極寒の中での無線LAN構築

ども。
とある超大型事業が突然始まり、困惑している担当ちゅんです。GIGA。

先日、私の母校でもある熊石小学校を訪問し屋外無線LANの構築作業に立会しました。この春に開設が予定されている新熊石保育園へのネットワーク構築。建物は熊石小学校のグランドに建てられ、すでに建築作業は完了の様子でした。

それまではただのグランドだった場所に、立派な建物が立っている光景は非常に感慨深いものがあります。と同時に、この場所にネットワークを延ばす手法としては、どう考えても屋外無線LAN以外はあり得ません。熊石小学校と新熊石保育園の間にあるものはグランド、つまり「あるもの」という言い方をすれば「何もない」のです。完全なる見通しで、周囲に建物もなく、直線距離にすれば200メートルほど。今回はこの場所に2.4GHzのWi-Fiを通して、VLANを作ることで熊石小学校の回線を間借りして役場のネットワークに参加する作戦としました。

工事は専門の業者さんが行うことになっていましたので、珍しく私は現場への立会のみ。LANケーブルを接続する機器の指定や、ケーブルの取り回し、入線ルートなどの指示を行うだけで、機器の取り付け作業は行いません。こんなに楽をしていいのかな?と思いますが、これが普通なんですよね・・・。

工事が始まりましたが、高台に建っている熊石小学校、そして何も建物がないグランドから容赦なく冷たい風が吹きつけます。5分と経たないうちに震えが来て、10分もすると口が回らなくなり、「ちょっと屋内の状況を見てきます」と言い残して建物内に避難。過酷な現場です。それでも、手際よく進められる工事を見て「やっぱりプロは違うな」と思ったと同時に「やっぱり道具が違うよな」と負け惜しみを言ったりしつつ、無事に作業は完了。
人間はすっかり参ってしまいましたが、はたして無線機器は大丈夫だろうかと心配になりましたが、業者さんいわく「あまり目にすることがないくらいの良好な電波強度です」ということで一安心。無事に作業が完了し、帰宅の準備。車に戻ってからは「寒かった・・・」しか言葉が出ない状況で、本当に厳しい現場となりました。

グランドに立つ新保育園写真からは寒さはあまり伝わってきませんね

(投稿者:ちゅん)

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ICT-BCP策定セミナー in 大阪

ども。
最近「GIGA」という言葉が怖い担当ちゅんです。

実は先週、大阪に出張しておりました。用務はJ-LIS様が主催する「ICT-BCP策定セミナー」での事例発表です。
昨年夏にも東京で事例発表を行いましたが、どうやらその際の参加者事後アンケートが好評だったようで「それならば大阪会場でも」となったようです。誠に恐縮至極ですが、個人的には本当に貴重な経験をさせていただきました。

内容として参加されている方に響いている(と勝手に思っている)のは、やはり一昨年発生した北海道胆振東部地震の際の「ブラックアウト」での実体験ではないかと思います。当町ではICT-BCPの初動版を運用しており、あのときも事前に整理していた計画のとおり動いていたのですが、BCPでは想定しきれなかったことが実際にどのくらい起きたのか、その対応のためにどのように動いたのか、そして事後どのように改善を図ろうとしているのかなどを説明させてもらいました。

参加者の方々は関西方面の都道府県、市役所の方がほとんどで、私のような小規模な町の参加者は皆無であり、「はたして私の事例を聞いて何か参考になることがあるのだろうか」と不安な気持ちでおりました。
しかし、講演が終了して会場を後にしようとすると、参加者の方が次々と「参考になりました」「響きました」と感想を伝えに来てくれまして、中には「情報交換したいので、後日メールしてもいいですか?」とおっしゃる方もいて、本当にうれしく思いました。

それだけではありません。なんと「いつもブログを見ています!大ファンです!」という方がおられ、私が「“ちゅん”という名前で書いています」と伝えると「ええ~!やっぱり!実際にお会いできるとは思いませんでした。握手してください!」と。普段はなじみのない関西で、実は「アウェーだな・・・」と思っていましたが、こんな感動的なことってあるのですね。その方と挨拶し終わって、会場から出た後、少しだけ涙が出ました。
コツコツとブログを書いてきて、もしかしたら最大のご褒美だったかもしれません。

肝心のICT-BCPですが、偉そうに壇上から事例発表したものの、やはり日常の業務の中でバージョンアップしていく作業はなかなか大変で思ったように進みません。ですが、こうした出来事によってモチベーションが上がり、また頑張ろうと思えます。今回の事例発表で、最も勇気づけられたのは実は私自身なのかもしれないと思い、北海道に戻りました。

会場
近くに見えてけっこう遠かった会場。都会ですね!

(投稿者:ちゅん)

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過去のブログに。

先日の3連休は、スキー教室のお手伝いに行ってまだまだ疲れがとれない、担当おーるどです。

さて、昨日からちゅん氏がとある案件にて出張へ行っており留守を任されておりました。
こういう1人しかいないときに限って案件というのは次から次へとやってくるもので、なんとか頑張っておりました。

そんな中、残り数台となっていました「windows7端末」の入れ替えが行われました。
こちらで事前にPCを再セットアップし、必要なものをインストールした後で、原課に届け、昨日そのPCで使うシステムのセットアップを実施していただいておりました。
特に問題はないだろうなと思いながら別の作業を行っていたのですが、まさかの出張中のちゅん氏から電話が…。内容は、システムを動作させるために、Microsoftの「.NET Framework」をインストールしてあげてほしいとのこと。
確かに「.NET Framework」は、Windows 10をクリーンインストールした直後は有効になっていないのです。さらに、これを有効にするにはインターネットに接続したうえでOSから直接ダウンロードするしか導入方法がないのですがと思っていたのですが、過去のブログにオフラインインストールの方法が書いてあるから試してみてとのこと。
さっそく、ブログの検索窓に「.NET」と入力し、検索するとすぐにヒット。
手順としては
(1) Windows 10のインストール媒体をPCにセット。
(2) コマンドプロンプトを管理者として実行。
(3) 魔法のコマンド「dism /online /enable-feature /featurename:NetFX3 /all /Source:E:¥sources¥sxs¥ /limitaccess」を入力。
作業はこれだけ。「.NET Framework」が有効になったのを確認し撤収。
システムのセットアップも無事に完了したとの連絡があり、本件についてはクローズとなりました。

今回は身近なところに答えがあったため、あっさり解決できたのですが、私も今後のためにも新しく得た知識や役に立ちそうな情報を発信できるように頑張っていきたいと思います。

身近なところに答えがありました。

(投稿者:おーるど)

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さようなら Windows 7

ども。
自宅ではまだWindows 7を稼働させている担当ちゅんです。どうしよう・・・

そんなことを考えてしまう1日になりました。ついに、ついに、Windows 7のメーカーサポートが本日で終了となります。Windows 7が世の中に登場したのが2009年10月22日、5年が経過した2015年1月13日にはメインストリームサポート(新機能の追加など幅広いサポート)が終了し、延長サポートに突入。そしてそこからさらに5年が経過した本日をもって、本当にすべてのサポートが終了となります。

感慨深く本日を迎えましたが、個人的にはよもやXPのサポート終了を見届け、7のサポート終了も見届けることになるとは思いませんでした。

2014.4.9 さようならXP

さらに、7のメインストリームサポートが終了した時も記事にしてました。

2015.1.13 「七」メインストリームサポート終了

その時点で「全てのサポートが終了するのは東京オリンピック開催を目前に控えた」と他人事のような書き方もしていますね。よもやその時点で私自身がこの部署でその日を迎えているとは思っていなかったのでしょう・・・。

ブログ記事を読み返してみますとXPが終了した際には報道各社から「役場のXPの対応はどうですか?」といった取材があったようですが、7に関しては現在のところそういった動きはありません。ある意味ではXPの時を教訓としてOSサポート終了問題は広く浸透し、対応も問題なく進んでいるということなのでしょう。当町でも年末に若干の混乱はありましたが、特に大きなトラブルはなくこの日を迎えられました。

さて、明日からは完全に無防備となってしまうWindows 7です。皆様の「10への乗り換え」はもう済んでおりますでしょうか。私は取り急ぎ自宅のPCを何とかしないといけない状況ですが、セキュリティ対策は抜かりなく行って頂ければと思います。

Windows7の壁紙Windows 7といえばやっぱりこのイメージですね

(投稿者:ちゅん)

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プリンタ耐久テスト

ども。
町営スキー場のオープンが気になる担当ちゅんです。北海道は記録的な「雪不足」となっています。

さて、今年もこの時期になりました。ふるさと応援寄付金(ふるさと納税)のワンストップ特例申請の受付期間が全国一律で1月10日必着となっていることもあり、連日数千単位で申請書が郵送されてきています。職場の電話もひっきりなしに鳴っている状況で、担当職員が慌ただしく対応している様子を近くで見ています。・・・実は我々情報担当はふるさと納税担当と同じ部署なのです。

送付されてきた申請書は全てシステムに入力のうえ処理することになるのですが、その際に利用しているプリンターがまるで耐久テストでもしているかのような稼働状況。朝から晩まで動きっぱなしで、万が一故障でもしたら大変と2台に増やしたものの、今度は2台ともフル稼働となりました。

レーザープリンターの場合、どうしても「消耗部品」の維持が必要となります。当たり前ですがインクトナーについては数千枚ごとに空になるので交換が必要ですが、あまり気にされないポイントとして「定着ユニット」や「給紙ローラー」といったパーツも数万枚ごとに交換しなければなりません。
先日、職員から「見慣れないエラーが出ている」といわれプリンターを確認すると、ばっちり「テイチャクキ ジュミョウ」の表示が出ていました。

ステータスシートを確認すると、見事に2台とも「テイチャクキ」の寿命が0%になっていました。「えっ?いつからこうだったの?」と思い、メーカーのサイトで確認すると、参考値ではあるものの定着ユニットは20万枚出力するごとに交換が必要とありました。普通に考えれば途方もない枚数ですが、ふるさと納税用のプリンタ、設置から1年足らずでなんと40万枚を超えていました・・・。これでは消耗部品の交換が必要になるはずです。こういうことも想定して「消耗部品5年間無償提供」のプリンタ(同業者さんならお分かりですよね)を使っているのですぐに手配して事なきを得たのですが、プリンタのメーカーさんも「一体何に使ってるんだ!?」と驚かれるに違いありません。お願いだから壊れずに元気に動いていてほしいと願うばかりです。

耐久テスト

いったいいつから0%だったのか。そして0%でも印刷可能なのが謎です。

(投稿者:ちゅん)

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