ども。
年齢を重ねて、すっかり涙腺が緩くなっている担当ちゅんです。
先般、ブログで話題にしましたとおり、先週の金曜日に行われた八雲中学校の卒業式を無事にライブ配信することができました。
教育委員会と役場の情報担当が協力して行った今回の試み、急遽決まったことではありましたが、失敗せずに行うことができて本当に安心しています。
ライブ配信の難しさは、やはり「一発本番」であるところです。いくら事前リハーサルがうまくいっても、肝心の本番に何かトラブルがあったらそれでお終いです。そういうことが無いように細心の注意を払って準備をしているわけですが、例えば「当日インターネット回線が込み合っていて配信できなかったらどうしよう」とか「パソコンがフリーズしたらどうしよう」など、起こる可能性のあるトラブルを心配しだすとキリがありません。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で、本番を迎えました。私はリハーサルどおりの動きをすることだけに集中して撮影を開始。会場の後方では臨席おーるど氏と教委の担当者がYoutube Liveの画面を実際に見ながら配信の状況をチェックします。確認するとOKのサインがあり、どうやら無事に配信されているようです。
ライブ配信中のYoutubeをチラチラ見ながら撮影をしていましたが、30件、40件…と増えていく視聴者数にビビって、途中からは画面を見るのをやめました。とにかく無事に終わってほしい、その一心です。
式も中盤に差し掛かり、いよいよ卒業証書の授与です。校長先生が壇上から降りてきて、生徒一人ひとりに手渡していきます。私は校長先生の後方に付き、その様子をカメラに収めていきます。ある意味、最もいい位置で卒業生を見ているのは私です。次々と手渡される卒業証書、そして涙ぐむ生徒の顔を見ていると、こちらまで頬に涙が・・・。まさかの「カメラマンが泣いてしまう」というハプニングはありましたが、幸いなことに私はカメラに映りません。泣いていることを悟られぬよう、必死に違うことを考えながら撮影を続け、なんとか無事に終了。
全てリハーサル通りに終えることができてホッと一安心していると、教委の担当者から「今回の視聴者、一番多かった時で180人でした」と伝えられ、やっぱり画面を見なくて正解だったと。やっぱりみなさん自分の子どもの晴れ姿をリアルタイムで見たかったのですね。無事に裏方の役目を終え、充実感に包まれながら帰路につきました。
次回は3月19日、八雲小学校の卒業式を中継します。無事に成功することを祈りながら。
終了直後の会場風景。感動の余韻が残っているかのようです。
(投稿者:ちゅん)