ども。
1日が過ぎ去るスピード感が加速している担当ちゅんです。
本日、北海道新聞朝刊の道南版にも掲載されましたが、当町教育委員会は明日3月13日に実施される八雲中学校卒業式と、来週3月19日の八雲小学校卒業式をYoutubeでライブ配信することになりました。
新型コロナウイルス感染症の影響により休校が続いている状況から、今年の卒業式は保護者の方が出席できない形での異例の卒業式となります。今回、そのことへの対応として、特別にライブ配信という形をとることになったものです。
・・・というのが話の概要なのですが、実はそのライブ配信、我々情報部門が全面協力のうえで実施される予定です(カメラマンは私です)。前回のブログの記事で「まだ詳細はお伝えできない」としていたのはこの件でした。とはいえ、ライブ配信については「できるかどうかわからない」というところからのスタートで、日程も決まっていることから急ピッチで準備を進めないといけない状況でした。
調べてみるとYoutube Liveに配信データを送るにあたっては、色々な方法があるようです。当初はiPadを使うことで端末もカメラも兼ねられて簡単だと踏んでいたのですが、調べていくうちにモバイル端末から直接ライブ配信するにはチャンネル登録者数が1000人いなければならないといった制限があることがわかり、断念。
やむなくWindows端末にカメラを接続して行うこととしましたが、これが結果として大正解。近隣自治体の同業者から「OBS Studio」という素晴らしいオープンソースソフトを教えてもらい、これを配信アプリとして利用することで一気に実現に近づきました。
ようやく機材の準備が整い、いざ配信テスト!と思ったのですが、今度はYoutube Live側の制約で、ライブ配信機能を有効にするには「24時間程度」の時間が必要とのこと・・・。仕方がありませんので手続きをしてから丸一日、何度もYoutubeの画面を確認しながら待ちました。
その間、プライバシーに配慮しながら関係者のみに公開するため、Webサイトにパスワードをかける細工をしたり、そのページにライブ配信画面を埋め込もうと思ったら、Google Adsenseとの連携が必須だったり(そんなもの自治体が持ってるはずがない)して、そこにもドラマはあったのですが、何とか全ての課題をクリアして、本番テストを行ったのが昨日の夕方です。結果として無事にYoutubeで動画の配信ができて、事前準備はすべてクリアしました。
本当に急ごしらえですが、なんとか準備が整ったという状況です。そんな状況ですので、本番でうまくいく自信はあまりなく、とにかく無事に配信できることを祈っています。昨今はYoutubeでライブ配信をやっている方も多く、今回卒業される生徒さんの中にも動画配信をされている方がいらっしゃるかもしれません。「下手なことをしたら笑われるな・・・」というプレッシャーを感じつつ、明日の本番を迎えることになりそうです。
卒業生以上に緊張しているのは間違いありません
(投稿者:ちゅん)