そこまでやりますか

ども。
本当に寒くなり、冬の到来を感じている担当ちゅんです。

本日「も」外勤。当ブログをいつもご覧になっている某業者さんからこんなメールをいただきました。

> 壁に穴をあけようですとか、モール這わせようですとか、LANケーブル数百本用意
> するですとか・・・そこまでやりますか、しかも十数拠点も!
> と拝見していました。

お褒めのお言葉と捉えておきたいと思います。本物の業者さんが「そこまでやりますか」と言ってしまうような業務が続いています。有線LAN化のため、本日の現場は某小学校の校長室。電話線の床下配管が途中で詰まっていて使い物にならず、別なルートを探すために出動となりました。ちなみに、その現場は本日2か所目。激務にもほどがあります。

さて、どうしましょう。校長室と職員室の間はコンクリート壁。床はコンクリートに絨毯張り。天井はネジ止めではない石膏ボード。天井の1か所に点検口がついていますが、どうやらそこから室内にケーブルを引き込むほか方法はないようです。
点検口を開けて探ってみると、偶然にもコンクリート壁に穴が開けられていて、ここからLANケーブルを通すことができそうです。しかし、手持ちの部材ではケーブルを引き込むのが難しい場所。・・・となると、あれしかありません。

スポーツマンである隣席おーるど氏の出番です。点検口を見ながら「行ける?」と聞くと「たぶん」という心強い返事。脚立から点検口に身を乗り出すと、そのまま漆黒の闇の中に消えていきました。信じられないほどの身軽さです。
その後、目的地付近の屋根裏から「オッケーです」と声がして、ほどなく無事帰還。体中埃だらけになりながらも平然と戻ってきた彼の姿を見て「これは本当に忍者だ」と。こんな仕事をしているから、業者さんからも「そこまでやりますか」と言われてしまうのでしょうね。

忍者歴代の校長先生に見守られる忍者

(投稿者:ちゅん)

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現場&現場

ども。
今週は凍れます。どうやら雪も降りそうな予報です。寒さに弱い担当ちゅんです。

そんな中ですが本日も現場作業。町内で規模が一番大きい某中学校にて職員室の有線LAN化作業です。今回は我々だけでは時間がかかりすぎるので、教育委員会の職員にも手伝ってもらいました。
この学校は事前の現調がバッチリ決まっていて、個人的に自信がありました。想定していた通りの手順で黙々と作業を行い、特に大きなトラブルもなく完了。当初は午前・午後と丸1日の予定を組んでいましたが午前中だけで作業が終わりました。

そうなると貴重な午後。急遽、別な現場の現調に向かうこととして予定を組み、2校の小学校を訪問。その現場が終わると、別な現場で打ち合わせのため移動・・・。全て終わって職場に戻る頃には「なんか、中学校の現場がまるで昨日のことのように感じられるよね」なんて話をするくらい、密度の濃い一日でした。

今日は終始、教育委員会の職員と一緒に行動しましたが、作業の終わり際に「この作業、本来であれば業者さんにお願いするヤツですよね・・・」とポツリ。見ている人が若干ひいてしまうような仕事が続きますが、明日も、明後日も外勤が続きます。正直、体力勝負ですが根性で頑張ります!

プ○レール床貼りのモールがまるでプ○レールのようです

(投稿者:ちゅん)

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いよいよ明日から

10月はなにかと現場へ行くことが多かった。
月末担当のおーるどです。

さて、いよいよ明日から町内の小中学校の職員室の有線化を実施することとなりました。
その為、10月は先日ちゅん氏がブログ「現場への投入」にて投稿していたとおり各小中学校の現場確認を行っておりました。課題となっていました校長室から職員室までのルートも秘密兵器の「通線ワイヤー」を駆使し無事ルートの確認・確保が完了したところであります。
現場にて確認したHUBの設置場所、配線ルート、PCの台数等の内容をちゅん氏が図面に起こし、必要な部材等の確保も完了したということでいよいよ明日から現場作業を開始するということになりました。
しかし、有線化に必要な「有線」つまりパッチケーブルの作成がまだ残っており、町内の全小中学校が対象ということで100本近くのパッチケーブルを作成しないといけない状況に...。
なかなか厳しい状況ではありますが、現場では予期せぬ事態が起こることも想定されるので、事前に準備することができるものは準備するというのが鉄則なので頑張ってパッチケーブル100本作成することになりました。
そんなこんなで昨日、今日の2日間でとりあえず直近で予定されている2校分は作り終え、なんとか現場へ行く準備が整いました。
11月はそんな感じでほぼ現場とパッチケーブル作りに追われそうですが、なんとか乗り切りたいと思います。


全校分終わったころには腱鞘炎確定ですね。

(投稿者:おーるど)

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現場への投入

ども。
最近は味の濃いものを少量食べれば満足するようになった担当ちゅんです。

先日「通線ワイヤー」を購入した話題をブログに書いたところ、様々な方から「ついに」とか「いよいよ」といったリアクションを頂きました。やっぱりそうですよね。だから私は「禁断」だと思い自主規制してきたわけですが、打ち明けてみると多くの同業者は既にこれを所有しているということがわかり、「禁断でも何でもなかったのかもしれない」というのが前回のあらすじになろうかと思います。

さて、昨日からワイヤーの現場投入、シェイクダウンとなりました。これまで課題となっていた非OAフロアの学校職員室におけるLAN配線。特に壁とドアで仕切られた校長室までどのようにケーブルを引くかという問題に対して、正攻法である「床下配管」を利用すべく、現調を行っておりました。
結果からいえば大成功、全ての学校で校長室から職員室までの配管ルートを見つけることができ、まさに「ワイヤーの元は取った」といった状況です。

校長室の床にある電話線が入っている金属カバーを取り外し、配管を確認したらワイヤーを通していきます。この段階では管の出口は分からずに通していますが、ある程度の距離を通していってワイヤーが止まった場所に出口がある可能性が高いとアタリをつけます。この方法でおおよその距離を探り、そこからワイヤーを激しく前後させることで「ゴツゴツ」と音の出ている場所を見つけることで、驚くほど簡単に配管ルートを知ることができました。結局、図面はあるもののその通りには施行されておらず、現場で探らないとわからないことがほとんどでした。

ついに校長室どうする問題も解決が見えました。現調はほぼ終わり、これからは現場での実作業となります。通線ワイヤーを肩に掛け、手にはLANケーブルの箱。どこからどう見ても「通信工事業者」そのものですが、やってる仕事自体が同じなのでやむを得ないところです。11月は工事が続きますが、体調に気をつけて頑張ります。

通線ワイヤーワイヤーの性能がいいのか、管の中はスルスルとスムーズに入っていきました。

(投稿者:ちゅん)

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禁断の道具?

ども。
最近、特に眠りが浅いと感じている担当ちゅんです。

小中学校職員室の有線LAN化ですが、発注していた部材が続々と届いてきて、いよいよ工事が始まるんだなといった様相になってきました。職場は町役場なのですが、我々が執務をしているスペースには納品待ちのHUBやケーブルなどが所狭しと置かれていて、ますます業者さんのようになっています。

そのような中で、どうしても自営で工事をするにあたり、調達が必要となった道具がありました。我が社ではこれまでも自営でLAN配線を行う際に「ケーブルフィッシャー」と呼ばれる釣り竿のような道具を保有しておりましたが、今回、個人的には禁断(これが必要となる場面は基本的に業者さんにお願いすべきであろうという意味で)としていた「通線ワイヤー」を購入してしまいました。OAフロアになっていない学校の職員室は、電話線が床下の配管を通されていることがほとんどで、この配管を利用してLANケーブルを通す場合はこの道具が絶対に必要です。

注文してから2週間、ついにワイヤーが納品となりました。今回所望したのは「細めで長いもの」だったので、カタログから該当の製品探し、結果として長さは30mとなりました。さらに「ケーブルを収納するケースが付属」というのも条件で、円形の筒にワイヤーを収納することができる、言葉で表現するのが難しいアレがついてくるタイプをゲットしました。これさえあれば、ケーブルを無駄に露出配線せずに極力床下を通すことができるようになるはずです。どこまでを自営でやるべきなのかと考え出すと疑問がわき出てくるので、この際、それは考えないようにしたいと思います。

そんな禁断の道具ですが、先日、道内の情報担当者と交流する機会があり、この話をしてみました。ケーブルフィッシャーや通線ワイヤーを持っている役場なんて、我が社くらいのものだろうと思っていたのですが、予想に反して「当然持ってますよ」という方の多いこと・・・。結局、禁断と思っていたものは「常識」だったのかもしれませんね。これに気分を良くして、次に何かの機会があったら「釣り名人」が欲しいと思っています。

通線ワイヤー新たな仲間が加わりました!

(投稿者:ちゅん)

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