夏休みの宿題 その4

ども。
例年9月は災害が多い傾向にありますが今年は何事もないことを祈っている担当ちゅんです。

ようやく折り返し地点を迎えたような気がする教育用PCのSSD化。本日もせっせと励んでいます。
3校目ともなり、手順はすっかり慣れました。事前の仕込み作業も徐々にクオリティが上がり、現場でディスク交換を行ってからの作業はかなり少なくて済むようになりました。

しかし、だからといって早く終われるかといえばそうではないのが現場作業の恐ろしいところ。やはり想定外が発生しました。
今回の学校では、PC教室でNASを利用していました。このNAS、調べてみるとなんと10年前に導入したもの。今まではノートラブルで運用できているとはいえいつか必ず壊れますので、今回のディスク交換作業と併せてNASのデータも別なファイルサーバに引っ越してしまおうと計画していました。

学校に到着したらすぐ古いNASから新しいファイルサーバにデータのコピーを開始して、その間にディスク交換作業を行う作戦。新しいPC環境では新ファイルサーバへのショートカットをあらかじめ用意しておいたので、すぐに利用が開始できる算段でした。
しかし、コピーをし始めてみて愕然としました。なんとデータのサイズが「25GB」もありました。Windowsがはじき出したコピーの終了時間は「あと9時間」とされていて、天を仰ぎました。

小学校のPC室だと思って甘く考えていました。先生と会話をしましたが、今どきの小学生は授業の中でなんと「動画編集」をやっているみたいです。すごい時代です…。それならば25GBも容量があることは納得ですし、そもそもWAN越えでのファイルサーバ利用は危険。しかたがなく、もともとのNASを利用するようにショートカットを作り直し、NASの耐用期間問題は宿題として持ち帰ることになりました。
現場での作業ではなるべく持ち帰りの課題を作りたくないのですが、なかなかうまくいかないものです。精進が足りないということでしょうね。

作業中の風景問題のNAS越しに見るおーるど氏(心の俳句)

(投稿者:ちゅん)

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まだまだ勉強

8月最後の投稿となります。
月末担当のおーるどです。

さて、今週1週間は、月曜日から某小学校の無線APが故障したり、某小学校のSSDの交換作業をしたりとなにかと外勤続きの1週間でした。
そんな中での今回発生した案件についてなのですが、OS標準の付箋アプリ「Microsoft Sticky Notes」が起動しなくなるという現象が発生。
庁舎内の案件だったということもあり、端末を回収させていただき調査を開始することに。すると、「Microsoft Sticky Notes」だけでなく他のOS標準アプリも起動しないという状態…。
とりあえず、初めての案件だったため手当たり次第に解決策を調べてみることに。
OSの標準アプリは「Microsoft Store」からインストールが可能ということが分かったのですが、肝心の「Microsoft Store」も起動しない。それらしい項目はいくつかあり、コマンドプロンプトから実行してみたりなど試みましたが「Microsoft Store」のアンインストール、再インストールもうまくいかず手詰まりとなってしまい申し訳ないと思いながら今回は「ギブアップ」ということで一度端末を返却することにしました。

そもそも考え方が違うのか、意外と初歩的な部分で思い違いをしているのか、わからないとこだらけだなと思いながらも、まだまだ勉強がたりないということだと思い、ブログにて解決策を求めつつ、引き続き調査をしていきたいと思います。

(投稿者:おーるど)

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夏休みの宿題 その3

ども。
先週末、札幌から八雲までロードバイクで走破するという暴挙に出た担当ちゅんです。足腰がまだ痛いです。

そんなスポーツも夏にしかできませんが、我々に残された夏休みの宿題はまだまだ山積みです。本日も某小学校を訪問して、せっせとSSD化に励みました。

それにしても、なぜ現場では想定外なことばかり起きるのか、不思議に思います。順調に作業が進めば3時間、いや2時間半くらいで作業を終えられると思っていましたが、どうしてもうまくいきません。
今回はなぜかWindowsのライセンス認証が通らない不具合に遭遇し、これで30分程度時間をロス。あれこれ試しても埒が明かずに諦めかけていると、突然全台の認証が通るという謎。何をした訳でもなく時間が解決したのですが、本当に迷惑千万です。(たぶんネットワーク周りだとは思いますが)

さらに、作業を進めていくとなぜかブートに失敗している端末が。あれこれ試しながらWindowsの起動まではするようになりましたが、動くのはマウスカーソルだけでスタートメニューすら開けない状況。もしかしたらディスクのクローン作成に失敗したのかもしれないと思い、現地にて再度イメージ展開を試みますが、ついにディスクを認識しなくなりゲームセット。この筐体にはおそらくディスク以外にも不具合が存在している可能性があり、職場に持ち帰るという判断に。これ、断腸の思いです。なぜなら無事に直った場合、再度その学校を訪問しなければならず、それこそ大幅な時間ロスになってしまうから。仕方がありませんが、残念でした。

最終的にはとりあえず使ってもらえる状況にまでは仕上げられましたが、一部、作業を残して帰ってきてしまいました。いつもは和気あいあいとした帰りの車の中も、どんよりとした重たい空気とため息ばかり。口を開けば「疲れた」としか言葉が出てきませんでしたが、少しずつでも確実に前進していかなければ、夏休みどころか冬休みになってしまいそうで怖いです。頑張ります。

作業中の風景
すごくシュールな写真ですが、こんな感じで黙々と作業しています。

(投稿者:ちゅん)

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Windows10でWake On LANが動かない

ども。
8月が終わってしまいますね、担当ちゅんです。

本日の記事は長文です。申し訳ありません。
先日から手掛けている教育用PCのSSD化ですが、一般的なPCとは違うところに「授業支援ソフト」の導入というのがあります。先生用PCから生徒用PCを一斉に操作したりできるもので、これがないと授業ができません。このソフトは通常、PCの導入時に業者さんが設定してくれるもので私は一から展開したことがありませんでした。今回は全てを自営で行っているので再導入も自分でやらなければなりません。

ですが、やってみれば特に難しい設定はありませんでした。セットアップディスクから機能をインストールしていくだけで、あっさりとリモート操作が可能になりました。やればできるものです。
このソフトが動作するようになると、生徒用PCの設定作業の効率はグンと上がります。40台あるPCを全台同じように動かしながら、設定などを行っていきます。

全ての作業を終え、最終チェック。授業支援ソフトから生徒用PCを一斉にシャットダウンしてみます。見事、全てのPCの電源が切れました。次に一斉に起動してみます・・・が、これがうまく動きません。PCの電源をオフの状態からオンの状態にするにはPCの「Wake On LAN(WOL)」という機能を使うのですが、電源を切ったPCのNIC(LANケーブルの差込口)を見てみるとランプが消灯しており通電していないようです。これではいくら電源オンの信号(マジックパケット)を投げても電源など入りません。

ちなみに、BIOSの設定ではちゃんとWake On LAN関係の機能はEnabledにしてありましたし、ありがちなミスであるWindows10の「高速スタートアップ機能」は無効にしてありました。そうなると怪しいのはデバイスのネットワークアダプタ。デバイスマネージャからネットワークアダプタのプロパティを開き、詳細設定を確認してみます。しかし、いくら探してもWOLの設定らしきものは見当たりません。当たり前ですがドライバ自体はWindows10が標準で持っているものでちゃんと認識しています。

ここからが解決編です。実は、その「Windows10が標準で持っているドライバ」こそが大きな罠でした。このドライバ、普通に使えますし通信するだけならば何の問題もないのですが、WOLを使おうとした場合は設定ができない仕様です。
結局、Intelのサイトからドライバをダウンロードし、これを導入することでようやくWOLの設定が現れました。片っ端から「有効」にしてPCをシャットダウンしてみると、ちゃんとNICにランプが点灯し、WOLも動作するようになりました。気をつけなければならない点としては、Intelのサイトにあるドライバはバージョンによって対応しているアダプタが異なります。今回のケースでは最新版のドライバではインストールできず、少し前のバージョンに意図的に落とす必要がありました。
※ちなみに、標準ドライバのNICの設定の中にVLANが無い理由もこれと同じみたいです。

電源オフ時のハードウェアの動作って、私はてっきりBIOSがつかさどっているものとばかり思っていました。Windows上でドライバを入れ替えることでWOLの動作が変わるという点は驚きでした。古いパソコンをリビルドしてWindows10にするときにはドライバには気をつけましょう。

WOLドライバを入れ終わった後のNIC。ちゃんとランプが点灯していますね。

(投稿者:ちゅん)

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夏休みの宿題 その2

ども。
徐々に日が短くなり、夏が終わったことを実感している担当ちゅんです。

ですが、我々にはまだまだ夏休みの宿題が残っています・・・。本日から2校目となる教育用PCのSSD化に着手しました。まずは次なる対象校からマスターを作成すべく、臨席おーるど氏にPCを運んできてもらいました。なるべく授業に影響なく行うため「できれば故障中の紙が貼ってあるPCを選んできて」と指示を出しました。

どうやら故障中のPCは複数あった(これはこれで問題です)ようで、そのうちの1台が手元にやってきました。まずは現状の設定やアプリのインストール状況などを確認していきます。が、ここで重大なミスに気がつきました。なにせ持ってきてもらったPCは故障しているブツだったため、現状確認がままなりません。セーフモードで立ち上げてアプリのインストール状況は確認できましたが、それ以上の情報は分からず。故障にも程度があるとは思いますが、このPCは重症でした。
さらに、私の指示は「PCを持ってきて」だけだったので、再導入が必要となるアプリのインストール媒体は持ってきてもらえませんでした。
結局、再度学校に出向いて現調が必要となりました。自業自得です。

学校のパソコン室にお邪魔して、あれこれ情報を取得し、ようやくキッティングの準備が整いました。後は再導入するアプリの媒体をお借りすればOKだったのですが、ここで事件発生。なんと教育用PC導入時に学校にお渡ししてあるはずの付属品一式が見つからないとのこと!こういう想定外が起こるから現場は恐ろしいです。一瞬目の前が真っ暗になりましたが、どうにか対処方法も見つかり、現場から引き上げました。

2校目の割に全く効率は上がりませんが、ようやくマスターの作成に取り掛かりました。救いなのはSSDだということで、キッティング作業は面白いほど捗ります。それだけではなく、先日臨席おーるど氏が投稿していたようにクローンの作成にかかる時間はものの数時間です。現場での作業を最小限にするため、場数が増えていけばそれだけノウハウも蓄積されていきます。残りSSD個数は90個ほど。あくまで夏休み中の宿題ですので、ペースを上げていきたいと思います。

工場マスター&クローン作製工場の様子(注:役場です)

(投稿者:ちゅん)

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