手乗りプロジェクタ

ども。
気がつけば3月。お尻に火が付き出した担当ちゅんです。

民間の企業さんでは当たり前のことでも、行政の職場ではまだまだそこまでは・・・ということって結構多いです。本日話題にする内容もまさしくそれで、この数年で「パワポによるプレゼン」が急に増えた印象です。

私がこの職場に配属された10年前は、職員が業務で使うPCには基本的にパワーポイントはインストールされておらず、業務的にどうしても必要な端末にだけ個別で導入していました。しかし、今ではすっかり様変わりしていて、業務用PCには「エクセル」「ワード」「パワーポイント」の3点セットが入っていなければ、それは業務用とは呼べないような状況になりました。
さらに、当然のことながら、プレゼンを行うにはスクリーンとプロジェクタも必要です。当町では我々情報部門がこれらの機材を管理していて、職員は必要に応じて予約をしてもらったうえで使ってもらっています。

そんな中で、これも時代の進歩でしょうか。「出張先でプロジェクタを使う場面が多く、持ち運びできるモバイル用プロジェクタを導入してほしい」とのリクエストがありました。話を聞くと、町のプロモーション活動などを行う中で、ペーパーを印字して持ち歩くのはもう時代に合わなくなっているとのこと。写真なり動画なりをモバイル端末からその場ですぐに投影してPRすることが効果的だが、相手先に「プロジェクタを貸してください」と頼める場面ばかりではないとのこと。なるほど、そういう状況は理解できます。

さっそく導入に向けてリサーチを始めましたが、そういったニーズはやはり高いようです。複数のメーカーから「手乗りサイズ」のモバイルプロジェクタがリリースされていました。特に一部の機種は外付けバッテリーからの電源供給にも対応しており、先方に対して「電源をお借りできませんか?」すら不要。技術革新の速さに度肝を抜かれつつ、先日、ついに調達が完了しました。

ブツは文末画像のとおりですが、本当に手のひらに乗ってしまうサイズ。どうしても本体の大きさが小さくなると光量(ルーメン)が小さくなる傾向にありますが、それはケースによって使い分ければいいだけの話。もっとも、投影する対象との距離であったり、周囲の暗さによっては全く問題なく使えるレベルです。・・・というよりも、一昔、ふた昔前くらいの普通のプロジェクタよりも明るい可能性すらあります。
先般、さっそくこのプロジェクタを利用してプレゼンが行われたそうなのですが、非常に好評だったとのことです。
我々のような縁の下の力持ち的なポジションの業務でいえば、職員が「やってみたい」と思うようなことを全力でサポートすることにこそ意義があるのだと思っています。そういう意味では、やはり日頃からアンテナを高くしつつ「新しもの好き」であることって大事ですね。

モバイルプロジェクタ
小さいだけではなく軽さもなかなかです。これならカバンに入りますね。

(投稿者:ちゅん)

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新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ

ども。
昨日も「子の世話」のため休んでいた担当ちゅんです。一日も早く、新型コロナウイルス感染症が終息することを祈っております。

まさに災害のような状況を呈してきました。あらかじめ予定されていた会議やイベントは軒並み中止、または延期という状況。先日から当ホームページでも「新型コロナウイルス感染症に関する各種お知らせ」というタイトルのページを用意し、各部署がそれぞれ投稿している新型コロナ関連の情報を取りまとめたうえで、一覧でご確認いただけるようコンテンツを用意いたしましたが、改めて確認してみると住民の皆様への影響の大きさは計り知れないものがあります。

八雲町:新型コロナウイルス感染症に関する各種お知らせ

上記リンク先にて記事をまとめております。各部署が新たに記事を投稿する都度、このページを更新しておりますので、情報をご確認される際にご利用いただければと思います。また、上記ページはトップページに配置したリンクからも直接飛ぶことが出来るようになっております。

また、八雲町では、新型コロナ関連に関わらず、危機対策や防災情報などは随時ツイッターでも情報を発信しております。

八雲町アカウント
https://twitter.com/YakumoTown

あくまでホームページを基本としつつも、速報性や緊急性の高い内容についてはこのアカウントでも情報発信しておりますので、ツイッターをご利用されている方はぜひアカウントのフォローをお願いします。

昨今は、新型コロナ関連の情報がSNS等で拡散するなかで「デマ」と思われる内容も多数散見され、たとえば品不足にはなっていないトイレットペーパーが「なくなる」と投稿されたことがきっかけで、実際に品不足になってしまったりといった事態も発生しています。
こうした非常時だからこそ、ちょっとした情報に敏感になってしまいますが、正しい情報なのかどうかを冷静に見極める必要があると思いますし、そういう意味では自治体としてきちんと情報発信していくことが重要なのだと思っています。

twitter
ぜひフォローをお願いします!

(投稿者:ちゅん)

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はからずしもテレワーク

ども。
新型コロナウイルスの学校休業により休みが続いている2児の父、担当ちゅんです。

そういうときだからこそ、ICTの力で少しでも課題を解決できないものかと日々考えています。昨今話題の「テレワーク」が一番わかりやすい例ではありますが、これについては事前に仕組み(リモート環境など)を整備しておかなければ、いきなり実施するという事にはなりません。もっとも、役場のように窓口がある職場では、庁舎を閉めて全職員が自宅勤務という状況にはならないです。部分的にそういう可能性はあろうかと思いますが。ですが、テレワークの話題をニュースで見るたびに「すごいな」と感じます。こうしたことがきっかけとなって、一気に技術の浸透が進むような気がします。

そんなことを考えていると、とある部署から相談が。「いつもは部屋に集まって行っている定期会議をTV会議で行いたい」というもの。こちら側は役場の方ですが、相手側は役場外の方。そうなると役場のイントラは利用できず、インターネットで行う必要が出てきます。
普段であれば情報セキュリティの観点や回線確保の問題などなど、ハードルの高い案件となるためお断りするような場面かもしれませんが、その相談理由が「新型コロナへの対応により」とされている時点で、もう「超法規的」な取扱いとなります。我々情報部門のプライドとして「技術的な課題を理由に現場の業務を妨げてはいけない」というのがあります。今回はまさにそれで、是が非でも実施してあげたいと思いました。

と、格好よく書いてみましたが、つまりはSkypeの環境を用意するだけだったりします。役場ではもともとSkypeによるTV会議システムを構築してありましたが、今回は特別に、そのアカウントに対して外部から呼び出し・着信を許可するだけ。先方の情報担当者とも連携を取りながら、Skypeのインストールから利用するアカウントについてまでを「自宅から」指示するという状況でした。
はい、つまり私は子どもと一緒に休んでいて、自宅から電話で指示しながらの仕事だった訳です。

はからずしも「テレワーク」となりましたが、その指示を受けて現場に出向いてあれこれ調整してくれた臨席おーるど氏には感謝しつつ、もう少し落ち着かない日々が続きそうです。早く新型コロナウイルスが終息することを心より祈っております。

テレワークこれからは行政部門も在宅勤務実現の可能性を探っていく可能性があるのかもしれません

(投稿者:ちゅん)

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IpadでPowerPoint

あっという間に2月も終わりを迎えようとしております。
月末担当のおーるどです。

さて、先日解決した案件についてなのですが、パソコンで作成したPowerPointをIpadで見ようと思ったら埋め込んでいる動画が再生できないとのこと。
さらに、話を聞くと明後日の会議で使用したいというリミット付きの案件でした。
初めての内容で全く原因が掴めない状態ではあったのですが、とりあえず状況を確認してみることに。
すると、確かにアニメーション等は問題なく動いているのですが埋め込んでいる動画だけ再生することができない状況でした。さらに、ノートパソコンでは問題なく動画も再生されているので、どうやらファイルが破損している様子はない…。
次に怪しんだ点が埋め込まれている動画の拡張子がなにになっているかという点で、ファイルを保存し確認してみると「.wmv」。それを見た瞬間「これか…。」と思いました。拡張子が「.wmv」ということは、WindowsMediaPlayer等のWindows環境は標準で対応しているようなのですが、Ipad等のMac環境ではどうやら動作の保証はされていないため動画が再生されなかったようでした。
すぐに、ファイルの拡張子を「.mp4」に変換し、再チャレンジしてみると無事再生することができました。

まさかのファイル形式に依存していたとは…。初歩的な話なのかもしれませんが勉強になりました。
とりあえず、リミットにも間に合い何とか解決することができよかったです。


調べてみたらばっちり書いておりました。

(投稿者:おーるど)

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速度低下の原因はセッション?

ども。
新型コロナウイルスが感染拡大しております。一人の道民として、本当に心配している担当ちゅんです。

過去、私がネットワーク構築に関わった町内のとある施設にて、最近「インターネット接続の速度が遅い」という問題に直面しているようです。
現在の担当者からの悲痛なSOSにより、私も一緒にその問題解決に向けて考えていくことになったのですが、構築した当時は「超うらやましい」高速なネットワークでした。それが数年たって「遅い」と言われてしまうのは個人的にも残念なことです。

色々と話を聞いていくと、どうやら速度が落ちたタイミングは明確にわかっているようで、昨年の秋頃から施設内の端末100台弱を一斉にWindows10に更新した後からのような気がするとのこと。「Windowsアップデートの通信じゃないですか?」と聞くも、WSUSは構築してあるし、そもそもトラフィックはそれほど高くないとのこと。「では出口の回線(プロバイダ)の問題?」「時間帯はどう?」といったように少しずつ原因を探っていき、ようやく「コレが怪しいようだ」というところまで行き着きました。

その怪しい機器はファイアウォールです。設計当初はこのくらいの台数が接続してこのくらいの通信をするという大まかな試算を立てたうえで適切なスペックの機器を選定していたのですが、時代の変化とともに、例えば今回の例でいうところのWindows10への更新などをきっかけとして、リソースが不足するようになってしまったということのようです。

具体的にいえばセッションテーブルが不足していました。セッションとは、インターネットに接続する際、通信が開始してから終了するまでの単位のこと。仮にWindows10の端末があったとして、これがインターネットに接続する際にセッションは1つ使いそうに思うのですが、実際には裏側で様々な通信が行われているので、今では端末を起動しただけで100ものセッションが使われているそうです。
加えて、公衆Wi-Fiなどでスマホやタブレットが接続され始めるとなおのことこのセッションは逼迫し、結果として、そのファイアウォールが処理しきれるセッション数を超過していることが速度低下の原因ではないか、という話になりました。

保守業者さんに恐る恐る「当時は何台が同時に使う想定だったのですか?」と聞くと、その答えは「70~100台」と帰ってきました。確かに、同時接続台数とみれば妥当な数のように思えます。しかし、それらの機器が1台あたりどの程度のセッションを消費しているのかという観点で考えると、今ではもしかしたらもっと少ない数の台数しか捌けないという事になるのかもしれません。
(特にクラウドサービスなどをバンバン使いだすと、リソースはあっという間に枯渇してしまうようですね)
一昔前までは、通信の速度が遅くなると「回線が混んでいる」としか考えませんでしたが、今は通信が高度化したことで「機器の能力が足りない」という事も考慮しなければならないということなのですね。大変勉強になりました。

ネットワーク最近特に「にわか」の限界を感じています・・・

(投稿者:ちゅん)

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