windowsパスの限界

本日は、新規採用者、移動者のパソコンの準備等でバタバタしておりました。
担当おーるどです。

さて、先日あった案件についてですが、とある部署から「ファイルをファイルサーバー内の、いま置いているフォルダから別のフォルダに移動させると開けなくなるんだけど」との連絡がありました。
私自身この部署に来て、初めての案件だったため、実際に操作をしてもらい状況を確認することに。
すると、電話にて連絡のあったとおり「ファイルにアクセスできませんでした。」との表示が…。
「これは、見たことないなー」と思いながらも、試しにデスクトップにコピーして開けるか確認すると、これは、問題なく開くことができる。
つまり、デスクトップ上では開けるが、ファイルサーバー内の特定のフォルダ内では開くことができない、この2つのヒントをもとに解決策を調べることに。
すると、意外にもすぐに答えにたどり着きました。
原因は、どうやらwindowsの絶対パスでフォルダ名+ファイル名が長すぎたため、制限がかかってしまい開くことができなくなったしまったようです。
原因が分かれば対応は簡単で、ファイル名と細かく分かれているフォルダ名を短く変更することで、問題なく移動先のフォルダでも開くことが可能となりました。
解決後もいろいろと調べてみると、windowsパスの文字数は「259文字」までのようで。
今回のようにファイルサーバーを利用している場合、普段の業務内容ごとや案件ごとにフォルダを細かく分け階層が深くなればなるほど、「259文字」の制限を超えてしまい、今回のような状況になってしまうようです。
個人的には、新たな発見があり勉強になった案件となりました。

ちなみに、ファイル名は「255文字」まで設定できるようです。

(投稿者:おーるど)

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目には見えない残り回数

ども。
寒いよりも暑い方が断然好きな担当ちゅんです。

先日、某所にある特定業務目的の端末が頻繁にフリーズするとの連絡を受けました。そうです、また保守案件です。

一般的な業務に利用している情報系PCであればそんな状態の端末はすぐに交換し、回収したあとはシステムをリカバリーするか程度によってはHDDを交換してしまうのですが、今回はそうもいきません。特定業務に使っていて、システムのセットアップを行うためには数々の設定が必要。しかもIPアドレスなど通信の設定も我々ではない別な組織が管理していて、単純にはいきません。なにより、過去のデータがローカルディスク内に保存されているので、それをバックアップして元に戻すのが大変です。

ひとまず、フリーズの原因を探ってみます。PCを起動し、まずは何から調べようかとマウスを操作しだしたところ、さっそくフリーズ。何の操作も受け付けずにがっちりと固まってしまいました。「これ、もはやダメなのでは?」と思いましたが、電源ボタン長押し=強制終了し、もう一回だけチャレンジ。今度は無事にイベントビューアーの実行まで行き着きました。すぐにWindowsのシステムログを確認すると、やはり。出るわ出るわ「DISK」のエラー。ある意味では原因が明確でホッとする瞬間です。

ですが、いつまでもホッとしてもいられません。いつ完全に止まってしまうかわからないので、急ぎ端末を回収。別なHDDにディスクのクローンを作成します。HDDが物理的に故障してしまった場合、私は「目には見えない残り起動回数」が設定されていると思うようにしています。つまり、「今回の起動が最後かもしれない」と常に想定しなければ、その目には見えない残り回数がゼロになり、二度と起動しなくなる、と。過去の経験上、それで泣かされたことが何度もあります。

今回はギリギリセーフ。無事にディスクのクローンが出来上がり、最後の仕上げでスキャンディスクをかけて保守案件終了となりました。特定業務目的の端末では、未だにローカルディスク内にデータを保存する仕様が残っていますが、それを保守する立場からすればご勘弁願いたいと思うのでした。

DISKのエラーここまで派手に壊れるのも珍しいです

(投稿者:ちゅん)

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スイッチの故障?それとも・・・

ども。
このブログに引っ越してから、また読者が増えているような気がする担当ちゅんです。いつも本当にありがとうございます。

本日も保守案件。某学校から「教室でインターネットにつながらない」と連絡を受けました。その学校は各教室に無線APが設置されているのですが、特定の教室のみつながらないそうです。この時点ですぐに試してみたいことは無線APの電源入り切りです。早速、学校の事務官さんにその旨を依頼。しかしあえなく撃沈。なぜなら無線APは鍵付きのセキュリティケースに入れられており、その鍵は我々が持っているという・・・。現場に急行です。

状況の確認を始めましたが、やはりインターネットにはつながらないようです。問題の鍵付きケースを外して電源を入り切りするも状況は変わらず。しかし、無線APからWi-Fiの電波自体は正常に発信されているようです。
こうなると次に怪しむのは上位のスイッチ。もしかしたらポート単位で故障しているのかもしれませんので、正常に通信できる教室に向かっているポートとLANケーブルを「ばくりっこ」してみます。

こういう保守案件の時は、臨席のおーるど氏と電話をつなぎながら作業しているのですが、電話先から「PING通りました!」と明るい声が聞こえ、やはり故障はスイッチだと断定。通信できないポートが特定できたので、そのポートを使わないようLANケーブルをつなぎなおしてひとまず一件落着・・・かと思ったのですが、おーるど氏と合流してPCの画面を見ると、通っていたはずのPINGがタイムアウトしています。その後、いくらLANケーブルをばくりっこしようと、二度とPINGは通りませんでした。がっかり。

こうなると故障しているのは無線APということになります。急ぎ代替の無線APにコンフィグを流し、壁面に取り付け。LANケーブルを接続すると無事にPINGが通りはじめ、Wi-Fiでのインターネット接続も復旧しました。こんなことなら、すぐに無線APを交換すればよかったと思うのですが、なぜか1回こっきり復活してしまうPINGに惑わされました。下位は問題ないけど上位に抜けないというトラブル。壊れるならいっそ電源が入らなくなるとか、そのくらいわかりやすく壊れてほしいものです。

ほこりだらけこんなに埃だらけだと壊れても仕方がないと疑ってしまいますよね

(投稿者:ちゅん)

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バカハブのB

ども。
このところ仕様書の作成しかしていない担当ちゅんです。

そんな仕様書の中で「ハブの調達」というのがありました。型番指定ではなく仕様で調達をかけますので、項目として「ポート数」や「インターフェース」などが並び、それぞれ「8ポート」「1000BASE-T」などと仕様を書いていきます。これをもとに調達をかけますので、意味合いとしては「最低でもこの仕様を満たしていればどんなメーカーのハブでもいいですよ」ということになります。

ですが、この業界のことを知っている方はご存じのとおり、一口に「ハブ」と言っても値段は月とスッポン。しかし、あくまで仕様だけで見れば、その月もスッポンも同じことができるとされていますので、価格が安価であることだけで調達してしまうと大変なことになります。例えば、同じ革を使って同じ工場で生産された製品でもノンブランド品か一流ブランド品かでゼロの数が違ってくるのと同じです。
なので、あえて「この仕様書で示しているハブは例としてこういった型番の製品です」と『参考型番』を示すことにしました。

さっそく数社のカタログを見比べながら、ハブの調査を始めました。1社目、2社目と同じ価格帯のラインナップを見つけ、それを参考型番として記載。そして3社目に取り掛かったとき、「んん~!?」と唸ってしまいました。
スペック上、どう見ても大差ないのに、「xxB」「xxC」と、別な型番が付されたハブが並んで掲載されており、なぜか価格が倍近く違います。どちらを参考とすべきか悩んだ・・・というか、違いが全く分からないので、思い切ってメーカーの営業さんに電話してみました。

すると、回答が面白く「営業の立場としては『xxC』をご購入いただきたい」とされ、「『xxB』というハブは昔から販売しているものですが、今は『xxC』に世代交代しています。なので早くカタログから落とすべきだと私は思っています」と。つまり、「xxB」が倍近く高いのは特に意味はない、ということです。こんなにぶっちゃけで話してくれる営業さんも珍しいです。さらに、こちらは聞いてもいないのに「ちなみに・・・」と話し始め、「『xxB』のBはバカハブのBです」と。すごく面白い方で、その後も少しだけ情報交換をさせていただき、電話を切りました。

型番のBの意味はバカハブのB。この言葉が妙に頭に残りましたが、よく考えてみればそのハブだってMACアドレスを学習する「スイッチングハブ」であり、私が知っているバカハブである「リピータハブ」ではないのです。最近では「インテリジェント」か「ノンインテリジェント」かの区別で「バカ」を使うようになったのでしょうか、という素朴な疑問が残りました。加えて、「では『xxC』のCは何なのか」と。もう少し話を聞いてみたいです!

バカハブのBどうみても「バカハブ」ではない「バカハブのB」のスペック

(投稿者:ちゅん)

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RemoteAppの文字入力不具合

ども。
にわかの限界を感じることが多い担当ちゅんです。

このところ解決できない事案が多くて困っています。冒頭、お願いしておきますが本日の記事は「本物のSE様」の降臨をお待ちする内容です。ぜひコメント欄にて我々をお救いください!

最近、RemoteAppで利用しているIE(インターネット接続)の動作がおかしくなって困っています。具体的にいえば、セッションが確立された直後にGoogleなどの検索エンジンを開き、文字入力を行おうとすると十数秒くらいフリーズしてしまうという症状。初回の文字入力がフリーズするだけで、2回目以降の入力は通常通り行えるという不思議な現象です。

実はこの現象、私が自席で使っている業務用PCではかなり前から出ていました。先日、ちょっとしたきっかけで「そういえば、みんなのPCもこういう現象出る?」と聞くと「それ、いつもです」「イライラしますよね」という反応が返ってきました。みなさん、おかしいとは思いながらも我慢して使ってくれていたということですよね。情報システム担当として申し訳なく思います。

ということで、原因の調査に着手。まずは臨席のおーるど氏がパターンを変えながら検証を始めました。そもそも、Windows 10端末からRemoteAppに接続するとき、IMEはクライアントPC側のものを使っているのか、はたまたサーバー側のものを使っているのか。こういう初歩的なところから調べていく必要がります。一つ一つ、たとえば学習内容を消去してみたりして色々と試していますが、「気持ち改善したかな」という程度の変化は見られても、抜本的な解決になっていない・・・ような気がしています。今のところ全く原因がつかめません。

いずれにしても、何か原因はあるはずなのですが、こういう時に大人数で使っているRDS環境は厄介です。気軽に設定を変えてみたり、プロファイルを削除してみたりといった「トライ&エラー方式」の対策が取れないからです。「おそらくこれでしょう」と決め打ちしたら、覚悟を決めて一撃必殺するしかないという苦しい状況。もし、この現象に身に覚えがある方がいらっしゃいましたら、アドバイスください。よろしくお願いいたします。

IMEここが怪しいとは思っているのですが・・・

(投稿者:ちゅん)

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