由:電源ケーブルが抜けました」だけは絶対に避けなければなりません。

それでも、基本手先が器用な彼はスルスルと線を引き、あっという間に目的地に到着。最後のコネクタ成端だけは私が受け持ち、無事に任務完了となりました。
サーバーラックの中に手を突っ込んだ瞬間は、なんとも嫌な感じになるものですが、そんな貴重な経験ができてよい機会になったと思います。全てが完了するまでに要した時間は1時間足らず。そしてこの後の設定は業者さんにお任せです。やはりこの作業だけで丸一日かけて頂くのは恐縮だな・・・と思うのでした。

ケーブル
こんなところに手を突っ込みたくはないですよね

(投稿者:ちゅん)

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指さし確認、ヨシ!

ども。
雪が解け、スキーから自転車に移行した担当ちゅんです。

移行といえば、当町でもネットワーク周りで移行に向けた案件が進んでいます。具体的にお知らせできることはまだ無いのですが、大きなネットワークの上位回線の切り替えとなることから、数か月前から関係各所との打ち合わせを繰り返しながら準備を進めてきました。

先日、その機器設置のために通信業者さんが作業のため来庁されました。新しい回線を引く側の業者さんでしたので初対面。で、こういうときにいつも楽しみにしているのが「流儀」が見られることです。この業界、特にインフラ系ともなればすごく狭い世界だと思いますが、やはり操作するのは人間であり、その方その方でやり方が違ったり、考え方も若干異なります。私はこの部分を「流儀」と呼んでいて、参考になる部分はマネをさせてもらっています。にわか仕込みのにわかSEにとっては、まさに生きた教材です。

今回の業者さんで特徴的だったのは、情報分野では珍しい?「指さし確認」です。一つ一つの動作を指さし確認して、時には「ヨシ!」と声も出ていました。工事現場などでは安全対策・事故防止のためにポスターが掲示されているのを見たことがあります。一説によると、声を出すという行為によって意識レベルが上がり、緊張感や集中力が高まるのだそうです。

人間、いくら注意していてもミスは犯してしまうものです。でも、この指さし確認によってそれを少しでも減らせるのであれば、情報分野であっても行う意味があります。設定を全て終わって「実行」ボタンを押す前に、「設定は全て合っているか、ヨシ!」とやれば、ついうっかりのミスを減らせるかもしれませんね。勉強になりました。

キーボード
「ちょっと待て そのエンターが 命取り」など標語も有効でしょうかね。

(投稿者:ちゅん)

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ネットワークにつながらないPC

ども。
PM2.5の濃度が高いせいなのか、八雲は靄がかかったような不思議な天候です。担当ちゅんです。

3月に入ったとたん、急に日程が過密になってきました。予定表を見てみると、ほぼ連日何らかの予定が入っている状況。年度末に近づいていることを実感します。
そんな中ですが、どうしても避けられない保守案件。本日は「ネットワークにつながらない」というPCが入院してきました。

そのPCはノート型で、通常時はWi-Fiを利用しています。現物を見てみるとWi-Fiには接続できているようでしたが、ステータスは「制限あり」となっていてインターネットに抜けません。確認すると、DHCPでIPアドレスを取得できていないようです。
原因を探るため、有線LANでも接続を試みますが結果は変わらず。アダプターの有効・無効の切り替えを行ったり、ipconfig /releaseを試したり色々と足掻いてみましたが、全て空振りに終わりました。もちろん、ネットワークそのものには異常はなく、他のPCは普通につながっています。

そうこうしているうちに私は次の予定の時間となり、臨席のおーるど氏に案件をバトンタッチ。そして席に戻ってくると万弁の笑顔で「直りました!」と。
どうやったのか聞きますと、どうやら症状をネットで調べているうちに次のコマンドを見つけたとのこと。

netsh interface ip reset
netsh winsock reset
netsh interface tcp reset

これをコマンドから管理者として実行すると、ばっちり直ったようです。内部的に何が効いたのかわかりませんが、私はてっきりアダプターの有効・無効でも同じことが起きると思っていました。大変勉強になったと同時に、臨席おーるど氏の成長が感じられる出来事でした。

netsh
「おまじない」として、このコマンドも覚えておこうと思います。

(投稿者:ちゅん)

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久々のWindows7

担当のおーるどです。

さて、3月に入りまして、いよいよ来年度に向けた準備が本格化する時期に突入しました。
普段の業務に加え、パソコン、各種アカウントの準備などなどやることがいっぱいで、いまから恐ろしいです。

そんな中、先日の案件ですが、とある部署から新たにソフトウェアを導入したいとの依頼が。
業務用パソコンにソフトウェアを導入するだけの仕事ではありましたが、念のため付属の説明を確認してから実施することに。
すると、対応OSの欄にMicrosoft Windows7 Professional、Microsoft Windows7 Enterpriceの文字が…。
それに加え、「Windows8以降は未対応のOSとなります」との記載も。
現在使用している業務用パソコンのほとんどがWindows10となっており、Windows7を搭載したパソコンは在庫があまりなく、いわばレアキャラということになります。
このような記載があった場合でも、動作するソフトウェアもありますが、万が一正常に動作しなかった場合のリスクを考えると説明書どおりに実施するのが確実。一応念のためWindows10での動作が可能か確認してもらうと、やはりだめとの回答だったので、。Windows7を搭載したパソコンを探してからのインストールとなりましたが、動作確認も無事終わり一件落着。

Windows7のサポートが終了まで残り1年を切った状況での登場ということもあり、操作などいろいろ戸惑いもありましたが無事解決できよかったです。
その中で、そもそも「サポートが終了」とはどういうことなのか、気になったため調べてみると、どうやらWindowsは出荷された後からも改良が進められ、リリース後の不具合や脆弱性が修正されたり、新機能が追加されることがあるようです。しかし、開発元の負担が続くことになるため、どのくらいの期間、改善や新機能の追加を続けるか決められているようで、その期間が終わることをサポートが終了するというようです。つまり、サポート期間であれば不具合や脆弱性は自動的に改善されますがサポート期間後に発見された不具合や脆弱性には無防備な状態が続くため危険な状態になってしますということです。
こういうことがないと調べる機会がないので勉強になりました。

 

個人的にはこっちのデザインが好きです。

(投稿者:おーるど)

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