棚卸しは宝探し

ども。
今年もあと3週間で終わってしまいますね、担当ちゅんです。

本日は業務用PCの棚卸しを行っていました。度々このブログに登場する資産管理ソフト「空海」を使って、配備しているPCにちゃんと定期的に電源が入っているかを確認していきます。ほぼ毎日電源が入っているという事は利用されているという証拠であり、逆にしばらく電源が入っていないような端末は、もしかしたら利用者がおらず回収が必要な端末である可能性があります。

ウソみたいな話ですが、こうして確認すると1~2台ほど謎の端末が出てきます。今回のケースでは数ヶ月間電源が入っていない端末が見つかり、現場に確認の電話。すると「係内で業務分担の変更をしたらPCが1台不要になった」という驚きの回答。こちらも、PCの在庫には余力などあるはずがありませんので「すぐに回収させてください」となり、無事に手元に戻ってきました。
また、別な部署では「以前は臨時職員さんが使っていたけど今はもう使われていない」という端末が見つかりました。そうならば我々に一言そう言ってくれればいいのに・・・。こちらもすぐに回収に向かい、これで2台の在庫を作ることに成功しました。

職場に戻って回収品をチェック。すると、電源アダプタから謎の液漏れが発生しているではありませんか!これはえらいことになりました。一体何が起きているのかと恐る恐る観察してみると、液漏れだと思ったそれは、なんと「ワックス」でした。床のワックスかけの際に電源アダプタを放置してしまい、その上から薬剤をかけられてしまったというのが私の分析。おそらくこれで間違いありません。

故意にやったものではありませんから職員のことは責められません。何とか綺麗にすべく、伝家の宝刀「のり剥がしスプレー」を吹きかけてみます。しかし、ワックスはのりとは成分が違うらしく効果がありません。仕方がなくカッターナイフの刃の反対側でこすってみると、パリパリとワックスが剥がれてくることがわかりました。そこからは一心不乱にアダプターをこすり続け、およそ10分後、アダプターは元の綺麗な状態に戻りました。相当驚きましたが、なんとか無事に事が済みました。
回収してきたPCはすぐにメンテナンスし、調子が悪くなったPCの代替品として出荷されていく予定です。棚卸しはまさに宝探しです。

ワックスコーティングワックスコーティングされたアダプター。液漏れだと思って焦りました。

(投稿者:ちゅん)

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ここにきてWindows 7の需要?

ども。
1日が過ぎ去るスピードが夏頃の倍くらいに感じられている担当ちゅんです。

素晴らしいOSであるWindows 7も、あと1ヶ月少しでサポート終了です。先日からこの話題をネタにして啓発の意味も込めてブログを書いていますが、メーカーによるサポート終了が年始間もない時期でもあり、大きなトラブルが発生しなければいいなと願っているところです。

さて、そんなWindows 7ですが、ここにきてにわかに「Windows 7のセットアップ作業」をお願いされる場面が増えてきました。業務上の案件もそうですが、プライベートでもそうした話がちらほら。話を聞くと「どうしても利用しなければならないソフトがあるが、Windows 10では動作しないことが分かった。OSはすでに10にしてしまったが、7に戻したい」といった内容が多いです。
振り返ってみるとWindows XPの終了時もそんな状況を経験しました。サポートが終了したOSをリスクを把握したうえでそれでも使い続けたいといった需要は少なからずあるものだと認識しています。特に、何かの装置に組み込まれて「〇〇システム」として一体で動作しているような場合、単純にOSが7だからといってそのPCだけを交換するということにはなりづらく、結果としてシステムを更新するまでは旧OSが残るという場面もあります。

さて、そんなWindows 7ですが、改めて今セットアップしてみると、苦笑いしてしまうような場面にも出くわします。OSのセットアップが完了し、ドライバなどをインストールしようと思ってLANケーブルをつないでみるのですが、そもそもイーサネットのドライバが当たっておらず、そのままではインターネット接続ができないという罠。これは、一般のご家庭で当該PCしか持っていない場合(かつドライバディスクが無い場合)は「詰み」の状態になります。結局、別なPCでイーサネットのドライバをダウンロードし、それを展開することでようやくインターネットに接続できるようになりました。Windows 7ってこんな感じでしたっけ?

その後、Internet Explorerを起動しますが、Windows 7(SP1ではなく無印)のIEはセットアップ直後はバージョン8です。このIEのバージョンでは、昨今のウェブサイトを正常に表示することが難しくドライバのダウンロードすら不可能なので、まずはバージョン11にアップデートすることを試みます。
しかし、IE11のダウンロードサイトに行ってみると、「サポートが切れているブラウザなので表示できない」と英語でエラーメッセージが。IE11が必要だけど、IE8ではIE11をダウンロードできない問題に直面してしまいました。
この解決方法としてあれこれ考え、今回はGoogle Chromeをインストールし、そのブラウザからIE11をダウンロードするという裏技を使って逃れましたが、こういうイレギュラーな状況を経験すると「本当に終わってしまうんだな・・・」と一抹のさみしさを感じてしまいました。
※1;ちなみに、正攻法ではWindows Updateを利用して地道に更新していくことになるのですが、IE11まで辿り着くにはすごく時間がかかります。
※2;IE11のオフラインインストーラと、SP1のオフラインインストーラを別に用意しておくと非常にスムーズに事が進みます。

サポートが終了した後も旧OSを使い続けることは、相当なリスクがあるということについては繰り返しお知らせしておきたいと思います。
本記事はWindows 7を継続利用することを奨励しているわけではありません。「インターネットにつながないから大丈夫」といった状況もあるかもしれませんが、外部媒体の利用などをきっかけとしてインターネットにつないでいない端末からマルウェア感染が広がる可能性もあります。なるべく早い段階でセキュリティ更新が受けられるOSに乗り換えることが必要であることは言うまでもないことですので、念のため。

Windows 7Windows 7のサポート終了のお知らせ画面、これも物悲しい感じです・・・。

(投稿者:ちゅん)

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使い道、ないのかな。

ども。
寒い日が続いておりますが、体調はいかがでしょうか。担当ちゅんです。

当町ではすでに対策が終了しているのであまり話題にしてきませんでしたが、Windows 7のサポートが完全に終了するXデー「2020年1月14日」まで、あと1ヶ月少々となりました。XPが終了したときと比べ、さほど大きな話題にはなっていないように感じます。要因として2つくらい思い浮かびますが、1つにはここ数年、PCはそれほど大幅なスペック向上が図られていない(つまりWindows 7世代のPCでも最新OSが動く可能性が高い)こと、もう1つは期間限定ではありましたが、マイクロソフト社がキャンペーンでWindows 10への無償アップグレードを実施していたこと。買い替えが不要となるケースが多かったこともあって、それほどの問題になっていないのかな~と、個人的には思っています。

ですが、そうした時代の波に乗れなかった、かわいそうなPCもあります。私の手元にあるPCは、一時代を築いた「ネットブック」と呼ばれる小型PC。携帯性がウリで話題になりましたが、タブレットの台頭とともにあっという間に市場から消えちゃいました。ですが、例えばプレゼンなどで出先に持ち歩くためのPCとして重宝しますし、イーサネットを搭載しているのでネットワーク保守用PCとしても使えそうです。しかし、残念なのはWindows 7であること。今回、これをどうにかWindows 10に入れ替えて使い続けられないか、実験も兼ねて作業しました。

少しでも動作する可能性を見出すため、OSは32ビットを選択。SSDを投入し、メモリも4GBに増設して臨んだのですが、BIOSから先に進みません。調べてみるとそのネットブックに搭載されていたCPU「Atom」のサポートできるメモリは2GBまで。これが最後まで足を引っ張りました。仕方が無いので2GBのままインストールを開始しますが、SSDを使っているとは思えないほどの遅さ。ようやくインストールが完了しましたが、今度は初回起動時のようこそ(OOBE)から先に進んでいけません・・・。隣席のおーるど氏が「無理じゃないっすか?」と冷やかしてくる中、それでもなんとかデスクトップ画面までは進めましたが、ここでギブアップ。OSを起動するのに精いっぱいで、そこから何かをしようという気が起きませんでした。

せめてCPUが第1世代でもいいからCore i3だったら、せめてメモリを4GBにできれば、など「たられば」が口を突いて出ますが、仕方がありません。Windows 7ならば辛うじて利用できるPCですので、インターネットに接続せずに用途を限定して使うか、もしくはLinuxなどのOSを入れて使うか。・・・まあ、そこまでしてネットブックを使うくらいなら、やはり「買い替えろ」という話なのでしょうね。小型でかわいらしく、何とか第二の人生(機生?)を送らせてあげたかったのですが、これは手の打ちようがないかもしれません。使い道、ないのかな。

ネットブックこの筐体、どこかで見たような気がする同業者が多そうです・・・。

(投稿者:ちゅん)

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庁舎でもネットワーク配線作業

ども。
師走のスピード感に対応することが目標の担当ちゅんです。

とある業務のため、庁舎の会議室が臨時の事務室になるとの相談を受けました。すでに机が置かれて業務も開始されていたところですが、その部屋の中でPCを利用しなければならなくなり、その対応にあたりました。

部屋と机さえあれば業務ができると思いきや、その部屋にはネットワーク配線がありませんでした。PCだけ持って行っても通信ができなければ単なるワープロです。当初はLANケーブルを仮設で引き回して、ネットワーク配線自体も臨時で対応しようと考えましたが、その会議室では今後もこのような利用が想定されることから、本腰を入れてしっかりとした配線を行うことに決めました。

先月はほぼ1日おきにどこかの学校でやっていた仕事ですが、いざ自庁舎となると職員の目もあって少々緊張します。天井の点検口を空けて屋根裏の状況を確認しつつ、LANケーブルを引くルートを決めます。OAフロアではなく、しかも建物自体が古いため、ケーブルを通していくのは結構ハードルが高い作業です。今回は配線の大部分を露出・モールカバーとして、部分的に天井裏に隠す作戦。今年から仲間入りした「通線ワイヤー」や「釣り名人」などの工具を駆使しながら、あっという間に目的地までの配線が開通です。はからずしも、先月1ヶ月の学校工事により、相当スキルアップしてしまったようです(というより、やっぱり道具は大切です)。

さて、最後の仕上げ。無事目的の部屋までケーブルが通りましたが、その終端をどのように仕上げるかで少し考えました。壁に丸穴を空けてそこからケーブルを出してもいいのですが、せっかくなので壁に情報コンセントを造ることに。ドリルで小さな穴を空け、その穴から石膏ボード用のノコギリを入れて、壁に握りこぶし大の穴を空けます。そこからLANケーブルを取り出し、最後にRJ45用のアダプターを取り付ければ、素人仕事とは思えないようなものが出来上がります。実際についたブツは文末写真のとおりですが、上手にできたと思います。

注意しなければならない点としては、普段は職員が常駐しない会議室の情コンですから、使わないときは反対側のケーブルをHUBから抜いておくこと。これをやらないと知らないうちにケーブルを差されて使われてしまう恐れがあります。見た目が良く便利ではありますが、情報セキュリティの観点でいえば少し注意が必要だと思います。まあ、昨今は許可された端末以外をLANに接続しても通信ができないセキュリティが一般的かもしれませんが…。

情報コンセントお隣のレジェンドとテイストを合わせてみました

(投稿者:ちゅん)

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今年も山奥へ!

11月に予定されていた怒涛の外勤続きも無事終わりほっとしております。
月末担当のおーるどです。

さて、本日は毎年この時期に行わなければならない恒例業務である「山奥にあるIPカメラ」の通信設定および取り付けを行ってまいりました。
昨年から私が主担当となり準備を進めてきた業務で、本日通信会社から「SIMカード」が到着、USB接続型モバイルデータ通信端末に挿入し、ルーター、パソコンを接続し設定へ。
しかし、年1でしか行わない設定のため引継書と曖昧な記憶を頼りに設定を開始し、昨年は設定方法が全く分からずギブアップしてしまったのですが、設定に必要な「認証IDとパスワード」を入力し、通信が開始されたことを確認。
今年は何とか自力で設定することができ、いざ現場へ。
現場での作業は完全に寒さとの闘いなのですが、今年はタイミング良く雪も降っておらずスムーズに作業が完了、早速スマートフォンのアプリを使いカメラが動き出したことを見届け撤収。

昨年は使用途中で1度止まってしまい極寒の中山奥へ行かなければならない状況となってしまったのですが、自然が相手なのでどうなるかわかりませんが今年は止まることなく春まで動き続けてほしいところです。


今年も出番がきました。

(投稿者:おーるど)

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