展開開始

連休中何年かぶりにパークゴルフをし、蚊にさされまくりました。
担当おーるどです。

さて、先日の「SSD準備開始」にて投稿しておりましたが、いよいよ配備に向けた作業を開始したところであります。
ちゅん氏と作戦会議を行ったのですが、学校ごとに入っているソフトウェアが違うことや設定が異なり不明な部分が多いということもあったため、作業手順の確立や作業に要する時間を計るため、まず1校目として役場に隣接おります某小学校から開始することに。
この小学校のPC室には町内の小中学校に設置されているPCの3分の1の40台のPCが設置されており最大の作業時間を把握できること、また隣接しているため何かと作業がしやすいということから1校目に選びました。早速PC室よりPC本体を回収させていただき、入っているソフトウェア等の確認後、ちゅん氏がマスターイメージを作成し、私がSSDにクローン展開し、マウンタを取り付け完成という一連の流れで実施いたしました。
とりあえず、今回は「1台目展開⇒1台目展開完了⇒2台目展開⇒1台目マウンタ取り付け⇒2台目展開完了・・・」という手順で実施したのですが、びっくりするくらい展開時間が早く40台の展開が半日で終了。あまりに早すぎてミスしてるのではないかと思いつつも、残りの小中学校の作業の際には複数台同時展開などいろいろと試して効率の良い方法を確立したいです。

作業の途中経過です。

(投稿者:おーるど)

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Windows10 FUアップデート その後

ども。
最近は保守案件に追われ防戦一方の担当ちゅんです。

7月5日に投稿した「Windows10 FUアップデート開始」という記事があるのですが、これが思わぬ形で大反響となり、ブログの力を改めて認識したしだいです(中には「こんなところでも紹介されているの!?」的なものも・・・ありがたいです)。それだけニーズの高い話題だったということなのだろうと思いますが、やっぱりどうしたらいいか悩んでいらっしゃる同業者様が多いということです。

さて、その際に「結果はまたブログでご報告」としていた内容です。資産管理ソフトの「空海」を使って「サイレント・オートメーション・ノーリブート」でFUアップデートを行う作戦は、結果として大成功でした。
アップデート対象294台のうち262台のPCがアップデートに成功、成功率は89%でした。しつこいようですが、サイレント・オートメーションですから、我々情報部門の職員は一切手を触れることなく、ここまでの台数がアップデートできてしまいました。正直に言って想定以上の結果で、とても喜んでいます。アップデートに失敗した端末については個別フォローが必要ですが、30台くらい何のことはありません。

職員に対しては「1ヶ月かけて順次Windowsの大型アップデートを行う」と周知をしておき、「もしアップデートがかかったら次回の起動時に20~30分程度パソコンが利用できません」と協力を依頼しました。この間、数件ですが「パソコンが起動しないんですけど」という問い合わせはありましたが、いつもならば絶望してしまうような問い合わせも、今回ばかりはガッツポーズ。「それはアップデートが正常に行われた動きですので、しばらくお待ちください」と笑顔で対応です。パソコンが使えなくなる時間を理解いただけた職員にも感謝です。

ここで同業者様へワンポイント。「空海」のスクリプトでは初期値で「5分の待機時間が経過すると実行が完了」という動きをします。今回、この待機時間については試行錯誤の結果、我が社では「/Time:10800」というオプション値を設定して対応しました。つまり、サーバからFUアップデートを配信し始めて実行が完了するまでの時間を「3時間」に設定したということです。このくらい余裕をもった時間設定をしなければスクリプトが途中で止まってしまいました。その他にもポイントはありますが、興味がございましたらご連絡ください。FU対応は難しい課題ですが、力を合わせて一緒に乗り切りましょう!

完了ログ壮観なログです。Timeオプションのことなど、「空海」製品サポート様には本当に感謝です!

(投稿者:ちゅん)

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大人の自由研究?

ども。
日没が徐々に早くなり、夏が終わりに近づいているのを感じている担当ちゅんです。

本日は某スイッチメーカーさんが来庁され、現在売り出し中の無線APのデモンストレーションを受けました。暑い中、わざわざ遠方から足を運んで頂きありがたいです。これは情報部門全般に言えることですが、業界では技術革新のスピードがものすごく早く、とりわけ無線(Wi-Fi)についてはそれが顕著だと思います。最新の技術動向を学び、今後の事業展開に役立てるための貴重な時間となりました。

あらかじめ「機器をセッティングするのでお時間を20分ほど頂けませんか?」と言われており、しばらく待ちます。内心「セッティングに20分ってどれだけの機材を使うのか」と思いましたが、20分後、デモ機器一式を目の当たりにして全てを理解しました。

そこには子ども達が大好きな「プラレール」のレールが引かれ、新幹線「H5系」と機関車トーマスの「6番(パーシー)」がレールに乗っています。レールの内側にはAPが3台、H5系にはスマホが置かれ、パーシーが引っ張っている貨物車には怪しげな無線機。スマホの映像がノートパソコンに映されています。はて、本日のデモは無線APのデモのはずですが、さながら「大人の自由研究」の様相です。何が始まるのでしょうか。

準備が整い、パーシーが勢いよく走りだしました。用意されたノートパソコンにはH5系が積んでいるスマホとパーシーの怪しい無線機とが接続されているAPの状況がリアルタイムで表示されます。今回のデモ、つまりは「シングルチャネル」で動作している無線で、どのAPをリアルタイムに掴んでいるのかを可視化するという試み。私、控えめに言っても大興奮です。部屋の近くを通りかかる職員も足を止めて「こいつら何やってんの?」という怪訝な顔をしていきます。「シングルチャネルはローミングに強い」というたった1文を見せるために、ものすごい仕掛けを用意されたメーカーさん。こうした遊び心というか、本気度が嬉しかったです。
もちろん、デモの後にお聞きした解説もたいへん参考になりました。遠方からお越しいただきました某スイッチメーカーさん、本当にありがとうございました!

デモ風景頭の中で「あの音楽」が鳴り響きました

(投稿者:ちゅん)

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工事の夏

ども。
お盆前、仕事的にはラッシュです。担当ちゅんです。

仕事の区切りとして「お盆前」と「お盆明け」という概念があるかと思いますが、我々にとって「お盆前」とは、学校案件のことを指します。例年、学校が夏休みの間に大規模な工事やPCのメンテなどを行っており、本年もいよいよ佳境に入ってきました。

本日は朝から某学校を訪問し、防災用の公衆無線LAN(フリースポット)整備のため、工事となりました。昨今は毎年のように台風が接近し、当町では「自主避難所」として町内数か所の公共施設を未然に開放するなど万全の対応を取っています。一昔前ならばラジオを用意するか、もしくは利用可能であればテレビがあれば避難所のインフラとしては良かったのかもしれませんが、今ではインターネットがほぼ必須となりつつあります。ご存じの方も多いと思いますが、災害の恐れがある場合、NHKほか一部の民放ではWebでテレビ配信も行われています。また、いわずもがな、SNSの利用は災害時にたいへん有効です。

「災害はいつやってくるかわからない」を合言葉に、さっそく工事に取りかかりました。実はこの案件は少し工夫しなければならない難工事。というのも、学校の建物内にLANケーブルを引くのであれば簡単なのですが、今回は少し離れた建物までLANケーブルをもっていかなければならないのです。屋外にLANケーブルを配線する場合は「架空」か「地下埋設」のどちらかの方法となるのですが、いずれも我々には無理な工事。今回は業者さんの力をお借りして「架空」することになりました。

難工事ではありますが、業者さんに依頼しているので我々の負担的にはむしろ楽というのが不思議なところです。スムーズに工事が進むよう指示だけを出させてもらい、少しだけお手伝いしながら本日はスケジュール通りの工事ができました。明日、再度現場に入って仕上げの作業を行い完了の予定です。少し不安があるとすれば、今回のLAN配線のルートが予想以上に長く、100メートルを超えないかドキドキです。もし100メートル以上になれば、途中の経路にHUBを設置しなければなりません。設計上は大丈夫なハズなのですが、こればっかりは現場なので油断できません。明日もしっかりと頑張ります。

工事中さすがにこの作業は自営無理です

(投稿者:ちゅん)

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HARP協議会企画運営部会

ども。
このところ暑さで溶けそうですが、寒いよりはマシと思っている担当ちゅんです。

一昨日、臨席おーるど氏が代打でブログを書いておりましたが、私はというと札幌市に出張しておりました。用務はもはや恒例となった「HARP協議会企画運営部会」。3年連続となりますが、今年も委員として参加することになりました。

今年度1回目の開催でしたので、初めましての方も多く、まずは自己紹介からスタート。各委員、参加するにあたっての意気込みなどを述べ、やる気がみなぎっておりました。もちろん、私もしっかりと議論に参加していくと決意表明。早速議論が始まったのですが・・・。

そこはさすが企画運営部会です。いきなり「ドーン」というか「ずーん」とくるヘビーな議題が用意されており、1回目とは思えないほどのボリューム感で議論が始まりました。それまで和気あいあいと自己紹介タイムに臨んでいたとは思えないほどの重苦しい空気の中で、時間だけがあっという間に過ぎ去ります。「ああ、今年も始まったな」と痺れました。それと同時に、北海道全体の情報化推進のために課せられた責任の重さを感じる、そんな議論となりました。

会議終了時間までほぼノンストップ、その後は恒例の意見交換会に突入。日々の業務の中で困っていること、新しい事業に取り組んでいる方の話題などなど、盛りだくさんの話題の中で大収穫となりました。自治体情報部門の仕事は特殊性もあり、案外孤独なものです。こうして交流し、そして語り合う場というものが貴重であると同時に、絶対に必要なものだという思いを強くし、クタクタになって帰路につきました。

会議中の風景中央に置かれた2台のボイスレコーダーが気になって仕方がありません・・・

(投稿者:ちゅん)

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